第24話 正式スタート 4

よし、次はポーションだな。って言ってもかなりの量あるから、作る必要がもうないんだけどね。それに名前は同じなのにまとまっているのがあれば、そうでないのもあって劣化ポーションと同じだな。


というか、今更だけどこれって昔売れなくて余ったやつだよな。というか何がいけなかったんだ?今でも謎なんだよな。あ、もしかして、こんなばらばらだからいけないのか?


まあ、とりあえず効果でも見ていきますか。


・ポーション レア度1

飲んだり、患部にかけたりして使用する。

HPを100だけ回復する。


よしっ!これも複製はできるな。


ポーションは見ていくと効果がほんとばらばらだった。下は50、上は150まであった。


こんだけばらばらなら売れないかもな。


そしてこっちにも変わったやつが混じっていた。


・ポーション レア度1

飲んだり、患部にかけたりして使用する。

HPを1%だけ回復する。


この種類は本当便利だと思う。でも不思議なんだよな。なんで作り方は変えてないのにここまで効果に差がでるんだろ?


まあ、そこらへんは検証勢の方にお任せしてけばいいか。


よし、これで複製するのは決まったな。


複製するのは、劣化ポーションの10回復と0.1%回復のやつだ。ポーションは150回復と1%回復のやつでいいだろう。


これなら、外に出なくてもいいな。でもな、レベル上げしたいんだよな。それも多分日曜を過ぎればよくなると思うし。それまでの辛抱だな。


って、そんなことは今関係ないんだよ!今はポーションの複製が優先なんだから。


今度こそ、複製をやろうと思う。


うーん、やり方はわからないが、多分ポーション作成と同じでいいと思う。


なら、さっそく、効果の低い劣化ポーションを取り出してやってみた。


「複製」


すると、劣化ポーションが2つになっていた。


おお!本当に複製できた。っとそんことより、消費MPを確認しないと。



Name 零 Level 14

ランク D

所持金 45180

Job 調合師

HP 1

MP 86,500/86,600

攻撃 0

防御 0

魔攻 0

魔防 0

俊敏 140,000,000

スキル

・レア度1

鑑定、劣化ポーション作成、乾燥、

ポーション作成

・レア度2

瞬歩(Lv10)

MP回復速度上昇(Lv7)

アイテムボックス(Lv4)

・レア度3

MP上昇(超絶大)、物理系ステータス上昇(絶大)、魔法系ステータス上昇(絶大)、攻撃系ステータス上昇(絶大)、防御系ステータス上昇(絶大)、俊敏ステータス上昇(超絶大)、不死、空間魔法

ユニークスキル

複製魔法



消費MPは100っぽいな。他のどうなんだろ?確かめてみるか。


そしてとりあえずすべての種類の劣化ポーション、ポーションを複製してみたがすべて消費MPは100だった。


ということは、品質とかには影響しないんだな。ほんと質量だけってことか。それはありがたいな。これなら、品質の良いものだけ、複製していけばいいし。


あ!そうじゃん、店に売っている最高級のポーションを買って複製すれば……ぐへへ。


よし、そうと決まれば店まわりだ!


でも、今はやめておこう。ここの独房が取られるかもしれないし、それに多分店の方もかなり混んでいるだろうし。


なら、このまま、ポーションを作り続けていますか。


そしてこの日はこのまま独房内で劣化ポーションとポーションを複製し続けていた。それから時間がきたから、ログアウトをした。


そういえば、複製って聞くと悪いことでもしてるみたいだな。それに他人のポーションを複製とか、完璧にアウトなやつじゃん。


まあ、ばれなきゃ犯罪じゃないんですよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る