第4話
処女そう失
あれは中学2年の夏休み。親友のはるかと企てたのが「処女そう失」だった。
はるかの家も私の家も両親が厳しく色々奔放になりたい時期だった。親には2人で遊びに行ったことにし、実際は2人とも別の場所で男と会うというものだった。
私は当時出たての出会い系サイトで出会ったシュンとはるかは幼馴染の星山くんと会った。
シュンくんは元高校2年の17歳で夏休みに入る前に退学した。耳には10個のピアスが着いていて、今までお嬢様学校と呼ばれている女子校に通っていた彩香には新鮮だった。
私は親バレ学校バレを恐れてミカと名乗っていた。学校で黒髪ストレートで真面目そうに見られていたので、ションに会うときは流行の茶髪のウィッグに渋谷109のレモンイエローのスカートにピンクのノンスリーブを着て出かけたりした。
はるか、今どんな感じ?
私ねシュンくんに高校生って言ってるでしょ、高校生なのに処女だっていじめられてる言ったら、じゃあ行くってなって、ホテル行くことになったよ〜
わっ偶然〜
今星山くん家に誘われてむかってるとこ〜
私はシュンくんの自転車の後ろに乗せてもらい、千葉の小さなラブホテルに着いた。
入口に「18歳以下お断り」
当時14歳だったが、大人っぽく見えた私はスムーズにホテルの部屋に案内された。シュンくんにも17歳で通っている。
シャワーを、浴びる。今時珍しいお湯と水が別々に出る蛇口タイプ。なかなか温まらない。
処女を失いたかった彩香はワクワクしていた。
バスローブを着て寝転がる。シュンくんが丁寧にペッティングをしてくれる。
シュンくんは初めてではなく3回目らしい。25歳の女性と出会い系サイトで出会い2回したと言っていた。
ついに挿入というとき、シュンくんが
ほんとに僕でいいの?
その時の私はドラマの水着じゃないかと思ったが、今思うと本心だったのかもしれない。
シュンくんのアソコは大きかった。
イタッ
穴を掘り返すような感覚、痛い、こんな痛いならやらなきゃよかった、また先しか入ってないないのに10分近く経過したんじゃないか。
先に処女そう失した友人が1回目では入らなかったと言っていた意味がわかったと同時に負けず嫌いの私はどうにか1回目でそう失したかった。
なんとかピストン出来1回目が終わった。あまり覚えていない。
それよりもその後すぐに2回目をしたのだが、全く痛くなかったことに感動を覚えた。
はるか、今Hしちゃった〜
はるかは?
あやか私もしちゃった!
これから10年以上セックス依存になる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます