第10話『漆黒の刀』





「いたたぁ……何で、こうなる……うぇッ!?」


 ズキズキと痛む顔を抑えると、指にヌルッした生温い液体が付着した。

 慌てて指先を確認すると、血が付いていた。

 鼻から真っ赤な鮮血が雫になって落ちる度に、赤い点が増えていく。

 鼻を強打したしたせいで、鼻血が出てしまった。

 うわああ、鼻血を出すなんて、小学生以来だよ!


「マジか、鼻血とかッ!? ハンカチもティッシュも持ってないのに、どうやって止血しろと!?」


 鼻血を見ただけで、この有様だ。

 この鼻血でパニックを起こしてるヤツが勇者ですよ。転生も性別も完全に手違いの勇者だけどさ……。

 本来の目的さえも忘れかけるレベルで頭が混乱している。


「そ、そうだ! ポ○リ! ポ○リがあるじゃないッ!! あれって、回復薬なんでしょ? なら、止血だってできるっしょ!?」


 ポ○リ、ポ○リを連呼しながら、腰のシザーズバッグから回復薬を取り出す。

 バッグを漁る指先が震えているし、ドキドキと心臓が早鐘の様に脈打ち、呼吸が乱れている。

 血には慣れてる。一ヶ月に一度の『女の子の日』があったからね。

 でも、それとこれとではワケが違う。

 ヤバい、ヤバいですよ……。

 お目当ての回復薬のボトルを掴み、キャップを乱暴捻る。

 中の液体を煽る様に、一気に口内に流し込む。

 口にも血が周っていたのか、血と液体の味が混ざって物凄く喉越しが悪かった。


「おぇええ、血生臭ッ!!」


 異世界の回復薬は凄い。

 液体が食道を通過し、胃に到達する頃には鼻血は止まり、強打した顔面の痛みも綺麗サッパリ消えていた。

 どんな材料を使えば、こんな奇跡の薬品が製造できるのか? 

 やっぱり、魔法の力なのかな?

 冷静さを取り戻し、ボトルの中身を確認してみれば、半分になっていた。

 あらら、一気に飲みすぎちゃった。


「これからは、考えて消費しないと」


 傷の癒えた鼻を摩りながら、周囲を目を配って警戒する。

 かなり広い部屋だ。さっきの隠し通路の吹き抜けより遥かに広い。

 しかし、この異常な広さは何だ? 

 勇者の専用武器を置いておくだけの収納部屋なのに、一体何の意味があるんだ?

 武器がとんでもなく大きいのか……それともさっきの隠し通路みたいに何か仕掛けがあるのか? だとしても、この距離からでは薄暗くて良く見えない。

 《第六感》は発動しない。ここにはトラップはないみたいだ。

 そのまま、一歩前に踏み出す。


「ッ!?」


 突然、両サイドの壁から巨大な火柱が勢いよく立ち昇った。

 その高さは5m以上はあるだろう。片側に均等な間隔で、5本の火柱、合計で10本の火柱が広い最深部の全貌を昼間の様に明るく照らし出す。

 ああ、ビックリし過ぎて、腰が抜けるかと思った。

 心臓に悪いから、こう言う仕掛けは本当にやめて欲しい。

 何でも、大袈裟にやれば良いってモンじゃない。

 

「ん?……あれ、何だ?」 


 私の視線は、部屋の奥に注がれていた。

 ライブや演劇のステージみたいに、ここより3段ほど高くなっている。

 そのステージを中心から真っ二つに割る様に階段が設置されている。

 ステージの上には、巨大な石像が安置されている。

 遠目から見てもその巨大さは歴然だ。

 神獣である狛犬やシーサーに似た大型の獣を模しているが、決定的な違いはその顔が鳥の顔だと言うところだ。

 鷲や鷹などの鋭い嘴を持つ猛禽類の顔だ。

 ファンタジーに出てくるグリフィンに羽根が無いバージョンが一番的確な表現かもしれない。

 そのグリフィン像が、犬の芸である「お座り」をしたポーズで鎮座している。 

 このダンジョンの「守護神」呼ぶのがピッタリだ。

 痛みの引いた顔面から手を離して、その巨大な石像を睨む。

 ただのモニュメントか、それとも……どちらにしろ、ここからでは判断できない。

 その石像の足元に、何かが置かれている。

 しかし、ここからではあまりに小さすぎて良く見えない。

 石像と置かれている物の正体を確かめるためにも、近づいて見るしかないみたいね。




 私の足音が、最深部の広間に「カツーン、カツーン」と木霊する。

 便利だからと言って、《第六感》に頼りすぎるのは良くない。

 自分の持てる五感の全て研ぎ澄ませて、一歩ずつ慎重に、そして着実に進む。

 時間をかけて、ステージに設置された階段の前までやって来た。

 周囲を警戒しつつ、階段を昇る。こんな緊張の仕方をするのは、初めての経験だ。

 恐怖より、好奇心が勝っているから先に進めるんだ。

 前世の私だったら、何やかんや理由をつけて、絶対にここまで来なかっただろう。

 階段を昇り切り、ステージに立つ。グリフィン像の足元を見る。

 そこに置かれていたのは、剣……いや、刀だった。

 私の知る限りでのファンタジーでは、馴染みの無い日本刀と言うヤツだ。

 いや、ここは異世界だから『日本』を付けるのはおかしいかな。


「これが……勇者の武器、なの?」


 炎の明かりで、鈍く光を反射する漆黒の鞘。

 鞘には真紅の下げ緒が複雑な結び方で結ばれている。

 同じく漆黒の柄に、金の鍔と柄頭。

 柄頭の先端には、赤い飾り紐がストラップみたいに結ばれている。

 刀身の長さは、私の胸の下ほどまでと大分長い。太刀と言うヤツか?

 生憎、刀についての知識はサッパリだ。

 『勇者の武器』と言うのだから、たぶん剣だろうなとは思っていた。

 勇者と呼ばれる人物達は、例外を除いて、大体の場合は立派な剣を所持しているから。

 でも、想像していた剣と目の前の刀は大分違う。

 これ、もしかして妖刀なんじゃないの? 

 曰く付きの刀だから、ここに封印したんじゃなくて?


「勇者の武器って、もっとこう……王様の剣で有名なアーサー王の『エクスカリバー』みたいな洋風の両刃剣じゃないの? 見た目がこれじゃ、勇者が悪役みたいじゃない!」


 印象って大事だよ。黒より白、妖刀より聖剣だ。

 世の中ってのは、第一印象でその後が大きく左右されるのだ。

 現実は残酷とまではいかないけど、これが私の専用武器なんだろうなぁ……。

 まぁ、取るしか選択肢は無いね。




 彫刻の施された石の台座に載る禍々しい刀――。

 手に取るかどうか寸前まで戸惑ったが、鍔と下げ緒の中間部分を片手で鷲掴みにする。

 ソッと慎重に持ち上げる。これを持ち上げた瞬間、トラップが作動する……なんて考えていたのだが、取り越し苦労だった。

 手に取って、持ち上げたり、眺めたり、上下に振ってみてが何も起きない。

 極々普通の刀だ。感想があるとすれば、持ち歩くには少し重い。


「チャララ、チャッチャチャー! やったー! 勇者は『勇者の刀』を手に入れた! ……って、ゲームの勇者なら、手に入れた瞬間から意とも簡単に使いこなすんでしょ? でも実際は、刀なんて写真でしか見たことのない私が持ってる。素人には手に余る品だよね」


 ここまで来ると、ボケとツッコミも虚しい。

 刀を手にしたまま、途方に暮れるしかなかった。

 武器を取ったんだから、ダンジョン攻略完了……クリアで良いんだよね? 

 クリア後は如何すればいいのか聞いておくべきだった、失敗したな。

 来た通路を戻る? この広間の何処かに、外に出られる隠し通路がありそうな物だけど……。

 これだけ広いのに、意味不明な守護神像と刀しかないなんて変だ。


「どっかに隠し通路があると思うんだよねぇ。たとえば、この守護神像の裏とか?」

「出口なら、まだ開かんぞ」

「そっかぁ、それは困ったなぁ……って、ん!?」


 私は今……誰と会話したんだ?

 このウエノエキは、勇者以外立ち入り禁止のはずだ。

 気のせいではない、確かに声がした。でも、周囲には誰もいない。

 刀を握り締めたまま、一歩二歩と後退さる。口元がヒクヒクと勝手に痙攣する。

 まさか、このダンジョンには……出るって言うのか!?


「まさか……ゆ、幽霊?」

「おい、そんな低俗な輩と一緒にするな。小生はもっと崇高な存在だ」


 また声がした。

 キョロキョロと辺りを見回すが、やっぱり誰もいない。

 相手はすぐ近くにいる。呆れているのか、ため息交じりだ。

 ちなみにその謎の声は、男性の声だ。

 男性と言っても、大人の物ではない。まだ、声変わりを迎えていない少年の声だ。

 一人称が『小生』とは、何て古風な子供なんだ……。

 幽霊ではないと声の主は言っているが、ならば、どうして姿を見せない?

 姿無き声の主と、再び会話を試みる。


「あ、ああああアナタは誰なんですか? 何処にいるんです?」

「おかしな質問をするヤツだ。小生を探しているのなら、お前が握っているではないか」

「私が? 貴方を? でも、私が握ってるのって……」


 今、私が握っている物は一つしかない。

 手に入れたばかりの漆黒の刀だ。

 刀が喋るだって? あり得ない、何の冗談ですか?

 刀を握る手がカタカタと震え、徐々に汗ばんでいく。





「……き」

「む? 何だ、どうし」

「キェアアアアッ! 刀がシャベッタァアアアッー!!」

「おい、待て!」


 私は奇声を上げながら、思い切り刀を放り投げた。

 喋る刀とか、妖刀以外の何者でもないじゃないか! 気味が悪いよ!!

 何でこんなのを勇者の専用武器にしたのさ! 嫌がらせなの!?

 お喋りする電子ペットのファー○ー並の怖さだ。

 真夜中に突然、ファー○ーが歌い出したのがトラウマで、電池を抜いて押入れの奥に封印した。

 何であんなのが大流行したのか、未だに理解でない。


「あッ!!でも、そっちは……」


 放り投げた刀は、綺麗な放物線を描いて、床の上で数回バウンドする。

 私の視線がそれを追いかける。

 石の床に叩きつけてもヒビ一つ入らないなんて、丈夫な刀だなぁ。

 そして、バウンドする刀が行き着いた先は……一番手前の火柱だった。

 轟々と立ち昇る火柱の中に、吸い込まれる様に消えていった。

 ……あれ、消えていった?


「わあああああッ!! どうしよう! 勇者の武器、燃やしちゃったよ!!」


 階段を2段飛びで駆け下りて、火柱に駆け寄った。

 激しく燃える炎に手を突っ込んで、刀を回収する勇気は私には無い。

 なんて事だ、初期装備を焚き火の薪にしてしまった……。

 燃え上がる火柱の前で、オロオロするしかなかった。

 キリカちゃんに何て説明しようと、頭を抱えてた。

 うぇええ、頭痛が痛いよ。何で投げちゃったんだよぉ。


「ほう? 小生を火にくべるとは、いい度胸だな。もっとも、この程度の炎では小生を焦がす事すら出来んがな」


 不機嫌そうな声が炎の中から聞こえた。

 まさか刀さん、生きているのか!? てっきり、消し炭になったかと……。

 と、次の瞬間、炎の中から黒い塊がバッと飛び出した。


「ヒェッ!?」


 急に飛び出して来た物体に驚き、私はその場に尻餅をついた。

 黒い塊は、私の背後に着地した。形からして、刀じゃなかった。

 刀が溶けて、鉄の塊に? でも、飛び出しては来れないでしょう。

 じゃぁ、何が飛び出してきたんだ?

 その場にへたり込んだまま、首だけ捻って背後を確認した。

 

「お前の様な情けない男が、46人目の勇者とはな……はぁ、先が思いやられる」





 犬だ――、私の目の前に犬がいる。

 しかも口をパクパクさせて、人語を喋っているではないか。

 犬種は、黒い豆柴犬に似ている。柴犬は私が一番好きな犬種だ。

 ピンと立った三角刑の耳、麻呂眉みたいな額の模様。

 首に巻かれた赤い布が、首の後でリボン状に結ばれている。

 艶のあるモフモフの体毛、細くも逞しい手足。クルッと丸まった尻尾。

 背筋をピンと伸ばしてお座りをしているその犬は、黄金の瞳で私を睨んでいる。

 可愛い。

 何この子、超可愛い。凄んでても全然怖くない。

 刀が犬になるなんて……犬好きには、堪らないご褒美だ。

 刀に戻らないで、ずっと、犬の姿のままでいてくれて良いよ。


「ふん、声も出ないか。まぁ、無理ないだ」

「キェアアアアッ!! 炎の中から黒豆柴ちゃんが出てきたぁアアアッー!! ビックリだけど、超可愛いッー!!」

「……口から産まれてきたのかと錯覚してしまうほど、うるさいヤツだな」

「うう、可愛いなぁ。実家は弟が動物アレルギーでペット飼えなかったし、住んでたアパートもペット禁止だったから、素直に嬉しい! 撫でたい、抱っこしたい、肉球触りたい、 モフモフしたい! こっちおいで、ワンちゃーん」

「小生をその辺りの犬畜生と一緒にするな! 不愉快だ」


 低い唸り声を上げる黒豆柴に向かって、何とかこっちに呼び寄せようと呼びかける。

 自分でも忘れてたけど、こんな女口調でも、今の私は体も声も男です。

 若干、ドン引きして見える豆柴の円らな瞳には、だらしないニヤけ顔をした無精髭の男が映っているんだろう。


「おい、話を聞け!」

「首にマフラー巻いてるなんて、お洒落さんだね。はわぁ、スマホがあったら、激写しちゃう可愛さだよ!」

「やれやれ。これでは、会話にならんな」


 可愛らしい見た目に似合わない、渋いため息を付くと、黒豆柴がスクッと立ち上がった。

 もしかして、こっちに来てくれるのかな。

 私の胸に飛び込んで来いよ、かわい子ちゃん! 思う存分、ナデナデしてやるぜ……。

 いつ黒豆柴が走ってきても大丈夫な様に、両手を広げてスタンバイした。

 だが、黒豆柴は私の予想に反する行動を取った。

 その場で、飛び上がって器用に宙返りをしたのだ。

 まるで、化け狐が変化する時の様な滑らかな動きだ。

 バック転した黒柴犬の背と床が平行になった瞬間、黒豆柴の体が眩く光った。


「うッ!?」


 あまりの眩しさに、両手で顔を覆ってた。

 一体、何が起きてるんだ。

 刀がワンちゃんになって、ワンちゃんがこれ以上に何になるんです?

 光はほんの数秒で収束してしまった。眩んだ目を瞬きながら、ゆっくりと手を退ける。

 そこに黒豆柴はいなかった。変わりに、一人の少年が立っていた。


「あれ? ワン……ちゃんは?」

「いい加減、犬から離れろッ馬鹿者め! 話が先に進まんだろうが」

「あ、ごめんなさい」


 目の前の少年は、黒豆柴と同じ黄金の瞳をスッと細めた。

 服装は、今時珍しい黒の学ランに学帽、学帽に半分隠れた麻呂眉、首には長い赤マフラー。ベルトから刀の柄頭についていた飾り紐が下がっている。

 見目は、ウルフカットの濡羽色の髪にピンと立った二つの犬耳。

 切れ長の目、身長はキリカより高くて、私より低い。将来に期待できるイケメン君だ。

 犬自体は好きだけど、擬人化って言うジャンルは特に好きじゃない。

 服装と言い、武器と言い、この世界、本当にどうなってんの? 和風ファンタジーワールドなの?

 

「お前には話したい事が山ほど……」

「戻して! 今すぐ、戻してぇ!!」

「喧しいッ!!」


 犬に戻って欲しいと懇願したが、咆える様な怒声で一喝された。

 この子、眼力が迫力ありすぎて怖い。

 そんなに怒らなくても……そもそも、中学生に怒られてる成人男性ってどうなん?

 情けない……。

 ふと、私を見下し、常に馬鹿にしていた前世の実弟の事を思い出してしまった。

 この少年も、アイツと同じで私を馬鹿にするんだろうか?

 「人生負け組の金食い虫」と、鼻で笑うんだろうか?

 ああ、なんだか気分が悪くなってきた。


「どうした? この状況で考え事か?」

「え? ええっとぉ……」

「ふふ、余裕だな。だが、別世界から創生神様に選ばれ、行く行くは勇者として名を馳せる者は、そのくらいの心構えでないと困る」

「ちょっと待った! 私が転生者だって、君は分かるの?」

「当然だ。歴代の勇者達から散々、転生云々について聞かされたからな。耳にタコが出来そうだ」


 少年は、歳相応とは言えないニヒルな笑みを浮かべると私の前に座った。

 唖然としていたのも束の間、私は居住まいを正して、少年を見つめ返す。

 これから何の話をするんだろう? 

 そもそもこの少年……って言うか、黒豆柴にもなれる刀は何者なんだ? どう考えても、ただの武器じゃないだろう。 

 黙りこくっている私を不審に思ったのか、少年が眉を顰めた。


「何だ? こうして会話までしておいて、まだ小生の存在が信用できんのか?」

「そ、そう言うワケではないんだけど。ワンちゃん……じゃない人になれる刀とお話するのは、何分、初めてなので……本当に今更だけど、貴方は何者なの?」


 そう尋ねれば、少年はやっとかと言う表情をした。


「小生の名は、ローウェル。はるか昔、獣人族の刀匠ガリウムが、初代巫女の依頼により打った勇者の武器。6種族が失われし秘術によって作り出した武器である事から、神業の武具神器と呼ばれる」

「神器? 魔刀の……ローウェル君?」

「君はいらん。お前には、これから色々と話さねばならん事がある。良いか? 小生の質問には、正直に答えろ。覚えるべき事は、一度で頭に叩き込め!」

「は、はい! その前に1つ質問良いですか!?」

「構わん、何だ?」

「何でわざわざ犬になったり、人間になったりするの?」


 何だ、そんな事かって表情をするローウェル。

 この手の勇者からの質問に慣れているんだろうね。


「今の様に人の形を成すのは、勇者に剣術指南を俺が直々に施すためだ。犬の姿は、小生を打ったガリウムが犬獣人だった影響が強い。また、勇者と共に行動する際、武器でいるよい、獣の姿の方が警戒されない場合がある。とは言っても、我らの顕現後の姿は、初代巫女の独断と偏見で決められたものだからな」

「なるほど! じゃぁ、私の警戒を解くためにも、もう一回犬の姿に……」

「あ゛あ゛?」

「……ごめんなさい。冗談です、許してください。ホント、すみません」


 これからローウェルによるスパルタ教育が始まるみたいだ。

 武器に説教と教育を施される勇者か……それって、有りなのかな?

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