Act.2 破綻の兆し

01 死闘終わりて

《アトミック・ガールズ》初代無差別級王座決定トーナメント予選大会は、そうして幕を閉じることになった。


 公式記録は、以下の通り。


 第一試合。

 ○サキ(新宿プレスマン道場)

 ×猪狩瓜子(新宿プレスマン道場)

 一ラウンド。四分五十四秒。KO(左かかと落とし)


 第二試合。

 ×高橋道子(天覇館東京本部)

 ○沙羅(NJGP)

 二ラウンド。三分二十四秒。TO(腕ひしぎ十字固め)


 第三試合。

 ○小笠原朱鷺子(武魂会小田原支部)

 ×沖一美(フィスト・ジム小金井)

 一ラウンド。二分五十三秒。KO(右膝蹴り)


 第四試合。

 ○兵藤アケミ(柔術道場ジャグアル)

 ×マリア(赤星道場)

 時間切れ。判定(2-1)


 第五試合。

 ×来栖舞(天覇館東京本部)

 ○ユーリ・ピーチ=ストーム(フリー)

 三ラウンド。三分三十六秒。TO(腕ひしぎ十字固め)


 立ち技にせよ寝技にせよ、男子選手に比べれば決定力に欠ける女子選手の試合において、判定までもつれこんだのが五試合中の一試合のみ、というのは珍しいことだった。

 しかもその四試合のうち、重量級の選手が二名も敗退することになったのだ。

 大きな期待を胸に来場した観客たちも、まずはこの結果に満足して帰途をたどったに違いない。


 何にせよ、トーナメント本戦に出場する五名の日本人選手が、これで決定した。

 ライト級から、サキ選手。

 ミドル級から、ユーリ選手と、沙羅選手。

 無差別級から、小笠原選手と、兵藤選手。


 これに三名の外国人選手を加えた八名によりワンデイ・トーナメントが開催され、その優勝者が、初代無差別級のチャンピオンベルトを獲得することになる。


 本戦の開催は、二ヶ月後の十一月。

 優勝候補の筆頭であった来栖選手の予選敗退に、関係者一同は困惑の色を隠せなかったが、それは同時に、新たなる優勝候補の登場を意味する出来事でもあった。


 春から怒涛の五連勝という快挙を成し遂げ、一気に女子格闘技界のトップにまで昇りつめてしまった、地上最弱のプリティファイターあらため、地上最凶のプリティモンスター。ユーリ・ピーチ=ストーム。

 デビュー二年目にして栄光の道を歩み始めた、若く美しいモンスター。その快進撃は、どこまで続くのか。世界最強の女・ベリーニャ・ジルベルトの優勝を、彼女は見事に阻むことができるのか。

 新たなるスター、新たなるカリスマの誕生に、《アトミック・ガールズ》は揺れていた。


              ◇


「むーん。退屈だにゃー。ヒマヒマだにゃー。誰か遊んでくれないかにゃー」


 そんな女子格闘技界の新たなるカリスマは、マットの上をゴロゴロと転がりながら、さきほどから聞こえよがしに大声でぼやいていた。

 ぼんやりとテレビ画面を眺めていた瓜子は、振り返る手間も惜しんで、ささくれだった声音を返す。


「うるさいっすよ。退屈なのは、おたがいさまっす。あと一週間はドクターストップがかかってるんすから、ひとりで筋トレでも何でもやっててください」


「だって、ひとりじゃつまんないもぉん。今日は筋トレの日じゃないしぃ。誰かとおもいっきりスパーでもしたい気分なのぉ」


「……だったら、沙羅選手でも呼び出せばいいじゃないっすか? ま、おたがいトーナメントに出場する身なんすから、そんなひょこひょことやってくるわけはないっすけどね」


「わかってるんだったら言わないでよぉ。えーん、退屈だよぉ、ヒマヒマだよぉ」


 それでもユーリは、ふだん道場でぞんぶんに稽古を重ねているのだから、まだましだろう。瓜子など、サキにしこたま殴られ蹴られ、あげくに失神KOをくらってしまったため、二週間の完全休養をドクターから言い渡されてしまったのだ。


 歴史的な一日となった無差別級トーナメント予選大会の試合から、今日でちょうど一週間。こんなに長期間トレーニングを禁じられたのひさびさなので、瓜子のほうこそ、身体がなまって死んでしまいそうだった。

 が、確かに全身はガタガタだったので、人目を盗んでまで身体をいじめる気にもなれない。頭にくらったダメージよりも、左膝はいまだに九十度以上は曲げることができないし、右脇腹は鉛の塊でも埋めこまれたかのように重苦しく、そして熱を帯びたままだった。


 ついでに言うなら、首から上もボロボロである。ようやく腫れのほうはひいたものの、左まぶたの裂傷はまだふさがりきっていないし、右目の下も青黒く内出血してしまっている。口の中もズタズタに切れてしまっているために、まともに物を咀嚼することすらままならない。

 そして、たった一度だけサキの顔面をとらえた右手の甲は、いまだにズキズキとうずいて拳を握ることもかなわない。


 骨や靭帯に異常がなかったのは幸いだが、本当にもう、泣きたくなるような惨状なのだった。


「……うり坊ちゃんは、さっきから何を熱心に見てるのかにゃ?」


 と、ユーリが背後からのしかかってくる。

 こちらは右上腕に湿布を貼っているだけで、その他は元気そのものである。打たれ強い上に、ダメージの回復まで早い。そういうところは、本当にモンスターじみていると言ってもいいのだろうなと瓜子はひそかに考えた。


「うにゅにゅ? こりは小笠原選手かにゃ? おお、お相手は兵藤選手じゃないか。ずいぶん古そうな映像だねぃ」


「三年前の、小笠原選手がデビューしたての試合っすよ。この選手は本当に、デビュー当時から化け物みたいに強かったんすね」


「うみゅ。デビュー三戦目で兵藤選手を倒して、五戦目で来栖選手に倒されちゃったんだっけか。ほんで一年後には来栖選手にもリベンジして、翌年にはまたリベンジし返されて……って、昔サキたんが語ってた気がするぅ。同じストライカーだから意識してたのかもねん」


 突然サキの名前が飛び出して、瓜子はドキリとしてしまう。

 が、ユーリはそんな瓜子の心情も知らぬげに、すべすべの頬を顔におしつけてくる。


「んだから、キャリアと戦績で来栖選手がナンバーワンってことになってるけど、実力的にはほとんど差のない三人らしいんだよねぇ。うむぅ。ベル様のみならずそんなおふたりまで参戦するトーナメントなんだから、ワクワクドキドキしちゃうなぁ」


「痛いっすよ。少しはケガ人をいたわってください」


「だってぇ、気持ちよいんだもぉん。……あと、ベル様以外の外国人選手は、誰が参戦するのかねぃ? 無差別級にはキョーレツな選手がゴロゴロ登録してるし、まったく予想がつかないにゃあ」


「……ユーリさんが対戦相手をそこまで気にするなんて、珍しいすね?」


 瓜子が言うと、頬に頬をぺったりとおしつけたまま、ユーリは「うふふぅ」と嬉しそうな笑い声をあげた。超絶的に至近距離すぎて、どのような表情をしているのかはわからない。


「そりゃあもう、来栖選手との試合が楽しくて楽しくてしかたがなかったからさぁ。今までの鍛錬の成果をぜぇんぶぶちこめたっていうか……ユーリは、こーゆー風に闘いたかったんだ! っていう感じ? 欲を言えば、もっとグラウンドで闘いたかったけど、なんちゅーか、感無量だったのよん」


 それは試合直後にも聞いた。エネルギーの最後の一滴まで使い果たしたユーリは、閉会式で瓜子と顔をあわせるなり、「楽しかったぁ!」「ユーリは幸せだぁ!」と、へろへろの笑顔で連呼していたのである。


 他の選手はそれを勝利したゆえの歓喜ととらえていたようだが、少しニュアンスは違うようだった。本当にユーリは、試合結果ではなく試合内容そのものに満足し、悦楽を覚えたようなのだ。


「真正面から、がっぷり四つで闘えたのが、楽しかったんすかね。……ユーリさんは最初から、あんまり誘い受けのスタイルがお好みじゃなかったみたいですもんね」


「いやいや、あのスタイル自体がイヤなわけじゃないんだけどね。首相撲からの膝蹴りなんかは、ユーリの七色の必殺技のひとつとして認定したいぐらいだし。……ただ、ユーリはやっぱりカウンターを狙うより、自分から仕掛けるほうが性に合ってるのさぁ」


 瓜子の胸もとにだらんと両腕をたらしながら、ユーリがやじろべえのように身体を揺らす。

 脇腹が痛い。痛いし、重い。


「にゃんか、歯車がカチッとかみあった感じなんだよねぇ。この感覚を残したまま、アップライトのスタイルでも闘ってみたいにゃあ。……ううむ、スパーがしたいよぉ。誰かおうちに呼べるぐらいの仲良しさんはいなかったっけなあ。いないよなあ。もう! どうして今日は道場が休館日なんだろっ!」


「……レオポン選手にでも声をかけたら、喜んで来るんじゃないすか? 残念ながら、マリア選手は敗退しちゃったわけですし」


 瓜子が皮肉っぽく言うと、ユーリは身体を揺らしながら、「男子は、禁制」と短く答えた。


「来栖選手との対戦も終了したから、これでレオポン選手ともオサラバだね! うわっはっは。さらばレオポン、ごきげんよう!」


「ユーリさんは、レオポン選手にだけ当たりがきついっすよね。あれだけお世話になっておきながら、なんかレオポン選手が気の毒っす。……そんなにあの人が嫌いなんすか?」


「んにゃ? だから、好きだってば! 殿方の中では、ジョン=ワニ=スミス先生の次に好感度の高いお人かも! ……だけどユーリにとっては、うり坊ちゃんの貞操のほうが大事なだけだよん」


「またそれっすか。……あの人が好意を抱いてるお相手は、自分じゃなくてユーリさんすよね?」


「んー? どうだろ? とにかくあの人の、うり坊ちゃんを見つめる優しい目がイヤなの! 笑顔がムカつくの! いい人そうならいい人そうなだけ、よりいっそうユーリは警戒心と敵愾心を煽られるのだよ! レオポン、許すまじ!」


 どうやらレオポン選手については、語るだけ徒労感がつのるばかりのようだ。

 ならば、と瓜子はあえて暗黙の了解を打ち破ってみる。


「ベリーニャ選手に、小笠原選手と兵藤選手、それに沙羅選手……確かにものすごいメンツですけど、そこには、サキさんも入ってるんすよ? それに関しては、どう考えてるんすか?」


「んにゃ? サキたんは強敵だねぃ! はっきし言って、立ち技ではまったく勝てる気がしないっ! グラウンドでも、上を取られたらパウンドの嵐だし。かといって、あんなすばしっこいサキたんから、どんな具合にテイクダウンを奪えばいいのやら……実はいまだに、攻略法が見つからないんだよぉ」


「……サキさんとの対戦を、そこまで具体的にイメージしてたんすか」


「そりゃもちろん! 予選が終わった翌日からね。それまでは、うり坊ちゃんとどっちが勝ち上がってくるかわかんなかったしにゃあ」


 脇腹以上に、胸が痛かった。

 どうやら瓜子は、自分で勝手に地雷を踏んでしまったらしい。腹の底におしこんでおいた暗い想念が、ムクムクと鎌首をもたげてきてしまう。


「だけど……ユーリさんには、勝ってもらわないと困ります。自分は、なんにもできなかったっすから……」


「うにゅ? 色々やってたじゃん。裏拳もばっちし決まったし! 実はユーリは、これでうり坊ちゃんの逆転KOかなって、控え室でコーフンしながらモニターにかじりついてたんだよぉ?」


「あんなの……ラッキーパンチが、一発入っただけじゃないっすか」


「およよ。これまた異なことをっ! ほんならユーリが来栖選手にぶちかましたハイキックも、魅々香選手の顔面を粉砕した膝蹴りも、なんもかんもが幸運の産物だねぃ」


「そんなことはないっすよ。あれはユーリさんの稽古の成果っす」


「そんなことはにゃいっすよ。ユーリだって、無我夢中で動いてただけだもん」


 ユーリの腕が、ふわりと瓜子の身体を包みこんでくる。


「うり坊ちゃんは、やれることをやったよ。正直ユーリは、これでサキたんも帰ってきてくれるんじゃないかなぁって期待してたぐらいなんだけど、一試合じゃ足りなかったみたいだねぇ。……だけど、きっと大丈夫! この前の試合だけでも、サキたんは、やっぱりおもしれーなー、やめたくねーなーって思ってくれたはずだよ? 絶対、引退なんてしないって!」


 この間の試合を観て、ユーリはどうしてそのように思えるのだろう。

 瓜子には、全身全霊で拒絶された感覚しか残っていないのだが。


「本当は、牧瀬理央ちゃんってコが意識を取り戻して、そんでサキたんにアトミックを辞めないで! ってお願いしてくれれば、それで万事が解決なんだけど。いつ目覚めるかもわかんにゃい理央ちゃんとやらをアテにするわけにもいかんしねぇ。僭越ながら、ユーリたちがサキたんにアトミックの面白さを思い出させるしかないさぁ。……お? どしたの、うり坊ちゃん?」


「……脇腹が痛いんすよ。こんな身体でユーリさんの体重を支えるのは、しんどいっす」


 憎まれ口を叩きながら、瓜子は背後のユーリに全体重をあずけてやった。

「にゃはは」と嬉しそうに笑いながら、膝立ちだったユーリがぺたりと座りこみ、瓜子の身体を支えてくれる。


「うり坊ちゃんが、甘えてくれたっ! 今日は記念すべき日だ! お夕飯は赤飯にしましょっか?」


「そういうことは、口に出さないでいいんすよ! 年上で、総合のキャリアでは先輩なんすから、たまにはこっちを支えてください」


「支えるよぉ。いっつもお世話になってるからねぇ」


 瓜子の身体をやわらかく抱きしめながら、今度は瓜子の髪に頬ずりをしてくる。何も知らない人間に見られたら、究極的に誤解されてしまいそうな情景だろう。


 しかし、さしもの瓜子も、ダメージが深かったのだ。

 肉体以上に、精神的なダメージが。


 身体さえ元気であったなら、激しいトレーニングに没頭することもできたのだろうが。サキに挑み、拒絶された、という心の傷を抱えながら、ひとりで平気な顔をしていられるほど、瓜子は強い人間ではなかった。


