第28話 成人の儀3

 半径10m程の空間が森にポッカリと穴を空けている。

 その中心に傷付いた一匹の白銀の竜が横たえている。

 一見すると死んでいるようにも見えるが、よく見れば、陽光を受けて煌めく腹部が僅かに動き反射角を変化させている。

 回復のために無駄な動きを避けているようだ。

 周辺の樹木は枯れ果てているが、ドラゴンの近辺はその枯れ果てた樹木すらない更地になっている。イリニアの言葉が正しいなら、あのドラゴンが食い荒らした結果だろう。

 タケルとアルラはドラゴンから十分に離れた森の中から、ドラゴンを観察していた。

 特に左側の損傷が酷い。翼はズタズタに引き裂かれ、腹部と後ろ脚に大きな傷が見える。ただ、その傷はもう癒えているのか、血が流れている様子はない。既に流れた血が固まってこびりついているだけだ。

「動けないと言うことは、脚の骨が治癒してないか、腱か筋肉が切れたままか……」

「ねえ、タケル、早く魔法で退治して帰りましょう。ここから見てるだけでも恐くて震えが出るわ」

「多分、そんな血生臭い話にはならないと思うよ。最悪、その可能性もあるけど……」


 タケルはスレイプニルの積載スペースからトランクを二つ取り出した。そのうち片方を開けると中の骨組みを組み立てて、真っ黒なパラボナアンテナみたいなものをドラゴンに向けて設置した。

 次にもう一つのトランクを開けると、そちらからはドローンを取り出す。

「使い魔ね。そっちの黒いお皿みたいなのはなに?」

「これはLRADエルラドと言って声を届ける機械さ。直接話しに行ってもいいんだけど、ヒミコに止められたからね」

 計画をヒミコに話したら、脅しと泣き落としの両方で止められた。タケルがどちらに屈したかは秘密だが。

 遠距離から安全にやるからと、確約をして許してもらったのだ。

 ドローンは衛星からのデータを元に、ドラゴン目指して飛んでいく。

 LRADで声を届け、ドローンで相手の声を拾うのだ。

 その間に、スレイプニルは姿勢を変え、ドラゴンに向けて最適の射撃態勢を取る。ヒミコが不測の事態に備えているのだ。


 ドローンの飛行音に気付いたドラゴンは、首を巡らす。

 ドローンを見つけたドラゴンは興味半分警戒半分で見守る。

 近くまで寄ったドローンは空中で停止して距離を保つ。

 それを確認したタケルはLRADのマイクに声を出す。

「こんにちは、私はヤマトタケル。名前を聞いても良いかな?」

 タケルは小さな声で喋っているが、声は確実にドラゴンに届いているようだ。

 ドラゴンはキョロキョロと声の主を探すが、見つからないため、目の前のドローンが声を出していると結論を出したようだった。

「これは面妖な。だが名乗られた以上、名乗らぬわけにも行くまい。我が名はシルバーグレイヴ。この辺りの魔力マナは吸い付くしたはずだが、使い魔を介して話ができるとは、ヤマトタケルは只者ではなさそうだな」

 よかった、意思疎通はできそうだ。まずは前提条件クリアといったところか。タケルは胸を撫で下ろすと、会話を続けた。

「私はただの旅人だ。だがこの森に棲む皆があなたの事を恐れている。害意がないのであれば、治療の手助けをしたいのだがどうだろう?」

 タケルの言葉を聞いたアルラが驚いて悲鳴を上げる。しかし、タケルは気にせず交渉を続ける。

「そんなことをしてお前に何の得がある。金か? 名誉か?」

「一人の少女がこの森を出ることができるようになる。それが私への報酬だ」

「人のためか。そんな考えは身を滅ぼすぞ。我が害意ありと答えたならどうする?」

「その時は残念だがあなたを殺さねばならない」

 竜は笑い声を上げる。

「面白い! できるのか? 手負いとはいえ易々とはやられぬぞ」

「手段を選ばなければできる。正々堂々とはいかないが」

「大きく出たな、魔術師! やってみるか?」

 竜が鎌首を持ち上げると、大きく息を吸う。寒気がした。錯覚ではなく、周囲の気温が急に数度下がるのが離れた場所からでも感じられた。

「暴れるのは最後でもいいだろう。まだ答えを聞いていないんだが?」

「我が害意なしと答えたところで、どうやってそれを証明するのだ? 我を助けるのに賛成する者などおらぬのではないか?」

 アルラが「しまった」という顔で両手で自分の口を塞いでいる。

「そんなことはない。これはハイエルフの議長の許可ももらっている。証明は要らない。ただ傷が癒えたら早急に森を去る約束をしてくれればそれでいい」

 またもアルラが驚いた顔をしている。だが今度は口を手で塞いでいるので声は漏れない。

「ハイエルフの長か、切れ者だと聞いている。いいだろう。お前の顔も見てみたい。我の前に姿を現せる勇気があるなら、この森を速やかに立ち去ることを約束しよう。お前の安全は保証しないがな」

「ありがとう。今からそちらへ行こう」


 ドローンを戻すと、LRADとドローンのトランクを収納して、スレイプニルを残したまま、馬車でドラゴンの元へと向かう。

「アルラ、スレイプニルの側に残っていていいんだよ。あそこまでなら、馬を引いて歩けばいいんだし」

 タケルは御者台で手綱を取るアルラに声をかける。

 アルラは緊張と恐怖で顔を引き攣らせつつも、気丈に首を振る。

「ダメよ。これは私の成人の儀なんだから。傍観者にはなれないわ」

 本当は恐怖で今すぐ逃げ出したかった。だが好奇心とタケルへの想いでそれを捩じ伏せた。

 イリニアの言う通りだわ。愛の力は偉大だわ。


「ヒミコ、「撃て」と言うまで撃っちゃダメだぞ」

 タケルは小声でヒミコに指示を出す。

 今はスレイプニルの中継機を介して衛星との回線を確保しているため、あまりスレイプニルから離れるわけにはいかない。スレイプニルはドラゴンとの距離をうまく調整して射撃位置を確保しているはずだった。

「了解しました。ですが、危ないと感じたら迷わず命令してください。アルラハーシアの命も預かっているのですよ」

「わかったよ。他に何か報告することはある?」

「先程のハマドライアドの時と同じく、ドラゴンから干渉する信号が発信されているようです。タケルの延髄のターミナルに不正な信号が観測されています。タケルは精神防壁を解除しないようにしてください」

 まさかこんな形で精神防壁が役に立つなんて思わなかったな。

 ドラゴンに近付くにつれて、その威容がはっきりと見て取れるようになってきた。

 干渉などなくとも畏怖に値する生物だった。硬い鱗の下に息づいているであろう強靱な筋肉と、そこから生み出されるであろう圧倒的な破壊力は、全ての生物が恐れて当然と思えた。

 これで成獣でないと言うのだから、成獣と対峙したときの絶望感はどれ程だろうか。


 馬車はドラゴンの頭の側で自然と止まる。

 馬もアルラも恐怖で足がすくみ動けなくなっていた。

 タケルは御者台から降りると、自分の上半身程もあるドラゴンの頭の前まで歩き、改めて挨拶をした。

「改めてこんにちは、ヤマトタケルです」

「改めて名乗ろう。シルバーグレイヴだ。我を前にして恐怖に屈しないとは、やはり勇者の類いか。お前を喰らえば、空腹も満たされ、怪我の治りも速まろうな」

「否定はしないけど、それは愚かな選択だろう。食い物は持ってきたから、まずは食べてくれるかな。空腹では簡単な判断にも誤りかねない」

 タケルは馬車から大量の食料と酒をシルバーグレイヴの前に降ろした。

 御者台のアルラには「ここで待ってていいから」と声をかけて、馬の手綱を近くの岩にかけた。この状態で馬が恐慌に駆られて暴走でもしたら危険だ。


 アルラはタケルの声に、コクコクと頷く事しかできなかった。

 なぜこの絶対的な恐怖を前に、タケルが平然としていられるのか分からなかった。

 魔法と考えるのが最も矛盾がないが、そうではないと直感が囁く。

 もし、彼が自分の命を軽んじている結果だとしたら、危険過ぎる。

 そのような時のために着いていくと決めた筈なのに、肝心の時に動けない自分が情けなかった。今の彼女は、彼のために何かをするどころか、恐怖のあまり粗相をしないよう堪えるのが精一杯なのだ。

 彼女はありったけの勇気をかき集めた。意思の力を体の隅々にまで行き渡した。逸っていた呼吸を抑え、指先から徐々に支配を取り戻す。動くことをゆっくりとだが確認していく。

 彼女の思いは一つだった。

 タケルの傍にいなければならないという想いだった。

 少しずつだが体が動く。

 イリニア、あなたは正しかった。

 愛の力は素晴らしいわ。


「さあ、食べてくれ」

 シルバーグレイヴの前に食料を並べ、酒の樽を開けたタケルは促した。

「古来、英雄は竜退治に饗応を以って油断させた例があるが、これが先程お前の言っていた我を倒す手段を選ばぬ方法でないと言い切れるか?」

 その言葉にタケルは破顔し、嬉しそうに返した。

「知性だけでなく知識もある。流石は偉大なる種族だ。そう言ってもらえて嬉しいよ。では、毒味役として、あなたと共に食事をして良いかな? まさか人間相手に飲み比べで自信がないとは言わないでしょう?」

 タケルは背後に隠していた木製のジョッキを見せながら言った。

 本気で用心していた訳ではなく、皮肉で言ってみただけだったのだが、まさかそんな返しをされるとは思っていなかったシルバーグレイヴは、愉しげに笑った。 

「よかろう、許す、許すとも。毒味を存分にしてくれ! だが、酒の飲み比べを竜に持ち掛けるなど聞いたこともない!」

「笑ってくれてよかった。食事は楽しくするものですからね」

 シルバーグレイヴは片目を動かしタケルの横を見た。


 タケルの横にはアルラが立っていた。青ざめた顔でガタガタと震えていたが、それでも立っていた。右手を伸ばしてタケルの左手を握ると、その温かみで少し震えが収まった。

「ご挨拶が遅れて申し訳ありません。ハイランドのフジ最高評議会議長の娘、アルラハーシア=インファーシュです」

 普段のアルラからすれば声は震え、いつもの玲瓏さはなかったが、礼儀に適った挨拶をして見せた。

 シルバーグレイヴはジロリとアルラを睨め回す。それだけでアルラの感情のダムは決壊しそうになる。力強く握り返してくれるタケルの手が唯一の拠り所だった。

 数瞬が過ぎ、シルバーグレイヴは挨拶を返す。

「シルバーグレイヴだ。一つ聞きたいのだが、アルラハーシアはなぜここにいるのかね?」

 その問いは、興味で聞いているようでもあり、責めているようでもあった。


 アルラは自分に問いかける。

 何故私はここにいる?

 義務? 私の成人の儀だから。

 興味? ドラゴンを見たことないから。

 解放? 世界へと旅立つ事ができるから。

 違う。私がここにこうして立っているのは……。


「私はタケルの伴侶だから。彼の在る所には私がいる。そこに理由は必要ないわ」


 震えてはいたが、面と向かってキッパリと言い放った。


 シルバーグレイヴは突然大声で笑うと、前脚で左側の怪我した付近の鱗を剥がした。

「今日は素晴らしい日だ。定命の者の勇者に二人も会うことができた。空腹でひもじい思いをしていたところに料理をもてなしてもらえた。しかも飲み比べまでしてくれる。こんな素晴らしい出会いに我が応えることができるのは、今はこの程度しかない。血で汚れていて済まないが、友情の証として受け取ってくれ」

 シルバーグレイヴはドサリと輝く鱗を二枚投げ出した。

「食事はともかく、酒は飲み比べには足りないな。食事は楽しくするもの、だったなヤマトタケル?」


 タケルは「ええ」と頷きながら目を見張った。

 シルバーグレイヴの姿が光を放ち、輝きながら小さくなっていくのだ。

 光が収束したとき、そこには白銀の全身鎧を纏った美丈夫が一人膝をついていた。

 黄色い瞳の虹彩が縦に割れている以外は人間に見える。

 だが、左腕がひしゃげて、左足はあらぬ方向へ曲がっているし、脇腹は鎧が割れている。見てるだけで痛々しい。背中には鎧の意匠ように羽がついているが、これも左側が壊れている。

 正しく満身創痍だ。

 見た目の痛々しさに反して、彼は二人に微笑みかける。

「これで酒の量は問題なくなった。もう恐くもなかろう?」

 確かに、アルラの震えは収まっていた。

畏怖すべき存在フライトフルプレゼンスは自分で制御出来ないと聞いていましたが?」

「その通りだ。故に竜の現身を捨てねば止まらなかった」

「元に戻れるのですか?」

「十分な魔力マナが戻ればできる。気にするな。礼に礼を以って返すのは当然であろう。それよりも、さあ、早く食わせてくれ。枯木ばかりで味気無い物しか腹に入れてないのだ」


 驚くべき健啖ぶりだった。空腹な竜が食べていると納得できる勢いで食事が減っていった。どこにあれだけの量が消えているのか不思議だった。酒が好きなのは洋の東西を問わず竜の共通認識らしく、まさにウワバミだった。タケルと二人で一樽空けてしまったのだ。

 結局どちらも潰れなかったので飲み比べは引き分けとなったのだが、酔い加減から見れば、シルバーグレイヴの負けと判定されそうだった。

 その辺は本人が良くわかっているらしく、何も言ってないのに「負けてない、負けてないからな」と意地になって認めなかった。

 食事が終わる頃にはお互い名前で呼んでいた。

「いやあ、馳走になった。これで人心地ついたわい」

「まだグレイヴの怪我は治らないか……」

「怪我を治すには自然治癒か、魔力マナによる再生リジェネレイトをせねばならんからな。食事では魔力マナは補給されん。命を繋ぐために、この辺の魔力マナを吸ってしもうた。済まなかったな、アルラ」

