去りし男のパスワード
第7話
女性の先輩が部屋を出ていきながら他の先輩へ声をかけていく。アレお願いね、というのは仕事の内容か、それとも昼食のリサーチか。靴底がカーペットを鳴らす低い音を振りまき女性の先輩は去っていった。去り際の先輩の顔も、声をかけられた方の先輩も、穏やかな笑顔だった。
他に視線を移すと、そこでは一人が椅子に座って画面を見て、マウスを動かしている。その傍らでは男性が立っていて、デスクに片手をつきながら画面に顔を近づけていた。その二人は画面に目を向けたまま会話を交わし、時折画面を指さしたり顎に手を当てて難しい顔をしたりしている。真剣な顔つきだが、ぴりぴりしているわけではなさそうだ。
また、部屋の奥に目を移すとそこには大きなデスクで仕事をする御厨さんの姿。こちらは何故か書類に頬ずりしていた。とても満足そうな、輝いた笑顔だ。僕がそれをじっと見ていると御厨さんが話しかけてくる。
「ねえねえ、この紙一枚でもこんなに幸せなんだから、これが現ナマになるともっと幸せな気分になれると思わない?」
子供のように目を輝かせ、待ちに待ったクリスマスプレゼントをもらう時のようにはしゃいでいる彼女。ただし『現ナマ』という単語が無垢さを台無しにしている。
「いや……別に」
僕は別にキレイごとを言うつもりはないが、単純に思ったことを返す。あの紙一枚には結構な金額が記載されているのは知っているし、それが仮に自分のものになるのだったらけっこう喜ばしいことだとは思う。でも仮にそうだとしても、頬ずりして幸せを感じるか……と想像してみると、あまりそうなりそうもなかった。札束に縁がないからかもしれない。
まあ、御厨さんがお金大好きなのは分かった。
今彼女が手にしている書類には佐伯さんからの報酬が記載されている。
事件を解決したあの後、御厨さんは待ってましたとばかりに報酬の話を始めた。それは僕からすれば驚く金額だったんだけど、佐伯さんもご主人も苦い顔をしながらも支払に応じたのである。ご主人は六波羅さんの小説に怒ってしまった経緯があるので逆らえない、というような心境もあったのかもしれない。娘が無事帰ってきたという安堵も手伝っただろう。でも、それにしたってけっこうな額だなあ、と僕は心配な顔をしていた。そして帰りの車で、けっこう一回の依頼でお金かかるんですね、と言ってみた。その時御厨さんは教えてくれた。
彼女は六波羅さんが調査をしている時に、佐伯家がどれだけ支払能力があるか査定をしていたらしい。調査に協力するフリをして、真剣に金勘定していたのだそうだ。家の広さ、築年数に家具、家電などどんな物にどれだけお金をかけているかで大体の査定ができるのだとか。その基準は彼女独自のもので、企業秘密らしい。そしてそれが外れたことはないのだとか。お金に関する嗅覚なら誰にも負けない、と人目も憚らず豪語する彼女は何かオーラを持っているようだった。
そうして佐伯家ならここまで支払えるだろう、と踏んで提示したのである。絞りとるだけ絞りとるのよ、と熱く語った後に、思い出したように、でもねお金あまりなさそうな場合はそれに合わせて小額にするのよ、と言っていた。ちょっと胡散臭い。
「君も一度札束風呂を経験したらハマるかもしれないよ。試してみない?」
「いや、遠慮しときます」
「むー、なかなかこの気持ちを分かち合える同志がいないのよねえ」
御厨さんは眉をハの字にして肩をすくめた。その表情には『またかあ』というような意味が見てとれる。たぶん僕以外にも、というか所員全員に勧めてみたのだろう。結果がどうであるかは訊くまでもないと思われる。今後も同志が現れる確率は極めて低いだろう。
また、驚いたことに六波羅さんへの報酬は微々たるものだったことも付け加えておく。一番の功労者であるにも関わらず、これで良いのかと疑問だ。でも六波羅さんは全く金に執着がない。御厨さんとは逆である。だから六波羅さんとしては趣味でやっているから無報酬でも良いというのだ。御厨さんは、無賃金で働かせるとバレると嫌だから、と困った顔をしていた。そして法律ぎりぎりの最低賃金だけ払っているのである。あー本人がいらないと言っているから払いたくないのに、と愚痴をこぼしながら。
しかし六波羅さんは不思議な人だった。着物に袢纏で、しかもそれを自然に着こなして。それからウニが強烈な印象に残っている。忘れられない。結局あのウニは何だったのだろう。訊けずじまいだった。
御厨さんの背後には大きな窓が広がっていて、柔らかな陽光を取り込んでいる。外に出れば寒々とした日の光なのだろうが、室内はエアコンも効いているし柔らかく感じるものだ。その陽光の中、街は、街自体が擬人化して活動しているように感じられる。目に映るのは無骨なビルや家屋だが、その中で活動する人々を感じられるような気がするのだ。たまにビルの階段に数人が出てきて会話を交わしている姿なんかも見られたり、屋上へ業者と思われる人が上がっていったりするのを見かけたり、そんな何気ない風景からこの街で活動する無数の人々を感じるのである。
それから室内にちらほら置かれた観葉植物に目を移し、最後に手元へ。
