ACT.3 Battle of monsters

01 大将戦~プリティモンスターと大怪獣ジュニア~

『第十試合を開始いたします! ……青コーナーより、赤星弥生子選手の入場です!』


 沙羅選手の退場後、リングアナウンサーがそのように告げると、熱戦の余韻が満ちているであろう会場に新たな歓声がわきおこった。


 そんな中、赤星弥生子が堂々たる足取りで入場してくる。

 日常においても張り詰めた雰囲気を発散しており、試合の際などには稲妻を帯電しているような迫力である赤星弥生子であったが――その日の彼女は、瓜子がこれまでに見てきた中でもっとも殺気だっているように感じられてならなかった。


 ごく無造作なショートヘアに、鋭い切れ長の目、すっと筋の通った高い鼻梁に、厳しく引き締められた口もと――若武者のように凛々しいその顔も、雷神が憑依したかのように熾烈な気迫をあらわにしている。


 そんな赤星弥生子の後に続くのは大江山軍造と、フードと白いマスクで人相を隠した六丸と――そして何故だか、是々柄であった。そういえば、是々柄は先の三試合でまだ一度もセコンドの役を果たしていなかったのである。


(六丸さんは古武術の師匠だからまだわかるけど、青田コーチじゃなく是々柄さんなのか。弥生子さんにとって、セコンドはそんなに重要じゃないってことなのかな)


 そんな瓜子の想念もよそに、ボディチェック係の前まで到着した赤星弥生子は赤と白の公式ウェアに手をかけた。

 その下から現れたのも、やはり紅白のハーフトップとファイトショーツだ。

 ただそのすらりとした肉体は、これまで以上に研ぎ澄まされているように感じられる。ずっと無差別級で試合をしてきた彼女は今回、一キロか二キロだけ減量をすることになったわけであるが――そんなわずかな減量では説明がつかないほど、筋肉の線がくっきりと浮いているようであった。


 ただし、元来のしなやかさはまったく損なわれていない。頭が小さく、手足が長く、余分な筋肉さえもが一片もついていないかのように、全身が引き締まっている。瓜子が真っ先に連想したのは、ベリーニャ選手の兄たるジョアン選手であった。

 ジョアン選手の異名は、『黒豹』である。赤星弥生子もまた、猫科の大型肉食獣を思わせる力強さと優美さをあわせ持っていた。


 その姿に、観客たちもいっそうの期待を煽られたのだろう。ボディテェックを済ませた赤星弥生子は、大歓声の中ケージインした。


『赤コーナーより、ユーリ・ピーチ=ストーム選手の入場です!』


 そうしてユーリが花道に現れると、さらなる歓声が爆発した。

 入場曲の『ハッピー☆ウェーブ』も、ほとんどかき消されてしまっている。

 そんな中、ユーリはいつもの調子でにこにこ笑いながら両手をひらひらと振っていた。


「大怪獣ジュニアが相手でも、こいつは相変わらずかー。まったく、どういう心臓してんだろ!」


「ま、それこそが桃園の強みだろ」


 そのように語る灰原選手と多賀崎選手も、真剣な眼差しでモニターを見守っている。むろん、プレスマン陣営の人々は言うに及ばず、小柴選手も天覇館の面々も、ベンチ席に寝転がった鞠山選手も、パイプ椅子にふんぞりかえった犬飼京菜も、汗だくの姿で座り込んだ沙羅選手も、それは同様であった。


 ボディテェック係の前でユーリがウェアを脱ぎ始めると、また歓声が渦を巻く。不謹慎だが、こればかりは致し方がないだろう。白とピンクのハーフトップとショートスパッツに包まれたユーリの肢体は、齢を重ねるごとに色香を増しているように感じられてならなかった。


 マウスピースをくわえたユーリは、セコンドのひとりずつと拳のタッチを交わしていく。ジョンは柔和な笑顔、サキは仏頂面、愛音がひとりで鼻息を荒くしているというのも、いつも通りといえばいつも通りのことであった。


