湧水への道(ファンタジー、特撮)

仮題:湧水への道(ユウスイヘノミチ)

科学:でたらめ、やや現実よりな部分もあり

準内容(モチーフ):家族愛、中国虹竜神話、環境の変化と適応

話の流れ(内部も含む):

 過去(300年程前):

   生まれ変わりが起きる不思議な地域の山奥の村で酷い飢饉が起きる。

   多くの赤ん坊が流産した中で一人だけ女の子が産まれた。

   乳も出ないため水しか飲めないまま死亡。

   そのままでは飢餓の村人に食べられてしまうため山奥に捨てられる。

   生まれ変わって頭は二つだが人格は一つの竜になる。

   綺麗な水しか飲めずおとなしかった為山奥で生息。

 過去(290年程前):

   竜の血肉を食べれば不老不死になれるといううわさが広まり討伐隊結成。

   双頭竜も見つかりけがを負う。

   両親に自分達の子供とは知らず保護され、村の水場の水で怪我を癒す。

   正体は告げずしかし両親には会いたかった為水質の良さを理由に年に一度の提供を要求。

   一年に一度水を貰う代わりに村を守るようになる。

 過去(280年~260年程前):

   何度か少女と竜の姿で村を救った。

   本のページのようになっている特殊な岩石に伝説として記される。

   掘り出された岩の表面だけでは足りず裏面にも描かれ最終的に洞窟の壁にはめ込まれる。

   両親が死に水の提供者が居なくなったが山奥から村を見守り続ける。

 過去(10年~5年程前):

   頁岩の化石と鉱脈が見つかり炭鉱の町になる。

   山の木が少しずつ切りだされるようになる。

   それと共に水質が悪化し双頭竜が飲める水ではなくなる。

   炭鉱夫としてかつての竜の父のような男性が移住してくる。

   化石がやや掘りつくされる。

   大規模地下水脈にあたってしまった為鉱山も急速に活気が無くなる。

 現在:

   かつての竜の母のような女性が移住してくる。

   その際仙人を名乗ってまだ綺麗な山奥の水源の傍で暮らす少女の姿の竜と交流。

   この地の生まれ変わりと関係がある石が掘り出される。

   石を狙って戦闘機に乗った人物が襲来。

   縄張りを犯された事とかつての盟約により双頭竜迎撃。

   人間も味方し勝利するが双頭竜はひどい怪我を負う。

   直後から地鳴りが頻発し戦闘機の攻撃と伐採が原因で土砂崩れが起こることが判明。

   頁岩の絵から双頭竜なら止められることが判明。

   傷を治し体力を回復する為伝説どうり村の水場の水を使うが回復せず。

   水が汚れていることをようやく認める。

   騒ぎに乗じて生きていた襲撃者が石を奪って洞窟に逃げ込む。

   地下水脈ならまだ綺麗かつ量も豊富であることを男性が思い出す。

   崩れそうな坑道に入り水脈への道に入る事を嫌がる竜を励ますに役に女性と男性が立候補。

   竜は男女に両親を重ねてみたため暴れず。

   平たいトロッコを使い水場まで付く。

   石を奪った人物が地鳴りで外れて落ちてきた伝説の書かれた頁岩の下敷きになり死亡。

   回復した双頭竜により解決し山奥へと帰る。

   解決して二人きりでやってきた男女により頁岩の裏面が発見され少女の正体が分かる。

 数年後:

   石は男女の脱出の為竜が残した道の先の大水脈に捨てられる。

   町は頁岩をモチーフにした質感の竜の事が載った本を売り出すようになる。

   女性と男性は夫婦として暮らす。

   竜の少女は人の手の入っていない山に移る。

   かつて少女の住んでいた辺りには像が建てられる。

   



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