【追記】燃費を向上させるコツ(車両編)レーダー式クルーズコントロールシステム

 また、まれにレーダー式クルーズコントロールシステムを搭載されている車があります。自動車メーカーによって呼び名が違うこともありますが、おおむね同じようなシステムです。こちらのシステムを利用して車間距離を減らそうとする方も見えますが、危険なのでおすすめは出来ません。あくまで知識として紹介をさせて頂きます。


 まずはレーダーの名の付かないシンプルなクルーズコントロールシステムについて紹介していきます。クルーズコントロールシステムとは、ドライバーが任意に設定した速度でドライバーがアクセルを踏まなくとも走らせることのできる半自動運転技術です。しかし、前方に障害物があれば、ドライバー本人がブレーキを踏む。また、カーブが来るようならハンドルを切る必要があります。


 そして、レーダ式クルーズコントロールとは、前方へ、レーダーを照射し障害物の有無を確認しながら走行するシステムです。前方に遅い車がいるようならレーダーで感知し、自動で減速し、前方の車との距離を保とうとするシステムが追加されたものと考えたらいいでしょう。


 そして、このレーダー式クルーズコントロールシステムの多くには車間距離を調整する機能があります。前車との距離が『長い』『普通』『短い』のように段階を選べるようになっています。この中の『短い』を選べば、ドライバーが普段運転するより車間距離を詰めて自動走行ができます。距離で言えば約30mほどだそうです。


 一般的に車間距離はNEXCOでは時速100Km/hでは100mの車間距離を、時速80km/hでは80m必要だと記載されています。そう考えれば、レーダー式クルーズコントロールシステムが如何いかに車間距離を縮められるのかが分かると思います。


 しかし、レーダー式クルーズコントロールシステムも万能ではありません。車間距離を確実に取り、安全運転に心がけましょう。



 また、車間距離が短いことにより、最近話題のあおり運転に思われることもあります。交通トラブルの原因の一つに成りうることを考慮する必要もあります。

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