閑話 最終決戦

エルダーワールド最下層。このゲームにおいてそのすべての存在を司りその全てを支配する最強の裏ボス。エルダーワールド。リックが唯一まともに戦って勝てなかった相手でありそして異世界に行ける事になった存在である。



俺の真下に広がるのはエルダーワールドの惑星や銀河系といった宇宙の世界においてその存在は間違いなく姿を現した。






真っ黒な肉体に機械仕掛けのその巨大な一体の存在に迫力だけでも押し潰されそうになる。



大きさという概念が存在せず、大きさはまるで一つの世界をモノがっているようであった そしてその世界を一つを操るエルダーワールドは世界を崩壊させるほどの力で相手を殺すことも可能である






エルダーワールド・オンラインにて頂点に君臨しその名を轟かせた者の長きにわたるその戦いはこうして始まった。








それはラスボス神王エルダーを倒した後、数週間が経過した…既に敵なしとなったリックはエルダーワールドのその神王エルダーが座っていたすべてを一望出来る黄金に染まる雲の上の玉座に腰掛けていた。



神の玉座に腰掛けているリックにとある2人が目の前に姿を現した。それはエルダーワールド開発主任と現社長という存在だ。2人の髪色や瞳の色は発売の発表があった当初から外国人という噂がありこうしてみると本当に日本人の顔つきではなかった。まあ仮想世界だから変更しているだけなのかもしれないが…それでもこの2人からはどう見てもそのままの感じがしていた。



普通の人と違う。まるでこちらの世界に合わせたような違和感を感じるその存在に俺は怪しんだがそれでも長い年月を楽しませてくれたエルダーワールドのお偉いさん達に感謝したい。俺はこのままこの世界で死ぬつもりでいた。このまま肉体を手放して永遠となるエルダーの後釜になると…。





そのお偉いさん達は俺の言葉を聞いて笑ってくれたがそこからでは次の言葉に俺は驚きを隠せずにいた。



神王エルダーよりも更なる存在がいると。そいつを倒すことにより君の本当の希望が叶う。本当の異世界に行くということが。




全く信用していなかった。いや滅茶苦茶怪しく断ろうともしたが何故かその二人の姿とヴァルキリーの姿が不意に脳裏をよぎった。



この2人からはヴァルキリーのように不思議な感じがするのだ。もし、もしだこの話が本当で異世界に行けるとしたら俺は間違いなくそのボスを倒してやる。嘘だったとしても神王エルダーより強いヤツと戦えるなら本望ってやつである。





その言葉を承諾し俺が案内されたのはエルダーワールドの中心部。全てを司るという機械である。ただ、その存在はエルダーワールド内に不自然ならないようにされているがその存在つまりエルダーワールド・オンラインをさらに拡張していく自動生成型の機械生命体エルダーワールドが次なる相手であった。







そして俺はその存在と相対した。目の前の宇宙の暗闇に肉体を持って現れるエルダーワールドは時計があちこちに散りばめられ、その一つ一つが新たに生成されていく魔物やフィールド。時間といったものだとわかる。




「機械生命体エルダーワールド。肉体存在モードにて稼働中…神王エルダーの討伐の確認。現神王エルダーの存在プレイヤーリックを最強の存在と確認しました。

汝、挑戦資格ありとみなしエルダーワールド全存在を掛けて排除行動に移ります」






「なるほどね…それは面白そうだな」



俺は瞬時に全強化スキルを用い自身の体に重ねがけしていく。無論最上級のものばかりだ。そして一撃で屠れるかどうかを試すためあの言葉を使った。







「勅令!![圧殺]!!」


ドイツ軍服に自動着替えしたリックはニヤリと笑みを浮かべそしてエルダーワールドの機械的な声に驚いた




「勅令[消去]」




俺の勅令を勅令を消しやがった。とんでもねぇ奴だな…勅令の消去とか聞いたことがない…けどそりゃそうだ。相手はエルダーワールドの全てを司ってるやつだからな…。




仕方ない…スキルや魔法戦は無理と考えるか。じゃあこれならどうだ…



俺が取り出したのは無銘刀と呼ばれる名前のない刀である。但しその威力はすべての武器を覆すといわれ、本来の力を使いこなせることが出来れば斬れるものはない。



「はぁっ!!」



縮地による移動でエルダーワールドを切り裂く。エルダーワールドとの距離という概念が存在しないため基本的にはそこにいると考えて攻撃するのだが確実に手にその斬った感覚が感じ取れ、その無銘刀の力と合わさり確実に切り裂いたとそう実感する。



だがそれはすぐに無駄だと実感した。エルダーワールドは全くダメージを受けておらずその存在をさらに強大にさせ、大量の魔物を生み出していた。



そして俺が斬ったのは魔狼フェンリルであった。あの瞬間にエルダーワールドは転移をし身代わりを使ったのだ。フェンリルはエルダーワールド・オンラインでそのスピードと魔法を無数に使う存在であり魔物の強さのランクでいうSS。SSだと大陸を滅ぼせる力を持つ存在であり…SSSという存在はその一撃によりすべてが無に帰るという。




つまりSSS級は神王エルダーとエルダーワールドの2人だけということだ。




その魔狼フェンリルを30以上生み出したエルダーワールドはまるで高みの見物かのようにフェンリルを相手する俺を見ているだけである。



しかしフェンリルを倒したとしてもその驚異がなくなることはなくSS級の魔物である魔王サタン、魔神ルシファーなどという規格外な魔物が次々と生み出されていき、フェンリルと戦闘をしている俺に向かって魔法を撃ちはなっていく。その一撃がとんでもない威力を持つものだ。





無限に湧き出すそれこそ大陸を一つや二つ軽く潰せるような魔物や魔神を生み出し続けるエルダーワールドに接近することが出来すに数十分が経過していた。







「くそ…キリがねぇ」



SS級の相手をするだけでも無駄に体力をすり減ってるし魔法による強化で魔力も減らされていく。



SS級にまでなるとその戦闘もレベルが段違いであり光速での戦闘であり、気を抜けば死を招くような破壊的な攻撃だ。



額には汗が吹き出し、全身の筋肉が悲鳴を上げていた。どんなに強化を重ねステータスが高くても何千と肉を断ち、骨を斬っていけば腕に負荷がかかるのはとうぜんのことである。



腕がプルプルと震え血管が浮き出し肩が上下に揺れ動く。


「…不味いか?」


俺はすかさずに三つのリミッターのうち一つを外した。自身の限界まで肉体を酷使する一つ目のリミッターは限界突破。



人間のリミッターを外すことにより肉体が行使できる100パーセントの実力を出せるようになるが反動がひどく肉体がボロボロになるためここぞという時ではない使えない。



そしてそれでもまともに戦えるわけないためさらに二つ目のリミッターを外す。



闇の世界においてもリックの影がまるで生きているかのように蠢く。そしてリックは口にした



「手伝ってくれよ」



その影はリックの背中に張り付くようにして起き上がるとリックの姿をした黒い影が現れる。ドッペルゲンガー…本来の使い方とは外れたものだが、それでもこいつの実力は俺と全く同じだ…




「ああ…あんたがこんな所で殺られても面白くないからな」



俺の背後から生まれてきたドッペルゲンガーが二刀流スタイルの獄炎剣テラフラムと氷獄剣コキュートスかいい選択である。さすが俺








その2本からは熱気と冷気が喧嘩し合いその相反する武器を持ちながら魔物の群れに歩みを進めていく。






「ふっ…これが終わったら一戦してやるよ」



「俺もお前も死ねないな」



「当たり前だ…こんな所でやられる俺じゃない」






エルダーワールドはその無限に等しい体力と魔物が俺らを苦しめるもののドッペルゲンガーが現れたことによりだいぶ楽になった。


俺は極限まで練り上げた魔法を発動させる。


「エクスプロージョン!!!」



視界を埋め尽くすような爆発によって無数に現れる魔物が吹き飛ばされ、その吹き飛ばされた魔物に潰される魔物などそこは地獄絵図になっていく。


嬉々として剣を振るい魔法をぶっぱなしていくリックとドッペルゲンガーは赤い血にその身を濡らしていくと同時に心が壊れていくのを感じていた。



そしてついにエルダーワールドの攻撃が放たれた。大きな黒い塊の物量を持ったその拳が俺とドッペルゲンガーを打ち抜きその衝撃によって内臓が傷ついた。口の中に血が溢れ吐血するがその一撃だけで自身のHPの十分の一を消し飛ばされ、ひどく視界がチカチカする。