 頭を下げられたアルラは、恐縮して手を振る。

「気にしないで下さい。森はまた再生しますから。この位なら三年もすれば元に戻ります」

「なるほど、魔力マナは生命力みたいな捉え方でいいのかな」

「なんだ、タケルは魔術師のくせにおかしな事を言うな。そんなのは基礎の基礎だろうに。我も生き物を喰らえば魔力マナも補充できるがな。死んで調理されてしまえば、そこに魔力マナは残らん。タケルは魔術師だからな、我がお前を喰らえば怪我くらい治せるやもしれぬ」

 グレイヴが冗談と分かるように笑いながら言う。

 タケルは思いついたように「血でよければ分けれるぞ」と言った。

「なに?」


 タケルは今も定期的にヒミコから血を抜かれていた。なにかあった時のために、自分の輸血用の血のストックを作るためだ。病棟の冷凍庫に保管されていた自分の血液もあったので、それも合わせるとそこそこの量はあったが、ヒミコは新しい血液の確保にこだわった。

 そんな訳で、スレイプニルに積んである保冷庫には緊急の輸血用にタケルの血液パックも入っている。

 タケルはスレイプニルを呼ぶと、血液パックを取り出して、グレイヴに渡した。

「保存のために冷たいけれど、私の血液だから良かったら飲んでみてくれ。ただし味は保障しないがな」

 グレイヴは珍しそうに血液パックを手に持って色んな角度から見ていたが、パックの上部を破ると、口を付けて吸い始めた。

 傍から見ると、過去にコンビニなどで売っていた袋アイスを吸っているようにも見える。

 ゴクゴクと喉を鳴らして一気に飲み干すとプハーと息を吐く。口の中が真っ赤でホラー映画の吸血鬼見たいになっている。

 グレイヴはすっくと立ち上がり、タケルを妙に熱のこもった目で見つめる。

「我は今タケルを喰いたくてしょうがないぞ。何と言うモノを飲ませてくれるのだ。こんなに魔力マナが豊富な血は飲んだことがないぞ! 見ろ! もう足が再生したぞ! 流石は我を倒すと豪語する大魔術師だな!」

 さっきまで膝をつき、あらぬ方向へ捻れていた左足が鎧も含めて真っ直ぐに治っている。

「そうか、それは良かった」

 タケルは心の中でドン引きしていたため、答えが素っ気なくなってしまった。


 もしかして、とんでもない失敗をしてしまったのではなかろうか?

 虎は人間の味を覚えると人を襲うようになると言う。今、自分は自分で捕食者に味見をさせた馬鹿な草食獣なのではなかろうか? グレイヴの熱のこもった目が怖い。

 グレイヴはタケルの肩に無事な方の手を回して肩を組む。見方によっては親友のようにも、カツアゲのようにも見える。

「なぁ、タケルよ。我が友よ。我は何をすればそなたを食べることが出来るだろうかな?」

 おかしい。

 食べるという言葉は友に向かって使っていい言葉ではない筈だ。

「美味しくなんかないよ。お腹壊すと思うな。食べ過ぎは良くないしね」

 上擦った声で、ネガティブな要素を並べて反論してみる。

「何を言う。お前はもっと自信を持つべきだ。この味を知れば全てのドラゴンはお主を放ってはおかないだろう。我とて同じよ。たとえ腐っていようと食べることは厭わぬぞ」

 蛇のように二股に割れた舌が口から出てペロリと頬を嘗められる。

 嫌だ。そんな被捕食者としてのプライド要らない。


 助けを求めてアルラを見ると、アルラは何故か興奮している様子だった。

「熱い友情、ドラゴンと人間、アリね」などと呟いているのが聞こえる。

 これが友情のシーンに見えているのだったら、アルラにはもう少し多角的な考え方を教えた方がいいかも知れない。

 よく見れば、視点も少しズレている。彼女にしか見えない世界を幻視しているかのようだ。

 彼女は読書家だから、読まなくていい本まで読んでしまっている可能性もあるか。

 別の意味で腐っていたか。恐るべし。


「月一回!今の血を飲ませるから、それ以上は無理! 死ぬから! 死んじゃうから!」

 確か献血は月に100ccまでは大丈夫だった筈だ。今の100ccパックなら無理がないと信じたい。

「流石は我が友よ。物分かりが良い。我も金の卵を産むガチョウを殺す愚は弁えておる。我の友である事を後悔はさせぬよ」

 グレイヴはニヤリと笑ってみせた。




 余談ではあるが、この後、タケルの採血は保存用とグレイヴ用を合わせて、月に100cc以上抜かれるようになり、食事には鉄分を多く含むものが出されるようになる。

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