 ボディテェックを終えたユーリは、跳ねるような足取りでステップをのぼり、ケージに足を踏み入れる。そして小走りでケージを一周し、飽くなき歓声に笑顔で応えた。


『第十試合、メインイベント、《アトミック・ガールズ》vs《レッド・キング》、大将戦! バンタム級、六十一キロ以下契約、五分三ラウンドを開始いたします!』


 大歓声にも負けじとばかりに、リングアナウンサーが声を張り上げた。


『青コーナー。百七十センチ。六十・九キログラム。赤星道場所属……赤星、弥生子!』


 赤星弥生子はゆったりと右腕を上げて、ゆったりと下ろした。

 どうということもない動きであるのに、日本刀を上下させたかのような迫力だ。


『赤コーナー。百六十七センチ。五十八・九キログラム。新宿プレスマン道場所属。《アトミック・ガールズ》バンタム級初代王者……ユーリ・ピーチ=ストーム!』


 怒涛の大歓声がうねりをあげて、ユーリは投げキッスのお返しをする。

 そうして両者がケージの中央に招かれると――瓜子の胸には、得も言われぬ高鳴りが到来した。


 ユーリと対戦相手が別の生き物に見えるというのは、もうお馴染みの光景だ。瓜子は初めてユーリのセコンドを務めた日から、毎回そういった感慨を抱かされていたのだった。


 そもそもユーリは、ファイターとは思えぬ豊麗なる肢体を保持し続けている。日本人離れしたモデル体形で、胸も尻もむやみに大きく、腰だけがきゅっとくびれており、肉感的な手足にも筋肉の線はいっさい見られない。筋肉が筋肉に見えないという特異体質のユーリは、どれだけ稽古を積んでも女性らしい優美さと色香が増すばかりであるのだった。


 ゆえに、どのような相手と向かい合っても、ユーリはまったく異なる生き物に見えてしまうものであるのだが――この際は、相手のほうも個性的に過ぎた。おそらくは赤星弥生子もまた、誰にも似ていない存在であったのだ。


 赤星弥生子も容姿は端麗であるし、意外に女性らしいプロポーションをしているのであるが、今の彼女に色香を感じる人間はいないだろう。彼女の纏った雷光めいたオーラは、男女の別どころか人間らしさをも希薄にしてしまい――彼女が異名の通りの存在であることを証し立てているかのようなのである。


 そんな赤星弥生子と向かい合うユーリは、いつも通りに――いや、いつも以上に楽しそうな表情をしていた。

 やや垂れ気味の目をきらきらと輝かせて、ふくよかな唇を物問いたげに少しすぼめて――それはまるで、恋焦がれる相手と向かい合う乙女のような表情にも見えてしまった。


(ベリーニャ選手との試合前にも、ユーリさんはあんな顔をしてたよな)


 だからきっと、ユーリはベリーニャ選手にも劣らない強烈な思い入れを、この赤星弥生子という稀有なる存在に抱いているのだろう。

 瓜子らしくもなく、詩的な表現が許されるのなら――なんだかそれは、荒ぶる闘神とそれに恋する精霊が邂逅したような図に見えてしまった。


 レフェリーの指示に従って、ユーリは両手の拳を差し出す。

 赤星弥生子は何の感情もうかがわせない挙動でグローブタッチを交わし、フェンス際に下がっていった。


 大歓声の向こう側で、『ラウンドワン!』のアナウンスが響きわたる。

 控え室の空気も張り詰めて、灰原選手さえ何も語ろうとはしなくなっていた。


 そんな中、ユーリと赤星弥生子はそれぞれケージの中央に進み出る。

 ユーリはごく尋常なクラウチング気味のファイティングポーズであり、赤星弥生子は――拳を腰のあたりに垂らして自然に歩を進める、古武術のスタイルであった。


 マリア選手や青田ナナを相手取る際は、古武術のスタイルを温存する赤星弥生子であるのだが――この試合では男子選手を相手取るときと同じように、初っ端から全力を尽くす所存であるようであった。


 瓜子の心臓は、痛くなるほどに高鳴ってしまっている。

 赤星弥生子のカウンターは、相手が同程度のウェイトであれば一撃必殺の破壊力となるのだ。瓜子たちは過去の試合を確認しまくった結果、それが厳然たる事実であることを思い知らされたのだった。


 ユーリは自然に構えたまま、ぴょこぴょこと前後にステップを踏んでいる。

 すでに片目を閉ざして不同視のハンデを軽減させているとしても、見ていてひやひやさせられる挙動だ。土台、ユーリのステップワークというのはそれほど高いレベルに達していないのである。


 赤星弥生子はケージの中央で歩を止めて、そんなユーリの動きをじっと見定めようとしている。

 ユーリは間合いの外で跳びはねているばかりであるので、なんの接触も見られない。客席からは、早くも不満そうな口笛や喚声があげられていた。


 と――ユーリがいきなり、あらぬ方向へとダッシュを見せる。

 年末の試合でマリア選手が見せたような動きだ。

 が、フェンス際まで駆け抜けたユーリは、また中央に向き直ってぴょこぴょことステップを踏み始める。

 赤星弥生子もユーリのほうに向きなおるばかりで、まったく立ち位置を変えようとしなかった。


 客席からは、ついにブーイングがあげられる。

 するとユーリはステップを踏むのを取りやめて、両腕のガードも下ろしてしまった。

 ノーガードの両名が、遠い距離から見つめ合う格好である。たちまち、ブーイングは困惑げなどよめきに取って代わられた。


 これもジョンや立松が事前に打ち立てた作戦のひとつである。

 そしてこのときの瓜子にはあずかり知らないことであったが、犬飼京菜も大江山すみれに対して同じ作戦を取っている。あちらの陣営もこちらの陣営も赤星弥生子の古武術スタイルを研究し尽くした結果、同じ戦略に辿り着いたということなのであろう。


