第23話
「おいノエル、大丈夫か?」
目を醒ますと、目の前にはユタの心配そうな顔があった。瞼は動かせるけど、手足には力が入らなかった。どのくらいか分からないけど、僕は意識を喪っていたらしい。
「……うん」
僕は、なんとかそれだけ答えた。
「この野郎、心配させやがって!」
ユタは安堵の表情になり、大きな溜息を一つついた。
「心配かけてごめん」
「まあ、無事ならいいけどな」
ユタは照れ隠しするように目を逸らして頭を搔いた。
ユタの話しでは、僕は樹に触れてから少しして、意識を喪って地面に倒れたらしい。そして2時間くらい意識が戻らなかったようだ。その話を聞いて、とても不思議な感じがした。
2時間が長いのか短いのかは分からないけど、その間に、僕の頭にこの樹が記憶として残していた膨大な情報が入り込んだんだ。一生分の経験が凝縮されたものかもしれない。そしてそれは、僕の中にあった混沌としたいろいろな気持ちをすっきりさせてくれた。
「……ところでさ、真実の実について何か手掛かりはあったか?」
ユタは遠慮がちに尋ねた。そういえば、この旅の一番の目的はそれを探すことだった。ユタは僕が人間になるために、一緒に探してくれている。だけど今となっては些細なことのように思えた。
「ああ、それなら分かったよ」
「えっ、本当にあったのか?どこにあるんだ?」
「あえて言うなら僕の心の中かな。世間で噂されているような、願いを何でも叶えてくれるような代物では無いけど」
「うん?何だよそれ、さっぱり分からないんだが……」
「きっとユタもそのうち分かるよ!」
僕は笑いながら言った。
ユタは首を捻り、悩ましげに首を捻っている。確かに僕の言葉だけでは理解できないだろう。だけどそれ以上は説明できなかった。僕自身もう少し自分の気持ちを整理したかったから。
「ねえユタ、早くサラに会いたいな……サラのもとに帰ろうよ」
「……まあ、ノエルがそれでいいならそうするか……」
ユタは釈然としない感じで曖昧に頷いた。
「なあ、この樹って俺が触れても大丈夫かな?」
帰り仕度をしている時にユタが尋ねた。
「ユタはこの樹が怖いの?」
「馬鹿、そんなわけないだろ!なんとなく聞いてみただけだよ」
「それじゃ、早く触りなよ。折角ここまで来て何もしなかったら、もったないもんね」
「ああ、そうだな。それじゃあ、さくっと触ってくるわ!」
ユタはなんでもないような素振りで樹に近づき、手を伸ばした。だけど、あと少しのところで手を引っ込めた。
「……大丈夫だよな?」
ユタは振り返り、僕に尋ねた。
「やっぱり怖いの?」
ユタのリアクションが楽しくて、つい意地悪で挑発してしまう。それはちょっと前の僕の姿と同じなのに。
「怖い訳無いだろ!」
ユタは、ばればれの強がりをしてみせる。その言葉とは裏腹に、ユタの手はそれっきり樹には全然伸びない。ユタの額からは汗が滴り落ちていた。
僕は気付かれないように足音を消して、そっとユタに近づいた。ユタは集中していて、僕の行動に全く気付かない。そのまま真後ろに行ったが、その間ユタは微動だにしなかった。僕はユタの背中に向かいジャンプし、両手で思いっきり押した。
「うおっ!」
ユタは奇声を上げながらも必死に体勢を維持しようとし、空中で手をばたばたさせたが、それも虚しく結局樹に手を付けた。そして即座に手を引っ込め、バランスを崩して地面に倒れる。
「ノエル、何するんだよ!」
ユタは振り向きながら言った。その形相はかなり鬼気迫るものがあり思わず笑った。
「ほら、何も起こらないでしょ?」
「え?ああ、そうだな……」
「ユタが怖がって愚図愚図してるからさ、僕が背中を押してあげたんだよ」
「怖がってなんて無い……ていうか、言葉通り背中を押すなよ。発破かけるにしても、もう少し別の方法があるだろ!」
「さっきの仕返しだよ!」
「おい、あれは違うだろ……俺はお前を勇気付けてやろうと思ってやったのに……」
ユタは納得のいかない顔をしていた。確かにその通り。ユタは僕のためを思いしてくれたけど、僕はユタに意地悪しただけだ。
「……ユタ……ありがとう」
僕はしゃがみこんでいるユタに手を伸ばした。
「……どうしたんだよ、改まって」
ユタは僕の手を取りつつ、訝しげに尋ねた。僕は腕に力を入れユタを引き起こす。
