ある少年の日常
「今日はバイトの給料日!限定販売のグラビア写真集買うんだもんね~」
スキップしながらビル街にある銀行を目ざす僕(
「ようやくみえてきたぞ~♥けど何かあたりが騒がしいな~」
スーツ姿の人がいきなり手をつかむ。
「君・こちらに来てはいけない!今は立ち入り禁止だ」
なんだろうと思い耳をすますと銀行の方から悲鳴が聞こえる!
「きゃ~やめて~たすけて~」「許して!お願い!」
「なんでも言うこと聞きますから家にかえして~」「人でなし!」
野太い声の男が怒鳴っている!。
「腕をあげろ!言うこと聞かないと、どうなるかわかってるだろうな!」
ヤバイ!これはあれだ!僕は
「ぎ・銀・銀の助ーーーーーーー!」
サリーマンの男が心配そうに聞いてくる。
「君知り合いでもいるのかい?かわいそうにな~」
僕は頭をふりながら完全パニックで答える。
「け・警・慶子さんに連絡を!」「だれだそれは!君落ち着きたまえ」
(ぜ~は~。ぜ~は~。息苦しい)
(相手は一人ぽいから僕でもなんとかなるかも!)
僕は助けに行こうと決めた!玄関はあいている。用心の為近くに落ちているバットを拾った。
「これで突撃して強盗を脅せば大丈夫だろう」ドキドキ心臓の音が速い。よし!「まってろよ~給料ちゃ~ん」勢いよく飛び込み
「手をあげろ!」
「キャーーー!」
銀行員とお客さんが
「あ、あれ~?犯人は(キョロキョロ)僕?~」自分を指さす
やばい!やばい!考えろ僕のノン味噌ちゃん(ピキン!少年はひらめいた)
「手を上げて背伸びの運動!はい、みなさん一緒に~(口笛)」
みんなは固まった!犬が吠えた「アオ~ン」猫がないた「にゃ~ん」
少年も泣いた・・・
「いまだ!」瞬間勢いよく玄関から飛び出し激走!涙を流しながら空を見る僕
「この大空に~翼広げ~飛んでいきたいよ~♪」本気で思った。
少年が逃げたあと人々の話し声。
「バットを持った少年が銀行強盗ですってあぶないわね~」
「今日隣のビルでアイドル体験業務の撮影してたよね?」
「そうそう窓ふきだってさ。デレクターの怖いおっさん手あげろとか言うこと聞かないと弁当抜きとか大声で叫んでたよ!」「大変だね~」
「・・・」近くの茂みに戻って様子をみる少年。
「しくしく(´;ω;`)声だけで判断すると世の中こわい・・・」
銀行はやめてコンビニATMで給料をゲットした瞬。ポケットのお金をにぎりしめながらわめく。
「これで写真集かえるぞーー!」
妄想で股間がふくらんだ少年。行くてに聞き込みの警察官。
「君、このあたりで怪しい少年をみなかったかい?」
(僕のことかしら?ドキドキ)「僕急ぎますので」
「ん?君、股間になにを持っている!出しなさい!」
警官は股間を見つめ、警戒している。
「とてもお見せできる物ではないです(しくしく)」
「大きいな・・・。武器か!」
「大きくないです。普通です!けどある意味武器かも(ボソッ)
「何武器だと!動くな!」警官は身構えた!。
「動きたくても動けません(股間に手をやりモジモジ)このままではやばい。息子さえおさまればな~」ピキン!
「あの~お
「なんだ?(ごにょごにょ)仕方ない。一度だけ言うから武器をだすんだぞ」
「はい!お願いします」
「俺のマグナムがお前を狙っている!」警官は両手をポケットにいれ答えた!
「ヒーーー!」少年はお尻をおさえた!近くの木が折れた!股間も折れた!
「何!武器が消えた!」驚く警官。第2作戦発動の僕。
「きゃ~変態!お尻はかんにんして~」付近はざわつく。
「警官が少年のお尻だって!」「やだ何かふくらんでる」
あちこちから声があがる。警官はひるんだ!いまだ!
「マグナムいや~」少年は駆け出した。
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