第5話

 昼休み――幸太郎はアカデミー高等部校舎の中庭にある東屋の下で昼食を食べていた。


 いつもならコンビニ弁当やカップラーメンで食事を簡単に済ませる幸太郎だが、今日の昼食は幸太郎の好物が揃えられえた数種類の野菜と、手作りの揚げ物や、少し甘めに作られた卵焼きで彩豊かかつ、栄養のバランスを考えられたおかずが揃えられ、食べる人間の好みや健康を考えられて作られた弁当だった。


 愛情たっぷりに作られた弁当を、幸太郎は至福の表情で味わいながら「美味しい、すごく美味しい!」と心からの感想を口にしながらがつがつと音が出る勢いで食べていた。


「落ち着いてください、ね? 急いで食べてしまうと喉に詰まらせてしまいますから」


 そんな幸太郎の様子を、母性的な表情を浮かべて慈しむように隣で眺めているのは、幸太郎に手作り弁当を作った張本人である癖のある栗色の髪の、小柄で華奢な体躯の少女と見紛うほどの可憐な容姿の少年――リクト・フォルトゥスだった。


 リクトは教皇庁のトップである教皇の息子であり、母である教皇と同じく輝石を生み出す力を持つ煌石・ティアストーンを扱う力に長け、次期教皇最有力候補であった。


「ああ、ほら、幸太郎さん。口に食べかすがついてます――はい、もう取れましたよ?」


「ありがとうリクト君」


「どういたしまして」


 おもむろにリクトは幸太郎の口元についた食べかすに手を伸ばし、躊躇いなくそれを手に取って自分の口の中に運ぶと、少年であるというのに妖艶で熱っぽく微笑んだ。


 母性と、若干の打算込められたリクトの行動だが、そんなことを知る由もない幸太郎は気恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに笑った。


「今日のお弁当もすごく美味しい。こんなに豪勢で美味しいお弁当、作るの大変だったんじゃないの? 全部手作りだし」


「そんなに苦労はしていませんよ。自分のお弁当を作るついででしたし、それに……幸太郎さんのためにって思ったらちょっと気合を入れてしまいました」


「すごく嬉しい、リクト君」


「……幸太郎さんのためなら、僕は何でもしますから」


 見つめ合う幸太郎とリクト――二人の間には甘く、情熱的な空気が漂いはじめる――が、そんな空気をぶち壊すかのように「ウォッホン!」とわざとらしい咳払いが響く。


 二人の甘い空気を断ち切ったのは、煌びやかな装飾のされた髪留めで、毛先が若干ウェーブしている長めの髪をツインテールにした、高圧的なツリ目にして嫉妬が混じった目で幸太郎を睨んでいる小柄な少女――プリメイラ・ルーベリアだった。


 プリムの傍には無表情ながらも居心地が悪そうな表情を浮かべている白葉クロノがいた。


 プリムはまだ初等部に通っているが、リクトと同じ次期教皇最有力候補としての権力を利用して、高等部校舎に入って憧れのリクトや、友人の幸太郎とクロノとともに食事をしていた。


 プリムとクロノも幸太郎と同じくリクトの手作り弁当を食べていた。


「あ、プリムさん、クロノ君。今日のお弁当はどうでしょうか」


 幸太郎に集中していたせいで二人のことが頭に入っていなかったリクトは、今二人の存在に気づいた様子で自身の手作り弁当の感想を求めた。


「最高だ! 母様行きつけのレストランよりも美味しいぞ! さすがはリクトだ! 私のお弁当には十分にお前の愛情が入っているようだな!」


 薄い胸を張って尊大な感想を並べるプリムに、リクトは嬉しそうな笑みを浮かべて「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。


「あ、プリムちゃんのお弁当のおかず、僕のとちょっと違う。ハンバーグが入ってる」


「コータロー、お前のお弁当には唐揚げが入っているではないか! 生意気だぞ!」


「二人の好物に合わせてお弁当のおかずを変えてみたんです。だから、ちょっと違うんですよ」


 女子力――というか、もはや母親クラスの気遣いに、幸太郎とプリムは情けなく大口を開けて「おー」と感心していた。


「プリムちゃん、唐揚げとハンバーグ、交換しようよ」


 幸太郎の提案に、プリムは「よかろう!」と快諾し、幸太郎の手に持っている弁当箱から唐揚げを奪い取るようにして箸で掴んで口に運んだ。


「うーん、美味美味」


「プリムちゃん、あーん、あーん」


「アリスも言っていたが、少しは年上としての自覚を持ったらどうなのだ、まったく――ほれ」


 大きく口を開けて食べさせるように求めてくる、恥ずかしげもなく甘えてくる年上の情けない幸太郎の姿に呆れて、文句を言いながらもプリムは幸太郎にハンバーグを食べさせた。


 そんな仲睦まじい二人の様子をリクトは少し複雑そうな表情を浮かべて喜んでいた。


「そういえば、プリムちゃん、初等部でお昼ご飯を食べなくてもいいの?」


「私は一応初等部所属となっているが、基礎学習は教皇庁旧本部にいた頃に終わらせているのだ! お前よりも頭は良いと思っているぞ! だから別に通わなくてもいいのだ! まあ、私のような偉大な有名人が通ったとなればパニックになってしまうからな、当然だろう!」


「友達いないの?」


「う、うるさい! べ、別に友達などいなくてもいいのだ!」


「麗華さんみたい」


「だ、誰があんな笑い方の品のない女になんてなるものか!」


 騒がしいプリムと会話をしていると、幸太郎はせっかくのリクトの手作り弁当に手をつけず、ボーっとしているクロノが目に入った。


「クロノ君どうしたの? 食べてないけど調子悪いの? 食べないなら食べてもいい?」


「……別に、何も問題ない。それと、絶対にやらん」


 ふいに幸太郎に話しかけられ、クロノは数瞬遅れて彼は反応した。


 問題ないと言いながらも、明らかに何か心配事がありそうなクロノに、幸太郎は思ったままの言葉をオブラートに包むことなく言い放つ――


「昨日、アリスちゃんとノエルさんが喧嘩したって聞いたけど大丈夫?」


「問題ない」


「今日ノエルさん学校に来なかったんだけど、大丈夫?」


「昨日の失態があって頭を冷やしたいらしい」


「セラさんたちも心配してたけど、本当に大丈夫かな」


「ああ、何も問題はない」


「アリスちゃんは?」


「アリスも問題はないだろう」


「本当に?」


 気にしていることをしつこく聞いてくるだけではなく、心の奥底をジッと見つめる透き通った幸太郎の目に、クロノは思わず背けてしまい、小さく嘆息をする。


 返答に困っているクロノを見かねたプリムは、やれやれと言わんばかりにため息を漏らして「コータロー、クロノを困らせるな」と助け舟を出す。


 母に叱られた子供のように幸太郎は大人しく引き下がると、「しかし――」とプリムは話を続け、優しくもあり、厳しい目をクロノに向けた。


「クロノよ、お前とノエルが置かれている状況を考えれば『問題ない』の一言で片付けられる問題ではないぞ。アルトマンと深い繋がりがあったお前たちには、アカデミーから監視がつけられているのだからな」


 そう言ったプリムの視線の先には、物陰に隠れているアカデミーの人間が数人いた。


 ヴィクターと萌乃が襲われただけではなく、ここ数日連続してアルトマンが引き起こした騒動で本気になったアカデミーは、アルトマンを追い詰めようと躍起になっていた。


 しかし、追い詰めようにもアルトマンに関する情報はいっさいなく、数日前に捕らえられたアルトマンに協力していたアルバート・ブライト、北崎雄一きたざき ゆういちも、協力しているだけであって仲間ではなかったため、アルトマンに関する決定的な情報は何も持っていなかった。


 だが、アルトマンの持つ生命を操るとされている煌石・賢者の石の力によって輝石から生み出されたイミテーションと呼ばれる存在であるノエルとクロノは、父と慕っていたアルトマンと深い繋がりがあると考えられ、数日前に一度時間をかけてアカデミー主導で取調べを行った。


 今はアルトマンに反旗を翻してアカデミー側の人間であるノエルとクロノは取調べにも協力的に応じて、アルトマンについて知り得る限りの情報を与えた。


 二人の協力的な対応に、アカデミーは彼らが味方であるという判断を下したが、それでも、父と慕っていたアルトマンとどこかで接触を図るかもしれないという疑念と、またアルトマンが二人の気持ちを利用するかもしれないという不安は消えることなく、教皇庁に認められた輝石使い・輝士たちが二人を一日中監視していた。


 アルトマンの情報が少なすぎるため、少しでも情報を集めるために行った苦肉の策ではあると理解しているが、プリムやリクトは二人への疑いの目がアカデミー側に存在していることに複雑な気持ちを抱えていた。


