10安心少女 狙われ少女
「い、いいんですか…!?」
その言葉には絆生も巳紅采も驚いていた。
だが、その後2人は指をお互いに指して
「あっ」っと声を揃えた。
「うん。俺、妹いたし。」
「妹…さん…ですか…」
翼斗には妹がいた。もう過去の話だが。
けれど、それのおかげで、親にはなんとか
言えば言い訳にもなりそうだ。
だが、月星歌は少し胸に妙な感触を覚えた。
━━━━妹…?なんか心当たりがあるような…
「クシュンッ!ふぁ…っ」
「まぁともかく早く帰るぞー。風邪引くのは
ゴメンだな。」
「だな。/ おーけー」
2人も声を揃えて口々に言った。
なんとか門を飛び降り、絆生と巳紅采は帰宅。
翼斗と月星歌も無事帰宅した。
だが、皆は知らなかった。月星歌には
すごい秘密があることを。
「あの美少女。怪しいかもな…珍しいし。
あんなに髪の毛が『桜色』なんて。」
「どうする?さらうか?」
「…あぁ。けど、少し楽しみながらさらう…」
「待ってろよ。美少女」
10 安心少女 狙われ少女 End
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます