第3話 BLOOM 2
愛美が帰宅したころ、雄介はやっとバイトから上がった。
ショッピングセンターの裏口から出ると、一台のバイクが停まっている。黒いドラッグスターだ。それにまたがる男は白いハーフヘルメットをかぶり、背にギターのソフトケースを背負っていた。
「おまたせ」
「おっせーの。もう帰ろうかと思った」
「はあ? まだ約束の十時になってねえっつうの」
「え、そうだっけ?」
ハーフヘルメットのゴーグルを上げ、おどけた調子で答えたのはタツである。彼は早速ギターを下ろし、雄介に背負わせた。それから後部席の右側にぶら下げていたヘルメットをかぶせ、バイクの後ろへ乗せた。
「ちゃんと腹のストラップ締めとけよ。ギター落としたらぶっコロすかんな」
「毎回言わなくても判ってるっつうの。うるせえな」
「あ、せっかく拾ってやってんのに、憎たらしーガキ」
「嫌なら来んな」
「へーマジ来なくて良いの? 交通機関で行くのめんどいって頼んで来たの、お前だろ」
「……ちっ」
嫌な顔をしながらも、雄介は背中に背負ったギターケースのボディを探り、ストラップを腹に回してしっかり締めた。タツはそれを確認してゴーグルを下ろし、バイクを発進させた。
タツはバイクショップに併設された工場で働いていて、バイクや車の運転が上手い。整備の技術もあるようで、廃車寸前だったこのドラッグスターを一人でこつこつ修理し、蘇らせた。特徴的な、平べったいタンクに描かれた水着の艶めかしい美女も、タツの手描きだ。
午後十時を過ぎた街道は車も少なく、昼間なら渋滞しがちな目的地までの道を快適に進む。この時間が、雄介は好きだった。
飛び去る街灯と夜の風景と、またがるバイクの獰猛な唸りは、雄介一人では感じられない爽快さと自由を持っている。未成年かつ高校生という枷の中で日々を送る身としては、こうして乗せて貰うたびに憧れと羨ましさを刺激された。
目前の、高架下に設置された信号機が赤に変わった。バイクは速度を落とし、停止線の手前で停まった。
「ラッキー、道、全然空いてんじゃん。すぐ着きそうだな」
低いアイドリング音の中で、タツが振り向いた。
「なあ。この間の練習んとき、次、どこまで録るって、コウさん言ってた?」
「まず歌入れて、コーラス入れて、アンタのソロ入れて、それ終わったら出来るとこまで、仮のミックスダウン……ダグが朝までコースだって言ってたっけ」
「やっぱりか。コウさんマジだな、今回の録り。あー、また徹夜で仕事かよ」
「仕事あんのか?」
「ああ。しかも朝っぱらから部品の棚卸し。つうかお前だって、バイトあんじゃねえの?」
「ん、まあ。でも十時からだから、アンタよりマシだな」
「ふーん、頑張れよ勤労少年。つうか、新曲どうよ?」
前回のスタジオ練習時に、タツから渡された曲のことだ。雄介は少しニヤけた。
「ああ、何となく閃いた。さっき、バイト中に」
「は? さっきかよ。まあ良いや、ちょっと歌ってみろよ」
「ああ」
目を閉じ、曲のイントロを思い浮かべた。
Cメジャーの温かさを生かした、ミドルテンポの曲だ、さっき閃いたメロディーは伸びやかに、循環し広がるギターのリフへ乗った。
Aメロ、Bメロからサビまで歌い終わる。少しの間の後、タツが頷いた。
「――ふーん、珍しく甘めのメロだな。悪くねえ……あ、もしかして、何か良いことあったか?」
「へ? い、いやいやいや、そんなん何もねえし」
「は? 何でそんな焦ってんだよ?」
「うっせーよ、焦ってねえし」
感情的な否定に、タツがくつくつ笑った。
「あ、ついにドーテー卒業出来たか?」
「はあっ? つうかドーテーじゃねえし!」
「ちゃんとヒニンしろよ」
「うっせバーカ!」
雄介が叫んだ瞬間、信号が青に変わった。タツはすぐスロットルを開け、眼前に真っ直ぐ伸びる街道へ飛び出した。
雄介はタツよりも年下だが、バンドのメンバーとして対等の立場にある。
メンバーは年齢に関係なく対等に話せること、それは彼ら「サイレントルーム」が結成されたとき、一番先に決められたルールだ。一番年長で、バンドのリーダーを務めるコウからの発案だった。
街道はやがて高速道路の下へ潜り込み、複雑なインターチェンジをくぐり抜ける。更に進み、高速道路が右へ大きくカーブしていく手前で、タツは左へ曲がった。
