第16話10YearsNEWWORLD“LOSTAGE”《ザーロック編》

10YearsNEWWORLD“LOSTAGE”《ザーロック編》

 冥暦4年

10年後ザーロックは、クリスタルの神殿に足を踏み入れて13体のクリスタルがザーロックを迎え入れて奥に行くと水晶の槍が翡翠の仮面をつけた皇ノ骸(ティカル王)から抜き取った。

「私は歳だ。年寄りには辛い。水晶の槍・・・・ヘッジス。手に入れたぁ」

 Knghits0fDarknessが解散となり、辿り着いた水晶の神殿そこで十年近く暮らしてガリガリに痩せて白髪の老人が、槍を構えながら神殿を後にした。

白髪で長く伸びて水晶の槍を構えてガリガリの骸骨みたいだが、自身が隠れ住んでいたメキシコ奥地のジャングルで生き延びて、元の体重まで戻した。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ジャぁ・・ハハハハ」

ザーロックは森と同化して槍の技術を磨いた。

「聖霊王アリストテリア殿お見受け致しまする。私に力を・・・・・」

 アリストテリアは大蛇の王。

大蛇は静かに槍に巻かれて一体化した。

ザーロックのその後は、政府に向けて諸国を候。

(我はザーロックだっ!いつもギリギリに生きてる騎士だ)

 政府に向かい神聖エルセリウスの世界地図は現在は購入不可能。

政府に行き政府にいる仲間との再会で、新たに課せられるKnghits0fDarknessの真のミッションが開かれる。

「アポフィス!」

星跡の地。

ザーロックが見たのは荒廃した大地に隆起する岩に凹凸の穴。

槍を突き刺して目を瞑る。

「逝こう」

 年も年で還暦目前と迫る中ザーロックも息子や孫に家督を譲る気でいた。

「我が名ザーロックの名を継げるか?ティカル?コダク?ん?」

「はい。父上」

「ハイーハーイ、爺様。」

二人を見て決心した。

里に金髪で体格の良い30代後半の男性と10代半ばの七分の黒髪の男の子にザーロックは抱きしめた。

「子は宝じゃ。子は為して義を以て勇非ず。うむ」

 後に第Ⅲ部で、ザーロックの後任として息子と孫が出てくる。

現在は、初老の老人が、荒波を超えて世界最後の砦ある“政府”に向かった。

 政府に八国同盟が協定され中心のヴァチカンが神聖エルセリウスの八国の統一権を任されてルーラシアとレミレアがこの世界の王となる。

それぞれ八つの席が置かれて円卓で囲まれてある。

ザーロックが戻ってきたのが三日後。

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