2-8「探し求めた情報」その3



 事実を受け止める覚悟なんてもんはとっくの昔に出来ていた。

 八年前の事件以降、今日に至るまで二人の現在を知ることに何ら迷いなんかもなかった。

 だからこうして俺は、〈時勢の使徒ヘルメス〉という怪しい組織に足を踏み入れてまで情報をもらいに来ている。


 あいつらが何処でなにしているのか、元気にやっているのかを知るために。


 だが、あくまでこれは俺の都合の良い希望、妄想でしかない。

 当然、二人が死んでいる可能性だってあり得る。

 寧ろそっちの可能性の方が高い筈だ。

 それを今まで一度も考えてこなかったわけじゃない。


 それでも――。

 どうしても、二人が何処かで生きていることを願っている自分がいた。


 だからだろう、おっさんからとき、こんなにも酷く胸がざわついたのは。

 そして気付かされた。所詮、俺の覚悟なんてものは〝つもり〟でしかなかったことを。




 ***


 

 ふと天窓に目を向けると、さっきまで差し込んでいたはずの一条の陽光がいつの間にか無数の星が放つほのかな明かりへと移り変わっている。

 ……どうやら、時間の流れを忘れるほど長く話し込んでたらしい。

 完全な日没までには情報を得てここを去ろうと考えていたんだがな。完全に計画倒れだ。

 誰に言うでもなく心の内で嘆くと、俺は椅子から腰を上げた。


「お、もう行くのか?」


 口に含んだ葉巻の煙をたっぷりと吐き出しつつ、おっさんが俺に尋ねてくる。


「あぁ、おっさんからこれ以上の情報は得られなさそうだしな。それにさっさとこの陰気で埃臭い部屋から出ていきたいんでね」


「人の店に対して全く酷いお言葉だ。店主がいる前で言う台詞じゃないぜ、青年?」


「店って……絶対に人が立ち寄らない場所に構えててよく言うぜ。おまけに扉だってご丁寧に隠してあったじゃねぇか。情報屋であることの隠れ蓑として雑貨屋を名乗ってるだけで商品を売る気なんて更々ないんだろ?」


「いやいや、確かに隠れ蓑にしてるのは事実だが、ちゃんと雑貨屋としての運用もしてるさ。現に商品をそこの長卓に並ばせてあるだろ? まぁ、お前さんはなじってくれてたけどな」


 俺は顔を顰めた。

 一体どこからが本気でどこまでが冗談なんだか、読めないおっさんだ。

 もし仮にそうだとすれば、いち商人の息子だったとして「商品を置いてる場所で葉巻を吸うな」とか「埃の多い場所に装飾品を置くな。せめて布に包むなり木箱に入れるなりして保存しろ」とか色々と言ってやりたい。

 だが、言い出したらきりがなさそうなので「そういう事にしておくよ」と無条件に納得しておく。どうせ聞きやしないだろうしな。

 そうして最後に俺は、これ以上付き合い切れないなといった具合で肩を竦めては踵を返した。


「ところで」


 なのにこのおっさんは、立ち去ろうとする俺の背中に向けて声を飛ばす。


「なんだよ、これ以上無駄なお喋りをするつもりはねぇぞ」


 仕方なく俺も肩越しから受け答えた。

 恐らく皮肉のお返しにとびっきりの皮肉を送り返してくるつもりなんだろうと勘繰った俺は身構える。


「悪かったな、あまり明確な情報をくれてやれなくって」


 しかし予想とは裏腹に、その口からいて出てきたのは謝罪だ。

 思わず何の冗談かと眉を顰め体ごと振り返るが、いかにも不健康な毎日を送っておりますといった顔に似つかわしくない真摯さを浮かばせていることから、戯れに言っているわけじゃないことが伝わった。

 去り際の非難の応酬を覚悟していた俺としては些か肩透かしを食らった気分だ。

 適当にあしらってやろうと待ち構えてたのは俺の筈なのに、だ。


「……全くだ。おかげでじゃねぇか」


 なんだか調子を狂わされた俺は、謝罪に対し茶化しを入れるのは筋違いだろうと考え柄にもなく真面目に取り合った。

 正直、本人が言うように語られた情報の多くは曖昧で――特に一番肝心な所の情報が抜けている――断定された情報は少ない。国一の情報屋と豪語していたぶん期待外れは否めなく、本来なら百の言葉を用いて罵詈雑言を浴びせてやってもいいぐらいなんだが。

 そうしないのは、情報自体が曖昧なまま途切れてしまい情報屋が先を探ろうとも出来ないという事実もまた知っているからだ。結末が描かれず半端に終えた物語を読んだところで、読者は描かれるはずだった結末を語ることは出来ない。出来るのは作者のみ。しかし作者が語らず描かず死んでしまえば真実は闇の中。つまり、俺の求めた情報も本人あるいは事の顛末を見届けた者がいなければ情報屋は全てを把握できず俺の所まで回ってくることはないってことだ。


 そして俺の場合――今回、情報が曖昧であったことが同時に希望でもあった。


「そうかい……なら良かったよ」


 察したおっさんが目を瞑り、口元を綻ばせては笑う。


「まぁ、それでも情報屋として客に満足のいく情報を提供出来なかったのは俺自身が許せないんんでね。こいつはその詫びとして聞いて欲しんだが――今や廃都となったオルドルに八年前の事件の生存者がいる。それも〝騎士学校の元・教官〟だ。会いに行ってみる価値はあるかもな?」


 突然の朗報に俺は、驚愕のあまり絶句した。

 騎士学校の教官と一口に言っても大多数の中の誰を指しているのか、そもそもおっさんの口振りでは一人なのか複数なのかわからないが、それでも真っ先に思い浮かんだのはアルドル教官だ。


「その生存者もしかして――」


「おっと、悪いが名前については答えられねぇ。例え金を積まれてもな」


「ッ……そういうことか、わかったよ」


 名前を出すより先に釘を刺され逡巡するが、意図を理解した俺は追及せず大人しく退き下がった。

 情報のやり取りを生業とする者が金を積まれても教えないとなると、本人に口止めされているって事だろう。てことは時勢の使徒ヘルメスの関係者ってことにもなる。しかも客側ではなく、きっとおっさんと同じ提供側だ。口を割るわけがない。

 と思ったが、居場所を教えてくれるなら名前を出しても変わらないだろうとも気付いた。

 そこはかとなくおっさんの意地の悪さが窺える。

 ……まぁ、直接会えってことなんだろう。本当、回りくどい性格してやがる。


「じゃあ、そろそろ――」


「あともう一つ伝えたいことがある」


「…………」


 いい加減に辟易してきた俺は「なんだ?」と発することもなく、顔で返事をした。


「帰るなら来た道戻るより、こっちから出た方が早く通りに出られるぜ?」


 にやつきながらおっさんが、親指で部屋の右奥を指す。

 薄暗い闇の中、俺は目を凝らした。

 指差された場所には何の変哲もない縦長の木棚がある。

 嫌な予感がした。

 似たような木棚はおっさんの背後にも幾つか並んでいるが、間を空けてポツンと置かれたそれは明らかに不自然だ。

 細かいことを言えば、背後に並ぶ木棚には資料とおぼしき羊皮紙の束が所狭しと詰まっているのに、あの木棚だけは物一つ紙一枚置かれていない。

 とどのつまり木棚の役目を果たしていない。

 俺は額に手を当て苦笑した。


「おっさん、あんた扉を隠すのが趣味なのか?」


「よっこいせぇ」


 俺の問いに答えず、おっさん臭く立ち上がるおっさんはそのまま木棚の前まで歩を進めると、ひょいと木棚を持ち上げては横にずらした。

 案の定、裏から扉が現れる。


「別に趣味じゃないさ。ただ、こういう生業をしていると隠し扉ってのは色々と便利なんよ」


「便利、ねぇ」


 どうせろくな理由じゃねぇだろうなと、確信をもって思えるのはこのおっさんの人徳によるものだろう。

 そう決めつけると、俺はおっさんを尻目に扉の前に立ち、さっさとここからおさらばしようと無警戒に取っ手を引いた。

 ガコッという建付けの悪さを示しながら扉が開く。

 同時に淡い橙色の灯りがなだれ込み、その先の空間が目の前に広がった。


 俺はつい、「はっ……」と笑ってしまう。


 なんで笑ったか? それは、今いる陰気な雑貨屋とはまるで真逆の装いをしたが目の前に現れたからだ。

 なにが真逆なのか? それはもう雰囲気から何から何まで違うんだが、分かりやすいように目に見える所から挙げていくならばだ。

 まず――向かって正面の壁には色硝子によって多彩な模様が描かれた硝子窓が二窓大きく拵えられていて、店の品位を非常によくしている。申し訳程度の天窓とはわけが違う。

 次に長卓や壁棚は段違いに並べられ、その上に敢えて雑多に陳列された種々しゅしゅ色とりどりの雑貨は遠目で見てもどれも質が良い。値段も手ごろな物ばかりだ。高級品だが、埃を被っていればくすみも酷い装飾品とは比べるまでもない。

 極めつけは、あちこちに配置された燭台や吊るされた角灯ランタン。これらは陽が沈んだ後の店内を明るく照らすだけじゃなく、商品をより魅力的に輝かせ、店全体を情緒よく洒落た雰囲気に仕上げている。蠟燭一本の火と星明りのみで灯りを保っているこの部屋とは雲泥の差だ。


 と、ざっと挙げるだけでこれだけの違いがある。扉一枚向こう側ってだけでだ。

 おかしくて笑っちまうだろ、ふつう? 

