第31話
儀式の間の傍にある秘密通路を抜けると、有事の際に使用されるシェルターがあった。
重厚な木製の扉を開いたブレイブは誰にも邪魔をされずにエレナと会話をするために扉に鍵をかけ、部屋の中央に置かれた埃塗れの円卓へと向かい、自身が座る椅子の埃を払って座った。
「さあ、ゆっくり話し合いをしましょう、エレナ様」
有無を言わさぬ威圧感を放つブレイブに黙って従うエレナは、円卓を挟んで彼と向かい合うような位置の椅子に座り、鋭い目で彼を睨みつけた。
対面に座るエレナの警戒心と不信感をむき出しにした鋭い視線を受け、ブレイブは力なく、それでいて、彼女を安堵させるような柔らかい笑みを浮かべた。
「そんなに緊張なさらなくても大丈夫ですよ。私は話し合いをしたいだけですから」
だったらさっさと話せと言っているような無言の圧をぶつけてくるエレナに、ブレイブは自身の目的を話すことにする。
「私の目的は教皇庁を存続させることです。ですから、教皇庁を潰そうとするエレナ様の考えを改めてもらいたいのです」
黙ったまま鋭い目で睨みつけるエレナを、迷いのない強い意志の光を宿した目で懇願するように真っ直ぐと見つめ返して、ブレイブは自身の目的を単刀直入に告げた。
「変化を嫌う師匠とは違い、私は教皇庁を大きく変えようとするエレナ様の考えには賛同していますし、名ばかりの枢機卿を追いやったことはあなたの判断を支持しています。ですが、教皇庁という強大な組織を潰すのだけは考え直してもらいたいのです」
「……理由は?」
ずっと黙っていたエレナだが、ブレイブの目的を聞いて興味を抱いたのか、重い口を開いて若干ドスの利いた声で質問した。
「私は聖輝士として世界中に起きている輝石使いや輝石が関わる事件を解決してきました。その過程で多くの人が傷つき、犠牲になり、不幸になったのを間近で見てきた……だからこそ、教皇庁という強大な組織を失った時に世界中で発生する混乱は計り知れない。それによって大勢の人が、子供が不幸になる……それだけは何とか避けたいのです!」
自分が解決してきた事件の過程で親を失い、自分が引き取って育てた子供たちのことを思いながら、ブレイブは教皇庁を存続させるための理由を熱く語った。
ブレイブはもう嫌だった――大勢の人が傷つき、犠牲になり、不幸になるのを見るのが。
だからこそ、強引な真似をしてでもエレナの考えを変えてもらおうとする意志をぶつけるが――特にエレナは感銘を受けることはなく、ブレイブを鋭い目で睨んだまま話の続きを待った。
「エレナ様は気づいていますか? 今、教皇庁が世界を束ねる力を得る絶好の機会だと。私利私欲しか考えない枢機卿は消えて教皇庁は良い方向へと変化しているだけではなく、一般人をも輝石使いにする『兵輝』と呼ばれる機械が現れた――これらは教皇庁にとって絶好の機会だ」
「……面白そうね」
ブレイブの言う教皇庁が世界を束ねる絶好の機会に興味を抱いたエレナは妖しく微笑む。
「兵輝は無益な争いを生むでしょうが、それを教皇庁は抑える力や経験も持っていますし、長年輝石使いを率いてきた教皇庁には彼らを束ねるノウハウもある。将来厄介になる兵輝を抑えれば、教皇庁は世界中から絶大な支持を得て、世界を束ねることができます。そのためにも教皇庁は存続させるべきだし、変化するべきだし、大きな力を得るべきだ……そうすれば……そうすれば、無益な争いで生まれる犠牲をなくすことができる。だから、どうかエレナ様……考え直していただけないでしょうか」
椅子から立ち上がって深々と頭を下げるブレイブ。
大勢の人が不幸になる無益な争いを抑えるために、教皇庁は存続させて、今よりももっと大きな組織なって、世界を束ねるべきだと考えていた。
強引な真似をしてでも将来への不安に対抗するために自身の目的を果たそうとするブレイブの考えに、「なるほど」とエレナは優し気に微笑んで満足そうに頷いた。そんなエレナの微笑に、自分の考えに理解を示してくれたと思ってブレイブの表情は若干明るくなった。
「一般人が輝石使いになれる兵輝、今後も増え続けるであろう輝石使いを考えれば、確かに長年輝石使いを率いてきた教皇庁が世界を支配するべきだし、今は絶好の機会――この機会を逃せば、そんな機会なんてもう二度と訪れないかもしれない。普通に考えればそうするべきね」
自分の考えに同意をしてくれているエレナだが――ここで、ブレイブは違和感が生まれ、明るかった表情は鋭いものになってエレナを見つめた。
普段のエレナに比べれば若干声にドスが利いて、目つきも鋭かったが、それは自分に対しての警戒心からそうなっているだけであって気にしていなかった、
だが、エレナが言った「教皇庁が世界を支配する」という言葉に、ブレイブは引っかかった。
確かに「世界を束ねる」という自分の言葉を言い換えれば「支配する」という言葉になるが、教皇の立場であるエレナが「世界を支配する」という言葉を安易に発するのは違和感があるし、似つかわしくないからだ。
「孤児を育てているアンタの立場を考えれば今回の一件にはある程度同情は示すわ。でも、私からしてみればアンタの考えは中途半端で甘いわね。強引な真似をしたくせに話し合いで解決できると思ってんの? それに、教皇庁が力を得て世界を支配すれば争いはなくなると思ってんの? 現実的に考えればありえないでしょ」
「……お前は、まさか」
常に冷静沈着なエレナからは信じられない尊大な口調に、目の前にいるエレナが、エレナではないことにようやく気づいたブレイブ。
拳をきつく握りしめて歯噛みしている、全身から悔しさを溢れ出しているブレイブを見て、エレナは、「今更遅いのよ」と心底気分良さそうで性悪な笑みを浮かべて、頭につけていた栗毛のカツラを脱ぎ捨てた。
カツラを脱ぎ捨てると――ブレイブがエレナと思っていたのは、アリシアだった。
「まさか、こんな古典的な手に引っかかるとはね。あのクソババアは途中から気づいたみたいだったけど、抜け目のないアンタが引っかかるなんて、相当切羽詰まってたのかしら? それとも、自分の計画が上手く行きすぎて油断でもした?」
自分がエレナに成りすましていることに気づかなかったブレイブを煽るような笑みを浮かべるアリシアだが、ブレイブは自分の愚かさを盛大に悔やんでいるので彼女の言葉など耳に入らなかった。
確かにアリシアの言う通り、弟子たちの負担を減らすために早急に目的を果たそうとして焦っていたし、思い通りに事が運んで油断をしていたのも事実だが――
それ以上に、顔を合わせば口論ばかりしていて、つい最近まで教皇の座を奪い取ろうとしていたアリシアが、エレナに成りすましていることなどブレイブは予想ができなかった。
「これでアンタの計画は失敗、残念ね。まあ、自分の詰めの甘さを呪いなさい」
気分良さそうに笑うアリシアに、ブレイブは反論できずただただ自分の愚かさを呪っていた。
―――――――
聖堂周辺は戦場と化していた。
優輝、沙菜、大道、グラン、グランが率いている輝士たち――そして、兵輝によってパワーアップしたブレイブの弟子と、どこからかともなく現れた大量の輝械人形。
彼らがぶつかり合っている聖堂周辺は戦場と化していた。
武輝である刀を手にしている優輝が生み出した光の刃が雨のように地上に降り注いで、敵であるブレイブの弟子たちと輝械人形に的確に当てていたが、それだけでは彼らは倒れず、満身創痍になっても戦い続けていた。
だが、そんな彼らをグラン率いる輝士たちが迎え撃つ。
しかし、ブレイブの弟子たちの数が多すぎるため、味方の輝士たちは徐々に押されていた。
そんな輝士たちの後方で武輝である杖から光の矢を打ち出して援護をしながら、次々と周囲にいる敵を、生み出した大量の光球を爆発させて倒す沙菜。
優輝たちの隙をついて聖堂に向かおうとする敵は大道が止めていた。
光を纏った武輝である錫杖を大地に突き刺すと大地が揺れ、敵たちの体勢が崩れ、その隙をついて力強く振るった武輝と、武輝から放つ光弾で確実に敵を倒していた。
空中から攻めようとする敵の対処は、空中戦が得意なグランが行っていた。
背部のブースターで空を飛ぶ輝械人形や、ふわりと宙に浮かぶ輝士たちを、勢いよく天高く跳躍したグランは空を蹴って獲物を借る鳥のような勢いで、武輝である円錐型の穂先のランスを突きつけながら猛進して彼らを落としていた。
何とかブレイブの弟子たちと輝械人形が聖堂に殺到するのを抑えることができている優輝たちだが、徐々に押されつつあった。
一騎当千の実力を持つ優輝たちの攻撃を受けて傷だらけになって、ダメージを負ってもブレイブの弟子たちはすぐに起き上がり、輝械人形もそれなりに頑丈で手足の一つが吹き飛んでもすぐに起き上がり、優輝たちに攻撃を仕掛けていた。
頑丈な輝械人形と、師の望みを叶えるのに必死なブレイブの弟子たちの執念に、徐々に優輝たちは押されていた。
「……キリがないな」
