第6話 新たな傷

今回はナオキがカイトの家に泊まって翌日のお話です。


カーテンの隙間から朝日が差し込む 静かな部屋の中に目覚まし時計のジリリリリリッっというベルの音が鳴り響いた。

ナオキ「ん〜、もう朝か〜。眠てぇ」

ナオキはそう言いながらもおきてリビングへと向かいました。 そこには既に起きてきたカイトとカイトの兄がいました。

カイト「お!ナオキおはよ! よく寝れたか?」

ナオキ「おはようございます! 寝れました!」

カイト兄「ナオキおはよー」

そうして挨拶も終わり、3人は朝食を食べ始め

カイトの兄は仕事へ行き カイトとナオキの2人学校へと向かいました。

学校では相変わらず寝てばかりで休み時間になれば売店へ行きパンなどジュースを買い 友達と屋上でサボリ食べ終われば寝て放課後には学校から いつもの場所(たまり場)へ行き

仲間達と話たり遊んだりした後 カイトと家に帰ると言うそんな平和な日々を過ごしていました。 ですが時には喧嘩もすることがあります


カイト「ナオキ、今日は俺少し用事があって出掛けなあかんねんやけど、最近物騒やから心配でさ、ミカの付き添いしてくれへんか?」

ナオキ「はい?いいですけど、付き添いってどうすればいいですか?」

カイト「まぁ、外に出る時に護衛として側に付き添ってやってくれ」

ナオキ「了解しました!」

そうして話しが終わると ガチャっという扉の開く音がしました。 そこには息を切らしたミカの姿がありました。2人は 何かいつもと違うと感じました。

カイト「ミカ!どうした!」

ミカ「大変やカイト!あいつらにここ見つけられた!すぐそこまで来てる!」

カイト「は!? なんでや!? あいつらに見つかったんか!?」

ナオキ「兄さん、あいつらってだれですか?」

カイト「隣の地域の奴らで俺が少し前に喧嘩して俺に負けたヤツらや」

ナオキ「ここで暴れられるのは不味いですよね!? とりあえずミカさん!その人たちの外見教えてください!」

カイト「ナオキ!何する気や!」

ミカ「皆 パーカー着てるわ!」

ナオキ「兄さんすいません!俺も心当たりあるんでこの件は俺が何とかします!」

そういって、外に出て少しするとパーカーの集団を見つけました。

ナオキ「おい!お前ら待てや!」

パーカー集団の1人「なんや? あ?お前あん時の、まぁいいわ 今はお前に構ってる暇はない」

ナオキ「逃げんのかよザコが 俺すら倒され変ヤツがカイトさんを倒せるわけないやろw」

パーカー集団の1人「言ってくれるやんけ!

なら、お望み通りお前からやったるわ!」

ナオキ「ここじゃ目立つし場所が悪い ついて来い!」

そうして、少し走り人気の少ない裏路地へと行きました。

そして、喧嘩が始まりどれくらいの時間が立ったのか分からないくらい、長く続き、終盤で悲劇が起こりました。

ナオキ「後はお前ら2人だけやなぁ」

そして、殴りかかろうとした時1人がナイフを出しもう1人がナオキを取り押さえようとしています。そうして、1人がナオキを取り押さえた時にもう1人がナイフでナオキのこよ腹を刺しました。


次は刺された後から話を勧めていきます

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