Art work Ⅶ ― Farewell ―
僕らを邪魔するものはもはや何もない。
だから僕は、ゆっくりと、心から待ちわびた再開を果たす。
「
「
酷く傷めつけられた彼女は全身がすでにボロボロだった。
助けに来た時からすでに人としての形を取っていなかったが、今は『芸術作品』に傷めつけられた跡が生々しく残っており、本当に大丈夫なのだろうかと不安になる。
だが僕の声に気丈な返事を見せてくれており、少しだけ安堵の気持ちに包まれた。
「ああ、僕だよ。痛くはないかい?」
「まだ痛いよ。けどだんだん良くなってきたんだ。そっか……
瞳に意志の光を灯し、懐かしい声で喋る彼女をそっと支える。
ゆっくりと、未だ肉壁に埋もれた彼女を傷つけぬように注意を払って引っ張ると、今度はあっさりと彼女の上半身だけが抜け落ちた。
下半身はあの場所でバラバラになっているから、これが彼女の全てだ。
「
「えへへ、嬉しいな。私、ずっと待ってたんだよ。怖かったけど、痛かったけど、きっと暁人くんが助けてくれるって。……暁人くんは私のヒーローだね」
叶ちゃんの身体は酷く細かった。あれほど美しかった髪はバラバラに汚れ、血に包まれた顔は見ていてこちらが辛くなるほど痛々しい。
弱々しく差し出された彼女の手をしっかりと握り、抱きかかえた彼女に優しく語りかける。
「とりあえず、一緒に帰ろう。そうしてなんとかならないか考えよう。きっといい方法が見つかるよ、叶ちゃん」
「うん、そうだね。帰ろう、暁人く――」
「お兄ちゃん。そんな時間はないよ。叶さんを潰して」
「――は?」
その言葉は突然だった。
まるで二人の時間を邪魔するかのように、見えかけた希望を消し去ってくる。
僕らが会話をする時間を作ってくれたのが夢衣であったのならば、それを無情にも打ち切ろうとしたのもまた夢衣だった。
僕は妹の物言いに間抜けな顔を晒し、その理解できない内容にただ唖然とする。
「聞こえなかったかな? 時間が無いからお兄ちゃんが叶さんを潰してって言ったの」
「な、なんで? なんでだよ? そんなの出来るわけないだろう!?」
時間って、何が時間なんだ?
叶ちゃんと一緒に理解できないといった表情を浮かべる。
だってさっき言ったじゃないか、『芸術作品』はもう復活しないって、十分な時間があるって……。
困惑する僕に夢衣は無情にも首を左右に振る。
その瞳は伽藍堂で、意志の一つも宿ってない。僕らの感情など一切関係ないとばかりにだ……。
「ごめんね、私の見通しが甘かったみたい。少し状況が良くないんだ。『芸術作品』が復活するかもしれない。今お兄ちゃんが話しているのは叶さんじゃなくて、『芸術作品』が作った作品の一部分でしかない。ここを起点に戻ろうとしている」
抱きかかえる彼女を思わず見つめる。
不安げな表情は確かに僕の知る幼馴染みのもので、彼女があの悍ましい『芸術作品』の一部だなんて到底思えない。
「悪夢はね。なかなか死なないんだ。ううん、死ぬって定義が当てはまらないの。だからきっと『芸術作品』はまたやって来る。それに、叶さんを見て」
夢衣の言葉を不思議に思い、胸に抱きとめた叶ちゃんを見、ハッとする。
先程まで弱々しかったはずの彼女は確かに幾分元気を取り戻しており、それどころか先程よりも傷が少なく見えた。
そう、彼女の身体は、まるでビデオを逆再生するかのようにゆっくりと元に戻っていた。
「元に戻ろうとしているでしょ? さっきの身体を失ったから、今度は叶さんの皮をかぶろうとしているんだ。今はまだ叶さんの残滓が表に出ているけど、このままじゃ叶さんが持っていかれる」
叶ちゃんは呆然とした表情をしていた。そこには困惑も含まれていたかもしれない。
ただどうやらこの状況についての衝撃は僕と一緒で、今は必死に夢衣の言葉に耳を傾けて現状を理解しているようにも思われた。
「持っていかれるって……。叶ちゃんが、叶ちゃんじゃなくなるってことか? 繰崎みたいに、なるってことか?」
「うん、その通り。――けど今なら間に合うんだ。いま叶さんを含む全ての作品を潰せば『芸術作品』は
嘘だ。という言葉しか浮かばなかった。
ただ、信じたくなかっただけなのかもしれない。
「だから、お兄ちゃんが叶さんを――叶さんの残滓をここで潰して」
その言葉にビクリと身体を震わせる。
彼女との別れは覚悟していた。ただ、こんな事になるなんて思ってもいなかった。
最後の別れを告げて、そのまま彼女が消え去る。
そんな、ドラマの様な最後を夢見ていたんだ。
事実は小説よりも奇なりとは言ったものだ。現実は何処までも残酷で、美しい終わりなど到底許してはくれない。
けど、こんなのあんまりじゃあないか。なぜ僕が彼女を、そして何故彼女がこんな目に……。
「なんで……叶ちゃんが? 他にも沢山いたじゃないか!」
「お兄ちゃんが話している間に、他は全部夢衣が潰したからだよ」
気がつけば、僕らの周りであれほど煩く叫びをあげていたはずの顔面はその一切が綺麗サッパリと消失していた。
あっけらかんとした物言いに思わず抗議しそうになったが、対する僕もかつての友人たちのことをすっかり頭の中から消し去っていた事実を思い出し口を閉ざす。
「魂なんて表現は陳腐だけど、もしここで躊躇したらそれこそ叶さんの魂は永遠に囚われたままにだよ。私がやってもいいけど、それじゃあきっとお兄ちゃんは後悔しちゃうよね……」
魂なんて物が本当にあるのかは分からない。
けど、僕は魂の存在を信じている。人には心が宿っていると考えている。
だから今日ここにやってきたんだ。
叶ちゃんの魂の為に、死んでしまった彼女の鎮魂の為に。
夢衣の言葉はどこまでも現実的で合理的なものだった。
僕がここに来た目的、叶ちゃんの魂のゆくえ、全ての決着。
そのことを考えるならば、ここで躊躇してしまうのはもっとも愚かな選択だろう。
だからといって、はい分かりましたと納得出来るものでもない。
「夢衣は念のために他の残滓が残されていないか確認しておくね。叶さんは……まだ少しだけなら時間があるから、お兄ちゃんがお願い」
叶ちゃんをここで殺さなければ永遠に彼女が失われてしまう。
あの狂った繰崎のように、人とは違う異質の存在としてまた人を襲うのだ。
僕は叶ちゃんをすでに失っている。
大切な幼馴染みを、何も出来ずに、無様に、情けなく失っている。
けど、また失えというのか?
それも僕の手によって。よりにもよって、僕に手をくだせと言うのか?
「え? え? ど、どういうこと?
抱きしめていた叶ちゃんがハッキリとした声で困惑の思いを漏らす。
やけにしっかりとしたその態度に、夢衣が告げた言葉が間違いで無いことを思い知らされ、僕は混乱気味に支離滅裂な言い訳で誤魔化そうとしてしまう。
「あっ、ま、まって! まってくれ、違うんだ叶ちゃん。そう、勘違いなんだよ!」
「で、でも、夢衣ちゃんの言ってることって、それに……潰すってどういうこと!?」
「い、いや……なんて言うか。か、勘違いだって言うか。ははは、そうだよ。まだ諦めちゃダメだ。何か、方法があるはずだから……さ」
考えろ、何か方法があるはずだ。
気が付かないだけで、きっと皆が幸せになれる方法が。
だってここまで上手くいっていたんだ。なんとかなったんだ。
叶ちゃんだって、助かる方法があるはずだ……。
「お兄ちゃん。死んだ人は生き返らない」
けれども夢衣の言葉は残酷で、他ならぬ僕がその事実を誰よりもよく理解しているから、この世にあるどんな言葉よりも僕の心に突き刺さる。
「もう、全部終わっちゃってるんだ。どうやってもダメなんだ」
やめろ。
「叶さんは死んじゃったんだ」
やめてくれ。
「死んだ人間は、どうやっても生き返らないんだよ」
お願いだから、それ以上言わないでくれ。
……分かってる。分かってるんだ。
けど、けれども諦めきれないんだ。だって、目の前にいるじゃないか。
僕のことを暁人くんと呼んでくれる彼女が、大切な僕の幼馴染みが……。
「でも、ぐっ、叶ちゃん、は生きてるんだよ……、僕に助けてって、ぞう、言っでるんだよ……」
悔しさは涙となって溢れ、情けない声で形ばかりの反論をしてみせる。
全てが終わってしまったという事実と、それでもまた彼女に会えたという奇跡が僕の心を闇に引きずり込み、蝕んでゆく。
諦めがついたと思ったんだ。もう自分の中で納得できたと思っていたんだ。
それがこんなことになるなんて、思いもよらなかった。
「何度でも言うよ。叶さんはもう死んだんだ。全部終わっちゃってるんだよ」
「ぐすっ、ううっ…………」
そうだ。初めから終わっていたんだ。
これは叶ちゃんを助ける為の希望に満ちた戦いなんかじゃなくて、ただ失ってしまったものを見送るだけの惨めな負け犬の、惨めな自己満足だって。
分かっていたはずなのに、僕は心の何処かで期待していたのかもしれない。
だからこんなことになってしまうんだ。
希望を抱いてしまったから、終わった出来事に無様にすがりついてしまったから、だからきっとこの仕打ちは僕に与えられた罰なんだ。
「ま、待って! 待ってよ! なにそれ! 分かんないよ!」
「あっ、
僕らの話を聞いていた叶ちゃんが恐慌にも似た叫びを上げる。
空っぽの叶ちゃん。叶ちゃんが生きていた頃の、あの楽しかった時の幻想。
残滓である彼女だけが、僕らが置かれた状況を理解できず慌てふためいている。
「だってほら! 私生きてる! こんなに元気だよ、だからなんとかなるよ、暁人くんならなんとか出来るよ! だから、私のこと助けてよ。いつもみたいに、大丈夫だって言ってよ……」
僕は覚悟を決めなくてはいけない。
このまま彼女を放っておけば、最悪すら生ぬるい邪悪な結末が待ち受けているだろう。
だから僕はここで決着をつけなければいけない。終わってしまった日々を、本当に終わらせるために。
「……ごめん、叶ちゃん」
後悔と苦しみの中、ようやく絞り出した声。
その言葉を聞いた叶ちゃんは、世界中の絶望と悲しみを集めた様な、そんな表情を見せた。
夢衣の言った通り、事態はどんどん悪い方向に進んでいる。今の叶ちゃんはもうあの頃の面影をハッキリと感じさせるほどに再生していた。
だから彼女の表情がありありと分かり、自分が無力であり大切な人の願いすら裏切らなければいけないという事実を否応なしに突きつけてくる。
「あ、あはは。なんで謝るの? じょ、冗談なんだよね? 悪い冗談だよ。そういうのは私、嫌いだ……よ」
僕は何も言えない。こんな冗談、言いたくなかった。
「叶ちゃんは覚えていないかもしれないけど、もう、ずっと前に死んでるんだ……。だから、終わらせないと……。君を、このままにしておけない」
「うそ……だよね?」
僕はただその問いに、首を左右に振ることしかできない。
涙が溢れ、抱きとめた彼女の頬に流れ落ちる。
「い、いやだ! 死にたくない!」
叶ちゃんが叫ぶ。
記憶が戻ったのだろうか? それとも異常な自分の状態を理解したのだろうか? 僕の言葉が真実だと悟り、瞳に大粒の涙を浮かべ悲壮に満ちた表情で叫びをあげている。
「いやだ! こんなのあんまりだ! なんで? 私がなにをしたの!?」
「ごめん、ごめん叶ちゃん」
僕は謝ることしかできない。
全て僕が悪いんだ。もっと僕がしっかりしていれば、あの時、僕らが置かれた状況をハッキリと理解して叶ちゃんを守ることが出来れば。
僕はなんの変哲もない平凡な人間だった。
だから、彼女を失った。僕のせいで、叶ちゃんは死んだんだ。
「あ、暁人くん……助けて! お願いします! 助けてください!」
叶ちゃんは元通りになった腕で僕の胸元を掴むと縋るように命乞いをしてきた。
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったみっともない姿で、でも当然であろうその態度に僕はしてやることが出来ずにただ首を横に振ることしかできない。
彼女が残滓だとしても、それが叶ちゃんだということに変わりはない。
かつて生きた彼女の残り香が囚われていたのだとしたら、この言葉は間違いなく叶ちゃんの言葉だ。
僕だ、僕が彼女をこんな目に合わせてしまったんだ。僕が彼女にこんな無様な命乞いをさせているんだ。
彼女の手をにぎる。ガタガタ震えたそれは、彼女が感じている恐怖と絶望を表しているかのようだった。
「あ、あの! 好きだったの! 私、暁人くんの事が! だから、お願い……殺さないで」
やめてくれ、そんなこと、言わないでくれ……。
彼女を助ける為に彼女を殺さないといけない。その矛盾した行動に僕の心は張り裂けそうになり、彼女に謝罪の言葉を繰り返す。
「ごめん、ごめん叶ちゃん。何もしてやれなくてごめん」
「お兄ちゃん、急いで。侵食が早い。なんでこの悪夢はこんなに強いの!?」
僕と叶ちゃんのやり取りを見守っていた夢衣が慌てた様子で警告してきた。
気がつけば、僕の手には引き裂かれた椅子の脚が握られている。
鉄で出来たそのパイプの先端は槍のように鋭く尖っており、人を傷つけ、殺すには十分な力を持っているとひと目見て分かった。
目の前の叶ちゃんにこの凶器を突き刺す自分を想像し、言いようのない吐き気と絶望に囚われる。
叶ちゃんは、すでに下半身の途中まで再生を完了しており、あと少しすればまたあの日の彼女と寸分たがわぬ姿を見せてくれるだろう。
だが僕にそれを待つことは許されていない。
「ぐすっ、ゆるして
「お兄ちゃん早く! 間に合わなくなる! 出来なかったら私が――」
夢衣の叫びはより焦りを含み、いよいよ最後の時が訪れようとしていた。
僕は抱きとめた叶ちゃんをそっと床に下ろすことによって、代わりに手を下そうと焦る夢衣に覚悟を見せる。
夢衣にやらせる訳にはいかない。ここで逃げる訳にはいかないんだ。
全部、全部僕が悪い。僕のせいなんだ。だから僕がやらないといけない。
「やめて、お願いします。助けてください。殺さないでください……」
まだしっかりと動けないのだろう。ただ涙ながらに訴えて来る彼女に向かって手に持つ凶器をゆっくりと持ち上げる。
ビクリと彼女が大きく震え、僕が今までに見たことのない絶望の表情を見せた。
全ての終わりがやって来る。後に虚無だけしか残らない暗い闇。
僕は度し難い愚か者だ。そして神様はよほど悲劇が好みらしい。
ふと最後に、こんな時に――。
「叶ちゃん。僕も君のことが好きだったよ……」
言えなかった言葉を思い出してしまった。
「いやだ、言わないで。そんなこと、今言わないでよぅ――」
一瞬逡巡し、全ての思い出を振り払うように、
僕はただ無言で目をつぶり――。
振り上げた手を勢い良く下ろした。
「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「うああああぁぁぁぁぁ!!」
………
……
…
グシャリ、グシャリ……。
肉が裂け、骨が欠け、命が消える音が鳴る。
残滓という言葉を聞いていなければ、あの凄惨で悍ましい光景を見なければ本当に生きていると思ってしまいそうな、そんな幼馴染みを自分の手で殺す。
なんども、なんどもこれでよかったと自分に言い聞かす。
僕が彼女を殺したから、これでようやく叶ちゃんは救われたんだ。
『芸術作品』に囚われていた魂が開放されて、ようやく天に昇ることができたんだ。
そう自分に言い聞かせるように、人の形を残す肉に狂ったように鉄のパイプを突き刺す。
彼女の言葉が頭の中で反芻される。
何度も何度も繰り返されるその命乞いの言葉は、僕の心に決して消えない傷痕となって、今も僕を地獄へと引きずり込もうと鳴り響いている。
僕は最低の人間だ。最低最悪の人間だ。
なんでこんな無様で許し難いほどの愚物が、平然と生を享受しているのだろうか?
なぜ彼女が死ななければならなかったのだろうか? なんで僕じゃなかったのだろうか?
答えは出ない。ただ、肉が裂ける生々しい音だけが何度も繰り返されていた。
「これで全部終わったはずだよ。お兄ちゃん」
肩に何かが触れる感触があり、夢衣が一言だけポツリと呟いた。
それが夢衣の手だと理解した瞬間、カランと僕の手に持った鉄のパイプが床に落ちる。
「ううっ、ひぐっ……叶ちゃん……ごめん。本当に、ごめん、ごめん……」
胸にポッカリと開いた裂け目からは血が溢れだしており、叶ちゃんの瞳からはまだ乾いていない涙が流れとなってその愛らしい顔を濡らしている。
あのおっとりとしていて心優しい彼女の顔は絶望に包まれており、恐怖と悲しみがべっとりとこびりついている。
彼女の亡骸を抱きしめ、そんな資格もないのに何度も何度も謝罪の言葉を繰り返す。
終わることのない謝罪を。決して許される事の無い罪に対して。
「ごめんな、痛かったよな。苦しかったよな。怖かったよな……助けてあげられなくてごめんな……。何もしてやれなくて、本当にごめんなぁ!」
夢衣は何も言わなかった。ただそこにいてくれた。
永遠にも思われる時間、僕が狂ったように謝罪の言葉を続ける中、夢衣はただ僕のそばに居続けてくれた。
僕の妹は死んだ。そして僕の幼馴染みも死んでしまった。
大切な人を失って、これから僕はどうやって生きていけば良いのだろうか?
ただ、今の僕にとってその様なことはさしたることではなく、この体中を蝕む罪悪感と絶望、そしてどうすれば死んだ叶ちゃんに謝ることが出来るのかだけを考えている。
失われた日々は戻ってこない。
失われた人は決して生き返ったりしない。
理解していたはずなのに、それがこんなにも苦しいなんて。
僕は、ただただ無力な人間でしか無かった。
人は圧倒的な存在と事実の前に、恐怖し、嘆き、絶望することしか許されていないんだ。
――こうして、僕の悪夢は終わりを告げた。
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