第4話 熊襲の中心で、その名を叫んだ
(丈琉が途中まで追いかけてくれとった。きっと、ここにおる事、わかっているはずや。大丈夫。助けに来てくれる)
三殊は頭の中で、何回も何回も繰り返していた。三殊は数人の女の人と一緒に、閉じ込められていた。カワカミノタケルの敷地内にある小屋の中。粗末な建物で、風が簡単に吹き込んでくる。寒さと緊張で全身が震える。
音もないこの部屋で、頭に浮かぶのはふさぎ込むような事ばかり。
(あの時、ミヤ君、耳ふさいどった。だから後ろに人が来たのに、気が付かんかったんや。私のせいや。トイレん時は、耳ふさげなんて言ったから。あんな剣で切り付けられて、大丈夫なんやろか)
涙がこぼれてくる。両手で、顔を覆った。
さらわれた時の恐怖も、よみがえる。男達の会話が思い出される。
「この女。ものすごく美人だぞ。カワカミノタケル様に差し出せば、きっと喜ばれるぞ」
(私のどこが美しいんや。そんな事、言われた事ないのに……どうしよう。カワカミノタケルに差し出されるって、いったい)
三殊は血の気が引いていくのがわかった。
(オウス君、オウス君。助けて)
頭の中にオウスが浮かぶ。
日が暮れた。小屋の中も暗くなり、人の顔も判別できなくなった。小屋の外がざわついてきた。
(どうしよ。これから、何かあるんや)
頭の中はパニック。
(そうや、あれ!)
混乱する頭で思い出した。あわててリュックの中を探った。目当ての物はすぐに見つかった。それを、今度はすぐに取り出せるように、スカートの下にはいている、ジーパンのポケットに入れた。
その瞬間だった。勢いよく数人の男が小屋に入ってきた。
「立て。出るんだ」
小屋の中にいた女達は、素直に従った。三殊もリュックを背負い、立ち上がった。
外に出てしばらく歩くと、広場に出た。広場の真ん中にはキャンプファイヤー。炎は空に向かって、勢いよく燃え上っている。火のそばにはステージが設営されている。
大勢の男が集まっている。皆、髪はボサボサで、むさくるしい。顔には刺青がしてあり、不気味だ。三殊に激しい嫌悪感がこみ上げる。
突然、大きな声が響き渡った。皆、ステージに注目した。壇上には一際大きな男が、仁王立ちしている。顔の刺青は顔の半分を覆っている。眼光が鋭い。
「カワカミノタケル様。カワカミノタケル様」
という声とともに、集まっていた男たちが、一斉にひれ伏した。
(あれが、カワカミノタケル)
三殊は顔をゆがめた。
カワカミノタケルの演説が始まった。
「皆、よく集まってくれた。
これから大和が熊襲に攻め込んでくると、情報が入っておる。しかし今だ、近寄っても来られないでいる。熊襲に恐れをなして、逃げ帰ったかもしれぬ」
広場から笑いが起きた。
「たとえ、攻め込んだ来たとしても、この砦で跳ね返してみせる。
熊襲は、大和には屈せぬ! 返り討ちにしてくれるわ」
「おおー!」
耳をつんざく、大きな歓声。
「今日は、砦の完成を祝い、飲むがよい」
拍手喝采。そして、女たちは酒の入ったカメを持たされ、酌をするように命令された。(コンパニオンか)と、三殊は思った。
一緒にいた女達は全員出て行った。最後に残された三殊は、違う所に連れて行かれた。
「お前が一番美しいからな。カワカミノタケル様のところへ行くんだ」
三殊は絶望的な気持ちになった。
三殊は男に挟まれ、宴会の輪の外を歩かされた。
(なんや、この宴会! 節操、なさすぎや)
大声で叫んでしまいそうだった。
(こんな大勢の人がおるのに、人前で何しとるんや。服、脱げそうやし。ちょっと、待った。どこ触っているんや)
女性の胸など、全身を触りまくる男達。下品な笑い声が響く。三殊は目をそむけたが、自分も同じ様な目に会わせられるのではないかと、強い恐怖におびえた。
三殊はステージ上に連れて来られた。カワカミノタケルの三角の目が、三殊をとらえた。
「おお、なんと。このように美しい女は、見たことがない。さぁ、ここに参れ」
カワカミノタケルは舌なめずりをして、卑猥な笑みを浮かべた。三殊は人形の様に動けなくなった。
「ほら、何をしている」
後ろにいた男に、突き飛ばされた。三殊は大きくよろけ、そのままカワカミノタケルの近くに転んだ。カワカミノタケルは三殊の腕を引っ張り、引き寄せた。
「おお、近くで見ると、なお美しい」
顔がくっつくほどの至近距離まで、顔を近づけてきた。三殊は全身に鳥肌が立った。後ずさり、震える手で、ジーパンの後ろポケットに手を入れた。
その瞬間、カワカミノタケルは三殊を抱き寄せた。三殊は渾身の力を振り絞って、逆らった。全く、敵わない。上半身が少しのけぞっただけだった。
「おとなしくしろ」
カワカミノタケルはさらにきつく抱き寄せた。カワカミノタケルの頬が、三殊の頬に密着した。
「いやぁぁ!」
涙がこぼれ落ちた。吐き気がする。混乱しながら、身体が瞬時に動いた。ジーパンのポケットから取り出した、スタンガン。それをカワカミノタケルの首筋に押し当て、スイッチを入れた。
「ががっ」
奇妙な声をあげ、カワカミノタケルがひっくり返った。全身が硬直した。目は見開かれ、口はガクガクと細かく震えた。
三殊は放心状態。部下の男達は何が起きたかわからず、一瞬ぽかんと立ちつくしていた。しかしすぐに我に返り、慌ててカワカミノタケルに駆け寄った。
その時、広場の後方から大きな音がした。壇の上にいた者、全員が音の方に目を奪われた。
三殊も魂を抜かれた様な表情で、広場を見下ろした。さっきまで女と酒に興じていた男たちが、逃げ惑っている。料理も酒もひっくり返った。雄たけびと共に、一塊になった集団が走って来ている。先頭を走るのはオウスだった。
(オウス君。来てくれた)
三殊の凍り付いた体が、凍解した。声は出ないが、体は動いた。ステージの上で四つ這いになり、オウスを目で追った。オウスは行く手を阻む者を、切り付けながら走る。血しぶきが飛ぶ。残酷なシーン。それでも三殊は目が離せなかった。
オウスの後ろで走っている弟達を見つけたのは、それから間もなくだった。
(こんな、危ないトコに。無茶して……)
涙がボロボロと流れ落ちた。
「八真斗ぉ! 丈琉ぅ!」
三殊は弟の名前を必死で叫んだ。三殊の声が、丈琉に聞こえた。丈琉はステージにいる三殊の姿を見つけた。
「三殊!」
丈琉の声も三殊に届いた。
「ヤマト、タケル、ミ、ミコト……」
カワカミノタケルのかすれた声が聞こえた。三殊はビクッとして、カワカミノタケルに視線を向けた。しかしひっくり返ったまま、動けずにいる。
「八真斗!」
丈琉の叫ぶ声。三殊は再び下に目をやった。丈琉が八真斗を突き飛ばした。そこに襲い掛かって来た男がいた。丈琉はその男の腹部を、剣で切り付けた。男は後ろに吹き飛んだ。オウスは丈琉の声で一瞬立ち止まったが、その光景を確認すると、安心した様に再び走りだした。
オウスが真っ先にステージに上がった。向かってくるカワカミノタケルの家来を、あっという間に切り付けた。そしてひっくり返っているカワカミノタケルを一瞥し、足蹴にした。それでも動けない事を確認すると、今度は三殊に視線を向けた。
「ミコヒメ様。大丈夫ですか」
三殊は大きく何回もうなずいた。そしてオウスの手にしがみついた。オウスは穏やかな瞳で三殊を見つめると、三殊の手を優しく握った。三殊の胸が熱くなった。
次にオウスは、カワカミノタケルを鋭い視線で見据えた。三殊はゆっくりと、オウスから手を離した。オウスはカワカミノタケルの前に立ちはだかった。
丈琉と八真斗がステージに上がって来た。丈琉は三殊に駆け寄り、勢いよく抱きしめた。三殊は一瞬、驚いた表情になったが、「三殊。大丈夫か」という丈琉の言葉に気が緩んだ。三殊は丈琉の腕の中で、大声で泣き出した。丈琉の腕の力が、一段と強くなった。そして三殊のまっすぐな黒髪を、そっと撫でた。
「ヤマト、タケルの、ミコト」
カワカミノタケルの声。3人は一斉に視線をカワカミノタケルに向けた。丈琉は三殊を抱きしめていた腕をほどき、三殊と八真斗を端に移動させた。そして自分は2人の前に出た。泣き続ける三殊の肩を、今度は八真斗が抱えた。
「カワカミノタケルじゃな。吾はオシロワケ大王が皇子。オウスノミコトじゃ。大和にまつろわぬ熊襲め。大王の命令じゃ。観念いたせ」
オウスはためらうことなく、カワカミノタケルに剣を突き立てた。スタンガンの衝撃が残っているカワカミノタケルは、抗う事もできなかった。三殊は咄嗟に目を逸らせた。
「……これまでか」
カワカミノタケルの声はかすれている。
「おぬし。確かに、ヤマトタケル、ノ、ミコト、ヤマトの勇者じゃ。皇子でありながら、先陣を切って攻め入ってきた。たしかにその名にふさわしい男」
「ヤマトタケルノミコトだと?」
オウスが怪訝そうに聞き返す。
「そうじゃ。おぬしの事であろう。その女が、その名を呼んだ」
皆が三殊の顔を見た。
「えっ? 私?」
涙が止まりかけていた三殊は、目を丸くした。パニクっている頭で、必死に考えた。
「……そういえば、私、“八真斗”“丈琉”って、叫んだような。そのあと丈琉が私の事“三殊”って、呼んだんや」
「ヤマト、タケル、ミコトやな」
八真斗が繰り返した。
数秒の沈黙の後、カワカミノタケルの絶叫があがった。
「皆の者。聞け!」
渾身の力を振り絞った、最後の演説。
「吾は敗れた。ヤマトタケルノミコトに負けた。これからは大和に、ヤマトタケルノミコトに従うのじゃ!」
そう叫ぶと、そのまま動かなくなった。最後の言葉は広場にいた者、全員に届いていた。
地面にはオウス達に盾突いた者達の遺体が、無残にころがっている。残った者はオウスに挑む気力すらなかった。
「ヤマトタケル様。ヤマトタケル様」
オウスをヤマトタケルと呼ぶ、大合唱が始まった。広場には平伏する男達。迫力満点の光景だった。
オウスは困惑した表情のまま、壇上で仁王立ちしていた。
3人は戦いの場となった広場をあとにした。けが人と共に、一足先に引き上げて来た。八真斗はけが人の治療に当たった。
三殊と丈琉は真っ先にミヤトヒコの元に駆けつけた。ミヤトヒコは包帯を巻き、眠っていた。包帯にはうっすらと血液がにじんでいた。物音に気が付いたのか、パッと目を開けた。
「ミコヒメ様!」
ミヤトヒコは赤い顔をして起き上がった。しかし「うっ」っと言って、傷をおさえた。
「大丈夫か? 起きんでええから」
三殊はミヤトヒコの背中を支え、横にした。
「ごめんな。ミヤ君。私が耳を塞げなんて言ってたから。だから後ろにいた男に気が付かんかったんやろ。こんな大けがさせてしまって。ホントにごめんなさい」
目を真っ赤にして、何度も謝った。
「いいえ。吾が油断していたのが悪かったのです。ミコヒメ様に、頭に気を付ける様に言われておりましたのに。吾は大丈夫ですから」
ミヤトヒコは弱弱しく、微笑んで見せた。
「それより、ミコヒメ様がご無事で、良かった。本当に良かったです」
三殊はミヤトヒコの脇にぺたんと座り込み、下を向いて泣き出した。
そこに八真斗が走って来た。八真斗はミヤトヒコを見ると、慌てて駆け寄った。
「ミヤ。大丈夫か。熱があるやろ」
顔が紅潮し、汗が流れている。八真斗はミヤトヒコの頬を触った。熱い。八真斗は包帯をほどき、ハンカチをめくり上げた。
「傷は大丈夫やと思うけどな。出血も止まっとるし……。
とにかく冷やそ。それと水分補給や。みぃ。そのひらひらの服脱いで」
三殊は古代の服を脱いで、八真斗に渡した。八真斗は丈琉に剣で、適当な大きさに裁断してもらった。
(丈琉。やっぱり剣を持っていたんや)
広場での出来事が思い出された。
「俺、川に行って来る。飲み水も調達して来るわ」
八真斗が布を持って立ち上がった。
「ミヤ君が飲むん? じゃ、これ使う?」
三殊はリュックの中からマイボトルを取り出した。
「ナイスや」
八真斗はボトルを受け取ると、一目散に走って行った。
丈琉と二人になり、三殊はさっきから引っかかってい事を尋ねた。
「丈琉、剣、持ったんやね。それで、熊襲の人、斬ったん?」
丈琉は体をビクッとさせた。顔がこわばっている。
「いや。俺には斬れん。この剣、片方しか刃がなかったから、刃のない方で叩いたんや。峰打ちってやつや。でもな、それやった瞬間、手に結構な衝撃が伝わってきてな。もしかしたら、内臓損傷とか骨砕いたりとかしたんかもしれん。
この時代って、今じゃ考えられんことで死んでしまうらしいし。それが原因でその人、死んでしまうかもしれん。そう思ったら、どうしたらいいんか、わからんくなってきた」
丈琉は額を抱えて、うつむいた。
「いつもと変わらんから、そんなに悩んでいたなんて、知らんかった。
でもな、あの時、タケが頑張ったから、ヤマは助かったと思う。私、見ていたんや。私ら、こんなトコで死ぬわけにはいかん。生きて、元の時代に戻るんや。それ、タケのお陰で、一つクリアできたわけやし。
人を傷付けんってスタンスは変わらんのやろ。私、それでいいと思う。その剣、お守り代わりや。
って、なんの解決にもならん意見やな。私、こういう話するの、苦手かも」
三殊は髪をかき上げて、照れくさそうに笑った。丈琉が三殊に手を伸ばしかけた、その時。息を切らして八真斗が戻って来た。丈琉は慌てて手を引っ込めた。宙をさまよったその手で、頭をボリボリとかいた。
「ミヤ。冷たいけど、これ挟んでおけ」
濡らしてきた布を、小さいビニール袋に入れて、両方のわきの下に挟んだ。そして、ナナツカハギから分けてもらってきた塩を、ほんの少しマイボトルに入れ、溶かした。上半身を支えて起こし、その塩水を飲ませた。
「ミヤ君。痛いやろ」
三殊が尋ねると、「大丈夫です」と、顔をしかめながら言った。
「ヤマ。私、痛み止めがあるけど、ミヤ君に飲ませてもいいかな」
「おお、それは良いと思うけど。薬なんて飲んだことないやろし、初めてやと、きついかも。少量の方がいいかもしれん。半分にしてみるか」
三殊はリュックの中から薬のポーチを取り出し、鎮痛剤を八真斗に渡した、八真斗は薬を半分にして、水と一緒に内服させた。
「これで、少しは楽になるやろ。みんなが来るまで、ゆっくり休め」
八真斗はミヤトヒコに布を掛けてあげた。
3人は川原にやって来た。この川は天降川だと、仲間の一人が教えてくれた。ニニギノミコトという、アマテラスオオミカミの孫が天孫降臨した地から、流れてきている神聖な川なのだそうだ。
横に並んで、体育座りをした。川を正面に見つめ、しばらく茫然としていた。
「みぃ、ホンマに大丈夫やったんか。怪我とか、なんもなかったんか」
丈琉が口を開いた。
「うん。大丈夫。結果的には、なんもなかったし」
「結果的に?」
「………」
「いや、言いたくなかったらいいんやけどな。
けど、俺らがあそこに行った時、カワカミノタケル、ひっくり返っていたやんか。全く動けんくなっておったし、何があったか、わかるか」
八真斗の問いかけにも、三殊は黙りこくってしまった。丈琉と八真斗は顔を見合わせた。
しばらく口を堅く閉じていた三殊だったが、突然リュックからスタンガンを取り出し、地面に置いた。
「これ? スタンガンやないか。まさか、これでカワカミノタケル、感電させたんか」
丈琉の問いかけに、三殊はコクっとうなずいた。
「なんで、こんな物騒なもん、持っとるんや」
「だって、だって……」
三殊の目から、涙がこぼれて来た。
「き、今日は、泣いてばっかや……。
私な、前に、痴漢にあったんや」
「なに?」丈琉は声をひっくり返して、叫んだ。そして真横を向いて、三殊の二の腕をつかんだ。
「大学に入ってすぐや。駅からの帰り道で。
私、鳥目やから、顔とか見えんかったけど、金髪のちゃらちゃらした男やった。私、すごい怖かった。声も出せんかった。
それなのに、その男、最後に”失敗した。ぶさいくやった”って。そう言って、笑って逃げて行ったんや。許せんかった。
そんで、その日、勢いで、これ買ったんや。ネット通販や。
それから私、男の人には全く近寄れんし、夜、一人で歩けんくなったし。電車とかも乗れんくなった」
あとは、涙でなにも言えなくなった。丈琉の手が震える。「痛い」三殊の消え入りそうな声で、丈琉はハッと気づき、手を離した。
「悪かったな。男嫌いとか、さんざんからかって」
八真斗はそう言うと、三殊の頭をポンポンと叩いた。
しばらく、そのまま時間が過ぎた。
突然三殊が立ち上がった。そして、川に向かって意味のない言葉を叫んだ。その後、振り返って2人を見た。
「もう、忘れる」
そう言って、川に入って行った。冷たい水で、顔や髪を洗った。丈琉と八真斗も後に続いた。
「冷たー」
やけくそで全身に水をかけた。
「この川の水。マイナスイオンを感じるな」
「出た。みぃのマイナスイオン」
丈琉が切り返す。3人は同時に笑った。
そこへオウスが走って来た。
「吾も、身を清めよう」
そう言って、川に入って来た。
その瞬間、4人の手が同時に光った。青、緑、2つの赤い光が強く、明かりを放った。咄嗟に三殊と八真斗と丈琉の3人は手を取り合った。次の瞬間。3色の光が白い閃光に変わり、昼間の様に明るくなった。一瞬で光は消え、3人の姿も、天降川から消えた。
オウスは1人、天降川に佇んだ。
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