　軽量化の続きでご説明いたします。車の掃除が車を重たくしない重要な要素を秘めていることについてです。

　車の掃除と聞いて何を思い浮かべたでしょうか？　室内清掃やボディ洗い、読者の皆さま方が思い浮かべたのはさまざまあると思います。ここで言う掃除とは、外側も内側も共に指す言葉となります。まずは内側から。

・室内(内側)の掃除について

　室内掃除であれば、想像が付くかと思います。単純に室内の汚れのことです。掃除機を掛けることを思い浮かべてください。掃除機を掛ける時に退（ど）かそうと思った全ての物が車から下ろせる可能性のあるものです。何が不要で何が必要かを判断し、車から下ろすのも新車の時より重たくしない秘訣です。

・外装(外側)の掃除について

　これはあまり思い付かない方も見えますが、車の外側に着いた泥や砂を落とすことで車を軽くする事ができます。特に後ろのタイヤの内側には、泥が付着する事が多く重くなります。フロントであれば、ハンドルを切ることができるため、雨の日にまんべんなく水しぶきを飛ばし、自然と洗うことができます。しかし、リアタイヤは舵が効きません。泥が溜まる一方となります。また、泥よけの辺りに石や砂利、砂が溜まっている車もよく見ます。それらを綺麗に落とすことにより、車を軽くする事が可能です。また、泥や砂は水分を含みやすく、乾きにくいという特徴があります。車を大切にされる方は、錆を防ぐためにも綺麗にされているかたも見えます。

　軽量化と言うよりも、車を重たくしない。また、錆から車を守るたまにも車の掃除をされるといいのではないでしょうか？