第5話

お祭り当日、いつもはのどかな山間の田園風景のこの村も、朝から賑わいを見せていた。

普段こんなに人が居たのかと思うほど往来も多く、文左衛門のところにも来客があったり、与助に指示を出したりで忙しい。

そんな中、文左衛門は由佳と茉莉花とおふきを座敷に呼び出した。

行くと、着物が広げられていた。文左衛門の奥さんが若い頃に着ていた着物で、今日のお祭りに合わせて送って来たそうだ。

萩と思われる落ち着いた柄は由佳に、紅葉との野菊はいかにも若い子に似合いそうで、二人にとの事だ。

おふきは、たいそう恐縮して受け取れないと言っていたが、おふきが着ないなら茉莉花も着ないと言われたので、しぶしぶ承知していた。

茉莉花は紅葉を選び、おふきは野菊を着ることした。

文左衛門はやはり思ったとおりですと、自分の予想にあったようで、ことさら目じりを下げている。

文左衛門には娘が居ないので、いずれ息子の嫁にと思ってとっておいたそうだ。そんな大切なものを頂いては申し訳ないと頭を下げる由佳に、

「なに、家内は沢山持っているのですから気になさらずに、番頭の話を聞いて、家内が自ら選んで寄こしたのです。家内は茉莉花様に大層会いたがっている様子です」

若い娘の時滑りは珍しいからだろう。しかし、改めて文左衛門は大店の旦那様なんだなと由佳は思った。

昼過ぎから隣町の髪結いが来て、皆の髪を結い、お竹に着せて貰って由佳達も支度を済ませた。

髪結いは短い由佳達の髪に苦戦しながらも、かもじを足しながら何とか形にしてくれた。

普段は着慣れない着物だが、帯を締めると自然と背筋も伸び、気持ちも引き締まるから不思議だ。やっぱり日本人なんだなぁと由佳はつくづく思った。

茉莉花も同じく、いつもよりおしとやかに歩いている。

妙見祭は夜のお祭りなので、由佳達は日暮れ前位から出掛けることにした。早めの軽い夕食をたべ、おふきの案内で神社に向かった。

神社前の道は両端にのぼりを立て、出店が多く出ていたが、先におまいりを済ませ、後でゆっくり見ることにする。

文左衛門の寮からまぁまぁ近いこの神社は「妙見社」と言って、由緒書きには、

「名栗山妙見宮大貴己命、抑当社鎮座の由来を尋ね奉るに後鳥羽院の御宇元歴年中頃、民家稀にして此所古木立茂りたる栗林也。

然るに八月十三日夜より、丸き光物天下り人々あやしみぬ。

十一月三日夜、右に同じ。猶以て不思議に思しが翌年八月十一日共に右のごとくなりえに依り誠に清浄の霊地なる事を感じ、少しの社を立て星宮と名付け当村惣鎮守とあがめ奉候」と書いてあった。要は後鳥羽上皇の時代に、空から怪しい光が降って来たので、此処に社を建てたということだ。

いつも来ているキャンプ場の近くにこんな神社があったなんて、神社好きの由佳は嬉しくなった。戻ったら旦那と一緒に探してみようと思った。しかし戻れるかどうかが問題なので、それこそ神頼みと思い、神妙にお参りする。

「どうかこの先、江戸に行っても私達親子が無事にすごせて、出来れば、元の時代に戻れますように」由佳はしばらく手を合わせていた。

お参りを済ませ、出店を冷やかしに行こうとしたら、「楠田様」と声をかけられた。社務所で長兵衛が手招きしている。既にお酒が入っているようだ。

今夜は此処で、舞も奉納されるらしい、社務所から見ることが出来るので、日が暮れるのを此処で待っているのだそうだ。

着物姿の由佳達をしきりに褒め、話が長くなりそうだったので、見終わったり、はぐれたりしたら此処で集合として娘二人は挨拶だけ済ませ、出店を見て回るように促した。

「いこう、おふきちゃん」と茉莉花はおふきを連れて先ずは端から見て回ろうと元の道に戻った。

出店は団子や、甘酒や、笛や太鼓のおもちゃ屋、小間物屋やら色々ある。

「結構にぎやかだね」

「ええ、毎年各所から色んなお店が来るんですよ。美味しいものや、珍しいものもあって楽しみなんです」とおふきは上気して説明した。

二人は若い娘らしく、あちこちを冷やかして歩いて楽しんだ。

反対の端まで行って折り返したとき、「おふきちゃん」と声をかける若者が居た。

「佐吉さん」とおふきは頬を染めた。この人がおふきの想い人か、と茉莉花は無遠慮に観察する。

何の仕事か分からないけど、日焼けした顔に、すっきりした体型は茉莉花の時代で言えば「細マッチョ」だ。なかなかの男前と言えなくない。(学校の先輩に似た雰囲気の人が居たなぁ)と茉莉花は思ったりもした。