「輝士の人たちも誘って、みんなでお昼ご飯食べようか」


「……やめておけ。彼らは仕事中なのだからな」


 物陰に隠れている輝士たちを昼食に誘おうとする能天気な幸太郎に、呆れた様子のプリムがやんわりと制止させて、クロノとの話を続けた。


「アリスもアリスだ。どんなに嫌っていても父親であるヴィクターが襲われたのだから、平静でいられるはずがないだろう――それで、実際はどうなのだ」


 純粋無垢な幸太郎の瞳とはまた別種の厄介さがある、有無を言わさぬ迫力と真っ直ぐとした光を宿したプリムの瞳に、降参と言わんばかりにクロノはため息を漏らす。


「平静は保っている――いや、保とうとしている。しかし、アリスは自分でも制御できない怒りがあることを理解している。だから、問題はない」


「そう断言するにはまだ早計だとは思うが――取り敢えずはそれを聞いて安心した」


 激情を宿しながらも周りが見えているアリスの様子を聞いて、不安は残るが少しだけ安心することができたプリムだが、次の問題はノエルだった。


「ノエルはどうなのだ? 失態を演じたと聞いていたが、あのノエルがそんなことをするのは、まずありえない。本当に問題ないのか?」


「自分で足手纏いになっていると十分に自覚しているが、まだアルトマンを父と慕っていた頃の思い出に浸って中途半端なままだ」


「敵対しているとはいえ相手は父と慕っていた相手なのだ。ノエルも辛いのだろう」


「ある程度は理解している。突然変異で生まれながらも実力不足で、アルトマンが望んだイミテーションとしてイレギュラーな反応を示していた失敗作だと思われていたオレとは違い、アルトマンはノエルの面倒をしっかり見ていたからな」


 かつて、自分の母親が起こした騒動に立ち向かったことを思い返し、父と慕う相手とぶつかり合うことに悩んでいるノエルの気持ちをプリムは十分に理解していた。


 しかし、クロノはノエルの気持ちを理解しつつも無表情ながらも眉間に皴を寄せていた。


「だが、結局アルトマンはオレたちを道具として扱っていた。ノエルが慕っているのは、奴がオレたちを利用するために作り出した虚像の父、そして、浸っている思い出もそれが生んだ幻影――ノエルには悪いと思うが、仲間に手を出した以上オレは絶対にアルトマンを許せない」


 ノエルとは対照的に、クロノはヴィクターと萌乃に重傷を負わせたアルトマンに対して激しい怒りを宿し、彼を捕えることに全力を尽くす覚悟を抱いていた。


 お前はそれでいいのか――そうプリムはクロノに問おうとするが、それをリクトがやんわりと手で制し、プリムに目配せをする。


 ここは自分に任せてくれ、そう言っているようなリクトの真剣な瞳に、プリムは胸が熱くなるとともに、ここからは彼に任せることにした。


「迷っているのは、クロノ君も同じじゃないの?」


「違う」


 熱くなっているクロノに冷水を浴びせるようなリクトの言葉に、クロノは即座に反論する。


 しかし、心の奥底を見通しているリクトの瞳はクロノを捕えて逃がさない。


「ノエルさんの味方であり続けたいけど、アルトマンを許せないという気持ちを抱いているクロノ君もまた、ノエルさんと同様に迷っていると僕は感じるよ」


 中途半端だと非難しながらもノエルがアルトマンを慕う気持ちを理解しているクロノが、ノエルを気遣っていることを理解していたリクトの言葉に、クロノは何も反論できなくなる。


 気まずい沈黙が三人の間に流れるが――すぐに「それでもいいよ」と張りつめた空気を解すような、能天気な幸太郎の声が沈黙を簡単に破った。


「何があっても僕はクロノ君とノエルさんの味方だから」


 アカデミーの人間に監視され、下手な真似をすれば騒動に巻き込まれるというのに、状況をまったく理解してない様子で軽く放たれた幸太郎の言葉だが――万人の味方がついたような気がしたクロノの表情から険しさが消えた。


 そして、「確かにそうだな!」と幸太郎の言葉に激しく同意を示したプリムが豪快に笑って暗い雰囲気を一掃させた。


「そうですね、確かに幸太郎さんの言う通りです――ということで、僕も何があろうと、全力でクロノ君とノエルさんの味方であり続けます」


「私もだぞ! 大船に乗ったつもりでいるのだ!」


「……勝手にしろ」


 開き直った笑みを浮かべているリクトと、偉そうに薄い胸を張るプリムの決意を聞いて、クロノは不謹慎にも嬉しそうな微笑を浮かべてしまった顔を隠すように、そっぽを向いた。