 ただし、赤星弥生子と大江山すみれでは、古武術スタイルの完成度がまったく異なっている。

 それを証明するかのように、赤星弥生子が無造作に足を踏み出した。

 そして次の足先が、ごく何気なくユーリの足もとに向けられる。膝を正面から狙った、関節蹴りだ。


 ユーリは弾かれたような勢いで、バックステップする。

 関節蹴りをかわされた赤星弥生子は、そのまま左足を前に下ろした。

 そこでユーリがバックステップと同じ勢いで前進し、相手の前足につかみかかろうかという挙動を見せた。


 瞬間――赤星弥生子の左腕が、ふわりと持ち上げられる。

 振り子のように相手の下顎を狙う、カウンターのアッパーカットである。

 その挙動は、大江山すみれとは比較にならぬほどのなめらかさであり――モニター越しに見ていた瓜子が、思わず身震いするほどであった。


 その一撃をくらっていたなら、きっと試合は終わっていたのだろう。

 しかし、ユーリの片足タックルはフェイントであった。前屈みになったユーリはインサイドに身体をねじりつつ、右拳を振り上げていた。


 赤星弥生子のアッパーは下顎ではなくユーリの右頬を打ち、ユーリの右フックは拳ではなく前腕が赤星弥生子の側頭部に衝突した。


 けっこうな勢いで身をよじっていたユーリは顔面を叩かれた勢いに押される格好で、マットにべしゃりと倒れ伏す。

 しかしユーリは恐るべき反応速度で仰向けの姿勢を取り、赤星弥生子のほうに足先を向けた。


 いっぽう赤星弥生子はユーリの右腕をくぐる格好で、サイドに逃げている。もちろん彼女もうかうかと、ユーリの得意な寝技のフィールドに飛び込もうとはしなかった。


 赤星弥生子に追撃の意思はなしと見て、レフェリーはユーリに『スタンド!』と命じる。ユーリは赤くなった右頬をさすりながら立ち上がり、瓜子は詰めていた息を吐くことになった。


「一発目は、痛み分けか。まあ上出来だろうさ」


 立松もまったく気を抜いていない様子で、そんなつぶやきをもらす。

 プレスマン道場のコーチ陣は、ユーリにいくつもの戦略を授けていた。今の攻防も、その戦略のひとつである。


 赤星弥生子のカウンターは無限のパターンを持っているかに思われるが、こちらが攻撃の種類を絞ることで、パターンを絞ることができる。

 たとえば、今の攻防で言うと――「関節蹴りをかわされた直後に片足タックルを狙われれば膝蹴りを出すことは難しいので、拳で対応するしかない」というパターンであった。

 その中で、赤星弥生子がもっとも多発するのはアッパーである。もともと拳を垂らしているため、アッパーが最速の攻撃となるゆえであろう。

 だからユーリはアッパーを直撃されないように身をよじりながら、右フックを繰り出した。後の先を取ろうとする赤星弥生子を出し抜いて、こちらがカウンターを当てようという算段である。


「男でも女でも、弥生子ちゃんに勝つことはできなかった。それなら桃園さんは、普通の男や女には備わってない持ち味で勝負するしかないだろう」


 当初、立松はそんな風に言っていた。

 ユーリが大柄な男子選手にまさっているのは、小回りがきく面だ。

 そしてユーリが同程度の体格をした女子選手よりもまさっているのは、パワーであった。

 よって、立松たちの打ち立てた基本戦略は、「小回りをきかせながら怪力をぶつける」というものであった。


「ただし、それだけであのスタイルの牙城を突き崩すのは至難の業だ。何せあっちは7年ぐらいもあのスタイルを磨いているのに対して、こっちの準備期間は二ヶ月ていどなんだからな。弥生子ちゃんがそんなやわな選手だったら、とっくに誰かに負けてただろうさ」


 立松は、そんな風にも言っていた。


「だからこっちは攻撃パターンを絞って、読みやすい攻撃にだけカウンターを狙う。なおかつ、そこで狙うのはKOじゃなく、相手の動揺だ。たとえクリーンヒットじゃなくても、桃園さんの怪力を体感させるには十分だろうからな。得意のカウンターにカウンターを合わされて、しかもそれがKOパワーを秘めた攻撃だったら、さすがの弥生子ちゃんでもちっとばかりは動揺するだろう。そういった攻防を積み重ねて、弥生子ちゃんに隙が生まれたら、グラウンド勝負を仕掛ける。……そこまで頑張って、ようやく五分の勝負ってところかな。大怪獣タイムのことを考えれば、それでもまだこっちが不利なぐらいかもしれないしよ」


 赤星弥生子の古武術スタイルから繰り出されるカウンターを回避してこちらの攻撃を当てるというのは、薄氷を踏むようなチャレンジであろう。しかもそれに複数回成功しなければ五分の勝負にもならないという判断であるのだ。相手がどれほどの大怪獣であるのか、瓜子もつくづく痛感させられたものであった。


 しかしユーリは、嬉々としてトレーニングに励んでいた。その成果が、さきほどの攻防であるのだ。ユーリは持ち前の愚直さで何度となく反復練習を繰り返し、ついに三つの攻撃パターンを体得することがかなったのだった。


「ただし、三つの攻撃パターンだけじゃ相手に読まれて、別の攻撃を返される危険もあるからな。それを悟らせないために、かき回していくぞ」


 そんな立松の言葉を体現するように、ユーリが新たなアクションを見せた。

 間合いの外で振るわれる、無軌道なコンビネーションの嵐である。


 これは相手にリズムをつかませないための策でもあった。

 また、迂闊に相手の間合いに踏み込んでは、カウンターを狙われる恐れがある。まっくの無軌道であるように見せかけながら、時おり片目で間合いを確認し、決して相手の間合いに踏み込まないというのが骨子であった。


 立松たちのそんな教えの通りに、ユーリは間合いの外でぶんぶんと手足を振っている。

 赤星弥生子は大きく距離を取って、その暴風雨じみた攻撃をやりすごしていたが――にわかに、自分から進み出た。


 左右のフックにボディブローというアクションが終わるのを見計らって、赤星弥生子は関節蹴りを射出する。

 その蹴りに膝を押されるようにして、ユーリは後退した。

 すると、次なるコンビネーションが発動される前に、赤星弥生子はさらに前進してくる。ノーガードで、無造作に歩くような前進である。


 コンビネーションの乱発を断ち切られたユーリは、しかたなさそうに後退する。

 その背中が、早くもフェンスにぶつかった。このあたりの距離の取り方も、ユーリはまだまだ不得手であるのだ。


 ユーリをフェンスまで追い込んだ赤星弥生子は、絶妙な距離で動きを止める。

 ぎりぎりパンチが届くかどうかという間合いだ。前蹴りやミドルキックなら、どちらも余裕で当てることがかなうだろう。


 ユーリは蛇ににらまれた蛙のように、動けなくなってしまう。

 攻撃を出してもカウンターを狙われるし、サイドに逃げても蹴り技を狙われるのではないか――という緊張感が、モニター越しにも感じられた。


 動けぬユーリの足もとには、フェンス越しにセコンド陣の姿が見える。

 そしてその中で、サキが大きく口を動かしたとき――ユーリがフェンスにもたれたまま、ぺたりと座り込んだ。


 客席には、またもや困惑のどよめきがわきおこっている。フェンス際で座り込むなどというのは、圧倒的に不利なポジションであるのだ。ケージの中央で自ら背中をつけるよりも、なお不利なポジションであるかもしれなかった。


 ただしルール上、足裏以外の部位がマットにつけばグラウンド状態と見なされるので、頭部を蹴ることは許されなくなる。この状態で許されるのは、上からのしかかるか、あるいは立ったまま拳を振るうか、顔面以外の部位を蹴りつけることのみであった。


(それにどっちみち、ユーリさんの側からは攻撃を仕掛けられないから、弥生子さんもカウンターは狙えない。たとえ不利なポジションを取られても、古武術スタイルを駆使されるよりはマシってことか)


 しかし、もしもここで赤星弥生子が大怪獣タイムを発動させて殴りかかってきたら、どうなるか――そんな風に考えると、瓜子は胃袋が縮む思いであった。


 レフェリーは厳格なる面持ちで、『ファイト!』とうながす。

 それでもなお両者が不動のままでいると、レフェリーは数秒ほど様子を見てから、『ブレイク!』と命じた。


 深々と息をつく瓜子の腕を、灰原選手が力まかせに抱きすくめてくる。


「なんだよ、もー! この試合、心臓に悪いよ! ピンク頭がナイフを持った相手とやりあってるみたい!」


「一発くらったらおしまいって意味では、ナイフみたいなもんだからね。桃園は、よくやってると思うよ」


 灰原選手と多賀崎選手が、ひさかたぶりに声をあげた。

 しかし瓜子はそちらを振り返る余裕もなく、ただモニターを凝視する。

 第一ラウンドは、まだ三分しか経過していなかった。

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