きれのある軽快なテンポの文章で、気持ちよく読んでいけます。三国志の中で、趙雲は、特に好きな人物ですが、回を重ねるごとに、わくわくして読んでました。新たな解釈でしたが、けっこう納得してしまったりして、楽しかったです。孔明の心情も、あえて言葉に表さず、行間から伝え、かえって胸に迫ります。日本の武士道も彷彿とさせ、良いものに出会えたと、嬉しく思っています。