燃費を向上させるコツ(電装編)電気を使用する物とは

 先ほど説明した、発電量が増えれば発電機が重くなり燃費が悪化するの続きです。


 極端な話をすれば、電気を一切使わなければ、発電する必要はないということです。そうすれば発電機が重たくならない。それが燃費向上に繋がります。


 しかし、そんな簡単な話ではないのです。夜になればライトを点灯させますし、雨が降ればワイパーを使用する。安全装置のほとんどが電気を使います。安全、快適に車を使用するために電気は欠かせないのです。


 そして、安全、快適装置を停止したところで電気の使用量は0とはなりません。エンジンを動かすのにも電気は使います。現実的に言えば、電気を使わないで走るなど無理なのです。


 では、電気を使用する物の種類を一例であげたいと思います。


 エンジン

・スターターモーター。エンジンを始動させる時に使用するモーター

・エンジンコンピューター。エンジンを制御するコンピューター

・スパークプラグ。エンジンに火花を出す部品


 オートマチック

・オートマチックコンピューター。オートマチックを制御するコンピューター


 ブレーキ

・ABSコンピューター。ABSを制御するコンピューター


 ハンドル

・電動パワーステアリング。電気の力でハンドルを軽くする(電動タイプのパワーステアリング搭載車両)


 エアコン

・ブロワファン。エアコンの風を出す装置

・エアコンコンプレッサー。エアコンのガスを循環させる装置(電動タイプ)


 快適、安全装置

・ライト。夜間走行するためのライト

・ワイパー。雨天走行するためのワイパー

・カーナビ。車の案内、CDやラジオを流す装置


 電気を使う装置をいろいろと書いてみましたが、キリがありません。それほどまでに電気を使う装置が多いのです。

 

 そのため、車に発電機がないなど考えられないことなのです。しかし、電気の使用状況によっては発電機を休ませることも可能です。いつでも発電機は発電している訳ではないのです。


 電気の使用を改め、燃費改善に努めていきましょう。

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