第9話第Ⅵ章バルムンクとアロンディーン

第Ⅵ章バルムンクとアロンディーン

 同暦ヴァルプルギスの地。

夜空が綺麗で星々の地にその門がある。

その地は、航路の果てにある。

巨大な門に運河流れる。

大河は新緑が茂り星が輝く。

三代目ブラッドがその地に行っていこう剣を封じた。

セヴェーレは、飛空挺で星の核まで行き降りた。

世界の中心地から果てに巨大な水晶が宙に浮いている。

これが星の核。

星の民が、一五〇〇年前に地球に飛来後も存在している。

セフィリアはその星の民の末裔。

 星の民は悪魔を殺すのに武器を自分の血で創り十字架に祈りを込めた。

「覇剣バルムンクとアロンディーンはその中でも最高至高傑作の品だ。この剣を持つ資格はヴェスタニエ宗家の長男に限る。分家でも親類にも扱えない。」

 ザーロックが移動中にセヴェーレに言っていた。

星の核は飛空挺でしか入れない。

水晶が輝き世界全体を見渡してその扉の前に八人が立った。

《ここに入られる者過ぎ去る者これより先一切の望み捨てよ》

 門の刻まれた古代文字。

ダジェリンは咳払いして十字架の紋章に触れた。

「来ましょう。」

「おうお」

 門前に立ちすくんでいると、中から分厚い部屋が開いた。

「KOIよ、Knghits0fDarkness・・・・」

 クリードの声だ。

ヤツは先に進んでいた。

星の核は星の遺跡やヴァルプルギスの地・星の神殿・星の墓標等がある巨大な水晶の中だ。

「バルムンクとアロンディーンを手にする。俺がぁ、セフィリアを殺す」

「そいつは俺らも同じだ。」

 フェンサーは焔の騎士でレヴァンテインにも星の力が宿っている。

ツヴェルフは新調した黒衣のコートを着て金髪もストレートにしたのだ。

以前はカールで、ゴムで結んでいたがストレートの方が可愛いと確認した。

「終わったらクリスマスだね。哀れなおっさん達にちょー、いいプレゼン待ってるからがんばってこーぜ!振り切ってこーぜ!YEA!YEA!YEA!YEA!ブンブンブンブンンってこーぜ!呼ばれて呼ばれても呼ばれても飛び出せ飛び出ろジャジャジャジャジャーン!じぇじぇじぇじぇじぇえっ!」

 相変わらず場を読まないツヴェルフだが、星の核は足場も悪く夜空が明るく見える。

宇宙の銀河の通りを歩き螺旋の階段が続く。

無限迷宮に続きセヴェーレ達は気を抜かなかったが、星の核は水晶が周りを塞いでいる。

(ブリュン?この先は慌てずに行きましょう)

 ダジェリンは倒れた神殿の柱によじ登って綺麗な泉が見えた。

「星の泉だ。この泉は刃を清める。」

「あっそうだぁ、セヴェーレは私と泉に入るよう。万が一さぁ、この世界が終わっても来世愛世で会えるかな?フフフフフフフフッ」

 泉に入っていくと躰に力が宿る。

セヴェーレの清めが一族伝来の力が込められた玉を剣の鞘にはめた。

ザーロックは泉の水を飲んだ。

「んめぇーらぁー」

 星はいつでも続く。セフィリアは奧にいた。

「オレ達はKnghits0fDarknessその誇りと魂に感謝を、なぁ」

 その道なりに進んでいると広がった場所に出た。

「ま、待てよ・・・・」

 広がった場所には星の民が住んでいた。

が、血が一面広がっていた。

セフィリア・クリードの仕業だ。

星の民の虐殺にセヴェーレは剣を双剣に変えた。

「ゆるせねぇーよ」

「まったくよ」

 ブリュンとフェンサーが言う。

星の民の屍の先に目指す場所がある。

ヴァルプルギスの地彼の地に魔女が居る。

セヴェーレが見たのは、広大に広がる平原と毒々しい殺気漂いクリスタルが伸びていた。


 ヴァルプルギス

剣の地に足を踏み入れると、背筋が凍り付く。

「来た・・・・」

「そいや、そいや、そいや、ぽいやぁ、がんばってこーぜ!」

 ツヴェルフは前向きで色っぽく艶っぽく俺をいつも支えてくれた。

「感謝感激だぜ、ツヴェルフ」

 双剣で敵を倒しながら進み二体の石像がオレ達をなだめている。

《汝、入るもの覇剣を持つ者は誰だ?》

「はい、はーい、俺だ」

《ほほほう、では一人はいるのを許可する》

 魔女の声でセヴェーレは漆黒に入っていた。

剣の血はそもそもセヴェーレが一人で覚悟したこと。

魔女の一人が迎えに来た。

「では、こちらに」

「アンタが魔女か?」魔女は何も言わずに漆黒の中は輝き大理石とクリスタルとダイヤの空間が広がり下に下に降りる度に洞窟内で火を灯しながら暗い底に足を向ける。魔女はセヴェーレの顔を見た。

「似トル」

「は?」

「ダインに似トル。ダインの子か」

「七代目だ。ダインは俺の爺ちゃん」

「ほう」

「バルムンクとアロンディーンは我々が創った剣。星を断ち斬る能力はうぬの十字架に架けてオル」魔女はすっと消えた。そこは川が広がっていた。小舟に移動する小舟は川に無数ある。此の地は《地獄》送りする川だった。セヴェーレは、一人進んだ。剣は奧にある。ヴァルプルギスは薄気味悪い。

「暗いな」

「そうそう・・・・」

セヴェーレは剣で敵を倒しながら進んだ。

進先にジェラル・ルージュ卿の姿を見た。

数百年前に最凶の将軍。星が照り続ける。

川が広がった。

「どーういくんだ」

 船に乗ろうとすると腕を掴まれた。

「ならぬ。」

ベージュのコートに月桂樹の冠をかぶり銀髪で褐色肌の男性がセヴェーレを引き留めた。

「誰だ!」

「我が名は剣の案内にして剣を創ったものだ。申す名をウェルギリウス。セヴェーレ・ヴェスタニエだな?」

「うん、そうだけど」

 男に着いていき川沿いを歩き水晶が宙に浮かびその中を進んでいた。

「星血VPN因子症痕群」に発症の過去を持つセヴェーレは長時間も星の地は毒だ。

腕が蒼紫で神経が無くなってきた。

「腕を貸せ」

「テオーラ・ヴェラ・サルッヴェラート・ダビーヌーノサ」

 セヴェーレの病気を治した。

階段を上り星の地に近く、夜空が輝きその扉を開けた。

「剣は私が手がけた。ここより、ヴァルプルギスの地だ。心してゆけ」

 男に背を押されて足を踏み入れると天まで届く巨大な塔と一面火が燃えたぎっていた。

星が輝く場に荒廃した地表に砂塵が舞う。

塔は天まで届きセヴェーレはその塔を見下ろしていた。

十字架を持たずに入れないので、一旦はウェルギリウスの居る焔の炉に向かった。

「やはりか・・・案じるが良い。是を君に創った。英雄の十字架叉の名を災厄の十字架だ。」

「こ、これですか?お、俺の?」

「うむ」

 剣にはまらない。

十字架は十字型で特殊加工の石で創られ剣が応えるのはバルムンクとアロンディーンだけだ。

セヴェーレは塔に行き、固い扉を押して入った。

 漆黒だが、火を灯していくと階段が見えた。

「昇る」

 魔女が待ち受けていた。

「ヴェツレイヘウェイムと申す。ソナタを彼の地に導く役目を仰せつかった。」

「いいんすよ、そんなの・・・俺」

「ならぬ。なりませぬ。古くソナタ同様同じ事を言った者が居ました。聖ミカエル殿です。ソナタの先祖はANNOUNCERに似取ります。」

「ミカエルが似てるなんて思ったことねぇーけどさ、俺が剣を握らなきゃ世界は終わるんだ!」セヴェーレが進と魔女が腕を掴みニヤリと笑った。

「では」

 塔が消え始め荒野が広がり小高い丘で十字架が立てられ磔の骸が目の前に現れた。

「ぎょぎょぎょぎょぎょぎょっ!じぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇええっ!」

 腰を抜かして巡礼者が祈りを聖槍から滴る血に驚愕で天地の神の骸に祈りと生誕の意味を込めて聖槍が天を割き地を割る魂が溢れ出て骸に宿り俺の前にゆっくりと歩き出した。

「じぇじぇじぇじぇじぇじぇえっ!」

 驚き顔を背くが地に堕ちた剣を刺しだした。

「貌を上げなさい。怖くはありませんよ、私も人です。人は人なのです。最初驚きましたか?私も十字で槍に貫かれたと思ったのですが、お母上が私を救ってくれました。お母上は地上の者です。同時に星を斬る者です。詳しくは話せませんが、私が生まれた馬屋ですが、ガブリエル殿とヨハネ殿がお母上と私にこの剣と十字架を授けました。」

「ぎょぎょぎょぎょぎょぎょぎょっ!」

 似たものを政府で見た。

ルーラシア所有の剣と十字架。

ゆっくり俺の手を包んだ。

「はい。私共は神が授けし命。神が来たりてその命は還らん。セフィリアは星の者。故に私が十二の従者を率いたのはご存じだろうか?」

「ひっ、ひゃっ・・・ひゃっはー・・・・・梨汁ブシャッ!はい。はい。知ってます。十二使徒。キリストの使徒。えぇ・・・」

「私です。アナタに伝えたいことがありまして」

 何が何だのか頭で考え荒れない真っ白になり見ていた。

セヴェーレは、Knghits0fDarknessを知らなかった。

元々マリアが創り十二の騎士を集い従者となり、使徒になった。

マリアには凌駕する力を持っていた。

「お母上ならお会いになれます。」

「呼んだのですか?」

見て驚く姿形がツヴェルフそっくりだ。

長いストレートの金髪に黒衣のはみ出る乳。

背がすらっとしており左腕に焔の剣。

地獄を浄化し魂を救う剣。

右腕は生の腕。

創造と終焉のゲートの腕。

予って来る審判の日にマリアの腕で裁かれる。

セフィリアを滅ぼすためにと。

「・・・・・スゲェー、やぁ・・・俺?神と話してんの?」

「んだ。私は今、ミカエルのこと話してます。」

「よ、ソコを退きなさい。」

 マリアが来て俺の首元を掴んだ。

ツヴェルフが良く俺にするのと同じで熟々ツヴェルフそっくりと思いマリアは俺の心臓に焔の剣で突き刺した。

「ぐはっ!」

 血が溢れわき出してこぼれ落ちながら俺は手で血を止めながら立ち剣を構え十字架をセットした。体内に流れる神の血が俺の体内を巡り一つに感じる。

「待て!マリアアアアアアアアアッ!」

セヴェーレはその力を発揮させた。

神能力に覚醒してマリアの焔の剣を自身の左腕に覚醒させて右腕を創造と終焉の力も自身がその剣に込めた。

「面白い、ミカエルの子よ、私は神のMOTHERであり神を知るものよ。御前はその力でセフィリアを倒せ!今度こそ息の根を止めよ、星が近づく」

「母上?その話を何を言いますか」

「いや、来る日・・・・アポフィスだ。アポフィスは・・・星であり、星の死。セフィリアはその星で世界を人類も破壊させる気だ。我々も十二使徒にはKnghits0fDarknessは出来るだけ力を貸す。いや、力を合わせる。セヴェーレ、御前は我々の子。神は御前を迎え入れる。良いか、私は・・・キリストの名の下でセヴェーレ・ヴェスタニエ汝に応えよバルムンクとアロンディーンは、世界を斬る剣だぁ。マリアも否や私の母も御前を支える。さぁ、行けヴェツレイヘウェイムが待ってオル」

 景色が変わり神も消えマリアが俺に微笑み目の前が塔内だ。

ヴェツレイヘウェイムは俺の手を引っ張り次に案内した。

ガブリエルやヨハネが此の地に長い間住んでいるのだ。

「どうや」

「MAJI驚き、神が俺の子?俺が神の子?スゲェー、驚く」

「Knghits0fDarknessは十二の心なり。」

閉ざされた扉を開き木のエレベーターで年代が古く木がソコに堕ちる。

魔女に着いていき案内されると、ガブリエルが火を焚いていた。

「遅かったね。んまぁーさぁ、孫娘が君を護ろうとなさった。」

「シラハマカマカバーノマァザーサーザーザースッハッハハ。」

「あんたも政府に戻ってKOIよ、」

「MAJI?KOI?5秒前(MAJIでKOIする5秒前)」♪♪♪♪

*リアルガチ早うBGM用意しなはれや!アホか!ボケェ!

「は?」

「ううん」

 ガブリエルは黒コートで髭が伸びきって髪もボサボサで檜の杖で火を焚きヨハネが本を書いていた。

この若者が『黙示録』『福音書』『死海文書』の作者。

金髪隻眼黒コートで、サンダル姿で魚を塩焼きしていた。

ガブリエルも酒を用意していた。

「くつろいでんな」

 ヨハネがセヴェーレの前に座った。

「君の力になろう。MAJIでKOIする5秒前後くらいに俺は神の子。父の子。だが、ミカエルは俺に生きろという。此の地は先よりヴァルプルギス・・・・覚悟したんならイケヤ!TSUTAYA!KOIや!MAJIや!広末や!イケイケ先に5秒前に」

 ヨハネは本を書くのに納期に遅れ苛立ちこの場書に籠もって書いている。

「真面目な話を最期にするが、君が先に進むにつれてバルムンクとアロンディーンは君の剣だ。私はさて置いてイスタンブール的に政府に戻ると言いますか・・・・・五賢帝復職復帰。ヴァチカンに帰ってディゾンとまた世話になります。おまんこっちさきやぁ~ちっくと、おちんちんかきあげやぁ~何れも方言だ。下品極まりない下ネタで悪いが私も歳だ。それは謝るが、我が国の方言は言葉の魂は我々が次に紡ぐ心だ。セヴェーレ、御前は生きるんだ。真面目で不真面目で俺はダメな親父だ・・・・・・」

 ガブリエルは重い腰を上げて火を消して階段を下っていった。

「ガブリエルさん、俺も行きます!」

 ヨハネが鞄にしまい黒スーツみに革鞄で階段を駆け下りた。

「行きました」

 塔を進み階段を上っていくと景色が変わってゆく。

「これはわいの物語じゃけん」

 セヴェーレは前に進んだ。

セフィリアやクリードも来る。

「ビビッてんか?男で肝も小さい。ビビるな、アソコもドコモも小さいと思われても仕方ないさ・・・・・御前は大きい。」

「あっ。まぁ。大きいっちゃ大きい」

 放送倫理委員会(BPO)に突っ込まれるワード連発で進んだが、是は起こらないで欲しい。

是非でも是はこのままで突き進んで塔の奥が見えた。

「ユユーカイカカイーン。キャイーン?」

「それってウドちゃんや天野く~んやっ!」

 二人が塔の奧に行くと虹の橋が見えた。

その先に剣がある場・・・。

「んじゃぁ、スジャータ、行ってくるわ」

 俺はヴァルプルギスの地に辿り着いた。虹の橋が俺を包み込んでくれる。

「MAJIさぁ・・・・神の子や」

 ハハハハハハハハハハハハハハッ。

嗤いながら足場の悪い岩場をよじ登り星が巨大な星々が頭上に浮き大理石の空洞だ。

七つ空いている十字型の石版にはめて石灰石のハンドルを十字の沿い押し込むと中が奧に広まった感じで双剣が岩に突き刺さっていた。

「キタキタキタキタキタキタキタキタアアアアアッ!バルムンクとアロンディーン」

 遂に来たのだ。剣を抜くときに・・・・セヴェーレが剣に腕を伸ばすと、突然天井が揺れた。

「うっわぁっ!な、なんだ!」

 天井が揺れ始めて埃から二人の影が見えた。

「セヴェーレ、逃れせぬ」

 クリードの大剣が俺の頬を霞む。

「うぉおおおおおおおおおおっ!」

 剣を抜き十字架をセットした。

全て自己本能でバルムンクとアロンディーンが完全に取り戻して完全復活を遂げ、禍々しい力を一気に解放させた。

「行くぞ、クリード」

 眼が人を斬る眼になりクリードは舌を出した。

「ぶっ殺す眼だよな!」

「インフェルノ・ヴェ・プリーギオ」

 焔の剣だ。

火炎を纏い全てを焼き尽くす一撃・・・・

「ヘヴン・ディ・ゾーア・デ・パラディーゾ」

 花が咲き誇り薔薇が舞い水の弧を描き砂塵の粒子で連続斬り、回って走り込んでジャンプして地獄の業火で相手を仕留めた。

「ごはっ!」

 クリードは何かを咬んだ。

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアアアアアアアッ!」

 クリードの全力を解き放ち大剣に眼が蠢く。

漆黒に統一された黒い剣。

白い透き通る肌が褐色肌で金髪が伸びきって筋肉が隆起する。

セヴェーレも焦りが見えた。クリードは、剣を構え魔力が尽きずに衝撃波を放った。

「ヴァーレサッキウヴォー・ナサテリューポ・ジバ」

 巨大隕石の襲来に地獄の衝撃波に高熱の斬撃。

二連三連と衝撃波が放ってくる。

セヴェーレは、神能力に覚醒した。

「っしゃっ!」

 赤く光黒コートから純白の白い大翼が生えてバルムンクとアロンディーンが超巨大な双剣に変形して軽々しく赤い閃光に金髪が肩まで伸びて筋肉も目立ってきてクリードとぶっつかった。

「エメフィール・ド・ヴェダサザエリュール・ジガサーバヴェCROSS」

 双剣の爆風と爆焔でクリードの心臓に剣が突き刺さり止まらぬ血に凶弾に倒れた。

「ぐはっ!」

 クリードは止血して剣を構えた。

「俺は死なない・・・・アイゼンガルド舐めるんじゃねぇーぞ!」

 黒い覇に纏い剣の殺気が発つ。

「レゾン・ディ・アデー・メサジュリュート・ハサゼウェル・ヴェツレイム」

 ブッココココココココココココココココココンと轟く轟音にセヴェーレか交わしきれずに壁に当たり意識が遠のく。

(さぁ・・・よ神がアンタに託したのはそれだけじゃねぇ・・・Knghits0fDarkness歴代の能力の御前に託す。これが神の力や・・・・オレ達も神にも護られた。この剣にクリードに今は魔力に染まっている。直に闇に飲まれる。)

 剣の声が聞こえてくる。

この声ミカエルだ。

ミカエルの霊魂が俺を包み込んでくる。

「アンネクローゼ・ヴェルウェリイム」

 ズッキューン・ズババババンと連撃。

大剣を片手で受け止めたセヴェーレ。

「クリードオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

 双剣が切り裂く闇の殻。

クリードが剣を交わし双剣を避けて大剣が宙に舞う。

「アンネクローゼ・ディヴァラヴェツレウェリウム・ラグナロク」

 ドゴオオオオオオオオッゴビュグユヌヌンン!セヴェーレが双剣でなぎ倒し、クリードの放った闇の衝撃波がセヴェーレの心臓をえぐり取った。

「がぁっ・・ぐうぐっ・・・・・」

 気を遠くなる。

双剣が宙に飛び散りじりにクリードは行方を暗ました。

大部分の出血で遠くに行ってないが、セヴェーレも人に戻り黒コートがボロボロでサンダルも紐が契れてズボンのベルトが壊れてバルムンクとアロンディーンを手に入れた。

戻るとした際に、Knghits0fDarknessが迎えに来た。

「心配したか来たんだよ、セヴェーレ」

「そ、そうだよ肩貸せ」

 フェンサーが星の遺跡についてを考えた。

セフィリアとクリードが向かったらしい。

ダジェリンが傷を手当てをした。

「大馬鹿・・・馬鹿・・・・馬鹿です」

 泣きじゃくるダジェリンにセヴェーレのケガが治った。

クリードの闇の感染が早期に治りセヴェーレが起き上がった。

「服届いたわよ。」

 ツヴェルフが木箱をセヴェーレに渡した。

セヴェーレが川で着替えた。

新調された服を着て星の遺跡は飛空挺で内部に突入だ。

年が明けるクリスマス・・・・・

 星の遺跡に行く前の日だ。

ツヴェルフとダジェリンが飛空廷内の更衣室で着替えて超ミニスカサンタ姿でセヴェーレ立ちの目の前に現れた。

「どう?」

「え?困るな・・・・MAJI答えてYES!かわかんねぇー」

 セヴェーレは飛空廷内のラウンジでクリスマス料理を楽しんでいた。

ダジェリンは黒のコートに防寒具を着ていた。

30過ぎのオバさんの肌の露出は危なかった。

飛空挺はめっちゃ冷える。

アーティファクトの調整に時間が係りまくっている。

「ブリュン、なおんねぇーの?」

「セヴェーレ、無理よ。無竿っすわ」

「うげ!」

 ブリュンは作業着を着てクランチでアーティファクトを取り付け魔導力の動力エンジンの動力部分の施工も終えて飛空挺を歩き回って星の遺跡が見えてきた。

ブリュンは、シャンパンを飲んでフェンサー・ザーロックは麻雀でもしていた。

ダジェリンは本国の妹と話していた。

「お姉ちゃん元気?」

「元気よ、アンタは?」

「うん、私だけど大司教になっちゃぁー」

「た?アンタが為った?」

 水晶で会話して妹は政府に戻ってレミレア卿からの叙位式が待っていた。

ウォーカーは、星の遺跡に行きセヴェーレを待っていた。

ウォーカー家の短命の因果は終わり、飛空挺が星の遺跡上空の溶岩口に飛空挺を止めた。

「着いた?」

ツヴェルフは今まで金髪だったが自分の姿を鏡で見て染めていた。

「着いた?」

ダジェリンが黒のシック調のコートを着てフェンサーが待っていた。

 ツヴェルフは金髪だったのをずっと鏡前から姿を見せずブローチかけてストレートの黒髪を伸ばしてゴムで縛って服も動きやすい蒼空をイメージしたドレスを着て大剣を担いで姿を見せた。

「よぉー、よぉーほーほ、ほーほーよぉー、お待たせ!」

 ツヴェルフに腰を抜かしたセヴェーレが巨大な星を見つめた。

《星の遺跡》

 世界が創造され万物を産む。

神が産み世界全てが生まれた。

星の遺跡は星が創り星の力や記憶や魂が宿る。

その地は飛空挺でしか上陸することしか出来ない難攻不落の地。

神が誕生した際に、星の遺跡の最上部に《アポフィス》が眠っている。

叉の名を別名で知られているが、《ラグナロク》と呼んでいる。

神々の騎士団Knghits0fDarknessと壮絶の末星の遺跡は長らく世界に浮かんでいる。

セフィリアやクリードは、最上部に世界を瞬間的に破壊させることを企んでいた。

「いやぁー、きっつぁ」

 ウォーカーが入り口で待っていた。

「遅れてすいません、今から行きます」

 頷き扉を押した。

星の力により入れば二度と戻れない。

早速であるが、ルーファン・ストラーデサ(元八獄神将軍)の背に無数の剣や槍の男が現れた。

「俺は元よりここに居る。ウォーカー、覚えてるか?」

「あぁ・・なんとなーく」

 (アイツかよ。つまりアイツらもここに居るのか?星の民を殺したのはセフィリアに相違なし。んだが、何故?八獄神将軍が居る?幻覚?幻聴?いやー俺の見間違いはNO。)

「お前らは先に行け!」

 星の遺跡入り口。

ルーファンは美しい銀髪で黒コートを着て剣を構えた。

「剣の楽園(スパーダ・パラディーゾ)」

 剣の斬撃に宙に浮かぶ剣が地表に突き刺さる。

剣の天に堕ちろ!ウォーカーは無傷でその力を見せた。

「ヘヴン・デア・パラディーゾモード」

 白銀の翼で大剣を構えた。

「ソ・シチェッタ・ヴァ・カレェア」

 ルーファンに突き刺さる剣の音。

八獄神将軍を抜けた今も国際指名手配されている罪人をウォーカーが捕まえた。

「ルーファン?ケガで済むと思った大間違いだぞ、てめぇームショにぶち込む」

「ウォーカー?セフィリアで気になることを教えようか?」

「ヤツは星の民の末裔。星に嫌われこの世の者だ。つまりゃぁよ、星に密接だが躰は人だ。人の器が終わる日ヤツは堕ちる。オレ達のマスターも今の世界が終わることに賛成だが、向こうは向こうで、俺を捨てた。新たに八人の神獄が現れ、冥府が見せる」

 ルーファンは麻縄で縛られ一階を目指した。

星の遺跡は複雑で迷宮のような入りをしている。

ウォーカーは、手当たり次第道を捜した。

(おーい、Knghits0fDarknessも迷うな)

 星の遺跡一階。

星が浮かび足場が悪い。

世界の地平線が果てしなく遠くセヴェーレ達は、遺跡内部は星が輝き漆黒内部に矢印が光示す。

「暗いな・・・深いな・・・深淵だな」

 深淵が深い。

門が見えた。

一階は星の光が頼りだ。

フェンサーも羅針盤片手に苛立ちを隠せない。

「どこだ?北か南か西か東か?」

 羅針盤の指針がずれる。

星の遺跡に迷い遺跡内部の道は閉ざされた。

「ソフィア・アルヴェレフェッチィーネ・ヴェゾンレオッツァーノならよ、仮に仮に仮中の話なんだけど昔よく仕事した仲だがアイツは良くこの星の遺跡の話を俺に話していたのを思い出す。・・・・女であり私の元々カノだ。」

「ザーロックさんの元々カノオオオオッ?」

「お、おう」

 ザーロックは星の遺跡内部に入ったときから気になっていた。

CARVERZONINE(カーヴェエロジィオーネ) 30987・1102・1219・0098・33666

「訳ワカメ。俺、訳ワカメ。星の遺跡内部に鏤められた文字か?暗号?彼女は俺も騎士として優れていた。・・・・・彼女はそうだ・・・現八獄神将軍のリーダー。八の獄の神を背負う深淵の皇。」

 困りかねてダジェリンにお願いした。

「星の遺跡内の通じる道の手掛かりですね。恐らくソフィアさんも居るはずだと思いますよ。これはこうですよ、聞こえてますか?ザーロックさん」

 30987の数字を遺跡内の暗証番号を入力すると階段が現れた。

「うっ、階段はどこに通じるか分かりません」

 ダジェリンも気がつけば青髪から染めて美しい金髪になっていた。

暗い道を進み階段の先にソフィア・アルヴェレフェッチィーネ・ヴェゾンレオッツァーノが待っていた。

「26年ぶりね、ザーロック?互いにオジオバになっての再会」

「君は若い。若々しいフレッシュだ。ソフィア?闇に染まった憐れな魂だ。私が狩らせて貰うぞ」

 ソフィアの武器は大剣型の銃槍。

ザーロックは長槍。

二人は一階の階段の大広間に出くわした。

(ソフィアの動きをカンファれば得ればやむを得ん。)

セヴェーレがバルムンクとアロンディーンを構えた。

「馬鹿!先に行け、手掛かりだけでも見つけるのがYAッ!」

 ザーロックは槍を構えてソフィアの大剣が銃槍に変わった。

「おい、ユーアー。大蛇の翼銃(ジッペヴィキオ・デル・オランデルージュ・ダン・ボ-)」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!銃弾が飛び交う。

槍の威力に銃の軌道の速さにザーロックは銃弾を弾き返していた。

(間に合わぬ。神能力か。神々の一人ペテロ・グラッチェィーネが誠なら私の先祖。槍も代々ペテロの槍。神の覇槍。)

槍が金色に変わりウェイン・ザーロックの体型がスリムの長身に変身して槍のリーチの長いのをソフィアは見抜いていた。

「相変わらずのスタイルね。いい加減変えないと時代遅れになるわよ」

「向いてるから」

ザーロックと槍とソフィアがぶっつかる。

「龍撃鉄獄(ザヴェィキフェヴェルトートア)」

 槍の重たさにザーロックの力を込めて黄金の鉄槌がソフィアに6連撃喰らわせて銃槍のリロードと火薬の銃器がザーロックの腕を挟むが滴り落ちる血を気にせずに押し上げた。

「銃槍千血(ガンランス・エフィオクキュトブレ-ド)獄煉獄(ブリガリオーネ・ガレヴェルトアーサ)鋼鉄の魔女(アンネクローゼ)」

 ズッキューン!銃槍が明らかにザーロックのはらわたに撃たれた。

「ごはっ・・がぁっ、うぐっ、がぁっ、ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」ソフィアの実力が上だった。意識が遠のいてザーロックは50階段から転け落ちた。まだ息があるが戦える力は残っていなかった。

「ザーロック案外楽しかったわよ。」

「ゾーア・ヴェルオーネ・ソフィア・アンネクローゼ・ジーザス・パラディーゾ・インフェルノ」

 星の遺跡内に大爆発が起こり爆焔と銃の飛び交い槍の地獄が咲き乱れる薔薇がザーロックを誘う。ソフィアが立ち去っていた。崩れ去る一階に瓦礫の下敷きになるザーロック。

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

「大丈夫か?」声がした。意識無いが酷い損傷が治った。

「俺を忘れるなよ、おっさん」

 ハートだ。ウォーカーも道を捜しているときにザーロックを発見。

直ちに応急処置。

ウォーカーが二階に行く門を見つけた。

(ロスってるよ。MAJIロスだ。KOIっつーかぁ、ロスね。海女ロス。)

 ウォーカーは階段によじ登って二階に連れて行った。

「恩に切ります。ハート殿」

「帰ったらイケイケの可愛い姉ちゃんINTRODUCTION頼むわ。あぁ、最初を味わいTHE―なぁ、処女の女を頼む。オアーの剣はぶっ込めるぜ!」

 ハートも遺跡は初めてで松明で明かりを灯して歩いた。

「ん?おっさん生きてるか?」

「勝手に人を殺すな!生きてるよ」

「二階や」

 二階は湖だ。

湖の中心に浮かぶ小島に桟橋を移動した。

廃虚の教会。

薄暗い湖畔に佇む二階だ。

セヴェーレ達も着いていた。

「寒い・・・」

湖の湖畔に集まって水晶が周りを囲んでいた。

最早遺跡に集う二階は冷えてセヴェーレは壁にもたれていた。

「寒いっつうのー」

 ツヴェルフが焚き火前に集まって湖の巨大魚の塩焼きを食べていた。

「おい、おい、暢気にメシ喰ってる場合ジャネェぞ」

 ウォーカーは二階のステンドグラスに33666を見つけた。

ダジェリンはブリュンに呼ばれて湖畔の砦にいた。

「なぁ?ダジェリン?アーティファクトからのメモリーだ。ガチで死ぬって言うのを見たんだ。誰が?そう思うだろ、ダジェリン司教。アナタです」

「待って下さい!私に殺される意味はありません。」

「いい・いや・・あるんだ。司教の躰にCARVERZONINEがある。アポフィスを開く最後の鍵で君をセフィリアが殺す。じゃ、あ・・・」

 ブリュンは刀を持ち砦を離れる。

湖畔から桟橋を渡り空洞に出る。

宇宙の静けさや暗闇の道が広がっていた。

フェンサーは、教会のマリア像に祈っていた。

二階は広く暗い道が続き防寒具に身を包み丸まっていたツヴェルフは、ケータイでメールを見ていた。

「ケータイ?」

「そっ、そう」

 セヴェーレは、ツヴェルフの側に座り水晶から政府から連絡だ。

《政府のルーラシアだ。元気?Knghits0fDarkness諸君に電報を伝える。政府大審議委員が開かれる。法廷中の法廷だ。しかも世界がその日注目する。冥府地獄墓守元マスターの法廷だ。君達は・・・・セフィリアとクリードを倒せ。アポフィスは阻止せよ》

《ああぁ・・はいお。元マスターってだれでスカ?》

《ヴェローナ・ヴァージュニア・ロス卿です。ロス卿は元マスターつまり創始期の人間で現在と派閥争いの末追放され、ホームレスとなったわけですか。》

《よくご存じだな、ツヴェルフ。その通り》

《私も気がかりで今回だけは膨張するよ。悪魔崇拝の集団の実態が掴める。》

《へぇ~んじゃぁ、私も頑張るわ。》

 水晶から映像が消えた。

政府の地下に大審議委員がある。

元マスターロス卿は、地下牢に収監され裁きを待っていた。

ルーラシアは、若く見えるが政府の人間ではなく現在はルーラシア地区の皇だ。

「で、行く?」

「そうね。行きましょう」

 桟橋を渡ってると巨大な触手のクラーケンが襲いかかってきた。

「バルムンク、アロンディーン、狩だ!マリア十字架の力を解放してくれ!」

 光り輝き紅蓮の炎を纏う蒼紅の剣を構え、クラーケンが吠える。

触手が桟橋を壊す。

剣で一瞬にして斬った。

「閃光剣“サンライズ・ディオクレーゾラ”」

 輝きの光でクラーケンを粉々に斬り二階から差し光る先に三階がある。

「さっすが・・・神の血だ。けっ、ヴェスタニエの祭神。十字の神に誓ったモンがちだ。俺はウォーカー家の人間だが、間違いネェーよセヴェーレは、セフィリアに勝つ。まぁ、災厄の皇ガおめぇーすりゃぁ、バルムンクとアロンディーンを信じよう」

 セヴェーレは剣を構えた。

「クラーケンを斬る。俺はさぁ、次や」

 星の遺跡の三階は火山が噴き出し溶岩の地熱が広がっていた。

「メンドーくせぇ仕事だよ。」

 ウォーカーの血は人と神の半々。

三階は地熱でマグマが吹き出る。

世界は崩壊の道が迫ってきた。

セフィリアはその頃最上部のアポフィスを見ていた。

「フッ。アポフィスは星の命を消す魔法。人類ではなく宇宙外人類以外が創りし魔法。我が母の魔法。世は幸せだ・・・・母の魔法でこの世界を消してやる」

 セフィリアは佇みクリードは治療をしていた。

「いよいよ、アポフィスが始まる。御前もご苦労だ。痕は俺一人で充分。」

 最上部の六芒星が開かれる。

アポフィスはこの世界の外から宙に放たれる。

(思えば長い日だ。セフィリアは星の命を消す気だ。オレ達の世界は俺らで護る)

 セヴェーレは溶岩の道を歩いた。

三階から密かに見ていた黒衣の女性、巨大な月の杖を手にして三階から水晶でセヴェーレを見ていた。

「引き際です。ヴェスタニエ」

「シグルト・フレイア・ラーゼンゲシュタルト様。あの者がアポフィスを斬るとでも?」

「そうだな・・・・」

 レミレアと通信していた。

肩まで長い金髪で背の高いエルフの女性が言う。

黒衣のコートを着てレミレアは寝室で上半身朝日を浴びて水晶で交信していた。

「切るぞ、御前も覚悟しとくのだな」

「ああ。そんつもりよ。シグルト?ヴァルキリーのおめぇさんに任せるが万一アイツのみに問題トラブったら助けてくれ。アイツは・・・・バルムンクとアロンディーンは、持つ者に力を貸す。セフィリアと壮絶だ」