「ユタ、僕にとってサラは特別なんだ。だからユタが僕達の前に現われてサラと仲良くなった時、サラが奪われてしまう気がして嫌だった。それは今も同じで、サラを僕から奪おうとするからユタは嫌いだ」
ユタは僕の突然の告白に、戸惑った様子だった。だけど、気を取り直したのか、すぐに言い返してきた。
「奇遇だな、俺も一緒だよ。俺が一生懸命アプローチしても、サラはいつもお前のことばかり考えている。お前は俺にとって邪魔だから嫌いだ」
「うん、そうだと思った。だけど、僕はユタのこと嫌いなだけじゃないんだ。一緒にいるとわくわくするし、ユタのお節介なとこや、不器用だけど一生懸命なとこは好きだ」
「……奇遇だな、俺もノエルのこと好きでもあるぜ」
ユタはぽつりと呟き、僕の前に拳をつき出した。ユタはそっぽを向いているからどんな表情をしているの見えない。きっと照れているんだろう。僕はこつんとユタの拳に自分の拳をつき合わせた。
「よし、それじゃあ行くか。サラも俺達のこと待っているしな。せっかく旅しているんだし、帰りはちょっと寄道して観光を楽しむか」
「ユタの苦手な飛行機が待ってるけどね!」
「おい、忘れていたことを思い出させるなよ……」
ユタは情けない顔をして溜息をついた。
「そうだ、ユタに一つお願いがあるんだけど」
僕はふとある事を思い出し、ユタに話しかけた。
「まだ何かあるのかよ」
ユタはぶっきらぼうに尋ねる。
「帰りの途中、おじいさんに手紙を書こうと思うんだ。今度僕の所に遊びに来てって……その手紙を僕の代わりに出してくれないかな。手紙の出し方とかよく分からないし」
「別に構わないけど、今度またノエルから会いに行けばいいだろ。別に遠くないし」
「僕にもいろいろ都合があるんだよ。お願い」
「まあいいさ」
ユタはそれ以上何も言わず了解してくれた。
帰りの旅は、行きよりもさらに楽しかった。ユタは博学で、旅先で色々なことを教えてくれた。食べられる茸の識別方法といった実用的なことから、女の人の年齢の見分け方といったどうでもいい話まで多岐にわたった。
旅はとても楽しかったけど、ふとした瞬間にサラを想った。綺麗な花を見たとき、小さな女の子とすれ違ったとき、干されている洗濯物を見かけたとき、そして青空を見上げている時。今は僕が想う時いつだってサラは楽しそうに笑っている。
「なあ、ノエル」
列車を降り、旅の終着点に向かって歩いている時にユタは話しかけてきた。夕焼けが僕達が歩く道を茜色に染め、サラへと向かう道標を示している。
「なに?ユタ」
「俺さ、その……真実の実は存在するかもって思ってたんだ。そりゃあ何でも願いを叶えてくれる実なんて、普通はありえないさ。だけど、ノエルがいるなら真実の実があってもおかしくないと思ったんだ。ノエルの持っている心って、どんなものより凄いと思う。ノエルがサラのこと大切に想ったり、優しくしたくなったりするのは、きっと他の何よりも奇跡だと思う。だからさ……」
ユタはそれ以上、口にしなかった。
「ありがとうユタ。僕も今はそう思う。だから僕はサラと向き合えると思っているんだ」
僕はユタを見て笑った。
「ああ、そうだな……」
ユタはぽりぽりと頬を搔いた。
家に着く時には、もう辺りもすっかり暗くなっていた。そんな中で、サラの家の灯火が眩しいくらいに明るかった。僕達は玄関の扉の前まで来たが、そこで足を止めた。
「どうしたんだよ。チャイム鳴らさないのか?」
ユタが不思議そうに聞いてきた。
「……ユタが押してよ」
一刻も早くサラに会いたい気持ちはあったけど、同時になんだか気恥ずかしかった。
「ああ、なるほどね」
ユタは僕の方を見てにやりと笑った。自分の気持ちが見透かされているようで腹立たしい。
「仕方ないな、代わりに押してやるか……」
そう言うと、ユタはなんの躊躇いも無くチャイムを押した。家から、ぱたぱたと足音が聞こえてくる。この足音はサラに間違いなかった。
僕は思わずユタの足の後ろに身を隠そうとした。
「おい、何隠れようとしているんだよ!」
ユタはそう言うと、僕の体をがっしりと掴みひょいとドアの前に持ち上げた。
「ユタ、止めろよ!」
僕は宙で一生懸命ばたばたもがいた。だけどユタは面白がり、降ろす気は一切無さそうだった。
かちゃっとドアが開くと、そこからサラが出てこようとする。僕は一瞬目を逸らした。だけどすぐに視線を戻してしまった。僕の目の前にはサラが立っていた。
「ノエル……」
サラが呟いた。
ほんの2か月ほど離れていただけなのに、目の前にサラがいるのが信じられない。だけど、栗色の髪の色、じっと僕を見つめる大きな瞳、驚いたように少し開いた口、僕の名前を呼ぶ声、優しい匂い、その全てがサラである事を証明していた。
「サラ、ただい……」
僕が言おうとした矢先、サラは僕をユタの腕から奪い、ぎゅっと抱き締めた。
「ノエル……お帰りなさい……」
サラに抱き締められると、サラの温もりと心臓の鼓動が僕に伝わって来る。僕はそれだけで幸せな気持ちでいっぱいになり、ずっとこうしていたいと思った。
「……あの、俺もいるんだけど」
後ろからユタが、気まずそうに呟いた。
「きゃっ」
サラはユタの存在に気付き、小さく叫んだ。
「最初からいたのに、『きゃっ』は無いだろ……傷つくなあ……」
ユタは俯いて大きく溜息した。
「ごめんなさい……私ったらノエルが目の前にいたものだから驚いて」
「まあ仕方ないさ、今はこんなもんだろ。ノエルに負けないように頑張らないとな」
ユタは僕を見ながら言った。
「うん、ユタの努力もまだまだってことだね。これから精進しないと!」
「……この野郎、調子に乗りやがって!」
ユタは僕の頭を小突こうとしたけど、僕はサラの胸にもぐって回避しようとした。
「……卑怯だぞ、こいつ……」
「ユタさん、暴力は止めて下さい!」
サラは状況がよく飲み込めないまま、ユタを叱咤した。
「違うんだサラ、こいつが悪いんだ……」
少しいじめすぎてしまったかもしれない。ユタは肩を落とし力なく呟いてた。
だけどこれくらいだったら許されるだろう、ユタにはこれからチャンスがいくらでもあるんだから。
「帰るの知らなかったから、大した料理用意できないけど……」
その日の夕飯は、サラとおばさん、それにユタと僕の4人で一緒にした。僕は水しか飲めないけど、4人で囲う夕餉の食卓はなんだか温かくて、一緒にいるだけで幸せだった。
ユタが話題の中心になって、旅であった出来事などを身振り手振りや多少大袈裟な脚色などを交えながら話している。そしてサラやおばさんは楽しそうにユタの話を聞いた。
不思議だ。少し前の僕だったら、サラの視線を集めるユタに、きっと嫉妬していただろう。サラにも腹を立てていたかもしれない。だけど、今はそんな気持ちは湧かなかった。楽しそうに話を聞いているサラを見て、嬉しくさえ思う。
「ノエル、なにいい子ぶってるんだよ?」
ユタが急に僕に話を振ってきて、はっとした。
「こいつ、人形のような可愛い顔して、本当はかなり腹黒い奴なんですよ!」
ユタはサラとおばさんの方を見ながら言う。
「そんな事無いです。私達の方がユタさんよりずっとノエルとの付き合いは長いけど、ノエルは裏表なんて無いしとても優しい子です。ユタさんがノエルに何かしたせいじゃないですか。ね、ノエル!」
「うんっ!」
内心舌を出しつつ、僕は屈託の無い笑顔をつくって大きく頷いた。
「おいおい、ちょっと待ってよ!」
ユタは旅での様々なエピソードを交えながら必死に反論した。
あまりの必死さに僕はつい笑ってしまう。サラもおばさんも一緒に笑った。もう誰も内容なんて聞いていないのに、ユタだけは顔を真っ赤にしてひたすら反論し続けていたのが、僕達の笑いをさらに誘った。
その夜、ユタはサラのお父さんが使っていた部屋に泊まる事になった。
「あの……僕、街の宿屋に泊まるんで、ほんと結構ですから……」
ユタはそう言って何度も辞退したけど、おばさんが泊まる事を強く勧めた。
「今から街に戻るの大変だろ……あんたは大事なお客さんだしゆっくりしていきな。万が一娘に手を出そうとしたら、ただじゃすまないけどね!」
結局、ユタはおばさんに押し切られてしまった。
「くっ……ここじゃあ興奮して、かえってゆっくりできないぜ……」
ユタはぶつぶつ呟きながら部屋に消えた。ユタもいろいろ大変そうだ。
僕はサラの部屋に入ったけど、どうしていいか分からず部屋の片隅でそわそわさせた。
旅に出る前は、僕はサラと喧嘩して部屋の片隅で寝ていた。もうサラと仲直りしているけど、僕からサラのベッドの中に入り込むのは何だか気恥ずかしかった。
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、サラは何事も無かったかのようにベッドの上でパジャマに着替えようとしている。
僕はとりあえず、しみが気になる振りをして壁の一点をじっと見詰め続けた。
「ねえノエル、何しているの?」
振り向くと、サラはもうパジャマに着替え終わっていた。
「あ……その、壁のしみが気になって……」
「なにそれ、変なノエル!」
何がおかしいのか、サラは楽しそうに笑っている。もしかしたら言い訳が少し不自然だっただろうか。
「ノエル、来て。一緒に寝よ?」
予期しない言葉が急にサラから発せられ、僕はどきっとした。まるで僕の悩みが無意味だったかのような自然さだった。
「えっと……うん……」
僕は俯き加減にベッドに歩み寄ると、ベッドに飛び乗り、布団の中にいっきにもぐりこんだ。
「何だか、ノエルと一緒に寝るの久しぶりな気がする」
サラも掛け布団の中にもぐりこみ、僕をぎゅっと抱き締めながら言った。
「うん……そうだね」
僕は胸をどきどきさせながら、小さく返事した。
「ねえノエル、ノエルの旅の話を聞きたいな」
「えっでも、それはさっきユタが話してたじゃん」
「うん……だけどノエルの口から聞きたい」
サラがいたずらっぽく笑いながら言った。サラの言葉は嬉しかった。僕もサラとたくさん、たくさん話したかったんだ。
僕は旅の出来事を、ひとつひとつ身振り手振りをつけながら一生懸命話した。ユタみたいにユーモラスに話題を展開させる事はできないし、さっきユタが話した内容と重複してしまう部分もあった。
だけどサラは、僕の話しをまるで初めて聞くかのように真剣に聞いてくれた。そしてある話では一緒に悩み、ある話しでは一緒に笑った。それは僕にとって、時が経つのを忘れてしまうほど楽しく、いつのまにか僕の口調にも熱が籠もっていた。
「それでその時…」
話しをしながら、ふと横を見てみるとサラはいつのまにかすやすやと寝息をかいていた。
さっきまで身を乗り出して話しをしていたせいか、掛け布団が上半身からはがれている。今はそれ程寒くないけど、明方にかけて冷え込むから、このままだと風邪をひいてしまうかもしれない。
壁時計を見てみると、すでに夜の1時を過ぎていた。僕はサラを起こさないように慎重に身を起こすと、掛け布団を引張ってサラの上にそっと掛けた。
僕は寝ているサラの顔をじっと見た。僕の目にサラの寝顔を焼き付けたかった。いや、寝顔だけではない。サラの全てを記憶したかった。何かいい夢でも見ているのだろうか、サラは楽しそうに笑っている。サラは初めて出会った頃からずいぶん成長しているけど、寝顔は全然変わっていない。
サラは僕にとってどういう存在なのだろうか。ふと思った。
サラは僕にとって気を許せる大切な友達だった。一緒にいるだけで楽しくて、ずっと側にいたいと思う。
だけどそれだけでは無い。
サラは僕にとってお姉さんだった。僕が辛い時や悲しい時、ずっと側にいて励ましたり勇気付けてくれたりした。だけど妹のような気もする。サラは臆病なくせに無鉄砲だから、よくひやひやさせられた。スミスさんの時だって、僕とおばさんが間に合わなかったらどうなっていた事だろう。
もしかしたら恋人みたいな部分もあったかもしれない。サラがユタに関心を持つのが嫌で酷く当たってしまったこともあった。それに、サラのちょっとした仕草や笑顔がいつだって僕をどきどきさせた。
そしてお母さんでもあった。サラは僕をたくさん抱き締めてくれた。サラの胸の中はいつだって温かくて優しい匂いがした。不安な時や寂しい時だって、サラが抱き締めてくれると大丈夫な気がしたんだ。
「……サラ」
僕はサラの耳元で囁いた。
「んっ……」
サラはくすぐったそうに少し体を逸らし手で耳を抑える。
サラの頬を指でゆっくり押してみた。ぷにっとした感触とともに、僕の指は少しサラの頬に沈む。
「……だめ……もうこれ以上無理だよ……」
サラは寝言を呟く。僕は声を殺して笑った。
サラが僕にとってどういう存在なのかは結局分からない。だけどいつだって、サラの行動、仕草、表情、声、温もり、心臓の鼓動、その全てが愛おしかった。
僕は指をゆっくり戻した。そしてそっとベッドを抜ける。壁際に歩きスイッチを押すと、照明は消えて部屋の中は暗くなる。だけど、窓から射す月明かりによってサラが眠るベッドは、うっすらと光って見えた。
僕は部屋のドアを開けて廊下に出た。
そして、音が出ないようにゆっくりとドアを閉めた。
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