ー下章ー



 ついに天に召された夜斗くん。

 最初は人間を嫌っていましたが、最期には助けたいと思うようになっていましたね。

 どのような心境の変化だったのでしょうか。

 ともあれ、夜斗くんは安らかに眠れたようです。

 しかし、いろんなことがあった地上に少し未練があるみたいですね。


 意図せず、月で暮らすことになった夜斗くん。

 本来ならば、いろいろと戸惑っているでしょうが、この子は本当に図太いですね。

 すでに月での暮らしに慣れてしまったようです。

 そんな夜斗くんに一度だけ地上に降りる機会が与えられましたが、さてさて。

 夜斗くんはどこへ行くのでしょうか。

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