燃費を向上させるコツ(車両編)動力損失 4WD導入
雪国などでは大活躍な四輪駆動車。4WD、またはAWDと呼ばれる駆動方式があります。この駆動方式は燃費が悪いと言われます。ではなぜなのでしょうか?
4WDとは、four-wheel driveの略で、四輪駆動そのままの意味です。またAWDとは、All-wheel driveのことで全輪駆動車、すべてのタイヤが駆動するという意味となります。そのため、四輪の車の場合であれば、四輪駆動も全輪駆動も同じ意味になるのです。
では、なぜ、この4WDの車が燃費が悪くなるのかを説明します。簡単にいうとタイヤ以外の部分での転がり抵抗が2WDの車と比べ悪く、動力伝達の損失(エンジンの力がタイヤまで伝わるまでの損失)が2WDの車に比べて大きいからだということです。
車はエンジンからタイヤまでの間に多くの装置を介して伝えられます。単純に考えれば伝言ゲームだと思えば良いでしょう。伝言する人数が増えれば増えるほどロスが生まれるのです。始めに言ったことが最後まで全て伝わらないのです。
では、実際にはどれだけの部品が介されているのでしょうか? 簡単に説明させていただきます。
2WD(FF)の場合
エンジン→トランスミッション→ドライブシャフト→前輪タイヤ
4WDの場合
エンジン→トランスミッション→トランスファ→ドライブシャフト→前輪タイヤ
↓
プロペラシャフト→ディファレンシャルギヤ→ドライブシャフト→後輪タイヤ
このように4WDでは装置が複雑となり伝達ロスが大きいのです。これは一例であるためすべてがこのようになっているとは言えませんが参考までにしていただきたいと思います。
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