【人物・能力設定】デニング公爵家(20191022更新)

※実験的に最新話前に記載します。随時更新。


◆デニング公爵家

 騎士国家に公爵家有りと諸各国に謳われる程の大貴族。

 騎士国家ダリスにおける軍事の一切を司り、一部軍人からの忠誠心は王室を凌ぐ。

 民の安全を最優先するため民衆の支持は高いが、王族のために存在する王室騎士団ロイヤルナイツとは反りが合わない。


 公爵家に生まれついた人間、直系と呼ばれる彼らは専属従者を一人つけ、二人一組で行動する。従者の選定は自由、専属となった従者には、平民であろうと並みの貴族を凌ぐ権力が与えられる。

 そんな公爵家において、戦場に出ない人間はゴミ同然の扱いを受け、落伍者の烙印を押される。


★スロウ・デニング

 デニング公爵家の三男にして、落伍者の烙印を押された者。

クルッシュ魔法学園の第二学園生徒。


 幼少時は公爵家の未来を担う風の神童として将来を渇望されていたが、シャーロットとの出会いにより生きる目的の方針転換を図る。


 自堕落オークとしての自分を演出し、周囲からの期待は低下、デニング公爵家に生まれついた人間としては失格の烙印を押され、一般的な貴族と同様にクルッシュ魔法学園送りとなる。

 魔法学園では公爵家の落ちこぼれとして、やりたい放題の毎日を送っていたが、アニメ知識の取得によって自身の悲惨な未来を認識。


 シャーロットと共に生きるため、新たな人生設計を模索。

 まずは、ドストル帝国との泥沼戦争を避けるべく行動を開始した。

 クルッシュ魔法学園に潜んでいたノーフェイスの打倒、ヒュージャック横断、迷宮都市での三銃士撃退により、ドストル帝国の南下政策に大きな影響を与える。

 騎士国家内部では風の神童の帰還として騒がれているが、諸外国では未だ懐疑的である。


 また、本人は公爵家に戻る気はゼロであり、次期公爵を目指すつもりもない。


■戦闘能力:A〜S+(A:単独での迷宮攻略も可能〜 S+:種を超えた力)

 アニメ知識が通用する相手であること、かつ十分な準備期間を与えれば、敵はいない。大精霊クラスには、本人も勝利するビジョンが未だ思い浮かばない。

■諸外国からの戦闘能力評価:A(A:単独での迷宮攻略も可能)

 大陸南方では珍しい龍殺しの偉業を達成し、しかし諸外国ではくたばり掛けの老いぼれ龍を偶然殺した程度の評価。

 未だ、堕ちた風の神童としての評価が定着している。


★シャーロット

 公爵家三男スロウ・デニングの従者。

 その正体は祖国ヒュージャック滅亡の際、脱出に成功し、公爵領地に逃げ込んだ王女様。

 逃げ込んだ公爵領地で、シャーロットの正体に気付いたスロウによって風の大精霊と共に保護される。


 いち早くその正体に気付いたスロウはシャーロットを目の届く場所に置くため従者とするが、いつの間にかスロウはシャーロットのことを好きになっていた。


 スロウが堕ちた風の神童になってからも従者として甲斐甲斐しく世話を焼いていた。

 クルッシュ魔法学園にも従者としてついて行き、アニメ知識を得たスロウの変貌を一番間近で見ている苦労人。


 幼い頃からずっとスロウと一緒にいるので、側にいることが当たり前。

 スロウの告白を受け入れたが、スロウがこのまま人気者になってモテモテになったらどうしようとヤキモキしている年頃の女の子。


 ヒュージャック横断や迷宮都市での経験を経て光の魔法に目覚め、現在はデニング公爵家にて魔法の特訓中。


■戦闘能力:F(F:見習い冒険者クラス)

 公爵家にて基本的な戦闘訓練は受けているが、スロウの配慮によって実践は皆無である。サバイバル能力に秀でており、食べられるものなら何でも口に運ぶ度胸あり。

 風の大精霊が力を貸した場合、彼女は一時的に無敵に近い力を得る、かも。


■諸外国からの戦闘能力評価:不明

 知名度は皆無である。


★サンサ・デニング

 公爵家直系に生まれた女性。

 黒髪長身のクールビューティであり、公爵家長女として戦場に立ち続け、既に将軍の位に到達している。

 長女として皆の模範となるべしと公爵家の理念を叩き込まれ、齢十にして一兵卒から戦場を渡り歩いた。そのため、騎士国家の兵士からは全幅の信頼を浴び、サンサ・デニングの命令であれば死を厭わない軍人も多い。

 次期、公爵家当主筆頭候補の一人にして、スロウ・デニングの姉に当たり、シューヤ・ニュケルン憧れの人でもある。


■戦闘能力:A(A:単独での迷宮攻略も可能)

 風、水、光の魔法属性を操る三重の魔法使い。公爵家直系として非の打ち所がないバランスの高さが特徴。秀でた能力が無いことに悩む時期もあったが、特別な力を持つ専属従者を得たことにより飛躍する。

 水の魔法を用いた広範囲ヒールを得意とし、かつては公爵家年一のイベントに平民と共に参加したシューヤを癒したことがある。

 

■諸外国からの戦闘能力評価:A(A:単独での迷宮攻略も可能)

 あの公爵家直系にしては人当たりもよく、話の分かる人物だと高評価。また、その美貌ゆえに諸国有力者との縁談の話が非常に多い。


★コクトウ

未公開


★バルデロイ・デニング

未公開


★エイジ・デニング

未公開

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