 レミレアはシャワーを浴びてスーツを着て朝食を食べて政府の応接間で待っていたのは、以外にもハーディアスだった。

更迭後間もなく復権。

ハーディアスは長い金髪で隻眼をした男が再び政府の椅子に座り世界各国のトップと会談した。

“人類は世界を護る為神に力を借りて騎士の誇りとして彼らが来る”

 ハーディアスはレミレアと十賢者を呼んだ。

三剣神も念には念を入れて配備した。

「済まないが、世界が危険に瀕している。ガブリエル戻ってくれて深く感謝する」

 頭を下げるハーディアスにガブリエルは頭を上げた。

「俺に頭を下げるな。セラフィムは?お前さんが面倒見た女だよ」

「来なさい」

 黒い法衣を来て剣を腰に差す女性こそガブリエルの孫娘セラフィムだ。

「パパ、来たのね~ヨハネ兄は?」

「ヘイーユー」

 窓から来た若い銀髪の青年こそセラフィムの兄であるヨハネである。

「EVERYONE、COME ON、Knghits0fDarknessをサポートだ」

 珍しいくらい精が出るハーディアスは父であるルーラシアも来た。

「教皇様もお出でだ」

 ディゾン・リアレスト教皇。

世界最凶最年少で約四世紀の間教皇の職に就き傍ら五賢帝・十賢者・政府庁教皇特殊武装隊特攻長・大審議委員・評議員・Knghits0fDarkness等歴任してきた。

白いベールに長い金髪でメイクはしておりハーディアスに挨拶をした。

「動くのですね。四世紀何もしてこなかったのではなく手を打ってきた。その最期の総仕上げが此処にある。」

政府の鍵を見せつけた。

髑髏の水晶の鍵だ。

誰も見たことなく政府の最大秘密の場に全員集まってきた。

「ガンダルディキアが此の地に眠る。私共がアポフィスに星を終わらして新時代の宇宙時代が来るのなら新人類がメシアによって救われるか、黙示録で世界が滅ぶか、さぁ・・・見物よ。私は、現職のヴァチカン教皇。覚えといて」

「相変わらずだ。ハッハハハハハハハハハハハハハハハ」

 政府の最深部に固く閉ざされた部屋に水晶の鍵で開けると13体のクリスタルスカルが集まってその場で時空間の移動のための新時代の準備が着々と行われてきた。

「マスター、ディゾン教皇OKだよ。アポフィスが放たれる前にコイツを星の遺跡にぶっ放す。YOUするに時空間の移動でアポフィスや星の遺跡や下手すれば、Knghits0fDarkness事別空間或は宇宙区間で消滅・・・・」

 エイボンが解析と特殊な機械の発明をしていた。

ディゾンがクリスタルの宇宙船に触れて世界の座標がCODEとして現れた。

「30987・1102・1219・0098・33666」

「え?」

 エイボンが釘を打った。

ディゾンの座標がコード入力して四つの航路と星の遺跡が繋がりクリスタルスカルが磁場を起こした。

超強力な電磁気が発生した。

「アポフィスまで残り6日。」

 懐中時計と最新式のiPhoneを見るエイボンとディゾンだった。

ガイアスも遅れながら来て報告した。

「遅れて申し訳ありません。さぁ」

 13体のクリスタルスカル・ガンダルディキア・聖誕祭・アポフィス・災厄の剣王・政府・教皇・ハーディアス・倉陵祭・ルーラシア

様々な条件はクリアーした。

いよいよ、政府において最大の儀式が始まる。

「ガイアス読んでくれ、プリーズ、プリーズ・リピート・ミー・ピーピー」

「おうよ、だが・・・・セヴェーレが最期の戦いになる前まで待機だ。」

 ガイアスは分厚い古書を手に持ち聖水に浸かるガンダルディキアの目の前に祈りを捧げひたすら待った。

 星の遺跡三階では、溶岩地域は暑さと地熱で体力を奪われる。

♪♪♪青春ノスタルジー

「え?誰だよ、MAJI、スマホ鳴ってるぞ」

「俺だよ。すまんぬ」

 フェンサーだった。

「アーヴィング元気か?後どの位で星の遺跡終われる?」

「6日ちょい」

「っしゃ、分かった。アーヴィング、セヴェーレに伝えてくれ」

「はい、かしこまりました。」

 フェンサーがガイアスと終えてセヴェーレに伝えられた。

「了解しました。」

 星の遺跡に異変を感じた。

バルムンクとアロンディーンを振りかざして暗闇を打ち消した。

星が輝くその遺跡は巨大な星そのモノの集合体。

「スゲェーヤァー湾岸スキヤー」

 バルムンクとアロンディーンは初期の騎士団の十字架がはめてある。

神と呼ぶモノから与えられし力。

セヴェーレは突き進んだ。

Knghits0fDarknessが決死の行幸に3日後。

 最上部に着いた。

第Ⅰ部 記憶(Memory)完結

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