第3章 神の一族
第21話 血に飢えたセカイ
猛火の中に消えゆく都市の中、桃色のラグマ・アルタが自らの胸を掻き抱く様に前のめりとなって片膝を付いて泣いている。…何がそんなに悲しいのか。
アキラはそう思って、すぐ間近にある彼女の泣き顔を見て何か違和感があると気付いた。彼女はアキラが覚えている顔貌より若く、少女と言えるほどの顔貌をしていたのだ。
そうしてと、アキラは虚ろに開いた眼で自らを見下ろしていた。…違う。これは今の自分ではない。少なくとも五年以上は前。体付きは幼く十歳前後の少年の姿をしていたのだ。
でも何故と、そう思い掛けてふと何かが過った。これは自分が忘れてしまった記憶。左腕の傷を負った時の記憶ではないか、と。
何故そう思ったのかは分からない。でも絶対にそうだと、アキラの中の何かが告げている。黒目黒髪をした子供の自分。そして少女とも言える年齢のサクラ。
彼女は赤く燃える猛火を一面に映すコックピットの中で骸と化したアキラを掻き抱き、大粒の涙を流して泣いている。…許してくれと、そう彼女は誰かに許しを乞うている。
一体誰に許しを乞うているのか。この場にはもう誰も居ない。辺りは猛火に包まれ、全てが炎の中に消えてしまった。そして彼女が腕に抱く自分は疾うに死んでいる。それなのに、
…おねえちゃん。そうアキラは心の中だけで彼女の事を呼ぶ。
そう彼女を呼びながら、アキラは眼前の光景を改めて見てもしやと気付いた。…そうだ。ラグマ・アルタのコックピットに入れるのはアルヴァリエのみ。
モナド細胞を移植されたアルヴァリエだけなのだ。…なのに少年のアキラはここに居る。アキラがモナド細胞を移植されたのはスクールに入学した後の話だ。つまり少年のアキラがラグマ・アルタのコックピットの中で無事でいられる筈が無いのだ。
そして彼女は動かないアキラを掻き抱いて泣いている。…ああ、そうだったのか。自分は確かにここで死んだ。ようやくはっきりと思い出した。まだ少女だったサクラに助けられ、その後に連れ込まれたコックピットの中で…彼女の腕の中で死んだ。何故忘れていたのか。
でもと、アキラは首を傾げる。…ここで死んだ筈の自分が、何故現在も生きているのか。この後に蘇生でもしたのだろうか。何よりもと、アキラは己の髪と眼の色を思い出す。
今の自分は白髪に金目。サクラに抱かれた自分は黒目黒髪だ。似ても似つかない色である。
そう疑問に思っていると、そこへ白く長い髪をした女性が現れた。その女性は若草色の衣を纏っており、アキラと同じ金色の双眸を悲しげに揺らしながら歩いて来る。
…人は何処まで愚かなのか。このような幼子まで殺めるとは。我が同胞を殺めるだけでは足らず、ついには幼子にまで手を出すか。何とおぞましい。私には信じられぬ。
彼女はそう言って、ぴたりと動かなくなったサクラの手から少年のアキラを奪い取っていく。そうして赤子をあやすように両腕で包み込み、サクラに背を向けて歩き出す。
女性は少年のアキラを抱いて歩きながら、精神だけとなって佇んでいる現在のアキラに向かって静かに言うのだった。
…わたくしの名は天母。今からあなたの母です。愛しい子、どうか母と呼んでください。あなたの事はわたくしが守りましょう。この愚かな女には罰を。あなたには新たな生命を。
彼女はアキラへと柔らかく微笑んだ後、冷たい眼をしてサクラを睨み付けていく。まさかとアキラは戦慄して、思わず女性―天母へと手を伸ばしていた。…だが、
何故かその手は思い切り叩かれ、聞き慣れた声が明後日の方から降って来たのだ。
「いつまで寝惚けとるか! …早く起きんか、この寝坊助がっ!」
突然聞こえてきたヴェインの声にびっくりして、アキラは反射的に飛び起きて反対側の壁際まで思わず飛び退っていた。
「うおぉっ! …って、はい? およ?」
縋り付くように壁際で身を縮ませて座り込んだ後で、アキラは小さく首を傾げて「はて?」と自分が押し込まれている狭い室内を見回していた。…うん、間違いない。独房である。
間違いなくここは独房である。定期的に紅焔の狼の兵士が見回りに来ていたから絶対に間違いない。しかし、そうすると目の前に居る人物は?