押されつつある現状に優輝は思わずそう呟くと、僅かに息が上がっている大道、グラン、沙菜は体力を温存するためと策を練り直すために一旦持ち場から退いて優輝の傍に集まった。
「グランさん、この騒ぎで応援はまだ来ないのだろうか?」
いくら町から離れていても、戦場と化しているこの場に旧本部からの応援が来ないことを大道は怪訝に思ってグランに尋ねるが、グランの表情は芳しくなかった。
「普通なら応援が来てもおかしくないが、いまだに来ないことを考えれば、おそらく、旧本部でもブレイブさんの弟子が暗躍しているはずだ。ブレイブさんの弟子は何も輝石使いだけじゃない。輝石を扱う素質がない者は、教皇庁の運営や警備システムの構築にも関わっている。彼らが結託すれば応援の望みは薄いだろう」
「我々だけでこの場はどうにかするしかないということか。少数でも応援が来てくれれば、だいぶ状況は変わってくると思うのだが……泣き言は言ってられないな」
「その通り、逆境こそが力を高める最大の機会。修行と思うことにしましょう!」
応援が絶望的な状況だが、大道の言葉を受けてグランは暑苦しいほどの気合を入れて蓄積した疲労を吹き飛ばすが、一方の優輝は不安そうな面持ちで後方にある聖堂を一瞥した。
聖堂内には幸太郎の味方の中でも実力的にトップクラスであるティアと美咲がいるのに加えて、クロノも聖堂に向かい、アリシアをエレナに変装させて相手の虚を突き、儀式の間に通じる通路にはティアの父親であるデュラルも隠れて不測の事態に備えるようにしていた。
しかし、それでも抜け目のない優秀な聖輝士であるブレイブと、何を考えているのかわからないイリーナが相手であり、更には輝械人形の登場という不測の事態で、聖堂内も不測の事態が起きているということは容易に想像ができていた。
「ここは私たちが食い止めます。だから、優輝さんはティアさんたちの応援に行ってください」
「そうしたいのは山々だけど現状でギリギリだから、それはできないよ」
優輝の不安を察した沙菜はこの場は自分たちに任せろと言うが、ギリギリの現状を考えれば沙菜たちに任せられないと優輝は思ってこの場から離れられないが――「そうするべきだ」と大道が沙菜の意見を支持して、勇気の背中を押した。
「ブレイブさんの弟子たちは師匠の望みを叶えるまでは絶対に止まらないだろう。そう考えれば、早急にブレイブさんを止めるべきだ。そうすればこの場も静まるに違いない」
「簡単に言ってくれますけど、大道さん……ブレイブさん、止まると思います?」
「簡単には止まらないだろうが、誰かが不測の事態が起きているであろう聖堂に応援に向かえば向こうの状況は良くなる。それに、ブレイブさんとともに暗躍しているというイリーナ様もいるんだ――君は誰を守りたいんだ? それをよく考えるんだ」
「大道君の言う通りだ。今は少しでも戦力をあちらに向かわせて早急に決着をつけるべきだ。実力的に考えればこの中で君が一番適任だ。さあ、守りたい人を守るために行くんだ」
大道とグランの言葉で自分や友を救ってくれた恩のある幸太郎や、ティアたちのことを思い、「……わかりました」と優輝は躊躇いながらも力強く頷いて彼らにこの場を任せることにする。
「だけど、その前に――この場にいる大切な人たちを守るため、最大級の攻撃を仕掛けます」
沙菜、大道、グラン――大切な人と友のために、優輝は全身から輝石の力を溢れさせる。
全身に光を纏った優輝から、圧倒的な力の気配を感じたブレイブの弟子と、輝械人形たちは一旦距離を取って離れが――優輝は構わずに武輝に変化した輝石から力を絞り上げる。
そして、はるか上空に光の刃ではなく、それよりも大きな光の剣を先程生み出した無数の光の刃よりも、はるかに大量に生み出した。
優輝が生み出した光の剣は一本一本が武器に変化した輝石と同じエネルギー量を持っていた。
「ゆ、優輝君。その……こういう時に行ってしまうのは何だが、聖堂周辺には貴重な遺物があるんだ。だから、思い切りやってもいいけど、頼むよ?」
「ええ、それなりに注意は払いますよ。それなりに。それに今なら、ブレイブさんとイリーナ様に擦りつけられますから」
最大級の攻撃を仕掛けようとする優輝に、教皇庁の人間として一応一言周囲に気配るように頼むグランだが、騒動の主犯格に責任を擦りつける気満々のあくどい笑みを浮かべた優輝は構わずに空中に浮かんだ無数の光の刃を地上に向けて落とす――
「オーッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッ!」
一世一代の攻撃を仕掛けようとする優輝を見せ場を邪魔する耳障りで、気分良さそうな高笑いが響くと同時に、優輝の攻撃に備えるために後退したブレイブの弟子と、輝械人形たちが何者かの攻撃を受けて勢いよく吹き飛んだ。
「歴代教皇が眠る神聖なる地で策謀を張り巡らせ、昨日までの友と泥臭く争うとは、親愛なる師のためとはいえ、言語道断、恥を知りなさい!」
蹴散らしたブレイブの弟子たちに偉そうに喝を入れながら、蹴散らした敵の間を優雅な歩調で優輝たちに近づくのは――武輝であるレイピアを手にした鳳麗華だった。
麗華の横には億劫そうに武輝である巨大手裏剣を担いでニヤニヤとした笑みを浮かべている伊波大和と、武輝である剣を手にして周囲を警戒しているセラ・ヴァイスハルトがいた。
ここから遠く離れたアカデミー都市にいるはずの三人が突然この場に現れたことに、最大級の攻撃を仕掛けることも忘れて優輝は驚き、沙菜たちも戦うことも忘れて驚いていた。
優輝たちの傍まで寄ると、麗華はビシッと音が出る勢いでブレイブの弟子たちを指差した。
「師の信念のために殉じられるのは美しくもあり、儚くもあるというのに傍目から見たあなたたちの姿は無様であり醜悪、醜悪、醜悪! そんな己の姿に気づかないというのは、すなわち! 師に信念があっても、己に信念がない証拠! 今すぐファックオフのゴーホームですわ! というわけで、セラさん、大和、懲らしめてやりなさい!」
「どこぞのご隠居様みたいに偉そうに現れたけど、麗華、幸太郎君のことが心配でたまらくなって、大悟さんに無理を言ってセラさんと僕を連れてここまで来たんだよ。――まあ、多分大悟さんからしてみたら、こうなることを望んだと思うんだけどね。本当はノエルさんも一緒に行きたかったがってたけど、さすがにノエルさんまで離れたらアカデミー都市の守りが手薄になっちゃうから我慢してもらったんだ。いやぁ、幸太郎君ってモテモテだよね。僕を含めたみんなに慕われているんだからさ」
「シャラップ! 勘違いしてもらっては困りますわ! 教皇庁に何やら不穏な気配がしたからこそ、鳳グループ、何よりもアカデミーの代表としてここまで来たのですわ!」
「はいはい、じゃあそういうことにしておくよ」
「ムキー! ちゃんとわかっていますの、あなたは!」
格好良く大見得を切った麗華の横で、自分たちがここまで来た内情を驚いている優輝たちに余計な一言を交えて教える大和。
そんな大和余計な一言に麗華はつい先程までの格好良く大見得を切ったのが嘘のように、ヒステリックな怒声を張り上げた。
こんな状況でいつものように麗華と大和が口論を繰り広げてしまうのを察知したセラは、その前に「コホン」とわざとらしく咳払いをして、敵に鋭い視線を送った。
「とにかく、ここは私たちも協力します」
勇ましくそう宣言するセラに、ようやく我に返った敵であるブレイブの弟子たちは新たに現れた一騎当千の実力を誇るセラたちに戦々恐々し、優輝たちは心強い味方の登場に安堵の息を漏らした。
しかし、それでもブレイブの弟子たちはまだ希望があった――ここで自分たちが粘れば、ブレイブが何とかしてくれると思ったからだ。
セラ、大和、麗華――アカデミー都市から遠く離れたこの場所でも、三人の実力の噂は届いているが、所詮は三人だけであり数で押し切れると思っていた。
「ああ、そうだ。最初に旧本部に行って、そこを占拠していた君たちのお仲間はもう倒しちゃったから、そろそろ応援が来ると思うよ?」
僅かな希望を簡単に打ち砕く、意地の悪い悪魔のような笑みを浮かべた大和の一言にブレイブの弟子たちの表情が曇るが、それでも師のために退かない。
「セラ、ここをお前に任せたい」
「わかった。優輝、幸太郎君とティアたちをお願い」
この場を自分に任せると言ってくれた優輝に、セラは力強く頷いて期待に応えて見せた。
優輝も、本当は自分が幸太郎の元へと向かいたい気持ちを抑えて、幸太郎のことを自分に任せてセラの期待に応えるために、聖堂に向けて振り返ることなく疾走する――前に、忘れていた最大級の攻撃を仕掛ける。
その攻撃が合図となって、ブレイブの弟子と輝械人形がセラたちに向かって襲いかかる。
再び、聖堂周辺は戦場と化していたが――
先程と比べて、優輝の攻撃を受けてブレイブの弟子たちの勢いが若干衰えているのは明らかだった。
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