鶴と亀の恋
はじまり
昔々ある町がありました。月と太陽が藍色の空を照らすため、ぐるぐると入れ替わり、その空の上に白い雲がほのぼのと漂ったり、灰色の雲がもくもくと浮かんでは消えていったり、ふと地面を見ると、新たな緑が
その町から山に向かうこと人間の足で歩くこと2時間。綺麗に守られた盆地に、透明な湖がありました。湖から続く川は町を通り、静かな平野を抜け、大きな大きな何もない海に続いていました。
これから始まりますのは、一千年生きると言われるつると1万年生きると言われるかめの、ちょっと楽しい、不思議なお話です。
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