応援コメント

第12話 王国騎士団・予備団員ダタッツ」への応援コメント


  • 編集済

    一章の範囲としては王道も王道な勧善懲悪ストーリーでしたね。虐げられる敗戦国、そこに訪れる流浪の旅人は帝国勇者であり、比類なき実力で姫や国民を圧政から救う……。しかし王国からすれば恐怖の対象であり、単なるヒーローとしてチヤホヤされて終わらない部分に、作品としての個性や『厚み』が生まれているのだなと思います。
    やはり現状の10倍くらいは評価されるべきだったと思います。それくらいの密度と面白さです。

    ただ『Web小説』という観点で見ると、1エピソードの長さ・文章量がちょっと多いのと、「タイトルやあらすじの時点で興味を惹かれる」「その発想はなかった」「流行を敏感に感じ取って乗りこなしている」みたいなキャッチーさが少ないという部分で、ポイントや読者数・PV数が伸び悩んだのかなとも感じます。

    しかし作風や設定を安易なものにすると本作の魅力は削がれてしまうので、そこはダタッツ剣風がどうこうと言うより、『Web小説』というジャンルそのものの難しさですね。
    どうすれば作品の面白さと多数のファンを同時に獲得できるか、それは自分も未だに分からない……。

    作者からの返信

     応援ありがとうございます! 現状の10倍……そこまで本作を評価して頂けるとは、感無量であります。この第1章は勧善懲悪ものとしての王道をなぞりつつ、帝国勇者というダタッツの過去についても追及していく……という、本シリーズの「基本」を固めるエピソードでもありました。
     ただ及川先生の仰る通り、「タイトルやあらすじの時点で興味を惹かれる」「その発想はなかった」みたいなキャッチーさやインパクトに欠けていたのも事実なのだと受け止めております。そこをクリアしてヒットに辿り着くにはどうしたら良いのか……というのは、全てのWeb作家にとっての永遠の命題なのでしょうね……(ノД`)