 なにより、信じたくはないがこの洒落た店もおっさんが経営していると思うと、さらにおかしくなってくる。あまりにもおっさんの方が不釣合い過ぎて笑えてくる。


「なにがそんなにおかしいんだよ、青年?」


 横合いでそんな俺の様子を窺っていたおっさんがすかさずツッコんできた。


「いや、別に? ただあんたの言う通り、確かに雑貨屋としても運用してるんだなって感心しただけだよ」


「本当かぁ? どうせ、この雑貨屋の店主が俺で似合わねぇなとか考えてたんじゃねぇのか?」


 図星だが俺は「さぁ、どうだかな?」と言って誤魔化し、洒落た雑貨屋の方へと足を踏み入れた。

 ところで、右の目の端で何やら蠢くものを捉えた。反射的に顔を向ける。すると――。


「よいっしょー!」


 明るい声音と共に元気よく何かが立ち上がった。

 何かというか、こちらからじゃあ後ろ姿しか見えないが、そいつが俺よりいくつか年下の少女ってのはハッキリと分かった。


「よし、我ながら完璧な配置! これならも明日にはお客さんの元へと旅立ってくれるはず!」


 少女は俺に気付くことなく腰に手を当て、この子達と表した商品を眺めては楽しげに頷く。

 その際、腰にまで届きそうな黄色と黄緑の濃淡がかった髪も一緒に揺れた。


「じゃあ次は――ん?」


 そこでやっと俺の存在に気付いたのか、少女は人差し指を顎に当てながらこちらへと振り向いた。


「って……え、お客さん!? い、いつのまに……じゃなくて! す、すみません! わたし、全然気づかなくって」


 少女は俺の顔を見るなりコロコロと表情を変え、身振り手振りを交ぜつつあれこれと取り繕う。

 なんていうかせわしないだが悪い意味じゃなく、実に子供らしい純真無垢という言葉がしっくりくる印象の良い娘だ。


「いや、別に構わねぇよ。客って言ってもおっさんの方のだしな」


 背後に立つおっさんに指をさしながら俺は、出来るだけ笑顔を作った。

 あの女サラが言うには、どうやら俺の人相は女子供を恐がらせるらしいからな。一応は気にしておく。


「それに用も終わって、もう店から出ていくところだ」


 そう付け加えると少女は手を打ち、


「あ、なんだ、ヴァン君のお客さんだったんですね。よかったぁ……わたし、またお客さんほったらかしでこの子達の陳列に夢中になっちゃってたのかと思っちゃいました」


 自身で並べた商品を示してはエヘヘと可愛らしく笑った。

 俺は少女が並べた商品を眺める。

 なるほどな、思わず手に取ってしまいたくなるような見事な並びだ。商品の特徴を理解し、生かしている。まぁそれは、この店にあるどの商品にも言える事なんだが。

 ただ間違いなく言えることは、この洒落た雑貨屋の装いを演出しているのは少女であり、けっしておっさんではないっていうことだ。

 当然と言えば当然か。

 俺は少女の商人としての才覚を認めつつ、逆におっさんの才覚のなさを改めて認識しては視線を少女に戻した。

 少女も不思議そうに金色の瞳をこちらに返す。


「おい、。だから店ではヴァン君って呼ぶのは禁止って言ってるだろ? ちゃんと店長って呼んでくれねぇと、客の前じゃあ流石に俺も恥ずかしいぜ」


 おっさんが困った声を上げながら俺の横をすり抜けていく。


「あ、そうだった! エヘヘ、今度からは気を付けるよ。ヴァン君」


「いや、だからな? て、言ってもしょうがねぇか。いつものことだしな」


 笑顔にほだされたのかおっさんはあっさり折れると、ルルと呼ばれた少女の頭に手を乗せては荒々しく髪を乱した。

 少女は少女で、無抵抗でそれを受け入れて「そういうこと~」と笑っている。


「随分と仲がいいんだな?」


 目の前で繰り広げられる微笑ましい光景に、俺は他意の無い率直な言葉を二人に投げた。


「親子だからな」

「親子ですから!」


 息ぴったりの返事に俺は「どうやら、そうらしいな」と納得せざるを得ない。

 ――けれどもだ。

 ルルって娘の容姿はどう考えてもおっさんの血を引いているとは思えない。

 髪色や瞳もそうだが、少なからず親から受け継ぐべきところが全く受け継がれていない。

 たまたま母親に似たとかそういう次元ではなく、たぶん血は繋がってないんだろう。

 なんとなく事情が透けて見える。が、だからといって踏み込むほど俺も野暮じゃない。

 それは、俺自身もまた親との血は繋がってないからよく分かっているつもりだ。


「因みに、わかっちゃいると思うがルルも〈時勢の使徒〉の一員だ。だから青年、もしこいつの身に関わるような事だったり、手を出したりするような事があったら……俺が直々にお前さんを始末することになるから気を付けろよ?」