そこから山側へ少し行くと、白い塀が長く続く一角へ突き当たる。ここがコウの実家だ。タツは「清称寺」と掲げられた正門ではなく、裏側にある通用門へ乗り入れた。
「あ、コンビニ寄んの忘れた」
先にバイクから降りた雄介が舌打ちすると、タツも思い出したように顔を上げた。
「俺も。ちょ、タバコ買って来るから先行ってろ」
「ちょ待って、俺も行く」
「は? お前先に行ってろって。歌から録るんだろ、さっさとやっとけよ」
「イヤでも色々選びたいし、腹も減ったし……」
「あー、弁当かおにぎり二個、肉系のヤツか鮭、ツナ。なかったらデカイカップ麺とパン、それから緑茶以外のお茶と水、チョコレート。こんだけ買ってくりゃ足りんだろ?」
「あ、ああ」
学外で一緒に行動することが多いせいか、タツは雄介が欲しいものを良く知っていた。
「りょーかい。じゃーな、後で」
「……おう」
渋い顔をする雄介に構わず、タツはさっさとUターンして寺を出て行った。離れて行く赤いテールランプを少し見送ってから、雄介は敷地へ目をやった。その奥に小さな家屋、通称練習小屋があり、彼らはいつもそこで練習やミーティング、録音作業を行っているのだ。
「……チッ」
小屋を目指し、通用門からコウの本宅を過ぎ、本堂と墓地の間を進んだ。
雄介は正直、この道を一人で通るのが嫌だった。特に霊感があるわけでもなく、そういう類の体験もない(と思いこんでいる)が、夜の墓地というものは色々余計な想像を煽ってくれるものだ。背負ったギターケースのファスナーが発てるかすかな音すら、ともすれば怪しげに聞こえて来る。いつも振り向くのが怖いような気になって、足早に敷地の奥を目指した。
一本だけ生えている大きな松の木の横を過ぎ、墓地の奥にある練習小屋へ近づくと、中からドラムの音が聞こえて来る。雄介は急いで近づき、入口のドアを開けた。途端に早いリズムが飛び出し、全身にぶつかってくる。それに安堵しながら、厚い発泡スチロールが貼られたドアを閉め、すぐ目の前に垂れる分厚いカーテンを掻き分けて中へ入った。
十二畳ほどの室内にはドラムセットを中心に、バンド練習に必要な機材と録音用機材やモニターが並んでいる。コウが学生時代に自室として使っていた場所で、バンドを組んですぐにタツが自分のアンプを持ち込み、いつの間にかスタジオになってしまった。ソファや小さなテーブルのほか、洗面所やトイレもあり、メンバー全員で泊まり込むことが可能だ。
「お疲れーっす」
声を掛けると、コウは演奏を止めた。
「おーう、お疲れ。タツは?」
「ちょっとコンビニ。途中で寄り忘れて」
「そうか。じゃ、さっさと歌入れやっちまうか。すぐ行けるか?」
「ああ。ただ、一曲目は『ホープ』から行きたいんだけど、良い?」
「おう」
コウは快諾し、ドラムから離れて機材をつめ込んだラックの前に座った。手際良く幾つかのつまみをひねり、それらをつなぐシールドとマイクを確認し、電源を入れる。傍らで雄介はマイクスタンドを立て、歌録りの用意をした。
「ほいよ」
「サンキュ」
コウから手渡されたヘッドフォンを着けると、少しの間のあとに聴きなれたイントロが流れて来た。あらかじめ録音された、演奏のみの音源だ。これに雄介の歌とコーラス、タツのギターソロをかぶせれば、一応曲としての基礎が出来上がる。そこからさらに音響処理をほどこし、ようやく楽曲として完成するのだ。
曲を聴きながら発声練習をし、ついでに軽いストレッチも行った。体が温まり、次第に声量も上がって来る。コウがマルチトラックレコーダーのセッティングを終え、雄介のヘッドフォンの音を止めた。
「試しに一回録ってみるか」
「オッケー、さらっと歌ってみる」
コウが頷き、レコーダーを操作する。雄介はヘッドフォンに集中した。カウントの後に、ギターのアルペジオが始まる。十二弦のフォークギターのような、繊細な音色が耳に染みた。
この曲はバンドを結成する以前、雄介がタツと初めて作ったものだ。
それまで雄介はアコースティックギターを手に、一人アーケード街で歌っていた。そこで偶然、バンドを脱退したばかりのタツに出会ったのだ。それから意気投合した二人は、バンドのメンバーを探すための音源も兼ねて「ホープ」を作り、その結果、コウとダグラスというメンバーを得てサイレントルームを結成、始動させたのだった。
当時、歌詞に込めた閉塞感ややるせなさ、怒りは、今も変わらず抱えている。だが、今はバンドがあってメンバーがいて、自分の思いを叫ぶことが出来る。それは雄介にとって何物にも代えがたい、とても幸せな時間だ。
特別な思い入れのある歌を叫びで締めくくり、雄介はそっと溜息を吐いた。
「全然さらっとじゃねえぞ。入力レベル振り切れるから、シャウトんとき少し下がれよ。それからデスボん時は逆に、少し寄り気味で」
「ああ、判った」
コウが注文をつけ、雄介が頷き、また最初から歌う。そうして三テイク撮ったあたりで一旦休憩を取り、次に何を録るか打ち合わせた。その最中にタツが大きなコンビニ袋を二つぶら下げて登場した。
「お待たせー。ちょ、飲みながらやろうぜ」
ご機嫌な調子で、片隅に置かれたテーブルへ袋の中身を並べて行く。ビールが三本、二リットルのお茶にスポーツドリンク、水、つまみなど――そうして空になった袋とテーブルの上を見て、雄介は思いっきり眉を寄せた。
「おい、俺の頼んだもん、飲みモンしかねえし」
「あ、忘れた、悪い」
悪びれた様子などみじんもない軽さで、タツが頭を掻く。すると雄介が吠えた。
「くっそテメエやっぱニワトリだなこの野郎、いっぺんトサツしてやろうか!」
「ハハハ、トサツは勘弁。逆さに吊って血抜きなんてひでえ拷問、マジ死ぬし」
「何だとコラァ!」
食い物の恐ろしい恨みを晴らそうと、雄介が拳を握ってタツへ駆け寄る。そこへコウが割って入った。
「判った判った、今ケンカすんなよ。ほらタツ、もう一回行って来い。雄介、お前はその間にもう一曲録ろうぜ。その怒りを曲にぶつけろ」
「くっそーこのバカタツ!」
「へいへーい、行ってきやーす」
コウに睨みつけられ、タツは苦笑いしながら再び出て行った。標的を失った雄介は、コウに誘導されるまま再びマイクの前へ立ち、今度はブラストビートの荒れ狂うハードなテイストの「ダイブ」で思いっきり叫んだ。
「うん、良いんじゃねえの? これ一発オッケーで」
コウは満足げに頷いた。元々歌い上げるというよりは、叫びで盛り上げる部分がウリの曲だ。怒りの効果で「ダイブ」は非常に臨場感溢れる歌が録れた。
「マジ? そりゃ、良かった……」
すべてのエネルギーを吐き出したように、雄介はへなへなと床へ座りこんだ。もう、腹と背がくっつきそうである。放課後、バイト前におにぎりを一つ食べたが、そんな量では深夜まで持つわけがない。
「は、腹、減った……」
目の前が揺れる。貧血が起きているのかもしれない。雄介は耐え切れなくなり、テーブルに置かれた水へ手を伸ばした。水モノは一時的に腹がふくれる。タツが戻って来るまでごまかせれば良い。
少し汗をかいたボトルのキャップを握った矢先、ドアが破られる勢いで叩かれた。
「おいおい、蹴破んなよ?」
コウが開けたドアの向こうには、大きな鍋を持ったダグラスがにこにこしていた。両手がふさがっているところを見ると、どうやらドアを蹴っていたようだ。
「ソーリー。でも店のマカナイの残りもらったよ。今夜はなんと、ビーフシチュー! 豪華でしょ?」
「おう、ちょうど腹ペコのガキがいるんだ。食わせてやってくれ」
ダグラスは判っていると頷きながら、テーブルの上の空いている部分にどん、と鍋を下ろした。蓋を開けると湯気が立ち上り、デミグラスの芳醇な香りが広がる。思わず身を乗り出した雄介へ、食器の代わりのものが差し出された。
「ハイ。これ使って」
「……おたま?」
「うん。ワイルドでしょ」
「何がワイルドだよ芸人かよ」
「Shut up! stupid shit. Don’t eat fxxk――」
「すいません頂きマス腹ペコで死にそうデス」
にこにこしながら早口で悪態をつくダグラスに、雄介は慌てて頭を下げた。そしてダグラスの手からおたまをぶんどり、鍋に覆いかぶさった。
「うう、ヤッベ美味えコレ!」
まだ熱い上に食べにくいが、飛び上がりたいくらい美味い。ダグラスは小さなフレンチ料理店で働いていて、時々こうして店の残り物を差し入れてくれるのだった。
ひたすらがっつく雄介のかたわらで、コウとダグラスがビールを飲みながら、さきほど録音した二曲を流す。ダグラスは頷きながらあたりめの袋を開け、ひとつまみ口へ放りこんだ。
「ふん、ひいんじゃない?」
「じゃ、これはこれで。んで、あと二曲今夜じゅうにやっつけりゃ、この間録ったやつと合わせて八曲になる。一枚目が四曲、んで二枚目が八曲なら、音源としては充分だろ」
「うん。と言うか、ふぉんとに夏まれつくう気なんらね」
「まあな。話、横田さんから聞いただろ。アレに間に合わせてえんだ」
「なるほろね」
ダグラスは口の中のあたりめをごくり、と飲み込んだ。
「で、ギター担当はいつ来るの?」
「そろそろだと思うんだが。アイツいっぺん来たんだけど、また買いモン行きやがったんだ」
「ふーん」
詳細を省略した簡潔な説明にダグラスが頷いていると、ドアが突然ガタガタ揺れた。
「ちょ、開け、開けてくれっ!」
「タツやん?」
ダグラスがカーテンをかき分け、内側から開けてやる。するとタツが血相を変えて飛びこんで来た。
「ななな、何かいた、途中の松の木に何かいた!」
「はあ?」
何を言っているのか、といぶかしむダグラスの背後で、雄介がおたまを持ったまま目を見開いた。
「ぶっ! な、何それっ?」
「え、何?」
「肩、アンタの肩に!」
「はあっ?」
青ざめる雄介を見て、タツが慌てて自分の肩を見ようとした時、ダグラスが手を伸ばした。
「ああ、葉っぱ。他は何にもないよ」
ニコニコしながらタツの肩についた大きな葉を指先で払い落し、ついでに足で屋外へおっつけ、ドアをさっさと閉めた。
「は、ははは、葉っぱかよ、何だよ雄介ダッセエな」
「はあっ? 誰だよ最初にビビった奴は」
「ああ? お前だろ」
「んだとコラ」
「ハイハイ、ストップ。じゃあ雄介が食べてる間に、タツやん録っちゃおう。OK?」
機転を利かせ、ダグラスが二人の間に割って入る。何かあるとすぐモメるのが煩わしい。コウは溜め息を吐いたあと、タツの音録りの用意を始めた。
こうして苦労しながら夜明けを迎えた頃、彼等は遂に録音作業を終えた。
あとはミックスダウンという、楽曲編集と音響処理作業を残すのみだ。これはコウとタツがメインで、各メンバーの意見を聞きながら進めて行くこととなる。そして全曲やり終えるには、さらに数日を費やさねばならない。
「とりあえず、出来るとこまで仮ミックスしようぜ。ちょ、タツ、聴いてみてくれ」
ヘッドフォンを着けたコウがレコーダーを操作し、タツにもヘッドフォンを手渡した。タツはコウの隣に座り、珍しく真面目な顔でヘッドフォンを着けた。
「ここのギター1と2、どのくらい振る?」
「1は左奥、2はフロントよりで。1は深めのリバーブのほうが、他が引き立つと思う」
「このくらいか?」
「そう、そんな感じ」
タツが軽く頷き、コウがメモを取って行く。これが機材上のセッティングシートとなり、本格的にミックスダウンする際の目安になるのだ。時々ダグや雄介にも声をかけながら、コウ達の作業は順調に進んで行った。ダグラスがバンドの動画のネタ集めをかねて、時々ビデオカメラを回している。雄介はそれをさらに携帯で撮りながら、テーブルの脇のソファに座っていた。
「何だかあの二人、お父さんとフリョームスコみたいだね」
ダグラスがニコニコしながら隣にやって来て、甘い香りのする煙草をくわえる。雄介はあくびしながら、傍らに畳まれた毛布を引き寄せた。
「確かに。でもイッコ違いなんだろ?」
「うん。中学のセンパイコーハイだね。あ、雄介、コウさんの卒業アルバムみたことある?」
「ない」
「僕、ある。すごかったよ」
「え、コウさんが?」
「うん、茶色い長い毛が生えてた。そう、レトリバーみたいなの」
「マジに?」
「うん」
途端に、雄介の頭の中で想像図が広がった。それも坊主姿のコウの、頭の部分だけがゴールデンレトリバーという残念な図だ。ファニーな髪形の下で、鋭い眼光がギラリと光っている。
「……ヤバいな」
「でしょ? 笑ったらダメだよ、僕笑って殴られたから」
「マジか」
ダメだと言いながら、ダグがくすくす笑いだした。雄介もつられて笑いがこみ上げる。それを隠そうと、ダグが雄介の抱えていた毛布を引っ張り、彼にかぶせた。
「はい、子供はもう寝る。グンナイ、雄介」
「うるせー子供じゃねえし」
雄介はかぶされた毛布を手繰りよせ、大きな塊にして抱き締めた。
温かい感触に眠気が誘われる。とても幸せだ。
もしも将来、毎日こんな風に、四人で音楽を創りながら過ごせたらどんなに素晴らしいだろう。遠い夢だ。だが決して実現出来ない夢ではない。雄介はそんな事を考えながら、そっと目を閉じた。
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