反撃開始編
あらすじ
風紀委員の大々的な活動のおかげでアカデミー都市内の犯罪率が大幅に低下し、アカデミー都市内外にその活躍が轟き、大勢からの注目を集めていた。
風紀委員たちはアルトマンを追い詰めるため、更に派手に、そして、色々と過激に動こうとする――
〇登場人物
セラ・ヴァイスハルト
・風紀委員に所属している、ショートヘアーの凛々しい外見の少女。その外見と、誰に対しても優しい性格だけではなく、扱う資格がある人間に
鳳麗華
・アカデミーを運営する鳳グループトップの娘であり、癖で一部の髪がロールしている、上品なほど美しい金糸の髪を伸ばした笑い方が下品なお嬢様。風紀委員を設立した張本人であり、風紀委員の活動を更に過激にしようと考えている。
・中性的な外見の麗華の幼馴染。常に余裕を窺える軽薄な笑みを浮かべ、頭がキレて人の数手先を読むことができる。ここ最近の風紀委員の活動が過激になった原因を作った張本人であり、セラに恨まれている。
・風紀委員とともにアカデミーの治安を守っている
白葉クロノ
・ノエルの弟。姉と顔立ちも雰囲気もそっくりであり、少女と見紛うほどの可憐な外見のため、同性に密かに人気がある。ノエルとともに、今の風紀委員の活動に感心している。
サラサ・デュール
・中等部でありながらも、風紀委員に所属して前線で活躍している赤茶色の髪をセミロングに伸ばした褐色肌の少女。最近色々過激になっている風紀委員の活動に疲れているのに加え、少し寝不足気味。
・麗華と大和の幼馴染であり、二人に姉のように慕われている、艶のある長い黒髪を後ろ手に結った上品な雰囲気のする美女。過激になっている風紀委員の活動に呆れながらも、裏方で彼女たちをサポートしている。
・巴の父親であり、鳳グループトップの秘書を務めている、成人した娘がいるとは思えないほど若々しく、それでいて人相の悪い男。過激になっている風紀委員の活動に呆れながらも、犯罪率低下に役立っているため、強く否定できないでいる。
ティアリナ・フリューゲル
・セラの幼馴染である、銀色に煌く髪をセミロングに伸ばしたクールビューティー。現在、アルトマンに協力している師匠の行方を捜すために、アカデミー都市から出ている。
・セラとティアの幼馴染である、少し幼が残る顔立ちの青年。ティアとともにアルトマンに協力している師匠であり、父の行方を捜している。
・三つ編みおさげの地味目な、しかしよく見れば整った顔立ちと、抜群のスタイルを持っている少女。優輝とは中々良い関係を築いており、父を探している彼とティアに協力している。
アリス・オズワルド
・ノエルが去った後の制輝軍を束ねている、プラチナブロンの髪をショートボブにした、人形のように可憐だが、ドSな雰囲気を漂わせている少女。過激な活動をしている風紀委員に協力しそうな勢いのノエルとクロノを制している。
・制輝軍の協力者である、ボサボサだが艶のあるロングヘア―のちょっとえっちなおねーさん。風紀委員に協力する気満々なノエルとクロノを後押ししている。
リクト・フォルトゥス
・鳳グループとともにアカデミーを運営する組織・教皇庁のトップである教皇の息子であり、輝石以上に神秘的な力を持つ煌石を操る高い資質を持つ時期教皇最有力候補の少女と見紛う外見の少年。その可憐な外見で異性よりも同性の方のファンが多い。
エレナ・フォルトゥス
・教皇庁トップである教皇であり、リクトの母。トップとして私情を排し、的確に即断即決の決断をする人物であり、煌石を扱う力だけで把握カリスマ性も高い人物。風紀委員に息子を協力させたいと、是非させたいと思っている。
・麗華の父であり、鳳グループトップの人物。エレナと同じくトップに立つ者として私情に流されることはないのだが、過激になる風紀委員の活動に危機感とともに、父として娘に少し自重してもらいたいと心の中で思っている。
・アカデミーの校医を務めるとともに、鳳グループの幹部を務めている妖艶な美女――ではなく、美男子。過激になっている風紀委員の活動を巴とともに陰ながら応援している。
プリメイラ・ルーベリア
・リクト同じく次期教皇最優良候補の小生意気な少女で、麗華以上にわがままな性格の持ち主。しかし、幼いながらも母譲りの行動力と、人を惹きつける力を持っている。リクトに淡い想いを抱いている。
アリシア・ルーベリア
・プリムの母であり、元々は教皇庁幹部だったが、色々な不祥事が積み重なって鳳グループ幹部になってしまった妖艶な雰囲気を漂わせている美女。エレナとは長年犬猿の仲であり、意見が合うことは滅多にないのだが……?
・奇抜を通り越して、最早変態なファッションセンスの持ち主。しかし、一応昔は『狂犬』と呼ばれており、輝石使いとしての実力は高い。気に入った女の子がいると、決まったデートプランを提供し、そして、無様にフラれる。過激になる風紀委員の活動に、ビジネスのにおいを嗅ぎつけた。
・坊主頭の屈強な体格の、しかし、菩薩のような優しい顔つきの青年。厳しくも優しいメリハリのある性格なので、意外にも異性に人気があるが、許嫁がいるために異性にはあまり興味はない。性格が正反対な刈谷とは友人であり、よく『ハゲ』と罵られることがあるが、決して髪がないわけではなく、定期的に剃っているだけ。
・セラの同級生であり、セラに対して淡い――というか、露骨な恋心を抱いて、セラはもちろん周囲にも引かれている嫌味なほど整った顔立ちの少年。自分よりも下だと判断した人間をとことん見下しているため、セラには嫌われているが、一本筋の通ったところだけは認められている。
ドレイク・デュール
・麗華のボディガード兼使用人を務めている、サラサの父であるスキンヘッドの大男。最近、娘が夜な夜な出歩いていることを心配しているが、それ以上に過激になる風紀委員の活動に巻き込まれたことを心配している。
ジェリコ・サーペンス
・アリシアのボディガードを務めている、長身痩躯の爬虫類を思わせる顔立ちをした青年。ボディガードとを務めているだけではなく、アリシアや、プリムの身の回りの世話もしている。アリシアの身の回りを世話しているため、メイクアップ技術が自然と向上してしまった。
ヴィクター・オズワルド
・アリスの父である、自他ともに認める天才。過激になる風紀委員の活動に感心しているとともに、自分も真似をしようと考えている。
アルトマン・リートレイド
・すべての黒幕。
・セラ、優輝、ティアに輝石の扱い方を教えた師匠であり、優輝の父。教皇庁に認められた輝士と呼ばれる輝石使いの中でも、実績や実力が認められたものにしか与えられない聖輝士の称号を与えられており、数多くの事件を解決してきたので『伝説の聖輝士』と呼ばれて、大勢からの尊敬を集めている。しかし、今は色々あってアカデミー側と敵対している。
ヘルメス
・輝石と人間の遺伝子を掛け合わせて生み出された生命体・イミテーションであり、アルトマンの遺伝子によって生み出された。宗仁たちを引き連れて、アルトマンに対抗しようとしている。
ファントム
・多くの人間に恐怖を刻んだ、『死神』と呼ばれた輝石使い。三度倒され、完全に消滅したと思われていたが?
・一応、主人公。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます