第三幕:毒

 リ・コーダーによる新たなアカシック・コードの収集方法は、おおよそ二通りある。一つは、アカシック・レコードに直接アクセスし、そこから、アカシック・コードを収集するという方法。そして、もう一つは、既知のアカシック・コードを組み合わせることで、さまざまな事象を起こしながら、新たなアカシック・コードを模索するという方法だ。


 これらの方法によって収集されたアカシック・コードは、書物や電子端末などに記録され、門外不出の法として、子孫へ受け継がれていく。そのため、リ・コーダーの実力というものは、その家に代々受け継がれてきたアカシック・コードの質と量で決まることが多いのだという。


 セトはユリア以外のリ・コーダーに会ったことがないため、憶測することしかできないのだが、セブンフィールズ家は、それなりに優秀なリ・コーダーを輩出してきたのだろう。ユリアが頻繁に足を運ぶ地下書庫には、積みあげられた書物の塔が、いくつもそびえ立っていた。


 けれども、セトがガーディアンであるからなのか、それとも、リ・コーダーでなければ、アカシック・コードを扱うことはできないからなのか。ユリアは、セトが地下書庫に足を踏み入れることはおろか、それらの書物に触れ、目を通すことにも口を出さない。これらの知識は、他でもないセブンフィールズ家の財産でもあるだろうに、ずいぶんと無防備なことだった。


「ここにある書物もまた、リ・コーダーにまつわるものでしょう。アカシックによる修正の力に対して、もっと警戒心を持つべきではないんですか?」


 怪訝に思って、セトは書庫の床に座りこむユリアに、そう問うてみる。すると、ユリアは目を通していた書物から顔をあげ、セトを見つめて不思議そうに首をかしげた。


「修正の力って……例えば?」

「キミが書庫に持ちこんだその紅茶を、誤って書物の上にこぼしてしてしまうとか――あるいは、ボクがこれらの書物を燃やしてしまうとか」


 一瞬、おかわりを注ごうとティーポットを傾けていたユリアの動きが固まる。ユリアはしばし考えこむように、そのままの体勢でいたものの、やがてティーポットを床に置いた。


「それは、たしかに、わたしが本にお茶をこぼすことはあるかもしれないけど」どことなく、ばつが悪いといったようすで呟いたユリアは、だけれど、やはり心底不思議そうな顔をする。「どうして、セトがここの本を燃やすの?」

「ですから、例えばの話です」


 セトは書庫にひとつだけある椅子に腰かけたまま、ティーカップを口に運んだ。そうして、カップの中身を飲み干した後に、口づけた場所を指先で拭って続ける。「ですが、あり得ない話ではないでしょう。ボクは、キミに言ったはずです。キミは、必ず、後悔すると」


 ユリアの碧い瞳が、丸くなる。そこに映る自分自身の姿を見つめて、セトはユリアの反応を待った。


 だのに――否、やはりというべきか――いつかのように、ユリアはただ屈託なく笑う。


「セトは、そんなことしないよ。わたし、知ってるもの」


 ユリアはそう言って、セトが膝の上に置いていた分厚い本を見た。それは、セトがガーディアンとしてユリアに召喚されたその日から、ずっとセトが持ち歩いているものだ。


「セトは本が好きで、本を大事にしてくれる人だよ。ここにある本を燃やしたりなんてしないよ」


 なんの迷いもなく、確信しているかのような目で、ユリアは断言する。


「……でも、わたしは紅茶をこぼしそうだから、ティーセットを持ちこむのはやめだね」


 書庫の床に広げたティーセットを見つめて、そう苦笑する。わずかに、セトは目を眇めた。やはり、ユリアはわからない。


 たしかに、セトにはここにある書物を燃やす気なんて、さらさらなかった。本というものが好きであることも事実で、さまざまな情報を著者が詰めこんだそれらは、芸術作品であるとさえ思っている。それを害するなど、セトにとっては言語道断だ。


 けれど、否、だからこそ、たった一冊の本を肌身離さず持ち歩いているというだけで、ユリアがセトの本質を見抜いているということが理解できない。偶然という可能性はある。だが、ユリアの不審な点は、それだけではない。真新しい遮光カーテン、セトに対するあまりに寛大な態度、そして――


 上着のポケットに手を入れたまま、セトが延々と思考を巡らせていると、おもむろにユリアが言った。


「ねえ、それよりセト――その上着、買い換えたほうがいいんじゃない?」


 意識を現実へと戻せば、古い書物を閉じたユリアが、セトを見あげている。考えても答えの出ない違和感を、一先ず頭のすみへと追いやり、セトは軽く首をかしげた。


「なぜですか?」

「なぜって、ポケットがやぶれてるじゃない。いつまでも、そのままっていうのは、ちょっと」


 そう言葉を濁され、セトは自分が生きていたころの経験から、ユリアの言いたいことを察した。つまりは、みすぼらしいだとか、みっともないだとか、そういうことを言いたいのだろう。けれど、大概の人間というものは、他人の目があるときに限って、それを気にするものだ。「問題ありません。こんな辺鄙な場所に来る物好きも、そういないでしょう」


 ここには、自分とユリア以外には誰もいない。だから、服装がどうのと気にする必要はどこにもない。暗に、そう含ませて言ったセトに対して、けれども、ユリアは食いさがった。


「それは、そうだけど」


 言いよどむユリアは、どう見ても納得しているようすではない。別段、セトとしては、自身の言い分をユリアに理解してもらおうなどというつもりはないのだが、こういう事柄に関して、女性という生きものは殊更に気を回す。早いうちに白黒つけておかないと、どうにも面倒くさいことになりそうだった。


 セトは内心で息を吐き、穴の開いたポケットから指を覗かせ、ほつれた糸をつまみ出した。


「キミが勝手に代わりの上着を買ってくるというのであれば結構ですが――ユリア、キミはまた、あんな危険な場所へ行こうというんですか?」


 セトが先日の一件を示唆すると、とたんにユリアの顔がさっと青ざめた。あれからもう一週間は経っているものの、ユリアの中では、あのできごとはまだ鮮明に記憶されているらしい。ユリアの顔色が変わるようすを冷静に分析して、セトは無感情に目を細めた。


「どういうわけかはわかりませんが、この家の周辺でアカシックの影響を受け、リ・コーダーを狙う存在は今のところいません。キミがこれまで何事もなく暮らしていたと思われることから、ここが安全であるという可能性はかなり高いでしょう――ですが、街へ行くとなれば話は別です。事実、キミのガーディアンであるボクは通り魔に襲われましたから。かといって、キミのキャパシティでは、替えの上着をリ・コードすることも不可能――」


 つらつらと言葉を並べ立てていたセトは、けれど、ふいに立ちあがったユリアのせいで、それ以上を言うことはできなくなった。


「だったら」


 言うや否や、ユリアはセトの腕をつかんだ。かと思うと、地下書庫からカーテンで閉めきった部屋まで戻り、あれよこれよという間にセトは上着を脱がされてしまった。


 その結果、薄手のシャツ一枚になってしまったセトは、上着を剥ぎ取ったユリアを恨めしい目で見ることになる。


「……ユリア、寒いです」


 セトが着ているのは、袖の長いシャツであるとはいえ、もう秋も深まっている。残暑の暑さはなりを潜め、気温はぐっと下がっていた。


 けれども、口を尖らせているセトに対し、ユリアは奪い取った上着のやぶれた箇所をじっと見つめていて、振り返りもしない。「部屋の中なんだから、そんなに寒くないでしょう」


 なんとなく、セトはそれがおもしろくなかった。


「それでも、寒いものは寒いんです」


 首をちぢこめてそう不平を重ねると、ユリアがため息を吐いた。そうして、やはりセトを振り返ることなく、椅子の背にかけてある毛布を指差す。


「そこに毛布あるから、それ使って」

「嫌です。動きたくないです」


 絨毯の上で膝を抱えて丸くなれば、今度こそユリアが振り返った。セトは身じろぎひとつせずに、ユリアの碧い瞳を見あげる。立ったままのユリアが、セトの紅い瞳を見おろす。


 無言の攻防があった。相反する色の瞳がぶつかり合って、お互い何ひとつものを言わない。そして、最終的に折れたのは、ユリアのほうだった。


「ああもう、しかたないなあ」


 セトの上着を腕にかけ、椅子の背から毛布を取ると、ユリアはセトの頭から毛布をかぶせた。それから、セトの目線に合わせるようにしゃがみこみ、ピンで毛布の前を留める。赤みがかった金の髪が、微かにセトの前髪をかすめた。


「ほら、これで寒くないでしょう?」


 どこか満足げに、ユリアが笑う。屈託のない、無垢な笑顔だった。迷惑だとか、面倒だとか、そういった感情は、どこにも見受けられない。おもしろくないという感情が霧散した。けれど、それと同時に、別の感情がセトの胸の内にこみあげてくる。


 セトはユリアの顔を見つめて、やがて毛布に顔を埋めた。「――はい、ありがとうございます」


 返事を聞いたユリアはうれしそうな顔をして、セトから離れる。それを目で追いかけながら、セトはその背中に問いかけた。


「それで、キミはその上着をどうするつもりなんですか。その生地は、紫外線を遮断する特別なものなので、捨てられると非常に困るんですが」

「捨てる?」ユリアが驚いたようすで、セトを振り返った。「そんなもったいないことしないよ」

「じゃあ、どうするんですか」


 と、セトが続けざまに問えば、ユリアはベッドの下から木製の箱を引っぱり出して戻ってくる。


「もちろん、繕うんだよ」

「繕う?」今度は、セトが驚く番だった。「キミは、料理だけでなく、そんなことまでできるんですか」

「だって、一人暮らしが長いんだもの。家事全般くらいはできるよ」


 なるほど。たしかに一人暮らしであるのなら、世間一般ではそれくらいできて当然なのかもしれない。もっとも、セトにとっては家事なんて縁のないことではあったけれど。


「つまりは、器用貧乏ということですか」

「…………」


 セトが納得する一方で、なぜかユリアは複雑そうな面持ちになる。


「なんですか」

「別に」


 眉根を寄せたセトに対し、ユリアは抑揚のない声で応じるだけだった。裁縫箱であったらしい木箱のふたを開け、中から銀色の針と糸を取り出すと、糸通しを使うでもなく針穴に糸を通し、慣れた手つきで糸に結び目を作る。そして、セトの上着を繕い始めた。見慣れない作業に、自然とセトの興味はそちらへと向く。もとより手持ち無沙汰だったということもあり、セトはしげしげとユリアの手もとを眺めた。


 ユリアの手が針と糸を操り、すいすいと布の裂け目を閉じていく。セトは針と糸の動きを目で追い、その縫い合わせ方にどんな効果があるのだろうかと分析する。おそらく、あれは糸のほつれを防ぐためで、これは繕った跡が目立たないようにするためで――


 裁縫をしたことのなかったセトにとって、縫い方の分析は適度な刺激を与えてくれる。だけれど、ひととおり縫い方の分析を終えてしまえば、裁縫というのは単調な作業だった。ただひたすらに、同じ手順で布を縫い合わせていくようすに、セトはすぐに飽きた。毛布に包まったまま、本を胸に抱えて寝転がる。そんなセトのようすをちらと見て、ユリアが小さく笑った。その視線はすぐに逸らされたものの、不快感はない。それどころか――


 ああ、まただ。内心で呟き、セトは密かに歯噛みした。自分は、何をしているのだろう。理由はわからないとはいえ、ユリアはセトに甘い。それを知っていながら、なぜ自分は人の温もりを求めるような行動を取ってしまうのか。彼女にとって、自分は災いの種でしかないと、理解しているはずなのに。


「まるで、毒のようだ」


 と、セトは小さくひとりごつ。それは、砂糖菓子のように甘い毒。一度その味を知ってしまったら、手放せなくなってしまう中毒性のある甘い毒――

 けれど、それでも、心は求めてしまう。


「ユリア」


 ぽつりと、口から出た名前。セトの上着を繕いながら、ユリアは「なあに」と答える。甘やかすような声音に、セトは無性に泣きたくなった。


「今日は、ハンバーグが食べたいです」

「また? この前も、ハンバーグだったじゃない」

「食べたいんです」


 セトが、そう頑として譲らずに言い張れば、ユリアは決まって困ったような顔で笑う。そして、言うのだ。


「わかった、わかったよ。今日の夕食は、セトの好きなハンバーグにするから」


 予想どおりの答えが返ってきて、セトは満足感を得る一方で、強く唇を噛みしめた。


「……夕食、楽しみにしています」


 かろうじて開いた口から出てきた声に、果たして苦渋の色は混じらなかっただろうか。セトはそう懸念したけれど、ユリアが特に何かを言うことはない。そのことに少しだけ安堵して、セトはユリアの顔も見ずに目を閉じた。


 だから、セトは知らない。ユリアの碧い瞳が、切なげにセトを見つめていたことを。



  ※



 セトが目覚めたとき、一番に鼻をくすぐったのは香ばしい肉の焼ける匂いだった。先刻の約束どおり、ユリアがハンバーグを作ってくれたのだと理解して、セトの口もとが緩む。


 心地よいまどろみの名残を感じながらも、床に寝転がっていた身体を起こし、セトは軽く周囲を見渡してみる。眠る前までいたユリアの姿はもうなかったものの、丁寧にたたまれたセトの上着が、すぐ近くに置いてあった。


 眠っている間も抱えていた本や、ピンで留められた毛布を床に置き、セトは手早く自分の上着に袖を通す。上着のポケットに開いていたはずの穴は、ユリアの手によってすっかり繕われて、その姿を消していた。「器用なものだ」少し感心して、小さく呟く。


 それから、セトはかぶっていた毛布を丸めて部屋のすみに投げやると、一度は床に置いた本を今度は小脇に抱えて、食卓のある部屋へと向かった。


 果たして、食卓についたセトを出迎えたのは、ちょうど食事の支度を終えたらしいユリアと、食卓の上に用意されたハンバーグだった。


「あ、セト! 今、ちょうど起こしにいこうと思ってたの」


 生成りのエプロンを壁にかけながら、ユリアが笑う。


「それで、上着のほうはどう? 変なところとかはない?」

「はい、特には。キミの器用さには感心しました」

「セトが言うには、器用貧乏だけどね?」


 先刻のセトの言葉を繰り返して、ユリアも食卓につく。


 ――もしかしたら、彼女は「器用貧乏」と称されたことに、少なからず気分を害していたのかもしれない。


 今さらになって、セトはそんなことを思った。少し言葉を訂正しておくべきだろうか。そう考えながらも、セトはさっさとハンバーグを切り分けて口に運ぶ。けれども次の瞬間、その考えはセトの頭の中から消し飛んだ。


「……ユリア」

「何?」

「ニンジン、入れましたね?」


 ナイフとフォークをおろし、セトは正面に座るユリアを静かに睨む。常よりも低い声が出たせいなのか、 それとも、図星だったせいなのか。ユリアの表情がにわかに強ばった。


「な、なんでわかったの?」


 動揺を隠しきれないようすのユリアに対し、セトは一言。「ニンジン臭いです」


 ユリアには、ニンジンの混入を気づかれないという、よほどの自信があったに違いない。唖然としている彼女を一瞥し、セトは水の入ったグラスをつかんだ。


「時間をかけて煮こんで、すりおろして、よく肉に馴染ませてあってもわかります。ボクは、ニンジンが嫌いですから」


 グラスの水を一気にあおり、口の中に残るニンジン独特の味と臭みを無理矢理に胃へと流しこむ。それでもなお、微かに口腔内に残るその臭いに、セトは顔をしかめた。


 食欲なんて、とうにない。不機嫌にセトが席を立とうとしたとき、ふいにユリアがため息を吐いた。


「やっぱり、だめかあ」


 そう言って、ユリアはまだ手をつけていない自分のハンバーグを、セトのほうへと押しやった。その行動の意図がつかめずに、セトは怪訝なまなざしでユリアを見る。すると、彼女はいつもの困ったような笑みを浮かべた。


「ちゃんとニンジンは食べてほしいけど、何も食べないようじゃ困るから、念のために作っておいたの。大丈夫だから、食べてみて」


 ユリアは、何がとは言わない。とはいえ、それを察せないほどセトも馬鹿ではなかった。


 疑いのまなざしをユリアに向けつつ、あげかけた腰をおろし、もうひとつのハンバーグにナイフを入れる。白い湯気とともにあふれ出した肉汁の中に、ニンジンの臭いはしない。続いて、断面。ここにも、あの野菜独特の橙色は見られない。となると、最終的には自分自身の味覚だけが頼りになる。


 セトは、できる限り小さく刻んだハンバーグのひとかけらを口に運んだ。慎重に肉を噛みしめ、その中に不純物が混ざっていないかを確かめていく。そうして、ひとしきり肉を咀嚼した後、セトはそれをゆっくりと飲みくだした。


「……たしかに、ニンジンは入っていないようですね」

「当然だよ。だって、そのハンバーグはセトのために作ったんだから」


 くすくすと、ユリアが笑う。


 自分のために作ったというのなら、どうして最初から食べさせてはくれなかったのか。セトとしては、そんな思いを抱かずにはいられなかったものの、噛みしめたハンバーグの味が五臓六腑に染み入っていくのを感じる。そのとき、セトは唐突に悟った。


 ――ああ、これは毒だ。このハンバーグには、毒が入っている。


 それは、人を死に至らしめるような、そんな性質の悪いものではない。けれど、一度は死んだ身であるセトにとって、何よりも性質の悪いもの。


 ユリアの、鈴を転がしたような笑い声。純粋な、笑顔。それら全てが、ひどく心地よく感じられる。


 自然と、セトの握っていたナイフとフォークがおりた。


「キミは、必ず、後悔する」


 ユリアを見つめて、この日、二度目になるその言葉を、セトは繰り返す。これは、警告だった。


 なのに、ユリアは笑みを絶やすことなく、また毒を吐くのだ。


「わたしは、後悔なんてしない。だって、わたしは今しあわせだから」


 なんと甘い毒なのか。セトはきつくまぶたを閉ざし、己の中に沸き立つ激情を抑えこむ。そして、次の瞬間にはまた、いつもの声を取り繕って「そうですか」と相づちを打つのだ。身体に毒だと知りながら、肉だけのハンバーグを口にし続けてきたように、それが己の障害になると知りながら、セトはユリアの言葉をのみこみ続ける。


 甘い毒に蝕まれた心が、悲鳴をあげるように軋んでいた。

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