僕は自分に割り当ててもらったデスクで資料を眺めている。アルバイト初日でやるはずだったが、初日から大変な案件に同行してしまったためできずにいた作業だ。作業というのは間違いかもしれない、勉強か。
御厨探偵事務所でこれまで扱ってきた案件は山のようにある。それらはファイリングされ、部屋の隅にあるスチール棚に収納されている。その中からてきとうにファイルを持ってきて、手当たり次第に眺めているのが今の状態。てきとうと言っても、あまり古い資料だとどうだろうと思って新しめのファイルを持ってきている。でも一番最初の案件が何であったか、とかも気になるので後で一番古いファイルを見てみるのもいいかもしれない。
抑えた話し声やたまに聞こえるカーペットを叩く足音をBGMに各案件を眺めていく。簡単そうなものから難しい……NA案件まで様々だ。
僕はNA案件に目を留めた。資料の左上の欄に『通常/NA』という印字があり、そのNAに丸がしてあるので区別が容易である。日付を見ると二カ月前のようだ。内容はというと『会社が倒産しそうなので助けてほしい』だった。意味が分からない。相談先を間違えてないか?
しかしきちんと解決した旨も記述がある。やはり六波羅さんは凄い。
それから僕はぱらぱらと資料を捲り、いつしかNA案件ばかりに目を通していた。
六波羅さんに思いを馳せる。このNA案件の数だけ、彼女は事件を解決してきたのか。あの見事なプロファイリングが盛り込まれた小説で。
彼女の姿が思い出される。佐伯邸での調査。常にしゃんとしていて背筋が伸び、冷静に物事を見極めていく。あの姿は……そう、泰然と言った方が良い。そしてご主人が怒り出しても決して動じなかった。ブレることなく真相へ導いた。芯が強い人なのだ。
そんな彼女はどのように形成されていったのか。彼女の歩んだ道にどんな世界が広がっていたのか。非常に興味が引かれるというものだ。
「また呑天ちゃんに会いたい?」
突然御厨さんが尋ねてきた。僕の内心を見透かすように。
全くその通りだ。あの推理をまた間近で見たいし、何よりも僕は六波羅さんのことが……
でも、素直に答えるのも癪だ。ということで、ごまかすことにする。
「あの推理はまた読みたいですけどNA案件にはあまり関わりたくないですね。ハードですし」
「それは困るなあ。仕事なんだしー」
御厨さんはそう言ってデスクに載っているマグカップを両手で包み、ゆっくりと回した。その行為に特に意味はなく、ペンをくるくる回すのと似たようなものだろう。
僕の発言は微妙に失態だったようだ。確かに仕事を選り好みできる立場ではない。でも、そのお陰で僕としては都合が良くなった。
「そうでした。仕事でしたね」
そう、仕事だから仕方ない……そういう風を装うことができるのは、僕にとってたいへん都合が良い。六波羅さんと会うのも、仕事上仕方ないのだ。表向きはそう言っておきたい。想いというのは大々的にアピールするより秘めておきたいタイプなのだ。
「これからはわたしだけじゃなく色んな先輩所員の助手としてバリバリ働いてほしいと思っているから、頑張ってね」
「少しでも役に立てるよう頑張ります」
六波羅さんの役に立てるように、そして認めてもらえるように頑張ろう。でも、僕が知識を付けていってもどれだけ役に立てるだろうか。佐伯さんの相談は六波羅さんが一人で解決したようなものだった。
所詮、助手は助手。もっと言えば雑用。雑用レベルを上げて果たしてどこまで六波羅さんの役に立てるかは怪しい気がする。何でも良いから推理の役に立てないだろうか。
僕は人差し指でこめかみをトントン叩く。でもその刺激で脳が劇的な閃きを起こしてくれることはなかった。
何も思いつかないなら、地道に資料を読み込むしかない。
僕は時間の経過も忘れて読み込み作業に没頭した。
スマホから電子音が鳴っている。瞼を閉じているから視界は真っ暗。でも腕を伸ばせばこの電子音の発生源へ辿り着く。最初に手が着地した所はテーブルの感触、ハズレだ。しかし小指の辺りにスマホらしき物体が触れていた。そちらへ手を這わせ、スマホを掴み、引き寄せる。そして電子音を止めた。
そのまま、丸くなってまどろむ。こうして目を閉じたまま過ごすゆったりとした時間が好きだ。こんなところで小さな幸せを感じる。もう少ししたら起きよう。もう少ししたら。もう少し……指から力が抜けていく。スマホを取り落とす。
そうしたら、またスマホが鳴り始めた。いいところで邪魔をしてくれる。誰だよ、こんな狙ったようなタイミングで鳴らす設定にしたやつ。
さきほどより強い覚醒状態になる。布団から這い出る気力を溜め、掛声と共に起床した。
一月の朝は寒い。近くに置いてあった衣類で重ね着する。一人暮らしだから見た目など微塵も気にしない。例え家族がいたとしても気にしないが。でもさすがに彼女ができたらまずいのかもしれない。いや、彼女には素の状態を見せた方が良いのか。どっちだろう。
六波羅さんはどうなのだろう。朝からあの格好なのか。
立ち止まり、取り留めのないことを考える。
着物に袢纏の彼女がここにいたとしたら、どうだろう。自分が酷くみすぼらしく見えたりしないだろうか。自分も着物に袢纏にしてみたら釣り合うだろうか。
でも、男の場合袴姿か?
和装ってよく分からない。
考えてみたけど、やっぱりそれら全てを置き去りにして朝食の用意へ向かう。
日頃なにか頭に思い浮かんでも、こんなものだ。泡のように、浮かんでは消えていく。そこから何かが生み出されたり、何かに繋がったりしていくことは少ない。まあ、発明なんていうのも殆どはボツになり、数少ないものが当たるみたいだけど。
六畳一間にユニットバス。これ以上の贅沢はできない。御厨さんみたいに札束風呂でもできれば違うんだろうけど。
でも待てよ。こういう時は札束風呂良いなって思っても、じゃあ直接やってみるかと問われた時全く興味が湧かなかったじゃないか。
結局、ユニットバスを見て大したことないですって説明するために引き合いに出す程度の存在でしかないのかもしれないな、札束風呂。あったらあったで困らないけど、何カ月分の食費になるとかそういう計算をしてしまうだろう。ウチの家庭は警官である父が厳格な教育方針で小遣いも家事手伝いの対価として貰う制度が敷かれていた。中学時代までは友達との差を見て父に反抗したが、よそはよそ、ウチはウチという口癖で諭され続けて最後は慣れた。洗脳に近い。よって貰った小遣いも労働で得た意識が強く計画的に使おうと思うようになったのだ。
冷蔵庫から牛乳を取り出して、食卓に置く。食卓にはフレークの箱が置いてあり、皿にそれをざらざらと入れた。それから牛乳を注ぐ。
何も音が無いのもつまらないので、ラジオのスイッチを入れた。朝の番組は割とニュースを読み上げてくれる。小型のラジオは親からもらったものだ。母が基本的にラジオをずっとつけているので、小学校の時から自然と耳に入ってきていた。まあ、周囲にラジオを聴いている子はそうそういなかったので話のネタにできず、小学校から中学校辺りまではそこまで興味を持たなかったが。高校に上がってからは話のネタになるかどうかを気にしなくなり、自然に耳に入ってくる中で好きな番組とかができてきた。趣味を他人に合わせるより、自分だけの楽しみというのも良いなと心境の変化があった。それからはラジオが生活の一部になっている。
ラジオのパーソナリティも、朝は気持ちよく、かつうるさすぎず、みたいに聴いている側に配慮しなければならないだろうから大変だなと思う。しかも、朝の放送のために深夜に起きないといけないんだろう。生活が不規則になって体調管理が難しそうだ。とはいえ、僕が心配することでもないか。
なんとはなしにニュースやリクエスト曲が流れるのを聴きながら、食べ始める。それから、そうだ飲物、と思って冷蔵庫へ。オレンジジュースを取り出す。ああ、ここで牛乳しまえばよかったのに、と手ぶらで冷蔵庫へ向かった自分を戒める。この戒めはほぼ毎日しているが効果はない。溜息をついてオレンジジュースを持ち、戻る。
「あ、やっぱり袢纏は買ってもいいな」
唐突に僕は呟いた。『自分も着物に袢纏にしてみたら釣り合うだろうか』なんて考えていたのは少し前だったが、今更そんなことを思いつく。思考は突然過去に繋がるものだ。
袢纏を羽織るのはいいかもしれない。寒い時期には合っている。
どこで売っているんだろうか。デパートへ行けばとりあえずどこかしらには置いてあるか。
心にメモ。どこかのタイミングで袢纏を買う。
忘れてしまいそうな気もするけど、切実でもないからその時はその時だ。
食事を済ませ、時計を見る。
そろそろ大学に行くか。
アルバイトを始めてから日数が経ち、大学が始まった。
大学に入ってからは抜け殻みたいになっていたけど、アルバイトのお陰で大学生活にも張りが出てきた。やはり何か目標を持った時には全体的にプラスに働くらしい。
準備をして家を出る。今日も良い天気だ。そして凄く寒い。マフラーを引き上げて顔を覆う面積を少しでも広げる。少し歩けばまた下がってくる。またマフラーを引き上げる。首を縮こまらせながら最寄り駅へ向かう。
家を出て少しの間はぽつんと一人だが、少しすると同じ場所を目指していると思われる男性と合流する。これから会社へ向かうのだろうか。もう少し歩くと女性と合流。自転車で追い抜いていく男性もいた。そうやって駅に近づくにつれ少しずつ同じ道を歩く人が増えていく。その光景を見ていると、自分が一人だけじゃないと思えて安心した。朝っぱらから電車に乗ってどこかへ向かうのは自分だけじゃない、と。
駅の前では男女の別れ際に遭遇した。男性が自転車で来ていて女性はこれから駅に入っていこうとしているようだった。ずっと一緒だからね、などと誓い合っている。それを横目に僕はケッと心で悪態をついた。嫉妬も当然ある。けれど個人的なトラウマもあった。
『ずっと一緒だからね』
過去仲良くなった女の子の声がリフレインする。その時は互いに手を繋いで花火を観ていたんだ。それから肩を寄せ合って、暗い中見つめあった。
絆は確かなものだと思っていた。しかしそう思っていたのは僕だけだった。
『はあ? 何それ? ずっと一緒なんてあたし言ってないよ』
最後はこんな言い草に変貌を遂げてしまうんだもんなあ。その時はもう少しで春という肌寒い日だった。心も寒風にさらされた。彼女の迷惑そうな顔と僕の裏切られた気持ちが思い出される。そりゃあ冷めるよ。絆なんて信じられない……人は簡単に、あっさりと、絆を忘れてしまう。だから期待しない。
電車に乗って三十分。大学の最寄り駅に到着。降りる客は自分と同年代と思しき人が多い。
歩いて大学へ向かい、それなりに立派な校舎が見えてきた。受験する時は、高校とは違いあそこにもっと大人な世界が広がっているのではないか、という幻想を抱いていた。壮観な眺めに胸を熱くしたりもしていたものだった。
朝一番に受ける講義は何だったか。歩きながら思い出し、それが行われる部屋へ向かう。教壇から扇状に長机の広がる講義室に入った。教壇から遠くなるほど高低差で高くなっており、教壇はステージみたいである。既に講師は教壇の近くに荷物を置き、準備に入っていた。
ほぼ受講者で満席となり、講義が始まる。
講師がマイクを使うところは高校と違うかもしれない。身振り手振りもそれなりにあり、聴いてもらえるよう見てもらえるよう努力しているところも違うかもしれない。でも高校時代であっても、塾の講師はこれぐらいやっていた。
講義が終わると、ぞろぞろと人の波が出口へ流れていく。僕はまだ座ったままで、波が引くまでは動かない。
隣に座る男子が声をかけてきた。
「なあ、君は今一人暮らしだっけ?」
眼鏡の好青年で、
「そうだよ」
「俺、実家から通ってるんだけどさあ、俺も一人暮らししたくなっちゃったよ。姉貴がいるんだけどうるせえの。彼氏と付き合って一年になるんだけど向こうが付き合った記念日を覚えてなくてキレたらケンカになったとかで」
「へえ、そんなことでケンカになるの?」
「そう思うだろ? だから俺もそう言ったんだよ。そんなことでキレるなよって。そうしたらそこで姉貴がキレちゃってさあ何故か俺が説教くらった。正座で恋愛とは何かとかいう講義を聞かされてさあ参ったよ。だから君も気を付けなよ、付き合った記念日はメモしておいた方が良い」
医杉はよく口が回り、表情もよく動く。彼が隣にいると会話で困ることがない。どちらかというと僕と専属で友達、というよりみんなの友達というタイプだ。
「そうか……」
「要らぬケンカを避けるためだ」
「勉強になるね」
「どうせだったら姉より妹が欲しかったよ。姉や妹はいるの?」
「いや、特には」
そんな僕だから、姉でも妹でもどっちでもいいから欲しいところである。人は無いものに魅力を感じるものらしい。
「まあ姉はいたら面倒なだけだから損だよ。妹が良いね。ああでも、殆どの妹持ちはいたらいたで幻滅するだけだって言ってるしなあ。俺からすれば自慢にしか聞こえないんだけど、殆どのやつが口を揃えて言っている以上は……そうなのかねえ?」
「どうなんだろうね」
てきとうに流すための言葉でなく、本当にどうなんだろうと思った。姉も妹もいない以上全く分からない。
まあ、とりあえず彼女ができたらこの情報は役に立つだろう。彼女ができれば、だが。
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