 笑みを浮かべて冗談っぽく言っているが、言葉の端には凄みを感じる。

 同時に我が子を大切に思う愛情も。


「そいつはとんでもなく恐ろしいな。まぁ、俺も馬鹿じゃない。魔物の子を取るような真似はしねぇよ。つうか、俺がそんなガキに手を出すとでも思ってんのか?」


「念には念を、って奴だ」


「親バカここに極まれりだな」


「俺自身、そう思ってんよ」


「ちょ、ちょっとヴァン君もお客さんも喧嘩はしちゃダメだよ!」


 軽口のたたき合いに不穏な空気を感じ取ったのか、ルルが動揺した面持ちで俺達に叱咤する。

 無論、俺達にそんなつもりは毛頭もない。


「安心しろ、ルル。青年と俺は喧嘩してるんじゃなくて互いの腹を探り合ってるだけだ」


「なんだー、それなら大丈夫だね」


「……絶対、意味分かってないだろ。とりわけ、いい意味でもねぇぞ?」


 腹の探り合いという、そのつもりなら隠すべき本音を躊躇うことなく表に出すおっさんと、何を基準に大丈夫と言ってるのかよく分からないルルに、俺は口を出さずにはいられなかった。

 しかし、ルルという少女は俺にそう言われたところで、頭に疑問を浮かべ首を傾げるだけだ。


「青年、ルルとまともに取り合おうなんざするだけ無駄だぜ? さっきの俺とルルのやり取りを見てたろ? こいつはこれが天然だ」


「なるほど、それは強敵だな」


 言われて納得、お手上げだと俺は両手を掲げた。


「むー、なんかバカにされてる気がする」


 横でルルが膨れる。おっさんはそんなルルの頭をポンポンと優しくたたき、「バカになんかしてねぇよ、ただ俺も青年もルルには敵わねぇなと言ってるだけさ」と宥めた。

 それから俺の方へと向き直り、


「てか青年、時間はいいのか? 早くしねぇと、いよいよ宿に泊まれず路上で一晩明かすことになっちまうぞ?」


 ぬけぬけと余計な気遣いを送ってきた。

 さんざん、本題に入る前に無駄話を展開させてきた人物とは思えない発言だ。


「んなもんとっくに諦めてるよ。もうこの時間だ。今から慌てて探したって何処も埋まってるっての」


 ため息一つ吐いて、俺は頭を振る。

 そしたら「だろうな」とおっさんがうすら笑いやがるので、この野郎と睨み返してやった。


「おっとっと恐い恐い……でもな青年、まだ諦めるにはちと早いぜ。確かに客受けの良い綺麗で目立つような宿はもう埋まってるだろうが、それ以外なら案外この時間でも空いてるもんだ」


「それ以外って、他にどんなのがあるってんだよ。まさか民宿とかぬかすんじゃないだろうな?」


 だとしたら、おっさんの言ってることは嘘っぱちだ。

 この街、イデアルタじゃあ民宿ですらすぐに旅行者や俺みたいな旅人、あるいはギルドに属した連中なんかで埋まっちまう。より多くの客を相手取る旅宿なんかも、金払いの良い商人や呼び込んだ吟遊詩人達ですぐに満室だ。

 まぁ、そういった旅宿は例え空室があろうが俺みたいな如何にも金の無さそうな薄汚れた旅人なんかを泊めさせることはないが。


「もちろん、そんなことぬかしはしないさ」


 どうやら違うらしい。

 じゃあ、だとすれば他に何があるんだろうか。

 全く見当がつかない俺は期待半分、疑い半分でおっさんの言葉を待った。


「ようは人があまり近づかないような場所にあって、一見しただけじゃ小汚くて旅宿とは思うこともない宿を探せばいいんよ」


「……はぁ」


 至極当然に言うおっさんに、俺はこれ見よがしに脱力してみせる。


「で、その一見しただけじゃ旅宿だと分からない宿をどう探せばいいってんだ? 悪いが俺は、宿か宿じゃないかを瞬時に見抜けるような摩訶不思議な力なんか持ってないぜ?」


「教えて欲しいか?」


無料タダなら聞いてやってもいい」


「なんで青年が上から目線なんだよ。まぁ、いいさ。今日はなかなか楽しませてもらったからな。最後の最後、特別に教えてやんよ――」

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