「…ゆ、幽霊っ!」
化けて出たのね! そう黄色い声でアキラが叫ぶと、目の前で片膝を付いて座っているヴェインが思い切り顔を引き攣らせたのが見えた。そして拳を素早く振り上げてアキラの頭を殴り、自分達が置かれた状況も忘れて怒鳴り返してくる。
「言うに事欠いて誰が幽霊だ! …俺達が死に物狂いで助けに来れば悠長に寝ているし、挙句に何だその左腕の怪我はっ! 大方怪我をした所為で置いて行かれたのだろう。この大馬鹿者が! 俺達が来なければお前は死んでいたのかも知れんのだぞ。それを――」
グチグチと文句を言い始めたヴェインの言葉を聞いて、アキラはまさかと自分の格好を見回していた。…うん、大丈夫だ。ちゃんと着ている。…と、いう事は。
「いやんっ、ヴェインのエッチ! 寝ていたワタシを脱がせたのね。最低よ、馬鹿!」
だって寝る前の記憶では、確かに自分はパワード・スーツを着ていた。そして現在もまたきちんと着込んでいる。それなのに彼は左腕に怪我をしている事を知っている。
そうなると脱がせたとしか思えないではないか。…ま~、この人ったら。いくら知った仲でもあんまりだわ。信じられない人ね!
アキラは恥ずかしそうに赤面しながら胸元を手繰り寄せ、まるで処女のように涙ぐみながらヴェインを睨み付けていく。…が、そんな手が通用するほどヴェインは甘くなかった。
「一生遊んでいろ、この阿呆が! 仮にも捕まっている自覚は無いのか、貴様は! 普通はチェックするだろう。捕まっている間に何をされているか分からんのだ。万一体内に発信機でも埋め込まれていたらどうする。脱がせて全身をチェックするのは当たり前だ! 馬鹿を言っていないで、その間ずっと起きなかった自分を責めろ! 貴様は俺達が独房の扉を蹴破っても起きず、挙句にスーツを脱がせて全身を確認している間も起きなかったんだぞ。どれだけ心配したと思っている。少しくらい弱々しく振舞ったらどうだ、この大馬鹿者!」
「…へ?」
矢継ぎ早にヴェインから叱られて、アキラは眼を瞬かせながら小首を傾げていた。するとそこで、独房の外で話を聞いていたらしい小柄な少女が呆れ顔をしているのが見えた。
彼女は隣に立つカイスと二・三ほど言葉を交わした後、右手に持った拳銃を素早く四方に走らせながら中の二人へと溜息を漏らしていく。
「あんたらの仲が無駄にええのは良く分かった。…けどな、今のうちらはガイア諸国連合軍が占拠しとる都市に潜り込んどる。それにこの基地は尋常やない。…早う逃げた方が良い。あれだけ兵隊さんが殺されてるんや。きっと何かあったんやろ。もしかしたら、まだ近くに「何かが」潜伏してるかも知れん。見つからんうちに逃げんと何されるか分からん」
「…え?」
何を言っているのかとアキラが不安そうにすると、リィナの説明を付け足すように彼女の隣に立つカイスもまた苦い顔をして話をしてくる。
「ここを占拠してた部隊の人達だと思うんだ。…この宿舎みたいな建物と、あとは格納庫に改造された元工場。特に工場の方は酷かったよ。床とか壁とかが血塗れでね、もう肉片しか残ってないんだ。何人殺されたのかも判らない。ただ判るのは、かなりの人数が殺されてるって事だけなんだ。…だからアキラ、早く逃げないと危険だ。ここに居ちゃいけない」
「……」
アキラは驚いて目の前に居るヴェインを見ると、彼もまた二人同様に頷いたのが見えた。彼らはアキラと違って余り冗談を言う方では無い。そして彼らの真剣な眼差し。
嘘ではないという事は嫌でも分かった。…しかしそうすると、二人と行動を共にしている少女―リィナが語る「何か」に紅焔の狼は殺された事になる。でも、だったら――。
「おねえちゃんは?」
「…は?」
余りにも突飛なアキラの言葉に、思わずヴェインは小さく眉根を寄せていく。しかし今はそれよりもと立ち上がりつつ、アキラを立たせるべく手を差し伸べながら言っていた。
「何を言っている。…お前に姉が居たというのは初耳だぞ。しかもこんな場所に――」
アキラはそんなヴェインの疑問に頭を振っていって、縋り付くようにヴェインの両腕を掴みながら必死に問い掛けていく。
「違うんだ。血が繋がったとかいう意味じゃなくて、昔、俺を助けてくれたおねえちゃんがこの部隊に居たんだよ。…なぁ、ヴェイン。おねえちゃんを見なかったか? おねえちゃん、具合が悪そうだったんだ。何か変な事をされてるみたいだった。…だからっ」
「アキラッ!」
そんなアキラの動揺を、ヴェインは鋭い声を上げて制止していく。
「…っ」
ヴェインに叱られてアキラは悲しげに顔を俯かせていって、涙を堪えるように拳を握り締めて唇を噛み締めていく。
だがヴェインとしては思わぬアキラの反応に溜息を付くしかなく、仕方ないと頭を掻きつつ慰めるようにアキラに言うしかなかった。
「…あ~、先ほどカイスが言っただろう。どれだけ殺されているか判らんと。慰めにはならんかも知れんが、肉片となっている以上、当然性別など判る有様ではないんだ。…だから、その。女性は居なかったと思うぞ? そう思っておけ。…な?」
「……」
そう慰められても、アキラが顔を上げる事は無い。そして扉の外で話を聞いていたカイスとリィナはそんな慰めに呆れ顔をするしかなく、やれやれとリィナは小さく漏らしていた。
「全然慰めとらんやん。…おたく、頭良さそうやと思ったのに阿呆やな。ダメダメ過ぎる」
「…だね」
それに同意するようにカイスも頷いており、深々と嘆息して独房の中に入ってヴェインを外へと押し出していく。
「ほら、出た出た。邪魔だよ」
無理やり外へと押し出されて、ヴェインが不満に満ちた声を発していく。
「…なっ! 誰が邪魔だ!」
「おたくやろ」
鋭くリィナが突っ込み、ヴェインの腕を引っ張って回収していく。カイスはその間に寝台に座り込んだままのアキラへと近づいていき、右手を差し伸べながら優しく言っていった。
「…アキラ、今はとにかく逃げよう? そのおねえちゃんの事が心配だろうけど、僕らにはアキラの体の方が心配なんだ。…左腕の状態が良くない。一刻も早くスクールに戻って治療して貰わないと大変な事になる。だからさ、アキラ」
「……」
そうカイスから諭されても、やはりアキラは動けなかった。八年前の空襲で助けてくれたおねえちゃん。そして今のアキラを守ると言ってくれたサクラ。
もっと早く思い出していれば良かった。あれほど傍に居たのに。…何一つ礼も言えぬまま、このまま彼女と別れなければならないのか。
「何度もおねえちゃんに助けられたのに。…俺は何も出来なかったっ! このまま黙って逃げるしかないのかよ。何処に行ったんだよ、おねえちゃん。俺のこと守ってくれるって、そう言ったじゃないかっ! だったら傍に居ろよ。居てくれよっ!」
「…アキラ」
カイスはそんなアキラの悲痛な叫びに顔を歪めていき、だがしかしと小さく頭を振って、無理やりアキラの右手を取って寝台から引き摺り出していく。
そして熱を出している所為で足元が覚束無いアキラの肩を支えてやり、引き摺るように独房の外へと出てリィナとヴェインに目配せしていく。
「行こう」
「…やな。可哀想やけどしゃあない。それにこの様子やと、多分そのおねえちゃんは――」
リィナの苦々しい言葉に、カイスとヴェインは口を噤むしかなかった。…そしてカイスはアキラの頭を胸元へと抱き寄せていき、周りを見せまいと自らの胸で視界を覆っていく。
せめてもの配慮だった。今のアキラに基地の惨状を見せたくない。
そうして三人はアキラを守りながら元来た道を足早に駆けて行って、アキラの訓練機が置かれている工場を目指して只管と走って行く。
ここに侵入した際、生きていた兵士の大半はリィナとカイスが撃ち殺している。その為か、脱出する時は一度も兵士に妨害されず工場まで行き着く事が出来た。
だが潰された人間の肉片や血溜まりが見える度、カイスはアキラの頭を強く抱き締めていき、その度に視界を覆って周囲の惨状を見せないよう努めた。
怪我をして覚束無い足取りのアキラに合わせている為、どうしても皆の歩みが遅くなる。それでもどうにか工場まで辿り着き、アキラの訓練機の前まで辿り着いた時だった。
ここまでくればカイスはアキラから手を離すしかなく、アキラを訓練機のコックピットに乗せようとした時、アキラが大慌てで顔を上げて訓練機の隣を見て呟いてきたのだ。
「居ない? …どうして。いつもおねえちゃんのラグマ・アルタはここにあったのに」
「…アキラ」
それを制すようにカイスが名を呼ぶが、アキラは耳を貸そうとしない。逆に声色を強めていき、カイスを説得するように言ってきたのだ。
「やっぱり生きてるんだよ。出撃してるんだ! …なぁ、やっぱ俺おねえちゃんを――」
だがそれに対して、思い掛けないほどの早さでカイスが怒声してくる。
「無理に決まっているだろう。今の君にそんな事をさせられるかっ! 絶対に駄目だ!」
「…っ!」
普段穏やかなカイスに怒られて、アキラは驚いて身を竦ませていた。カイスは怒鳴った後で我に返り、眼前で泣きそうな顔をしているアキラに気付いて、しまったと顔を顰めていく。
そして自らを落ち着かせるように息を吐いていき、改めてアキラに言っていった。
「今は治療を優先しないと。…今のアキラは自分で立つ事も出来ないんだよ? スクールに戻ってちゃんと手当てして、まずはそれからだ。今のアキラじゃ捜しに行くのは無理だよ。おねえちゃんを見つける前に倒れるのが落ちだ。…だからアキラ」
静かにカイスから諭されて、アキラは悲痛に顔を歪めて小さく謝罪していく。
「…うん、そうだよな。ごめんな、馬鹿言って。助けて貰っておきながら何言ってんだって感じだよな。我儘言ってごめん。こんな危険な場所まで来てくれたのに、礼すら言わないで」
それにカイスは言葉を返す事が出来ず、改めてアキラを訓練機へと乗せていく。そうして三人は工場を出て行き、外に置いている自らの訓練機の元へ戻るべく駆けて行く。
彼らは幾許と経たずアキラの元に戻って来て、開いたままの天井から中へと入ってくる。そしてカイスとヴェインがアキラの機体を左右から支え、互いに合図を交わしながら再び大空へと飛び立って行った。
…遠ざかっていくジュード市を振り返る事も出来ず、アキラは一人唇を噛み締める。
何も出来なかった。ただ彼女の足を引っ張って、彼女の好意に甘えるばかりだった。何故もう少し早く思い出さなかったのか。…せめてもう少し、もう少しだけ。
今更後悔しても時が戻る筈も無く、今のアキラには紅焔の狼に何が起きたのか知る由も無かった。ただ助けに来てくれた彼らの手を取り、この場を逃げる事しか出来なかった。
また出会えると信じられるほどアキラも馬鹿にはなれなかった。彼女は軍人だ。常に戦場に身を置き、先陣切って戦うガイア諸国連合軍のアルヴァリエなのだから。
…そして、自分もまたアルヴァリエだ。いつかきっと、彼女と敵対する日が来る。
現在と同じような関係で居られる筈が無い。だからと、アキラは一人涙を流す。
コックピットの中で泣けば誰にも見られない。…ここには自分しか居ないのだから。
情けないと分かっていて、アキラはコックピットの中で声を押し殺して泣き続ける。でも声を押し殺して泣くアキラに彼らは気付いていた。
だが、彼らは気付かぬ振りをして黙って飛び続ける。どうする事も出来なかったからだ。そして彼らは胸の内で密かに安堵する。…アキラを助ける事が出来て良かった、と。
もう少し遅かったらどうなっていたか。怪我の状態が良くないのは元より、もしあのまま留まっていれば「何か」に殺されていたかも知れないのだ。
そうならずに済んで良かった。…彼らはアキラに申し訳なく思いつつも、密かに胸を撫で下ろしていた。それしか出来なかったからだ。
…アキラが無事で良かった。彼らは罪悪感を覚えつつも、自らにそう言い聞かせ続ける。ただ言い聞かせる事しか出来ず、知らぬうちに眉間に皺を寄せて苦い顔を浮かべていく。
無事にアキラを救出できたのだから良かったではないか。何処に罪悪感を覚える必要があるというのだ。…そう自らに言い聞かせつつ。何度も同じ言葉を繰り返す。
全ての者を救えるほど人間は万能ではない。理解はしていても心では割り切れないのは、おそらく彼らが学生であるが故なのだろう。
時にそれは美徳であり、学生ゆえの浅薄さが招く愚考であった。
…分かっている。分かっているのだ。そう彼らは只管と言い聞かせ続ける。
唯一人、リィナだけが全てを割り切り、嘆き悲しむアキラを連れてセグヴァ・スクールを目指して飛び続ける。スクールに戻れば安全だ。だからスクールにさえ辿り着けば――。
今の自分達に出来る事はそれしかない。だが彼らは知らなかった。…現在そのスクールが戦場と化している事を。上手い具合にスクールを出た彼らは知らなかったのだ。
そして彼らは知らなかった。少しでもアキラの負担を減らそうと安定した天候を選ぶ為、ラグマ・アルタのオペレーティング・システムを利用して算出された経路。…深緑の大海で一体何が起きているのかを。彼らは何一つ知らなかったのだ。
この後、彼らは知る事になる。…安全な場所など最早何処にも無いのだと。そうして彼らは戦場の真っ只中へと飛び込んで行く。何も知らぬまま、友人を救えた事を安堵しつつ。
何処にも安全な場所など無いのだと知る由も無く、彼らはアキラを支えながらスクールを目指して飛び続ける。安全だった筈のスクールが戦場と化している事を知りもせず。
彼らはスクールを目指して只管と飛び続ける。…スクールに戻りさえすればと、そう自らに言い聞かせて大空を翔る。ただ安全な場所に戻りたい。その一心で――。
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