第2章~私と貴女~
私は彼女の体調が良くなるまで、そばに居て
あげた。私は知っている。1人だけではとても
辛いと。
「ねぇ、あなたどうして私とは赤の他人なのに一緒に居てくれるの?」
私は迷わずにこう言った
「ひ、独りでは寂しいから!とても、辛くて
切なくて…こう、なんとも言えない感じなんだよ…」
彼女はクスリと笑った
「そう、貴女は優しいのね。
私は博麗 霊夢。あなたは?」
「はくれい れいむ?珍しいんだなぁー
あ、私は霧雨 魔理沙だ」
「…、貴女こそ珍しいのねぇ、」
何でだか分からないが、私は良くここの神社
に遊びに来るようになった。
そして、彼女の事も知るようになった。
彼女は、ここ、博麗神社の巫女をしているらしい。ここの神社はとてもボロボロだった。
でも、鳥居や賽銭箱の近くなど、人が通る所は綺麗だった。きっと、彼女…霊夢が毎日掃除
をしているのだろう。
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