010・開拓者ギルド
イルティナ邸から歩くこと数分。村で二番目に大きい建物の前に狩夜は立っていた。
木造平屋なのは他の建物と同じだが、出入口がかなり広い。引き戸を二枚使い、左右に開けるタイプである。そして、そんな出入口の上には大きな看板がかけられていた。
その看板には、世界樹を簡略化したと思しき絵が描かれており、とある文字がでかでかと彫りこまれている。
そう『開拓者ギルド』と。
なぜ日本人である狩夜がイスミンスールの文字を読めるのかというと、異世界活動初日に習得した〔ユグドラシル言語〕スキルのおかげである。
このスキルは、習得するだけでこの世界の共通語が話せるようになり、文字すらも読み書きできるようになるという、異世界人の狩夜にとって、かなりの便利スキルであるらしい。イルティナやメナドといきなり会話が成立したのも、このスキルのおかげなのだ。
この〔ユグドラシル言語〕スキルは、魔物との戦闘や、不慮の事故で開拓者を続けることが困難になった者に人気があるらしい。習得するだけで文字の読み書きが完璧になるので、他の職に就いたときに重宝されるのだとか。
だが、このスキルの本来の用途は別にある。それは、魔物に人語を理解させ、会話を可能にさせることだ。
テイムした魔物との意思疎通を明確化し、絆を深める。それこそが、このスキルの本来の活用法なのである。
開拓者が連れている魔物が人語を話していたら、このスキルを習得していると考えればいい。野生の魔物の中にも、このスキルを習得し、人語を話す魔物がいるとのことだ。
「それじゃ、いこうか」
狩夜がこう言うと、頭上のレイラがコクコクと頷いた。狩夜は止めていた足を前に動かし、開拓者ギルドの出入口を潜る。
開拓者ギルドの中に入ると、そこには酒場のような空間が広がっていた。
木製のテーブルが八脚と、イスがたくさん。カウンターの向こう側にある棚には無数の酒壺や瓢箪が並べられており、壁のあちこちには張り紙が張られている。
ギルドの中にいた人の数は非常に少ない。カウンターの向こうで事務に勤しむギルド職員が一人、それだけだ。狩夜以外の利用者の姿は皆無である。大開拓者時代を支える開拓者ギルド、その内部とはとても思えない過疎化具合だった。だが、それも仕方のないことだろう。何せこの村には奇病が蔓延し、村人全員が倒れていたのだ。イルティナが奇病は治ったと都に連絡したようだが、この村に活気が戻るのは当分先のことだろう。イルティナとメナド以外の開拓者が、全員村を出ていってしまったのなら尚更である。
そんなふうに思考を巡らせながら、狩夜はギルドの出入口付近で何度も室内を見回した。すると——
「いらっしゃいませ。開拓者ギルドにようこそ。本日はどのようなご用件ですか?」
事務仕事をしていたギルド職員が顔を上げ、狩夜に話しかけてきた。狩夜はそちらに視線を向け、口を開く。
「開拓者として登録するためにきたんですけど……」
「はい、ご登録ですね。どうぞこちらに」
職員は、狩夜の頭上にいるレイラを一瞥してから笑顔を浮かべ、カウンターの前にあるイスに座るよう促してくる。
金髪をアップにした真面目そうな女性だった。切れ長の瞳が狩夜を見つめている。
整った容姿で、耳が横に長い。露出が少なく、森の中でも動きやすそうな服装。典型的な木の民のようだが、イルティナをはじめとした他の村人と違い、肌の色が雪のように白かった。どうやら初代勇者の血筋であるブランではなく、純血の木の民であるらしい。
「登録作業の前にお礼を言わせてください、カリヤ・マタギ様。この度は私を、ひいてはこのティールを救っていただき、心から感謝いたします。私の名はタミー。タミー・カールソン。この開拓者ギルドで職員をしております。以後お見知りおきを」