「みちがえたぜおふきちゃん、えれぇ上等な着物だぁ」と佐吉は隣の茉莉花に戸惑いながらも、

「ちょっと話しがあんだけんど、いいかい」と聞いてきた。

茉莉花は気を利かせて、

「久しぶりなんでしょ、話しておいでよ、私はこのまま団子でも食べながら社務所に先に戻るから」と促した。

佐吉とおふきはは茉莉花に頭を下げ、二人は神社の横道に入っていった。

(リア充だねぇ)と茉莉花は二人が消えた方向をしばらく見ていたが、一人で団子を食べてもつまらないのでそのまま社務所に戻ろうとした。

その時、「茉莉花殿」と木立の中から声がした。

声の主を探すと、着流しの侍が立っている。一瞬誰だかわからなかったが、「あ、若様」と言い掛けた茉莉花に、若様は口に指を当て、それを遮った。

小走りに木立のほうに駆け寄りながら、

「どうしたんですか、こんな所に。渋谷さんは」と周りを見回した。

「渋谷は少し離れたところに控えておる。あんな物騒な目つきをされていてはかえって目立つ故な」と笑った。どうやら今日はお忍びでの祭り見物らしい。

「なかなか似合うて居るではないか、やはりおなごはそのほうが良いな」とさりげなく着物姿の茉莉花を褒めた。

褒められて悪い気はしないけど、こんな風に話をしたことが無かったので、茉莉花は正直戸惑った。

「ありがとうございます」とだけ答えたが何だか調子が狂う。

「して、そなた一人か、母御やおふきはいかがした」と聞かれ、母は社務所で長兵衛に捕まっていて、おふきは恋人と会ったのでそこで分かれて先に社務所に戻るところだと説明した。

ならば一緒に冷やかしながら社務所に行こうと言われたので、若様と同行することにした。

渋谷が何処からか見ているかと思うと気になるが、出店を覗いたり、団子を頬張る姿を見ていると、若様もさっきの佐吉同様、年相応の若者だ。

甘酒を求めて、床机にすわり、飲み終わったら社務所まで階段を登るだけの時に、横道からふいにおふきが出てきた。

「まってくれおふきちゃん」と佐吉も一緒だ。

思わず「おふきちゃん」と声をかけた茉莉花だったが、茉莉花に気づいたおふきは顔を背けた。佐吉は茉莉花にお辞儀して、

「な、了見してくんな。それじゃあ達者でな」と言うと踵を返した。

「達者でってどういう事なの」と佐吉を呼び止めようとした茉莉花の袖を取り、

「いいの、茉莉花さん」とおふきが止めた。

とりあえず甘酒をもう一杯注文し、床机におふきを座らせる。若様はそっぽを向いて知らん顔をしていた。

「どうしたの、佐吉さんに何か言われたの、良ければ話して」と茉莉花に言われ、しばらくうつむいていたがぽつぽつ話しだした。

どうやら佐吉は自分の勤め先の材木商の親方が懇意にしているお店の一人娘に見初められ、そこに婿養子に入る事が決まったそうだ。

親方の知り合いでもあるし、いい縁談なので断ることも出来ず、おふきには話をつけなければと約束していた祭りに来たんだそうだ。

おふきは「わざわざ話をしに来てくれただけでもありがたい」と佐吉をかばったが茉莉花は納得行かない。

でもおふきがもういい、あきらめたのだと言えばそれ以上はどうしようもない。

その時になっておふきは若様に気がついたので、おどろくやら、はずかしがるやらで慌ててしまったが、お忍びって事らしいからと説明し、そろそろ舞いが始まる頃なので、急いで社務所に戻ることにした。


社務所では文左衛門が待っていた。長兵衛は既に出来上がっているようだった。

おふきはさっきまでの気分を晴らすかのようにお酌をして回ったりかいがいしく働きだした。

間もなく舞が始まり大勢の観客は息を呑んで見入っていた。

能なのか田楽なのか分からない舞だったが、静けさの中、かがり火に照らされた巫女は事のほか美しく、音楽も物悲しく、皆黙って舞いに見入っている。

おふきを盗み見ると、かがり火のせいなのか瞳が濡れて見えた。

毎年楽しみにしていた祭と舞だっただろうに、今年はどんな想いで見つめていたのだろうと茉莉花は思った。

舞が終わっても祭りはまだまだ続くそうだが、由佳達は早々と寮に戻ることにした。

もちろん若様も一緒だ。いつの間にか渋谷が行列の先頭にいた。

おふきとはあれから特に話すことも出来ず、かといって軽口を叩く気分でもなかった茉莉花はため息混じりに空を見上げて思わず声を上げた。

「すごい、星がこんなに出ている」茉莉花の言葉に思わず由佳も空を見上げた。

「本当だね。厠に行くときくらいしか夜は外に出ないし、寮は木立が多いからこんなに見えていたなんて知らなかったよ」と感嘆した。

一行は星空を見なが帰途についた。


寮に戻り、お茶をいただきながら、若様は江戸での生活のための手配をしてくれた事、移動する日程は住む場所が見つかり次第又連絡することを伝え、渋谷と共に帰っていった。今夜は飯能の別荘に泊まるそうだ。

なれない着物と人ごみで疲れた由佳達も早くに床につくことにした。

寝る前に茉莉花が「ねぇ、おふきちゃんも一緒に江戸に行かないかな」と言い出した。

「それは居てくれたら心強いけど、おふきちゃんのお母さんが独りになっちゃうし、無理じゃないかな」と、突然どうしたんだろうと思いながらも由佳は意見を言った。

「ずっとじゃ無くてもいんだよ、二週間とかううん一週間でもさ」

「それはおふきちゃんに聞いてみないと何とも言えないね」

「分かった、明日聞いてみる」

「祭に行ってから二人とも微妙だけど何かあったの」

「うーん。眠いし、おふきちゃんの事だからその話は今度話すね。お休み」

何だよ、気になるじゃないと由佳は思ったが、話したくないものを無理に聞いてもへそを曲げるだけだろうからと思い黙った。

しかし、確かに一緒に来てくれたら本当に助かる。

そうは言っても、ちょっと手伝いに来て、と言える距離では無い。由佳達の足では二日はかかる距離だ。

ましてや江戸に娘を出すなんてこの時代の人にしてみたらかなり勇気のいることじゃないだろうか、由佳達の為に大事な娘を江戸に出すだろうか、私が親で、この時代の人間だったら嫌だろうなぁ。そう思いながら由佳も眠りについた。


朝、朝食を終え、お茶を飲んでいるときに、おふきを江戸に連れて行けないだろうかと、おもむろに茉莉花が文左衛門に切り出した。

「おふきさんが行ってくれるならお二人は助かると思いますが、これからはおふきさんの給金は楠田様が払わなければなりません。今のところその算段はつきませんでしょう」

と商人らしい意見を言ってくれた。そうなのだ、これからは自分達で稼いで行かなければいけないのだから、実際余計な出費は控えたいと由佳も思った。

しかし茉莉花は引き下がらない。

「ずっとじゃなくてもいいんです。確かにたいして払えないかも知れないけど、一ヶ月、いえ二週間でも居てくれたらとても助かるんです」

「そこまでおっしゃるのには、どうやら茉莉花様には他に気になる事がお有りのようですな。よろしければ話していただけませんでしょうか」と文左衛門に見透かされ、茉莉花はしぶしぶ夕べのおふきと佐吉の話をしだした。

どうやら傷心のおふきを気遣って、気分転換をさせてあげたかったようだ。

「そうでしたか、なにやら夕べは二人とも静かで、何かあったのではとは思っていましたが、そのような仔細があったのですね。おふきさんも可哀相な事です」と気遣った。

「そうだったんだ、でもさおふきちゃんが江戸に行ったらお母さん一人になっちゃうしさ、まずは本人の意見を聞いてみて、おふきちゃんが承諾してくれたらって事にしたら」と由佳も茉莉花の気持ちを組んで助言した。

「確かに本人の気持ちを聞いてみないことにはわかりませんね」と文左衛門は台所に下がったおふきを呼んだ。

茉莉花はおふきに江戸に一緒に行こう、江戸で気分転換しようと説明した。

由佳も、沢山は払えないかも知れないが、頑張ってお給金を出せるようにするので、短い期間だけでも考えてくれないだろうかと話した。

おふきは目に涙を溜めて、

「おらの為にありがとうございます」と頭を下げた。

「でも、おっかさんが何て言うか、おらは茉莉花さんのお役に立ちたいけんど」

「それもそうです。おふきさん、おっかさんの所に行って話しをしてきなさいな。おっかさんの許しが出ればわたくしも安心ですから」

文左衛門にそう言われ、おふきは茉莉花と共におふきの母の住む家に出掛けて行った。

「楠田様、実は気がかりな事があるのでございます」

「なんでしょう、これから始めるお店の事ですか」

「そうではございません。時滑りそのものに関する事でございます」

現在この時代に住む時滑りは江戸に四名、川越に一名だが、何時又滑ってしまうか分からない。その為にも細々取り決めをしている。

しかし、もし又楠田親子が時滑りしたらおふきは一人江戸に取り残される事になる。文左衛門はそれを心配したのだった。

確かにその事態が無いとは言い切れない。裏を返せば、由佳達が二人とも同時に帰れるかという事も保証が無いわけだ。

もしも茉莉花を残して自分だけ再滑りしてしまったら、そう思うとうなじがチリチリするくらい由佳は恐ろしくなった。

由佳は改めて、最悪の事態も考えて、やはりおふきに来て欲しいと言う事と、もし店が軌道にのればおふきの母親にも来てもらって店を手伝ってもらえば万が一の時にも安心だと告げた。

「確かにおっしゃるとおりです。ですが四人が食べて行けるだけ稼ぐのは並大抵ではありません。そこのところをお忘れなきよう」文左衛門は真剣な顔をして由佳を見つめた。


間もなくして茉莉花達が帰って来た。おふきの母親も一緒だ。

慌てて出てきたのか息を切らしている。

「この度は娘がお世話になります。けんど、本当に江戸でお世話になってもええんでしょうか」

「お給金を出せるように頑張りますので、もうしばらくの間おふきさんをお貸しください。お家の仕事もあることでしょうが、私も大分慣れたとはいえまだまだ不安が多いものですから来ていただけると助かります」と由佳は頭を下げた。

「家のことはええんです。佐吉さんの事もあって、狭い村ですから噂も入ってくるだろうし、片身が狭いんじゃないかと思って居た所なんで、へぇ」

「ご存知でしたか」と由佳はびっくりした聞いた。

「ええ、ゆんべの二人を見た人がおって、わざわざ教えてくれた人がいたんです。狭い村ですから、おふきが可哀相で」と袖で目頭を押さえた。

おせっかいな人は何処にでもいるものだ。ましてや人の不幸が楽しい人もいる。

同じ母として、おつたの気持ちを思うと胸が詰まるようだ。

「それでは決まりと言うことでよろしいですね。近いうちに藩から江戸行きの日を知らせて来ますので、それまでには準備をよろしくお願いしますよ」と文左衛門が取り仕切ってくれた。

茉莉花は手を叩いて喜んだ。おふきも嬉しそうだ。おつたは、文左衛門に何度も何度も着物のお礼を言い、何度も何度も由佳に頭を下げて帰って行った。

さて、旅の準備をしなければならない。

旅姿は普段着せて貰っている胴着と軽衫、それと最近お竹さんが着てきたダウンジャケットを今の時代でもおかしくないように綿入れ風に仕立て直してくれた上着を着ていくことにする。

荷物は、文左衛門に貰った着物と帯と襦袢。茉莉花のリクエストで由佳が縫った木綿の下穿きが数枚。そして後は着てきた洋服と靴と、時計やらスマートフォンなどを入れた小さな鞄だ。

その他の旅の小物も揃えて貰い、そこそこの荷物になった。小さい行李で背中に振り分けで背負うとなると慣れないので布製のリュックを作った。

問題は靴で、長時間歩くことを考えるとわらじでは無理だ。

かといって履いてきた靴を履くわけに行かない。そう思っていたら、与助が藁でくつを作ってくれた。この時代も「くつ」と言うのかと驚いたが、雪ぐつと云うのは昔からあったと教えてくれた。

そうやって準備をしているうちに川越から手紙が来た。

出発は丸山の都合で、急遽明後日となり、おふきはそれまで一旦実家に戻り、親子水入らずで過ごす事となった。

江戸までの行程は、朝、寮を出て、先ずは文左衛門の飯能の店を目指す。

その後川越まで行き一泊する。

次の日は若様のお屋敷にご挨拶に行き、そのまま板橋まで行く。

慣れている人であれば川越から高輪までは一日で行くそうだが、女の足では無理だろうから板橋で泊まり、翌日の昼には高輪に着くという二泊三日の行程だ。

三日間歩き通しで、果たして無事たどり着けるのか、一抹の不安はあったが、由佳達は江戸行きが待ち遠しくなっていた。


 出発の前日、お寺の住職が訪ねて来た。いつも文左衛門が帰る時は挨拶に来るのだと云う。

由佳達が住職にあうのはこちらに来たとき以来だ。既に色々知っている様で、江戸での無事を祈ってくれた。住職は正覚寺と言う曹洞宗のお寺で名を道高(どうこう)さんと言うらしい。

「もし、あなた方が元の時代にお戻りになられて、それこそ機会があれば是非とも寺のほうを訪ねていただきたい。そして、我等がお釈迦様の教えと村人達の幸せを守って行けたのかを見届けて欲しいのです」そういって、小さな木彫りのお釈迦様をくれた。

道中のお守りだそうだ。由佳はありがたく頂戴して、戻れた暁にはお寺へ詣でることを約束した。













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