第11話叛撃の第Ⅱ部突入(仮)

―――――――進撃の叛撃の第Ⅱ部へ・・・・・・

 Knghits0fDarknessは、世界中に鏤められた。

セヴェーレもあの大爆発の影響で孤島に流れ着いていた。

 10年間もKnghits0fDarknessは世界に消えた。

ハートは10年間近く行方が知れずに神聖エルセリウスのある場所の街に住んでいた。

「今から話すのは奪われた10年前に起こった事実とそれ以降の記憶の話さ、俺は有名なウォーカーだ。歳喰い35才の俺だが、Knghits0fDarknessは実に勇敢だった。現在も調査中で、政府は新たに新政府と旧政府を設けてレミレア派とルーラシア派の派閥がありやんす。っぅーかぁ、俺もこの街に隠れ住んでいるがまぁまぁ、10年の歳月楽しんでくれヤス」

 ハートはカウンターの席に腰をかけてグラスのワインを飲み一人一人のデータを手に取り、BARのマスターと話していた。

《あっそうって言うね。ハート?・・・・御前》

《くっ、ハッハハハハハ。マスター、Knghits0fDarkness消滅はデマ》

《俺も》

 BARのカウンターで話していると剣を背負う男性がハートの肩をポンと叩いてきた。

「うっす。ハート」

「ガイアスさーん!ガイアスじゃねぇーか」

 ガイアスは頷いた。

最凶の剣士の一人。

この神聖エルセリウスの世界構築に随分と基礎構築を促せた男。

政府でも現在八獄神将軍《冥府地獄墓守》の勢力が増加して世界は暗黒の時代に突入した。

セフィリア死亡後・・・・世界の覇権を手に入れるのは、魔神所有のマスターに限る。

「御前が戻ってこれるようウエとケリつけた」

「は?あ?え?う?MAJIMAJIMAJI?政府は戻らん」

「ソコは来てくれ。頼む」

頭を下げるガイアスにハートは遂に重い腰を上げた。

「んじゃぁ、いっく。いく」

ハートは代金を払いガイアスに着いていった。

「あぁー今から第Ⅱ部っすね」

 ハートとガイアスは、旧世界側のゲートがある遺跡の入り口にシグルトが居た。

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