ギルド職員——タミーは、狩夜がイスに座ると同時に深く頭を下げ、お礼を告げてきた。そんな彼女に対し、狩夜は首を傾げながら口を動かす。
「あれ? どうして僕の名前を?」
「昨晩、ラビスタを届けてくれたメナドさんから伺いました。そういえば、あのラビスタもカリヤ様が提供してくれたものだそうですね。重ねてお礼申し上げます」
再び頭を下げるタミー。そして、彼女は頭を上げると同時に表情を引き締め、こう話しを切り替えた。
「では、これより登録作業を始めます。まず、テイムした魔物をご提示ください」
「こいつです」
狩夜は右手で頭上を指差した。そこには、狩夜の頭を腹這いの体勢で占拠するレイラの姿がある。
タミーは、レイラを見つめながら両目をほんの少し細め、次いでこう口にした。
「昨日も思いましたが、随分と珍しい魔物をお連れですね。私も初めて見ます。植物系なのはわかりますが……あの、触ってもよろしいですか?」
「え? 僕はいいですけど……」
狩夜は、視線と顔を上に向け、レイラの様子を窺った。するとレイラは「いいよ~」と言いたげに、コクコクと頷く。
「では、失礼します」
タミーは、自然な動作で右手を伸ばし、レイラの葉っぱに振れた。その瞬間、タミーの指が仄かに光る。
「名称はマンドラゴラ。木属性。限界パーティ人数は三人。やはり、図鑑に載っていない魔物……今まで発見されたことのない魔物ですね」
レイラがマンドラゴラであると、タミーは予備知識なしにズバリ言い当てる。つまり、さっきの光は——
「あの、先程の光はなんらかのスキルですか?」
「はい。〔鑑定〕スキルを使用しました。まだLv1ですので、直接触らないと発動しませんし、鑑定対象が生き物の場合は、名称と簡単なステータス情報しかわかりません」
「スキルが使えるということは、あなたも白い部屋に?」
「はい。私はギルドマスターのパーティに所属し、何度か白い部屋の方にいっております。ユグドラシル大陸各地で働くギルド職員全員が、一度はギルドマスターのパーティメンバーを経験し、ある程度の身体能力の強化を終え、いくつかのスキルを習得しております」
そう言うと、タミーはほんの少しだが得意げに微笑んだ。が、それは一瞬のことで、彼女はすぐに表情を引き締め、真剣な声色で質問をしてくる。
「このマンドラゴラという魔物ですが、いったいどこで、どのような経緯でテイムされたのですか? 詳しく教えてください」
「それは……言わなきゃダメですか?」
「はい。なにぶん新種の魔物、もしくは別大陸からの外来種の可能性があります。ことと次第によっては、現地に調査団を派遣しなければなりません」
タミーの顔は真剣そのものだった。初めて見た魔物一匹に、随分と過剰な反応を見せている。
大げさすぎやしないか? とも思ったが——違う。これは狩夜の認識が甘いのだ。この世界の住人にとって、魔物とはそれだけ畏怖の対象なのだろう。開拓者ギルドの職員であるタミーは、そのことを誰よりも理解しているのだ。
この世界の住人は、過去に魔物に負けて、負けて、負けて、負け続けて、このユグドラシル大陸に泣く泣く押し込められたのだ。そして、それ以来一度も勝っていないのである。いくら警戒しても、警戒しすぎということにはならないのだ。
狩夜はしばし悩み、素直に答えることにした。もちろん、狩夜が異世界人であるということは秘密にして。
狩夜は、自身が異世界人であることは黙っていてほしいと、イルティナとメナドにも口止めをしていた。異世界人であると説明するたびに勇者かと期待され、それと同じ回数落胆されるのは御免である。
「えっとですね、こいつはじいちゃん——祖父の家の裏手にある広場に生えていたんです。それを僕が引っこ抜いて、そのときにテイムに成功しました」
「ふむ……その周辺にはこの魔物、マンドラゴラの姿は他にも確認できましたか?」
「いえ、僕が見つけたのはこいつだけです。それに、他にいるとも思えません。こんなのがたくさんいたら、とっくの昔に騒ぎになっていたと思いますから」
「確かにそうですね。今まで発見されなかったことを考えると、以前からユグドラシル大陸に生息していた魔物とは考えにくい。新種や突然変異の線も——薄いですね。ユグドラシル大陸に生息する他の魔物とは、姿形があまりに違いすぎます。となると、別大陸からの外来種……でも、別大陸の魔物がテイムされた事例はないし……何らかの方法で、この子の種が大陸に持ち込まれた? それとも……」
ぶつぶつと独り言をしながら、自身の考えに没頭していくタミー。狩夜そっちのけで、思考の海へと沈んでいく。
そんなタミーを呆れ顔で見つめながら、狩夜は次のように口を動かす。
「あの、登録をお願いしたいんですけど?」
この言葉にタミーは体を大きく震わせ「し、失礼しました!」と、慌てて謝罪してきた。次いで背筋を伸ばし、仕切り直すように咳払いをする。
「コホン。では、登録作業を再開します。次に、開拓者とはどういった職業なのかを、口頭にて説明させていただきますが、よろしいですか?」
「お願いします」
「はい。開拓者とは——」
タミーの説明を要約するとこうだ。
開拓者とは、ソウルポイントの発見と解明のおり、八種の民すべての王の連名にて制定された、新たな職業である。
開拓者は、村、町、砦、関所等に自由に出入りでき、その際に発生する通行料が全面的に免除される。
開拓者は、ユグドラシル大陸全土の魔物を自由に狩る権利を得る。ただし、保護対象として指定されている魔物や、他の人間にテイムされた魔物にいたっては、その限りではない。
開拓者は、みずからの意思でユグドラシル大陸の外に出る権利を得る。
開拓者が開拓の際に見つけたアイテム、装備品、貴金属、魔物の素材等は、全て開拓者本人に所有権がある。ただし、なんらかのクエストを受けていた場合は、その限りではない。
開拓者が魔物に支配された土地を開拓し、そこに人が住める環境を構築した場合、開拓者はその開拓地の支配権を得る。この支配権は、他者に譲渡、又は売却してもよい。
開拓者ギルドは、開拓者の安全、健康面に干渉せず、一切の保証をしない。
とのことだ。
なるほど。特典と権利の大盤振る舞いである。これは人気が出るわけだ。
ソウルポイントだけでも魅力的なのに、未開の大陸でうまく立ち回れば、自分の領地を手に入れ、王を名乗ることすら可能なのである。
剣一本で名を立てることが男子の本懐。一国一城の主が男の夢。イスミンスールは、きっとそういう世界だ。そんな世界で、目の前にこんな特典ぶら下げられたら、誰もが夢と欲望にギラつくはずである。
その証拠に、説明を聞き終えた狩夜の心にも、若干の熱が宿っていた。
当面の稼ぎ口として開拓者になろうと思った狩夜であったが、今この時は、なぜだかそれ以上のものを感じていた。狩夜も男で、馬鹿ということなのだろう。
「では、こちらの登録用紙に必要事項をご記入ください。文字が書けない場合は代筆をいたしますが?」
「大丈夫です」
〔ユグドラシル言語〕スキルがあるので、読み書きはできる。
狩夜は、タミーから登録用紙と羽ペンを受け取り、登録用紙をカウンターの上に置いた。そして、その上に羽ペンを走らせる。
「そういえば、随分と人が少ないですが、いつもこれくらい——なわけないですよね?」
狩夜は、右手で羽ペンを動かしながら口を開き、ずっと気になっていたことを質問した。するとタミーは「まさか」と言いたげ首を左右に振り、次いで口を動かす。
「いえ、今日は特別です。以前はこの村を拠点とする大勢の開拓者と、開拓者志望の方々がギルド内にひしめき、賑わっていたのですが、あの奇病のせいで……」
「やっぱり、そうですか」
「もちろん、この村の住人にも開拓者志望の方はいらっしゃいます。ですが、今日はティールの今後ついて話し合う会議がありますので、しばらくは誰もこないかと。私以外のギルド職員も、その会議に呼ばれておりますし」
「あ、だからタミーさん一人なんですね。タミーさんはいいんですか、会議?」
「私はティールの村民ではなく、都からの出張扱いですから。村の今後について口を出す権利はございません」
「なるほど」
だから会議に出席しないのか。そう胸中で呟きながら、狩夜は次なる質問を口にする。
「あの、さっきの説明を聞く限り、開拓者ギルドは多額の税金が投入されている公的な支援機関……ですよね? でも、ギルドは同業者組合を意味する言葉。ちょっと違和感ありません?」
「ああ、それは昔の名残ですよ。開拓者という職業が制定される以前に魔物のテイムに成功した人間は、魔物と仲良くする変人、奇人扱いされ、迫害されていた時期があるのです。それら人間たちが自衛のために集まり、ソウルポイントで強化された身体能力を生かそうと、何でも屋をはじめました。時間がたつにつれ数を増やし、国の至るところにできたその何でも屋は、繋がりを強めようとギルドを結成。今ある開拓者ギルドの前身となったのです」
「へえ、迫害に、何でも屋ですか」
魔物は、イスミンスールに生きる全人類共通の敵。テイムという現象を知らずに魔物と仲良くしている人間を見つけたら、大多数の人間は色眼鏡で見るだろう。
そういう意味では、狩夜はいい時期にこの世界にきたのかもしれない。
国がソウルポイントの存在を公にして、開拓者という職業が制定された今、魔物のテイムに成功した人間は、迫害されるどころか、引く手あまたの大人気なのだから。
ギルドという呼称は昔の名残。聞きたいことを聞き終え、その答えに納得した狩夜は、黙々と羽ペンを動かした。そして——
「よし、書けた」
この言葉と共に登録用紙を書き終える。次いで、それをタミーへと差し出した。
「これでいいですか?」
「確認します、少々お待ちください。えっと……はい、大丈夫です。この瞬間、カリヤ・マタギ様は正式に開拓者となりました。我々開拓者ギルド職員一同は、貴方様を心より歓迎いたします」
タミーはそう言って頭を下げた後、笑顔で拍手をしてくれた。なんだか気恥ずかしい。
「これがカリヤ様のギルドカードになります。再発行の際には100ラビスの手数料が発生しますので、なくさないようご注意ください」
「はい」
狩夜は、世界樹を模したマークが焼印された木製のカードを受け取った。表の看板にも描かれていた世界樹の絵。これが開拓者ギルドのシンボルマークなのだろう。
ギルドカード。開拓者である証。
これで狩夜も開拓者である。まさか十四で就職するはめになるとは思わなかった。なんだか感慨深い。
受け取ったばかりのギルドカードを眺めながら、物思いに耽る狩夜。そんな狩夜に向かって、タミーは小さな布袋を差し出してきた。次いで、こう口を開く。
「こちらが魔物をテイムした新規開拓者全員に支払われる支援金、1000ラビスになります。お受取りください」
「え、支援金?」
狩夜はギルドカードから視線を外し、タミーの顔を見つめた。そして、困惑気味にこう尋ねる
「も、貰っていいんですか?」
「はい、もちろんです。こちらの支援金を活用し、開拓の準備を整えてください」
「あ、ありがとうございます! 助かります!」
自立することが当面の目標である狩夜にとって、これほどありがたいことはない。1000ラビスにどれほどの価値があるのかはいまだ不明だが、国が後押しする仕事の支援金というぐらいだ、一度や二度の食事で消し飛ぶ額ということはないだろう。
嬉々としてタミーから布袋を受け取る狩夜。そんな狩夜に対し、タミーが驚きの言葉を口にする。
「では、早速ではありますが、我々開拓者ギルドは、開拓者カリヤ・マタギ様に、あるクエストを依頼したいと思います」
「え!? いきなりクエストですか!?」
かなりの急展開に、思わず体を強張らせてしまう狩夜。そんな狩夜を見つめながら、タミーは安心させるように微笑んだ。
「そんなに身構えないでください。町の中で完結する、とても簡単な依頼ですから。依頼内容はこちらです」
そう言いながら、タミーは木製のカードを二枚差し出してくる。大きさはハガキサイズで、厚さは5ミリほど。
狩夜はそれを受け取り、そのカードに書かれた依頼内容に目を通す。
依頼名【初めてのパーティメンバー】
依頼者・開拓者ギルド
内容・誰とでもいいからパーティを組んで、その人を開拓者ギルドに連れて来よう。
報酬・1000ラビス。
依頼名・【パーティ完成!】
依頼者・開拓者ギルド
内容・テイムした魔物の限界人数までパーティを組み、開拓者ギルドにその全員を連れて来よう。
報酬・10000ラビス。
「魔物をテイムした開拓者には、随分と美味しい特典があるんですね」
渡された依頼カードに目を通しながら、狩夜は言う。
これは、魔物をテイムして開拓者になった人間には、12000ラビスもの支援金が支給されることと、ほぼ同義である。なにせ、パーティを組むだけなら危険がない。
ソーシャルゲームのチュートリアルを彷彿させる、実に簡単な依頼だが、開拓者ギルドとしては、多少お金を払ってでも新規登録者にはパーティを早急に組んでもらい、生存率を上げつつ、開拓者の人数を少しでも増やしてほしいというのが本音なのだろう。
「我々開拓者ギルドは、これくらいの優遇処置は当然と考えます。魔物のテイムには命の危険が伴うのですから」
「まあ、そう言われれば確かに……」
要するに危険手当である。それに、人類の版図拡大のためには、これくらいの資金援助は惜しまないということだろう。
「それで、いかがでしょう? 今すぐにこちらの依頼をこなし、大金を手に入れてみては?」
期待に満ちた視線を狩夜に向けるタミー。やはり、今は一人でも多く開拓者が欲しいようだ。
「普段なら、開拓者志望の方々から選び放題なのですが……」
タミーは、自らの職場をぐるりと見渡した。狩夜もそれに釣られ、開拓者ギルド内部を見回してみる。
異世界なのに、閑古鳥の鳴き声が聞こえてきそうな有様だ。見事に誰もいない。どうやら狩夜は。他の新規開拓者と比べ、パーティメンバー探しに少し苦労することになりそうである。
まあ、それでもいいか——と、狩夜は思った。なにせ狩夜は異世界人。パーティメンバーは慎重に選んだ方がいいだろう。お金は欲しいが、それはそれ、これはこれである。目先のお金に目がくらみ、本当に大切なことを見失ってはいけない。
「どうします? お昼過ぎになれば、開拓者志望の方々もやってくると思いますが?」
タミーのこの言葉に、狩夜はゆっくりと首を左右に振った。次いでこう口にする。
「すみません。パーティメンバーは、よく考えてから決めようと思います」
狩夜は、タミーに依頼カードを返しながら言う。しかし、タミーは依頼カードを受け取らなかった。右手を立てて返却を拒否し、こう口を開く。
「カリヤ様のお気持ちはわかりました。ですが、依頼カードはそのままお持ちください。カリヤ様のパーティメンバーが決まりましたら、その時に提出してくだされば結構です。ティール以外の開拓者ギルドでも、報酬は受け取れますので」
「……わかりました。もらっておきます」
狩夜は【初めてのパーティメンバー】と【パーティ完成!】の依頼カードをポケットの中に入れた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます