第6話 Golden time
眠れずに過ごす夜 ずっと思い悩んだ時間
今振り返って、金色に輝いて見える
忘れてもいいの 思いなら
覚えているのはあまりにつらすぎる
それとも悲しすぎて
重ねる時が夢のよう
今思い返して昨日なのに
それでも今日は昨日と違う
戻ることは許されない
過ぎてしまえばあっけない 灰色に見えた日の出来事
戻れなくなって初めて その価値がわかる
忘れたくない黄金の日々
我々が確かに存在した頃
今日ではない日の
重ねたときが嘘のよう
私達はまだいるのに
それでも変わっていく私達
立ち止まって振り向いた
忘れたくない思いならば
抱きしめたまま歩いていこう
どんなに苦しくても
振り向くのはいい 一度ならば
でも時間は止まらない 進んでいく
着実に音もなく
瞳はいつも前を向いて
過去を背負って未来(さき)を見る
今から始まる金色の時間を見据える
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