第6話 我慢
今日もなんとなくで授業が終わってしまった。
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そして今日は昨日洗ったユニフォームを取りにいく予定だったので、
いつもよりはやく部活へ行った。
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荷物を置いてグラウンドへ行き、ユニフォームをたたんでいると
水がかかった。雨が降ってきたのかと思っていたが、
後ろへ振り向くと先輩だろうか、5人組の女子がユニフォームにむかって
ホースで水をかけていた。
「あっ、ごめんねー(笑) かかっちゃった(笑)」わざとらしく謝ってきた。
「あんたがサッカー部のマネージャー? うちの遼に怪我させたよね?
あんまり調子のってるとどうなるか分かるよな?」
あの日のことを思い出した、「うちの遼」ってことは多分彼女さんだろう。
ついに彼女さんや先輩たちにも目つけられてしまった。
これから先も毎日こんな生活するのかな?なんて思うと怖くなったので
いおつけなきゃとだけ思い、濡れてしまったユニフォーム急いで乾かした。
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