第2話 再会、トモダチ

「お姉ちゃん、起きて、お姉ちゃん」

抑揚のない小さな声とともに揺すぶられ、鈴宮姫乃は目を覚ました。

「まもなく、本機は着陸態勢に入ります。お座りのお客様はシートベルトをお締めください」

寝ぼけた頭に流れるメッセージが、自分が今どこにいるのかを彼女に教えてくれる。

「よく眠れましたか、姫乃」

落ち着いた父の声が、左から聞こえた。通路側に座っていた父は、左手だけで器用に本をめくって、右手で娘の頭をあやすように撫でた。

まだ若い、先ごろ大学院を卒業したばかりの長身の青年が父、というのは物心ついたころからの関係であっても少女には気恥ずかしく感じるものがあった。

ようやく頭がはっきりしてきて、今度は右に座る妹の姿に目を移す。

白っぽい銀髪と褐色の肌を持つ、自分とは姉妹と言われても誰もが驚くような細い少女が、少し心配そうな表情で自分の顔を覗き込んでいる。

「おはよう。雪姫」

ん、と姫乃は大きく伸びをしながら眠気を飛ばし、続いて耳を襲う着陸間近の気圧変化がもたらす痛みに顔をしかめる。

小さく微笑んで雪姫も席に座り直した。

「いよいよ日本に帰ってきたんだね」

「そうですね。先の正月に戻ってきて以来ですから、半年ぶりくらいですか」

「……こちらの学校は2年ぶりくらいになると思う」

「いよいよ5年生だよ私。転校先で上手くやれるかなあ」

「……お姉ちゃんはたぶん大丈夫……私は、ちょっと不安」

「雪ちゃんも大丈夫だって、お姉ちゃんがついてます」

うん、と小さく頷いて雪姫が座り直し、姫乃は妹に向けてガッツポーズをとった姿勢のまま、着陸の衝撃で椅子の上で跳ねた。

「姫乃、少し落ち着きなさい」

と、着陸後の振動も気にせずに片手で本を読みながら、父は最後のコーヒーを飲みほした。


「姫ちゃん、星川君!」

「お爺ちゃん、お婆ちゃん!」

空港のロビーについたところで、親子3人は老夫婦に再会した。

「ご無沙汰しています。鈴宮さん」

「いいえ。頼火さんにも本当に頼りにさせていただいて」

挨拶を交わす父、星川頼火と自分の祖父母である鈴宮洋一、春香夫妻との変わらない他人行儀なやり取りを聞きながら、姫乃と雪姫は周囲を見回し、母を探す。

「ねえ、お母さんは?雪奈さんもいないけど」

「黒姫さんは今日はまだお仕事ですし、雪奈さんはまだ学校。今日は金曜日ですよ」

「そっか、飛んでる間に日付変わっちゃったんだ」

ころころと上品な笑い方をしながら諭すように話す祖母との会話の中で、姫乃は時差ボケをようやく悟った。

「まあ、アメリカからの長旅も疲れただろう。ひとまず車に乗ろうか」

「うん。あ、荷物は自分でもてるから」

祖父、と言ってもまだ若い鈴宮洋一が孫娘のキャリーバッグを持とうとするのをさりげなく制し、少し寂しげにしているのを尻目に姫乃と雪姫、祖母の春香が連れ立って歩いていく。

その後ろ姿を見ながら、少し遅れて父、頼火と祖父、洋一が続いた。

「この度はすみません、鈴宮さん。我儘を聞いていただいて」

「いやいや、私も新港市にはいずれいかなければならないと思っていたからね。そのうちに、とずっと引き延ばしていたから、今回のことは良いきっかけになったよ」

頼火と洋一の会話は前を行く三人には届かない。人のよさそうな老人の顔に影が差した。

「君には本当に感謝している。あの日からずっとあの子のそばにいてくれて。承一も最後に会ったのが君でよかったと思っているだろう」

「そう言っていただけるとありがたいことです」

青年は目を閉じて首を振る。

当時高校生だった自分が、彼女と二人で、両親を失ったまだ物心ついたばかりの幼子の親代わりをやる、と自分に任じてからもう8年近くになる。

良心、責任感、義務感、他にも言い切れない様々な思いを抱えて、それが親心と言えるようになってきたのは、いつごろからだったろうか。

「これからもそうあってほしい、と言うのはやはり私の我儘になってしまうのだろうね」

「これからもそうありたいと思っています。そのためには、私の実家での立場を整理する必要がありました。そのために戻ってきたのです」

そう言いきる青年の姿は、老人が知る8年前と変わらない。

礼儀正しく、責任感に溢れる姿だ。

息子夫婦を失い、ただ一人残された義理の娘と、孫娘を預けられると確信できるほどに信頼に足る青年だった。

だが、青年が果たすべきより大きな責任があることを老人は知っていた。

彼には背負うべき家があり、そこに連なる人々がいた。

そして場合によっては彼は自分が得られる家族を捨てても、家を背負わなければならないことも。

「どうか、よろしく頼む」

だから、鈴宮洋一には託すしかなかった。

星川頼火は答えず、ただ静かに頷いた。


「それじゃあ、今度のお店で5号店になるんだ」

空港から祖父母の新しい家に向かう車上、会話の華が咲いた。

「ああ、全く新しい街での開店になるからね。私も心機一転、一からのスタートと言うわけだよ」

ハンドルを握りながら洋一老人は孫娘との会話を明るく振る舞う。

「では元のお店はもう完全に風音さんたちに?」

「そうなるね。ここ最近は店も任せっぱなしでね。そこで、我が鈴鳴レストランも新たな境地を開拓しようと、新港市に狙いを定めたというわけさ」

「本当はみなさんも自分のお店を持っていいところですのに、どうしても鈴鳴の名前は残したいとおっしゃっていただけて」

「それは鈴宮さんの御人徳ですね」

祖父母と父の会話を聞きながら姫乃はどうにか自分も話題に入ろうとしてみる。

一方で雪姫は会話よりもみなれない景色に心を奪われていた。

「じゃあ、こっちのお店は小さいの?私でも手伝える?」

「いやいや、幸い最近の教え子にこちら出身の子がいてね。その子と何人かを連れてきたからそれなりの店を出しているとも。姫ちゃんたちにはそうだねえ、まずは皿洗いから始めてもらおうか」

「……おじいさん、私も?」

「ええ、雪ちゃんも、ですよ」

急に話を振られて戸惑う雪姫に春香夫人が微笑み、つられて笑顔になった姫乃の前で視界が一挙に開けた。

「これが新港市?」

峠を越えて、視界に広がったのは大きな港を持つ都市だった。

海岸沿いには大型船舶の止まる港と造船場。少し離れたところに高層ビルが立ち並び、都市部から離れると住宅街が広がり、郊外には畑も見える。姫乃の知る限り、かなり大規模な街が広がっていた。

「こうしてみると10年前とあまり変わっていませんね」

ぽつりと頼火がつぶやく。

「頼火君はここに来たことがあるのかな?」

「中学生のころになりますが、家の用もあって何度か。当時お世話になった人は今でも何人か住んでいたはずです」

「その一人が、愛居真人まないまひとさん?」

「ええ。あの人はもうほとんど外に出ているそうですけどね」

姫乃は父の言葉を小さく反芻する。

「愛居真人さん。お父さんの友達で、真咲くんのお父さん」

「……お姉ちゃん、頑張ろうね」

そんな姉の姿に気付いた雪姫が、小さくエールを送る。

「そうそう。来週からあなたたちもこちらの学校に通えるようにしておきましたから、お休みが済んだら挨拶に行かなくてはね」

祖母の言葉に、思わず「うっ」と言葉を濁す姫乃だった。

当たり前のことだと分かってはいるけれど。

全く知らない学校に行く、となるとちょっと気後れするし、勉強しなければならないと思うと気が重くなる。

まして2年間アメリカでの勉強に慣れてしまったことを考えると、日本の学校の授業に合わせるのもきっと大変……。

「……お姉ちゃん、頑張ろうね」

ぐっ、と小さくガッツポーズする妹の姿に、勉強が好きって羨ましいと本気で思う姫乃だった。


祖父の新しいレストランは、言っていた通りそれなりに大きなものだった。

市街の中心部と新しく建設された新興住宅街の間の道路沿いに建てられたレストランと、その裏に用意された2階建ての白い家。

それが姫乃たちの新しい家だった。

父の手を借りて荷物を下ろし、雪姫と別々に一つずつ与えられた部屋の広さを堪能する。これまでは姉妹で一部屋を共有していたので、倍以上に広くなった気分だった。

そうこうしているうちに、夕食の時間となり、祖母の手伝いをしていると母が仕事から帰ってきた。

「お母さん、お帰り!」

姫乃は雪姫と二人で玄関で母を出迎えた。

「姫乃、雪姫。おかえり、そしてただいま」

律儀に自分と娘双方の立場に立った挨拶をして、鈴宮黒姫は靴を脱いだ。

まだ25歳の若い母は、若手の衣装デザイナーとして多忙な日々を送っている。

姫乃たちの2年間のアメリカ暮らしの間も、仕事のスケジュールを調整して何度か会いに来てくれた以外は、ほとんどメールでのやり取りだったので、会うのは実に4ヶ月ぶりだった。

「おかえりなさい、黒姫」

「ただいま、頼火」

夕食の準備を手伝っていた父が玄関に現れて母と言葉を交わす。

恋人のはずなのに簡素な両親のやり取りも久しぶりで、それだけで姫乃は嬉しくなった。

夕食は祖父がその腕によりをかけた豪華なものだった。素材はレストランのものを使っているのだからその豪華さは本物で、本業であるレストランの方を人任せにして大丈夫なのかと不安になるくらいに。

「そういえば、お父さんとお母さん、まだ結婚しないの?」

夕食の席で、姫乃は久しぶりに爆弾を落としてみることにする。

その言葉に、シチューを口に含んだばかりの黒姫は大きく噴き出し、頼火は冷静に口の中のものを飲み込んでから、彼女の口周りを拭いた。

父も母も、真面目で冷静な似た者同士だが、父のほうがいつもポーカーフェイスなのに対して母は割と動揺しやすい。

それが楽しくて、幼いころから両親の関係をからかうのは姫乃のいつもの遊びだった。

「まままま、待ちなさい。そういう話はもっと落ち着いてから」

「いや、お母さんもう25だし、お父さん24だし。お父さんも留学終わって次の予定も決まってる?んだよね。じゃあ、もういいじゃん」

動揺する母のお決まりの反論を正面から切り捨て、姫乃はさらに踏み込んだ。

もう何年も先延ばしにされていた両親の関係の決着は、娘としては重要だ。

「私だって、転校先で今のお父さんとお母さんはは死んじゃった本当のお父さんとお母さんの親代わりでって説明するのあんまり好きじゃないし。普通に私の両親ですって紹介したいもの」

その言葉に雪姫も頷く。

娘の切り口に、黒姫は瞳を揺らしたまま一つ年下の恋人に助けを求めた。

その目を受けて、頼火は静かにパンを切り取って口に運ぶ。洗練された動きが、彼の育ちの良さを物語っていた。

「姫乃、雪姫。私は来週から実家に戻ります」

その言葉に、今度は姫乃たちが動揺する番だった。救いを求めて母をみて、落ち着いた母の目に、もう二人の間では決まっていた話だと悟る。

祖父母の様子も来るべきものが来た、という風に見えて、姫乃は自分と妹だけがまだ知らされていなかったことを悟る。

「先日、実家の祖父が亡くなり、叔父からの召還の指示が下りました。明日は生家の両親のもとに挨拶に行きますが、落ち着き次第、早ければ明後日にでも実家の方に戻らなければなりません」

父は養子だった。望まれて元の家から別の家に引き取られ、そして問題が起きて家を出た、とずっと以前に聞かされていた。そしてそれ以上は決して教えてくれなかった。

母は知っていたが、それを姫乃たちには教えようとはしなかった。

姫乃も雪姫も両親の間にある微妙な空気を感じ取って、そのことにはあまり触れないようにしていた。

触れなくても問題はなかったのだ。父はずっと父であってくれたから。

しかし、その父の事情が今、姫乃たちに突きつけられようとしていた。

「その後のことはまだ不明瞭で、はっきり言えることはあまりありません」

そう言って頼火は一度眼を伏せた。ここから先の言葉に、この家族の未来がかかっている。

「実家の方での会合の結果次第となります。事前準備はしてきましたが、正直、どう転ぶかはわかりません。出来る限り好ましい結果を持ち帰りたいと思っていますが……」

「しかし、もし私がどちらか片方しか選べないというのなら、私は実家の事情を優先します。」

「——ッ!」

その言葉はあまりにも残酷で、そして父が何よりも願っていたことだと姫乃は知っていた。

自分が父を慕うのと同じくらい、星川頼火は彼を養子に迎えた実家の父親を慕っていた。

だから、最悪の場合は母と自分たちを捨てる、と宣言した父の姿に、そしてそれを覚悟しているような母の姿に姫乃も雪姫も何も言えなかった。



「鈴宮姫乃です。この間までお父さんと妹と一緒にアメリカの学校に通っていました。日本に帰ってくるのは2年ぶりになります。妹は同じ学校の二つ下です。みなさん、仲良くしてください」

朝のホームルームで用意していた通りの挨拶をして、姫乃は新しい教室を見回した。5年2組。転校生への興味に沸く同い年の子供たちの中には、当たり前だが、知っている顔は一つもない。

担任の先生に促されて窓際の席につく。一時間目の割り当ては国語だったが、先生の判断で半分の時間を姫乃と生徒たちのレクリエーションに充てられた。

興味津々の女子生徒たちが姫乃を取り囲み、男子の半分くらいは転校生に興味がないとばかりに勝手に遊び始める。

「どこに住んでたの?」

「メトロポリス。アーカム大学ってとこの近く」

「お父さんの仕事って何?」

「大学生、というか大学院に留学してたの」

「え?」

「……本当のお父さんじゃないから。私のお父さんとお母さん、ずっと小さいころに死んじゃって。今のお母さんは本当のお母さんの妹で、お父さんはその恋人なの。小さいころからずっとそうだったから、普通にお父さんだと思ってるけど」

少しだけ騒ぎが鎮まる。それも慣れた反応だ。若すぎる両親への好奇や批判の目線も、事情を話してから同情される自分にももう慣れっこだった。

「妹さんも今日から通ってるの?」

「今どこに住んでるの?」

「何が好きなの?」

気を取り直したかのように次々と投げかけられる質問に答えながら、姫乃は何とかタイミングを見つけて切り出した。

「あのね。愛居真咲くんって知ってる?」


「ねえ、本当に行くの?」

「やめときなって、あいつにかかわるとロクなことないよ」

昼休み。栗野里紗と天貝香住という今日初めて会ったばかりの二人に止められながらも、姫乃の歩みは止まらない。

5年4組。二つ隣のクラスに、確かに彼はいた。

教室の入り口に立った姫乃の視線の先、クラスの最後尾の窓際の席で、周りから切り離されたように、本を読んでいる少年。

愛居真咲。

彼の姿は2年前に姫乃が出会ったころと大きく変わってはいなかった。

ただ、その顔の左半面を覆っていた包帯が、左側全体を隠すような黒い眼帯に変わっていた。

半袖のシャツの先から見える両腕は指先までインナーで覆われ、その手のみ包帯が巻かれている。右手の小指と薬指は包帯でまとめられて親指と合わせて3本、左手は中の指3本をまとめてこれは3本指となっていた。

その状態で指だけで器用に本のページをめくり、周囲に気を使う様子もなく黙々と本を読み進める少年の前に、姫乃は立った。

愛居真咲は動かない。

注意を割く意味もないというように、会話を拒絶するように、顔を本から動かしもしなかった。

「あの、真咲くん——愛居真咲くん。私のこと、覚えてる?」

おずおずと語りかける姫乃の言葉に、ようやく少年は本から目を離した。

同じ年頃の少年と比べても小柄な真咲は座ったまま、正面に立った鈴宮姫乃を見上げる。露出した右半面の火傷痕は以前見た時より少し薄くなったように見えたが、それでも窪んだ眼窩の瞳はあり得ない深さで彼女を見上げている。

眼底骨が折れるほどの殴打を受けた後遺症で、失明していないのが不思議なほどだった。

「……スズ、ミヤ……ヒメ、ノ」

かすれるような、ひどく重いしわがれた声が姫乃の耳に届く。

動いた口は右側面が耳元まで裂けたような跡があり、喉にも深い火傷痕が残っている。

まともに声が出せる状態ではなかった。それでも、以前会った時よりずっと聞きやすい声だった。

「わたし、私ね。あなたに謝りたくて」

「必要、な……い」

姫乃の言葉を遮るようにかすれた声が飛ぶ。

「だけど!私はあの時逃げ出して」

「人間…なら…当、然」

言葉に詰まった。真咲はすでに関心を失ったかのように本を読み直し始めている。

「ちょっと、アンタね!鈴宮さんが謝ってるのに、なによその態度!」

後ろで二人の様子を見守っていた薊里紗に横合いから怒鳴りこまれても、真咲は鈍く視線を向けるだけだった。

「謝る、ない。自分、醜い、逃げる……当然。気に、なる、ない」

奥底から見上げるような視線に、里紗はゾッとなった。隠していないだけで、近くで見れば愛居真咲の顔の歪さがいや応なしに思い知らされる。

「でも、でも私、わたしはね」

それでも何とか謝りたくて、嗚咽混じりの言葉を紡ぐ姫乃の前にさらに一人の少年が割り込んだ。

「まあまあ、みんな落ち着いてさ」

そう言って小太りの少年が姫乃と里紗、その後ろでオロオロと様子をうかがっていた香住と真咲の間に割って入った。

「あ、溝呂木くん」

香住の言葉に頷き、溝呂木と呼ばれた少年は人のよさそうな笑みを浮かべた。

「こいつ態度こんなんだし、しゃべるのも下手だし、見た目もあれだけど、僕に免じて許してあげてよ」

にこやかに語るその眼鏡の奥の目線がまるで笑っていないように感じるのは姫乃の錯覚だろうか。

見た目とは裏腹に、溝呂木少年はこれ以上の会話を拒絶していた。


「あの子、知り合い?」

教室を去っていく三人の様子をうかがいながら、張り付いた笑顔のまま溝呂木弧門は後ろ向きのまま愛居真咲に話しかける。真咲は視線を上げることもなく、本のページをめくった。

「……トモダチだ」

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