「…なんだこれ?」



痛みとは別の…何かを吸われていくような…







まるでエルダーワールドに喰われているような…記憶や想い。そういったものがあいつに吸収されていく。



「くそ!……気持ちわりぃな」








リックの記憶が失われていく。そう感じるとこの空間に入った時からほんの少し少しずつ消えていくのを実感出来た。小さい頃の思い出がまるでぐちゃぐちゃになって思い出せない。



既にリックは肩膝をついてその場から動くことが出来なくなっていた。何故か大事なことを忘れていってる事にそれまでとは比べ物にならないほど絶望を覚えた。




エルダーワールドに近づくことすらできずに足元がおぼつかない。目の前の魔物をしっかりと見定めることが出来ない。



「…チクショウ……」




負ける。いや…まず勝てるはずがない。相手は倒せる相手じゃないんだよ…




というかなんでエルダーワールドと戦ってる?



分からない。



俺は…なんだ…なんで何も思い出せない?




俺の名前は!!


年齢!!



家族の名前……





なにもおもいだせない!!




「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ああああああああああああああああああああああ!!!」














俺は…誰だ?























「適正反応消失。プレイヤーリックの存在の消失を確認」





無機質な機械の声が闇に響き渡り、エルダーワールドはその機能を停止させていく。












暗闇に抱き抱えるようにしてその肉体が吸収されていく。暖かなその温もり…






不快な温もりだな…抜けたいが手足が動かない。







ここは…どこだ…


(ここはエルダーワールドの最深部よ)


俺は…誰だ



(プレイヤー名はリック。本名、東郷 俊…それが君の名前)



君は…


(君と大切な契を交わしたヴァルキリーあなたの大切な人の一人よ)




寂しい…



(私がいる。君をずっと見守ってるわ)







俺は…何をすればいい



(それは君が決めること…私は見守ることしか出来ない)




…ヴァルキリー…俺は………君に会いに行く。



(そうしてくれると嬉しいわ…だけどその前に倒さないと)



誰を?




(それはもう教えられない。でも分かるでしょう?)



……


どのくらいたった



(時間にして200年と6ヶ月と4日ね。ふふ、長い眠りから覚めたリック…貴方はここで諦めちゃいけない存在よ。私のためにいえ、自分自身の願いのために目を開けなさい…そして打ち勝つのよ)




200年か…長いようでまだ短いな…






「ふっ…任せろ」



暗闇に飲み込まれそうになっていた体を無理やり引きずり出しそして自身の体が動くことを確認する




この場所において200年は数週間に凝縮された一瞬の出来事になるだろう。それでも懐かしいその感覚にリックは最高の笑みを浮かべそして自身が愛用していた一番はじめに手にした武器、魔装[不遇の武器]を取り出した。それはリックが選んだ一番人気のない大斧を選びそして極限まで鍛えていった魔王の戦斧を対等な武器となった存在である。




名前が[不遇の武器]というのであり、実はルビがふられてある。不遇の武器と書いてダークマターと呼ぶ。



アイアンアックスを普通の魔石を砕きつつ粉末にしそれを塗りあげていく。次第にその反応が現れ、ゆっくりとそのアイアンアックスは、進化をしていき、魔石では進化できなくなったらミスリルでコーティング。続いてアロンダイトで強化を重ねここまでで500回強化をしている。



アロンダイトの次はアダマンタイトで補強をしその時点で並大抵の龍の炎ですら燃え尽きることがないアイアンアックスとなっていた。


アダマンタイトを50回分失敗も合わせるとアダマンタイト総量で200キロを超える。



神鉄鉱、神銀鉱、神金鉱、神魔石をふんだんに使用し2000回の強化をした。



さらにオリコルハンを使って強化をして、通常なら虹魔石を強化に使うとは思わないだろうがそれを行った結果さらに強化できることが出来たためダンジョンを潜りまくり入手してきた分すべてを使って強化を施した。


合計で3,200回の強化を得て造られたのがこの[不遇ダーク武器マター]である。




金額にしておよそ3兆リルくらいである。安いものだ。エルダーワールドにおける長い年月を旅や冒険に費やせばこの程度は手に入る。



まあ。それと同じくらい設備投資に金が掛かったのは言うまでもない。何しろドラゴンの炎ですら既に金属を溶かすことが出来なくなっているから、わざわざ古龍であるエンシェントドラゴンの龍心石から得られる猛烈な熱を利用した。



それに耐えられるだけの部屋まで用意して強化に及んだほどである。


エルダーワールドは俺が堕ちると思っていたのだろうか半分以上を機能停止しておりすぐさま起動できる様子はなかった。



油断が命取りになるって教えてやるよ。このダークマターに秘められた本当の力でな






「開放せよ!ダークマター」



リックの持てる技術と最高の素材を使用したアイアンアックスの形をした別の何かは様々な光を放ちながらその闇を打ち払った。





「運命や想い、確立した未来や過去すらこの斧に乗せてすべてを叩き切れ!!!!!!

エルダーワールド…お前を超えて俺は異世界に行く!!この一撃は俺のすべてだ!!受け取れ!!!

ワールドディストラクション!!!!!」




アイアンアックスを全力で降り抜いたリックはエルダーワールドという無限の存在を破壊していく。もはやそこは世界の創造と崩壊が入り交じり時空間や次元というものすら無視したその光景はリックの記憶に残るものとなっていた。



黄金の閃光にエルダーワールドと俺が包まれると先程まで響いていた何かが剥がれる音や軋みの音が無音となりまぶしさが故に瞳を閉じた









「……はっ…ははは……嘘だろ…てめぇ」


閃光が収まるのを確認し瞳を開けるとそこには未だ健在のエルダーワールドの姿…流石にダメージを受けているようだがまさかここまでしかダメージを与えることが出来なかったなんて。





「45%における破損を確認……自壊システムの損害…現時点を持ってプレイヤーリックを危険分子として認識します」





全MPを消費したワールドディストラクションを…やっぱり勝てなさそうだな…


しかし今のリックはひと味違う。あの記憶を抜かれていく暗闇の海から這い上がり死を恐れぬ化け物となる。







「だが、それがいい!!クハハハハハハ!!!!!最高だエルダーワールド!そうでなきゃ面白くなもんなぁ!!」




すべてのMPを消費した身でありながらリックはどこからともなくその力を放出させていく。それはリックの血の一滴である。その一滴一滴がリックの全身から吹き出し狂気に満ちた顔は機械であるエルダーワールドすら驚きそして恐怖した。それほどまでに純粋な殺意のみで塗り固まれた男は初めてである。



だがそれだけでは終わらない…リックの一部が変質し始めていた。それはエルダーワールドでは見たことのない別のなにかである。それを察知したエルダーワールドは瞬時に警戒モードを引き上げた。



そこにはすでリックの姿をした狂人の姿である。肩からは血の紅い翼が生え、腕にはまるでそこから生えてきたような剣や槍などが突き出て美しい黒い髪はまるでそのリックを表したような赤く燃えがる髪に変質していた。


そしてぎらついた瞳の奥には無数の魔法陣が展開されておりそのすべてが人智を越えた魔法である。



第三のリミッター…それはリック自身にすら分からない人を超えた人ならざる力であった。


「…フウ……サアハジメヨウカ…ジュウリンヲ」




エルダーワールドのシステムが全警告をならしてその存在がとても危険なものだと判断を下した。今目の前にいるのはもはやプレイヤーにあらず…理を超えた未知なる存在ということをそのシステムが判断すると同時にありったけの魔法を彼に叩き込んでいく。もちろん無詠唱における威力減衰なしの壊れ性能であるがそれを無視するように突進を仕掛けてくる彼には全く衰えを見せない。いやさらに速度を上げていきまるですべてを予測しているかのように魔法を打ち消していっていた。



「最大エネルギーにおいて焼却します…」




エルダーワールドの心臓部であるコアが瞬くと同時にすべてを覆い尽くす閃光と星々を焼き尽くすその熱線に体の全てを覆い尽くされるリックの姿に未だエルダーワールドの警告音は鳴り止まない。さらにその音は鳴り響き…





「ツカマエタ…」



エルダーワールドの時間軸計器の部位に人ならざるリックが手を添えて裂けた口を開き笑った。




「緊急退避開始」




「…ニガスカ」




エルダーワールドが転移したその場所に転移する俺は確実にその手をエルダーワールドに当て、棘のように腕から生えた剣などを射出する。



これには流石に避けることが出来なかったようでエルダーワールドの一部から黒い霧のような血が噴出する。





「破損確認…修復不可能…」



「ヨユウソウダナ…オイ」




エルダーワールドの顔のような場所に手元から放たれるエクスプロージョンの大爆発。リックの自爆のような技にその顔が半壊し現状のリックを止めるすべがなかった。






緊急脱出のように退避を続けるエルダーワールドとそれを追いかける破壊の化身はその身をさらに自身の血で染め上げ残酷にそして笑って自爆を重ねていく。





「…損壊率…75%…修復不可能…修復不可能…」







「アハハハハ!!!」



剣や槍などを自身の体から抜き取りそれを投擲するリック…エルダーワールドはそれを弾き返せずにその身に傷を負わせていく。



何回もの自爆攻撃によりエルダーワールドの修復機能とシールド機器が破損し直すことが出来なくなった挙句にコアの部分も露出していた。





現状エルダーワールドが予備兵装を活用しリックを迎撃していくがまるで歯が立たない。機械であるエルダーワールドが恐れを感じ逃げに回ったのは間違いではなく予知というもので危険を感じ取っていたのだ。



幾万にも折り重なりそして分岐していく運命という糸がたった一つの答え=リックの死を導き出していく。それこそエルダーワールドが起こす技の全てでありワールドディストラクションという技ですらその運命を超えることが出来なかった



だがその運命を糸を引きちぎり折り重なった答えが覆され、エルダーワールドの予知システム及び観測全ては自身の崩壊という一択しか答えが出なかった。いくら計算し直し無数に予測を重ねてもその運命から逃れることが出来なくなったのだ。



確定された未来。


エルダーワールドは自身の死を認めた瞬間でもあった。


「終わりだな」




















リックの運命はこうして終わりを迎えそして新たな運命という道を進み始めることになる。












こんにちはこんばんは…えーとまずはこうして[生ける伝説異世界に立つ]をご覧頂いてる読者の方々本当にありがとうございます。


今回は本編ではなくリックが転生する前の最終決戦の出来事ですがエルダーワールドとの戦闘編正直リックが強すぎるから相手もインフレさせておかないといけないと考えたのですがもう何がなんだか分からないです。ですので「あーリックって強すぎるんだな」とか「ハチャメチャ過ぎてわけわかんねぇ」でいいです。私自身も分からないです



エルダーワールドについてですがまず機械と闇の実体化という存在であり、大きさは無限。宇宙の闇の部分ですので…作中はリックが拳位で、エルダーワールドが人間の大きさの目安です。機械の部位については主に懐中時計のような構造で時を刻んでおります。





心臓部にはスーパーノヴァと同じくらいの威力(作者自身スーパーノヴァの威力を知らない)位の出力で放たれる全範囲型の攻撃ができるコアがあり弱点でもあります。



ただし、コアの部分にはシールドが張られており物理無効、魔法無効、スキル無効や異次元攻撃など無効化するシールドが付いていてまずシールドを破壊しない限りは攻撃が通りません。



エルダーワールドの兵装について


時間軸機器(時に関するものつまりダメージを受けたとしても過去に巻き戻すタイムリープなどの技)

瞬間転移システム(自身のいる全空間の全ての場所に転移可能)

太陽コア(弱点であり、エルダーワールドのすべての中心部)

未来予測システム(相手の動きなどを予測する)

予測演算機器(未来予測と同じく動きを計算で導き出す)

シールドジェネレータ(物理、魔法、異空間攻撃すべてを無効化)

損傷修復機器(外部破損における修復。時間とともに修復)

損傷修復システム(内部破損における修復)

記憶吸収世界(入り込んだ物の記憶を吸収していく)

魔物出現装置(エルダーワールドの全魔物を生み出すことが可能)

魔法射出・迎撃装置(魔法を打ち出し迎撃及び攻撃)



これらが懐中時計のような時計の形で組み込まれています。




とまあタイムリープ機能や未来予測や攻撃無効、自動回復、無限に魔物を生み出すことが出来るtheチートのエルダーワールドですが主人公補正やチートを持ってそれを超えていくので基本的にリックは負けないです。



これ以上恐らく(絶対とは、言っていない)インフレしていくことはないと思いますがまあ主人公補正つきのチートにチートしていくリックなのでリックが、出張ってくると大抵瞬間でかたが付いてしまいます

(作者が戦闘シーン苦手だから…というか文章も拙いし小学生レベルですからまず普通のシーンですらまともではない)




こんなしょうもない奴ですすいません。ですがここまで読んでくれてる皆様本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします_(._.)_


次回から本編に戻っていきたいと思います

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