第45話
痛みの理由は病院へ行くとレントゲンがはっきりと表してくれた。
足の骨にひびが入ったらしい。
「3ヶ月は安静にしていてね。」
ということは、長い期間ボールが蹴られないということだ。
帰り道は家の車に乗せてもらったが、窓にため息しか履けない自分自身をとても惨めに思う。
家についても、すぐにベットに横になった。
汗臭い自身の体は屁でもない。見えない未来に重たい不安が足にのしかかったようだった。あとめちゃくちゃ痛い。
メンバーのグループメッセージにこの旨を伝える。
すぐに既読がつき、心配そうな言葉やスタンプが並べられる。
悲しそうな顔を最後に病院へ急いでしまったため、連絡しなくてはと思い
3ヶ月サッカーできなくなった。
とふゆみんに送る。
自分の辛いことを共有してくれたふゆみんには自分の気持ちを伝えた。
サッカーなくなったらすることないわ。
無理にやること見つけなくてもいいんじゃない?次の試合に備えることもできるはず
確かに筋トレなどで補える部分はあるが、つまらない生活になるだろう。
ますます、私生活がだるんだるんになりそうだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます