第2話 氷室アミ

 草むらの中に倒れていた。

 上半身を起こして周囲を見ると、自分が今いる場所は川沿いにある土手の下なのだと分かる。

 ズボンや顔に泥がついていた。手にしていた鞄はどこかに転がっていったみたいだ。

 どうしてこんなところに?

 そうだ、思い出した。首を回して視線を上に向ける。俺は土手の上から転がり落ちてきたんだっけ。

 起き上がろうとして地面に手をついた時、右腕の違和感に気が付いた。

 なんだ、これ? 

 右腕が、肘から先が巨大なナイフの刃になっていた。

 ばかでかいナイフの刃。そのナイフに何やら、赤い液体が付いていることに気付く。

 血。

 悲鳴を上げていると、少し離れたところに人が倒れていた。

 怖い。怖くて近づけない。

 信じられない。

 信じたくない。

 無事でいてくれ。

 俺は、俺が…………俺のせいじゃない。

 叫び声をあげた。誰かに助けてほしくて、助けを呼んでほしくて、一生懸命に声を張り上げた。助けを求めたのだ。

 それは誰のための声なのか。倒れている人物のため。それとも自分のため。

 とにかく助けてくれと叫んだ。

 すると、土手の上にいつの間にか人影が現れていた。

 助けてくれ! そこで突っ立ってぼーっと見ていないで、早くこっちに来てくれ! 人が、人が血を流して倒れているんだ!

 その人影は父さんと母さんだった。冷たい目をしている。

 違う。そんな目で見るな。俺のせいじゃない。俺のせいじゃないんだ!

 次に見えた明かりは、パトライトの赤だった。痛々しささえ感じさせる光を撒き散らす。

 そして。

 すぐ近くで、土の上を何かが這うような音がした。

 ――ハヤ……ト…………――

 “何か”じゃない。“誰か”だ。

 倒れていた人物が、蹲りながらもじっと俺を見ている。顔を覆う腕の僅かな隙間から、眼光だけをこちらに向けてじっと見ているのだ。

 見るな。そんな目で俺を見るな。頼むから見るな。

 俺は謝った。

 ひたすらに。ただひたすらに。




 そして目を見開いた時、今自分のいる場所は、土手ではなくて教室なんだと思い出す。

 夢、だよな。

 目をこすると手が濡れた。泣いていたらしい。この歳になって夢で泣くなんて、ちょっと恥ずかしかった。

 その時だ。

「相葉ぁ、そんなに怖い夢でも見ていたのかぁ?」

「え」

 そう、授業中だったのだ。

 しかも、周囲を見渡すとクラスメイト達が肩を震わせて笑いを堪えている。いや、堪えきれてないじゃん。

 一人、笑っていない奴がいた。陸上部に勧誘してきたあいつだ。確か名前は矢田部とかって言ったっけ。今朝の出欠確認でようやく分かったことだ。

 慌ててもう一度涙を拭うと、今度は皆がはっきりとした笑い声を響かせた。

 この様子じゃあ、寝言もばっちり言っていたかもしれないな。

「す、すいません」

 怒られるかと思ったが、そんなことは無かった。教師も笑っていたからだ。

 見せかけだけの拳骨をもらい、俺は頬の熱くなった顔を教科書で覆った。

 すごく恥ずかしい。それに、クラスの中で目立ってしまった。誰も俺のことなんて気にしないでほしいという日々を過ごしているのに。こんなことは勘弁願いたいのに。

 授業が再開しても時折向けられるクラスメイトの視線。それを無視しつつ、俺はさっき見ていた夢のことを思い出していた。

 土手に転がり落ちた夢を見るのは、なんだか久しぶりだった。

 以前は毎晩のように見ていた夢だけど、中学の卒業が近づくにつれて回数は減っていた。たぶん、余計なことを考えないようにと、受験勉強に夢中になっていたせいだと思う。

 高校に入学してからの一ヶ月間は、そういえばずっと見ていなかったな。

 だから、今日見たのは本当に久しぶりだった。

 あの夢は、俺の中学時代の記憶。あの出来事が俺の全てを変えたんだ。刃物恐怖症も、両親の異常な気遣いも、親しい人間を作らないという誓いも。

 そんな、よく見知った悪夢だった。

 ただ、そんな夢でも初めて見るシーンがあった。

 俺の右腕がナイフだったことだ。

 右腕の違和感が始まったのは、一週間前の朝からだった。腕の中を掻き毟られるような不快な感覚は今でも続いているが、そろそろ本当に病院でも行ってみるか。

 もしかしたらこの違和感のせいで、あの夢を見てしまったんじゃないだろうか。そう思うと募る不安はより一層で、やはりきちんと診てもらおうという気持ちを強くした。

 そんなことを考えている間に、授業が終わったことを告げるチャイムが鳴り響く。残す授業はあと一教科のみ。

 今日も無事、一日が終わりを迎えようとしていることに安堵する。

「相葉君さ、どんな夢見ちゃったの?」

 突然、隣の席のクラスメイトから話しかけられた。一応、名前は知っている。

 時任ときとうカナデ。そんなに目立つわけではないけれど、率先していろんなクラスメイトに話しかけている印象はあったな。根は活発な子なのだろう。

 腰まで届く長い髪と眼鏡をかけた風貌から、最初は文化部とかにいるようなおとなしいイメージを持っていたけれど、放課後にサッカーボールを巧みに操っているユニフォーム姿を見てからは、彼女への印象ががらりと変わったのを覚えている。

 時任さんは好奇心に満ちた微笑を浮かべていた。俺の夢がそんなに気になるのか。はたまた俺のことをまだ笑い者に仕立てたいのか。

「別に」

 素っ気無く返事をすると、彼女は「あっそう」と言いながら、ちょっとだけ唇を尖らせた。

「でも、怖い夢だったんでしょ?」

「なんか恥ずかしいから、その話は止めてくれる?」

「まあ恥ずかしい気持ちは分かるけどさ。でも、怖い夢見て泣いちゃうって、なんかカワイイね」

「止めてくれって」

「ごめん。でも、私だってわりと最近でそういう経験あるからさ。あまり気にしなくてもいいんじゃない?」

 男と女じゃ情けなさの度合いというやつが違う。そう言おうとしたが、止めた。なんだか、普通に会話をしていることに気がついたからだ。

 これをきっかけに、明日以降もちょくちょく話しかけられるようなことになったら、俺の毎朝の誓いがまったくの無意味だ。

 だからそれ以上は会話をしないようにした。

「ねえ、相葉君って彼女いるでしょ?」

 無視…………したかったけれど。

 変な噂が立つのも困るので、声に出さないまま首を横に振った。

「えーそうなの? たぶんC組の子だと思うけど、よく一緒に登校してくるよね? あと帰りも」

 十中八九ツバキのことだな。だからあいつと一緒に登下校するのは嫌なんだ。

「幼馴染だから。そんだけ」

「いいじゃーん。そういうシチュエーションって憧れるけど」

 彼女の笑顔が、さっき見た微笑よりもずっと気さくなものに変わっていた。

 やばい。この子、俺との会話に慣れ始めてきている。

「よく漫画とかでもそういうのは鉄板じゃん! まんざらでもなかったりして?」

 早く帰りたくなってきた。体調不良を理由にして早退しちゃおうかな? 病院に行くつもりなのは事実だし。

 そんな時だった。

「ハヤト、ちょっと辞書貸してほしいんだけど」

 いつの間にか俺の背後に来ていたツバキが、俺の肩をたたいた。

「おっと、噂をすればだねー」

 時任さんの嬉しそうな笑顔。なんだか、この後の展開を想像するだけでも本当に頭が痛くなってきた。

 よし、決めた。

 俺はツバキに辞書を差し出しながら、そのまま席を立った。

「あれ、どこ行くの?」

「ちょっと調子悪いから早退する」

「ええ?」

「時任さん、悪いんだけど先生に言っておいてくれないかな」

 俺のお願いに返事をするでもなく、ツバキと時任さんが何やら言っていたが、俺はその言葉に耳を傾けないまま教室を出た。

 大丈夫、問題ない。病院には本当に行って、診断書を書いてもらえばいいだろう。

 二人もさすがに教室を出てからは追ってこず、数人の生徒とすれ違いながら一人下駄箱までやって来た。

 靴を履きかえていると、C組の下駄箱の物陰から人が一人出てきた。

「あ」

 またしても氷室アミだった。

 これで何度目だろう。会う度に声を出さなくてもいいのに。

 彼女はいつも通りに制服を正しく着こなし、更には鞄を片手に持って靴をつっかけていた。

 まさか、彼女もこれから帰るところなのだろうか。

 ちょっと嫌な予感がして、俺はそそくさと玄関を出ようとした。こないだだって特に会話をしていないし、今も何か話しかける必要なんてない。悪い気は全然しなかった。

 しかし。

「あの」

 思わず立ち止まってしまった自分が憎い。

 そっと振り返ると、氷室アミは靴をきちんと履き終えてから、俺の後ろについていた。

「あなたも早退なんだね。ちょうどいいから、途中まで一緒に行かない? 実は話があるんだけれど」

 なんだよ、なんなんだよ。嫌な予感ってのはどうしてこうも的中するのだろうか。

「わ、悪いけど俺、病院行かなくちゃいけないから」

「え? どこに?」

「別にどこでもいいだろ」

「どこ?」

「…………どこって、この辺の奴なら西口の総合病院しか行かないだろ!?」

 情けなくも思ったが、俺はイラついたように語気を強めた。

 だが、彼女はあろうことか笑みをうかべて言い返してきたのだ。

「偶然だね。私もこれから病院」

 遠慮もなく、俺は頭を押さえてため息をついた。




 氷室アミと隣り合って乗るバスの中。病院までの道のりがやたらと長く感じる。居心地は最悪だ。

 こうして彼女と席を隣同士にしてバスに乗っている理由は、彼女の方から「話がある」と言ってきたからだ。俺は仕方が無くこうしているわけだが、当の本人はというと、なかなか話をする気配がない。

 先ほどから何かを言おうとしてはあからさまに話題を変えたり、俺から切り出そうとすると突然バスの外を指し示して「あの車かっこいい!」だとか「あの子犬かわいい!」だとか「あの服ステキ!」だとか。

 肝心な時にいつも臆病な俺だけど、さすがに我慢出来なくなってきた。

「あ、あのさ、氷室さ」

「あー! あれー!」

 俺は彼女の指先を見ることもなく、氷室アミの顔をじっと睨みつけた。

「えっとぉ…………あ、あれぇ」

「いい加減にしてくれないかな? あんたに話があるって言われたから、乗りたくもないのに一緒にバス乗ってるんだけど」

「…………はい」

 俺がバスの降車ボタンに手を伸ばすと、彼女は肌の白い顔を更に青ざめさせるような暗い表情で「話します」と呟いた。

「ごめんね。どう話そうかって、ずっと考えちゃってて」

 どうやら、話があるのは本当のようだ。とにかく俺は、「じゃあ話して」と促した。

 色白の彼女は、頬をちょっと火照らせていた。話の内容が緊張を伴うものなのかもしれないけれど、それ以前に首元が汗で光っている。

 まさか暑いんじゃないのか?

「あのね、実はこういう話って、その…………私自身が経験不足というか、その、慣れてないんだけれど」

「何?」

「余計なお世話だとは思うけれど、その…………言うね。あの、あなたと付き合ってる刈谷さんなんだけどさ」

「あ、あのさ!」

「えっ?」

「俺、別にツバキとは…………刈谷ツバキとは付き合ってないんだけど」

「ええっ!」

 彼女は心底驚いたようで、今まで聞いた中でもひときわ大きな声を出した。バスの中には俺たち以外に数人の乗客がいたが、全員が一斉にこちらを振り向く。

 口を大きく開け放したまま固まる氷室アミ。それを見ながら、俺は呆れた。

 たぶんこの様子だと、俺とツバキに対する誤解はクラスを飛び越えて、学年中に広まっているのかもしれない。

「そうだったの?」

「そうだよ。迷惑なんだけど、そういうの」

 そう返事をすると、氷室アミは急に力の抜けた顔を見せた。そして、今度はいつか見たときのように鋭い眼光を飛ばして、大きく息をつく。

「じゃあ、言っても言わなくてもいっか」

「なんだよ。そこまで言ったんだったら聞かせてよ」

 一呼吸間を置いた氷室アミは、視線をずっとバスの進行方向に向けたまま、しれっとした態度で言った。

「刈谷さん、あなた以外の男子とこないだ抱き合ってたからさ」

「うそぉっ!」

 また視線を集めてしまった。俺は申し訳なさそうに身を縮こまらせてから、氷室アミの顔を見た。

 彼女は相変わらず視線を正面に向けたまま、マフラーと首の間に指を入れ、少しだけ仰いだ。

「本当よ。こないだ、あなたと校門ですれ違った日。あれの少し前に、校舎の西棟にある空き教室でね。たまたまそこを通りかかったら見ちゃったの」

 本当なのだろうか。だったら何故あの日、俺と一緒に帰ったんだろう? たまたまかな。そりゃあ、付き合っている男がいるからって俺と一緒に帰ってはいけないなんてことは…………いや、でも普通は遠慮するんじゃないのかな。

 それにしても、あいつ。

「彼氏、できたんだ」

 少しだけ沈黙があった後、氷室アミが話を続けた。

「てっきりあなたと付き合ってるものだと思ってたから、二股かけられてるのも放っておけなくて、教えてあげようかなと思って」

「そうだったんだ…………」

 なんだか急に、この話題は話したくないと思ってしまった。

 どうしてだろう。別に俺がショックを受ける理由なんてないはずだし、俺はそもそもツバキとすらも関わらないように努めてきたはずだ。あいつに彼氏ができたのなら、いずれは俺に構っていられなくもなるだろう。

 なのに、どういうわけだか今はこの話をしたくない。

 ツバキとは小学校からの付き合いだが、中学で同じ陸上部に所属してからは更に仲良くなった。だからツバキのことは良く知っている。

 ツバキが魅力的な女子であることももちろん知っている。それほど得意でもない勉強だって自ら率先して頑張るし、陸上だって立派な成績を残している。化粧っ気の無い顔で屈託なく笑うところや、汗を光らせながら部活動に精を出す姿。思いやりのある優しい性格も、彼女の魅力の一つだ。

 ただ、同性から僻まれることが少なからずあって、彼女が気軽に悩みを打ち明けることが出来る同性の友人は、思いのほか少ない。ツバキが男子生徒と楽しげに話しているのを見るだけで、批難するような白い眼を向ける奴はいた。

 今の俺ほどではないけれど、ツバキは人間関係において意外と消極的だ。自分から話しかけて交友関係を築くよりも、待ちに徹して周囲の顔色を窺う。恋愛においてはもっとシビアに考えているはずだ。誰かと付き合おうものなら、女子からの妬みはより一層エスカレートしただろうから。あいつが今まで告白をことごとく断っていたのには、そういった理由がある。

 だから、あいつに彼氏ができたのは本当に驚くべきことだった。この話題をしたくないと思うのも、一時の戸惑いなのかもしれない。

 そう思いながら氷室アミの方を見ると、彼女はまたしてもマフラーと首の間に指を通して、風を送り込むみたいにぱたぱたとさせていた。

「それにしても、そんなことをわざわざ伝えたいから呼び出すなんて、氷室さんって“おせっかい”だね」

 少し嫌味な言い方かもしれないと。だけど、そういうつもりで言った。

 俺ってわざわざこんなことを言う奴だったっけ。

 まるでツバキに彼氏ができたからと言って、八つ当たりをしているみたいだ。

「やっぱり、そうだったかな」

「だってそういうことって、よっぽど親しい相手とかじゃないとなかなか言えないと思うよ。下手したら逆に悪者にされそうじゃん。ふざけたこと言うなってさ」

「…………そうなのかな。んー、正義って――――」

「え、正義?」

「――――人助けをするって、難しいことなんだね」

 彼女にとって、今の話は良いことをしようとする気持ちからの、正義の行いだったということか?

「あなたの言うとおり、余計なことだったかもしれない。でも、誰かのためになるなら自分の犠牲くらいどうってことないやって考えたら、もう進まないわけにはいかなくなっちゃって」

 それは漫画や映画でしか聞かないような、非常に綺麗な回答だった。

 誰かのためになるなら自分の犠牲くらいどうってことない? そんな恥ずかしい台詞、口に出す奴なんて見たことがない。

 そもそも、その綺麗さが逆に偽善的でさえある。

 そんな風に思う俺って、歪んでいるのかな?

「人助けが好きなんだ。素晴らしいね」

 とりあえず返しておく言葉は、社交辞令。

「んー、好きっていうか…………」

「他にも正義の活動を何かしてるの?」

 そう訊くと、彼女は「うん」と首を縦に振った。

「誰か困ってる人がいたら、手を貸すようにしてるかなー」

「それって、学校だけじゃなく?」

「もちろん。地域のボランティア活動に参加したり、困ってる人を見るとついつい声を掛けちゃったり。落し物を拾うことも何度かあって、駅前の交番にいるおまわりさんとは、もうすっかり顔馴染みだよ」

 交番勤務の警官と顔馴染みになるくらいでは、自分から落し物を探して回っているのではないかと疑いたくなる。

 ともかく、素晴らしい話ではあるのだろう。俺は呆れ気味で「すごいね」と言った。

「本当に偉いよ。俺には真似出来ない」

「…………ううん、偉くはないの」

 俺の呆れ顔が、一瞬で驚きに変わった。そして思わず彼女の顔を見つめてしまった。

 なぜなら、今の彼女の返事は、

「あたしはただ、自分のために…………困っている人に尽くしたいだけだから」

 別人みたいに冷たい声だったからだ。

「全然偉くないの。だってこれは」

「ひ、氷室さん?」

 とても冷たい声だった。

 けれど、俺にはその声の裏側に妙な親近感を覚えた。

 具体的にどういった理由なのかは分からないけれど、彼女が一瞬見せた冷たくて暗い顔は、俺の中にある温度と同じような気がしたからだ。

 氷室アミの言葉の続きを待っていると、彼女は言った。

「あれ? そう言えば、なんで私の名前を知っているの?」

「あ、ああ、ツバキに聞いたことがあったから」

 氷室アミは納得したように再び微笑んだ。

「そうなんだ。あなた…………えっと」

「相葉ハヤト」

 何で自己紹介しているんだろう? そんなことしたら、親しくなってしまうかもしれないのに。

 彼女に感じた親近感の理由を知らないまま、揺れるバスの中で俺の肩と彼女の肩は、お互いの体を支え合うように触れ合っていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る