燃費を向上させるコツ(電装編)充電制御式車

 充電制御式機能搭載車。読者の皆さんは聞いたことはあるでしょうか? あまり耳慣れない言葉ではありますが、現在販売されている車の多くが搭載している機能です。


 先ほどの説明に、充電するには発電機を回さなければならないとお話したと思います。発電中とは自転車で言うところのライトを点灯させている時です。自転車のライトを使うとペダルが重たく感じられるはずです。その発電のタイミングを制御するのが、この充電制御になります。


 自転車で言うところの、上り坂や、加速時には発電を行わず、下り坂やブレーキの時に発電すると言う意味です。そうすれば上り坂の大変な時にペダルが重たくならないと思いませんか? そう言った発電方法を行うのが現在販売されている多くの車の主流なのです。


 車での話をしましょう。従来の車はいつでも発電を行っていました。車が使う分の電気を常に作り続けていたのです。制御と言えば、電気を多く使う時は発電量を増やす等のみでした。しかし、それでは無駄が多かったのです。


 この充電制御式の車の場合は、先ほども言いましたが上り坂や加速時に発電をしないように制御します。その間はバッテリーで補うのです。その代わりにブレーキを掛ける時など、運動エネルギーを捨てる時に従来より多くの発電を行います。どうせ捨てるエネルギーです。電気に変えてバッテリーに貯めよう、という考えなのです。

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