―――――――――




 危険――即刻戻ることを推奨。

 アルトマン・リートレイドは敵。

 希望的観測は無意味。


 アルトマン・リートレイドは敵。

 勝手な真似は許されない。


 アルトマン・リートレイドは敵。

 無駄な徒労に終わるだけ。

 周囲に無駄な混乱と被害を与えるだけ。


 警告! 余計な感情に流されている。

 警告! このままではすべてが台無しになる。

 警告! ――うるさい。


 久しぶりに頭の中に響いてくる機械的な声を無理矢理黙らせたノエルは、自身が暮らしている部屋があるマンションから出た。


 まだアカデミーは授業中であるため、マンション周辺の人通りと人気はまったくなかった。


 ノエルを監視していた輝士たちは――ノエルの部屋の前で縛られ、ゆっくりと休んでいた。


 強引に監視の目から逃げ、これから周囲の気持ちを無下にしようとするノエルの表情は暗く、足取りは重く、自問自答を繰り返してマンションを出てから一歩も動けずにいた。


 そして、ふいにノエルはセントラルエリアの中央にそびえ立つ、鳳グループ本社と教皇庁本部に視線を向けた。


 塔のようにそびえ立つ二つの建物はアカデミー都市の象徴の一つであったが、数週間前の騒動で見るも無残な姿になっていた。


 騒動の中心だった鳳グループ上層階は遠目でもわかるほどにボロボロにされており、いくつかの階は爆発のせいで虫に食われたかのように抉られてしまっていた。


 鳳グループ本社と同じ建物だった教皇庁本部は、連続して発生した爆発で屋上が吹っ飛ばされて数階分低くなってしまっており、若干傾いてしまっていた。


 見るも無残になってしまった建物内で起きた騒動を思い返しながら、その過程で久しぶりに出会った、見る影もなくなってしまった父を思い浮かべるノエル。


 無表情でありながらも、僅かに俯きがちになって思い詰めているノエルを嘲笑するように「あーあ、いけないんだぁー」と、おどけた声が響く。


「悪い子はオシオキされちゃうんだよ?」


 銀城美咲――危険。


 好戦的で獰猛な笑みを浮かべている美咲が現れ、ノエルの頭の中で響く機械的な声が警告を促すが、ノエルは無表情のまま美咲をジッと見つめて様子を窺った。


 どうにかして美咲をやり過ごせなければすべてが終わるので、何とかして目の前の大きな壁を乗り越える手段をノエルは模索しながら、手の中にある輝石を握り締めた。


 威嚇するようにジッと自分を見つめてくるノエルに、「まあまあ、落ち着こうよ☆」と、敵意はないが、好戦的な笑みを浮かべたままノエルを制した。


「ここはおねーさんの話を聞いた方が、お互いにとってもいいと思うんだけどなぁ。まあ、ウサギちゃんがどうしてもって言うなら、おねーさん張り切っちゃうけど?」


 美咲の提案に今後のことを考えたノエルは「わかりました」と、警戒心はそのままにして取り敢えずは話をすることにした。


「ウサギちゃん、このまま大人しく戻るつもりはない? 今なら庇えるよん♪」


「……すみません」


「いーの、いーの、謝らなくて。別におねーさんは責めてるわけじゃないから☆」


 自分を心配する美咲たちの気持ちを無下にしてしまったことを弱々しい表情を浮かべて謝るノエルに、罪悪感と庇護欲を駆られてしまって美咲はフランクな笑みを浮かべた。


「別におねーさんはウサギちゃんを止めるつもりはないよ? ただ、おねーさんはウサギちゃんの気持ちを知りたいだけなの――やっぱり、一人でどうにかするつもりなの?」


「ええ、もう巻き込めません」


「……それが、ウサギちゃんの心が出した答えなのかな?」


「はい」


 これ以上誰かの足手纏いになるなら、一人で行動した方が周囲にとっても、自分にとっても得策だと判断したからこそノエルは迷いなく美咲の質問に頷いた。


 中途半端ではなく、確固たる決意を抱いて決断したノエルに、美咲は満足そうな笑みを浮かべて「そっか……うん、わかったよ」と納得した。


「それなら、おねーさんはもうウサギちゃんを止めないよ」


「……よろしいのですか?」


「おねーさんはみんなの味方だから、ウサギちゃんの味方でもあるんだよ? ……それを忘れないでね? 絶対に」


 縋るような目で、ノエルにそう言い聞かせる美咲。


 誰かに迷惑がかかるからこそ一人で行動すると決めたノエルだが、自分の味方だと言ってくれた美咲に、胸の中が温かくなるとともに、マンションを出てから重く感じていた足が軽くなったような気がしていた。


「それなら、もう行っていいよ。ほら、急がないと。すぐにアリスちゃんたちに連絡しないといけないんだからね♪」


「……数分待っていただけないでしょうか」


「ダーメ! 言ったでしょ? おねーさんはみんなの味方なの💗」


「それでは、失礼します――ありがとうございます」


 美咲に促されるままに、ノエルは先へと急ぐ。


 離れる前にノエルが口にした心からの感謝の言葉に、美咲は満足そうで嬉しそうな笑みを浮かべながら、いっさいの躊躇いなくノエルが監視の目から逃れたことを報告した。

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