「……トーナメント、サキさんと対戦できるような組み合わせだといいっすね?」


「うむぅ。こればっかりは、運まかせだからねぇ。八名参加のトーナメントってことは、三名の選手と闘えるチャンスがある、ってことなのかにゃ?」


「そりゃあそうっすよ。それでも決勝戦まで進む前提っすけど」


「ふむふむ。この際、チャンピオンベルトとかはどうでもいいんだけど、サキたんとベル様のどっちかには勝たないと、両方と試合することはできないんだねぃ。こりゃまたユーリちゃんの正念場だわぁ」


「その前に、小笠原選手や兵藤選手と当たるかもしれないですしね」


「ううむ! 最終的には、全員と試合してみたいなぁ! ユーリちゃんは、このトーナメント後も無差別級で闘い続けるべきなのかしらん?」


「ああ……それは、そうかもしれないっすね」


 ミドル級には、絶対王者として名高い外国人選手のチャンピオンが君臨している。しかし、その下に控えているのは、今回の予選で敗退した沖選手とマリア選手だ。

 実際の勝ち負けがどうなるかは別として、アトミックの首脳陣も観客たちも、今さら彼女たちとユーリの試合を強く望みはしないだろう。

 何せユーリは無差別級の『女帝』来栖選手を打ち倒してしまったのだから、これで沖選手やマリア選手に負けてしまったら、それこそ力関係がわやくちゃになってしまう。


 それにユーリは、スピードよりもパワーに長けた無差別級の選手のほうが、相性がいいのかもしれない。なんとなく、小笠原選手や兵藤選手よりも、スピードに秀でたサキやベリーニャ選手のほうが、ユーリの勝ち目も薄い気がしてしまった。


(それにしても……)


 ユーリは本当に、《アトミック・ガールズ》のトップ選手になりおおせてしまった。

『女帝』と呼ばれる来栖選手と真正面から闘い、地力の勝負で勝利をもぎとったのだから、もはやその事実を否定できる者もいないだろう。


 ベリーニャ選手などは、まあ要するに外様なのだから置いておくとして、これでもしも小笠原選手や兵藤選手をも打ち負かすことができれば、《アトミック・ガールズ》最強の名を名乗る資格さえ得てしまう。

 ユーリと出会って、およそ八ヶ月。冬から春と夏を経て、季節は秋に差しかかり、ずいぶん遠くまで来たものだ。


「……そういえば、CDの発売ももうすぐっすね」


「うにゃあ? 何さ、突然! どうしてここで、副業のお話?」


「なんとなくっす。ジャケットもけっこう凝ってたし、ユーリさんは歌もお上手ですし、どんな評価がもらえるか楽しみっすね」


「ううう。ユーリは黒歴史の第二章になるのではないかと、気が気じゃないんだよぉ。大丈夫かなぁ。バカにされないかなぁ」


「大丈夫っすよ。……来月はいよいよ販促キャンペーンっすね。店頭ライブ、楽しみにしてます」


「うぎゃああぁぁっ! 思い出させないでってば! ユーリが! 大勢の人の前で! 歌を! ……コレはほんとーに現実のお話なにょ?」


「まごうことなき現実です。東京、大阪、名古屋、仙台。これからもどんどん増えるんじゃないっすかね。来栖選手に勝ったおかげで、名実ともに、ユーリ選手はスターになったんすから」


「選手とか言わない! あああ、悪夢だ……そうだっ! セカンドシングル発売なんて腰のぬけそうな事態になったら、今度はうり坊ちゃんとのデュオにしようっ!」


「何でですか! いちいち自分を巻き込まないでください!」


「だって! うり坊ちゃんが一緒なら心強いもん! お歌もけっこうお上手だし!」


「ありえないっす。沙羅選手にでも提案してみてください」


「やだぁ! うり坊ちゃんがいいっ!」


 騒がしいが、平和な夜だった。

 サキに砕かれた何かが、ゆっくりと癒えていくのを感じる。


 あとは、サキさえ、いればいい。

 あとは、サキさえ戻ってきてくれれば――自分は、幸福な生を送っていると思うことができるだろう。


 だんだんと力のこもってきたユーリの腕から逃げ出しながら、瓜子はそんな風に思ってしまった。

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