第1話
ルネに対する記憶がいつ頃からあるのかは覚えていない。ただ、ルネが僕に話しかけるとき、いつも髪を優しく撫でてくれたことは覚えている。そして、「ね、ノエル」と微笑みながら同意を求めるのだ。僕は意味が分からないまま、ただ曖昧に頭を縦に振った。ルネはいつだって優しく、そして口にはしなかったけど、寂しそうだった。僕にはなんとなくそれが伝わった。
もうひとつはっきり覚えているのは、ルネのベッド脇に置いてあった写真立て。中の写真には、ルネと僕、そして知らない男の人の3人が楽しそうに笑いながら写っている。いつ撮ったものなのかは分からないけど、写真の中のルネは今よりもずっと若く元気そうに見える。
ルネはこの写真を見るとき、いつも悲しそうな顔をしていた。「悲しい」という感情は当時の僕には良く分からなかったが、辛そうなルネの顔を見るのは嫌だったから、僕はこの写真が嫌いだった。
一度、僕はこの写真を服のお腹の中に隠した事があった。深い意味があったわけではない。ただ、この写真が無ければルネは写真を見ることも無く辛そうな顔をする事も無くなるのではないかと思ったからだ。だけど実際は違った。
ルネは必死になって写真を探した。
「ノエル!写真どこにあるか知らない?」
ルネは縋るような目で僕に聞いた。
「知らない」
僕は咄嗟に嘘をついた。この家には僕とルネしかいない。今思えば、こんな嘘すぐ気付くはずだ。でもルネは僕の言葉を信じ、部屋中ちらかしながら探し回った。
「ルネ……」
僕はおずおずと写真をお腹から取りだした。
こんな筈ではなかった。ルネの悲しそうな顔が嫌だったのに、僕が写真を隠したことでルネをもっと悲しませてしまっていたのだ。
写真を見たルネはそれを手に取ると、ほっと安堵の息を吐き大事そうに胸に抱えた。
ルネは僕の行為を決して咎めなかった。今思うと、きっとルネは僕がどうしてそうしたのか理解していたのだろう。幸か不幸か、このあたりから僕の心の中には、人間のような感情が少しずつ芽生え始めていたのだ。
ルネはいつものように優しく僕の髪を撫でた。
「もうこのような事をしてはだめよ……ね、ノエル」
僕は曖昧に首を縦に振った。
どうして「してはだめ」なのか、僕は理解できていなかった。でも、ルネの言葉にはすべて従っていたと思う。あの時を除いては。
この家には、おじいさんがよくルネの様子を伺いに来た。
「ルネ、調子はどうだい?」
そういいながら、いつも勢いよくドアを開けた。ドアからは、大きな体にとって入り口が狭いからか、最初は顔だけ覗かせる。
「お父さんったら心配性なんだから。元気よ」
ルネは笑いながら答える。
「そうかそうか!元気が一番!」
おじいさんは、そう言うといつも体をゆらしながら豪快に笑った。
おじいさんは、僕にとってルネ以外で知っているただ一人の人間だった。おじいさんもルネと同様に優しかった。そして、おじいさんからは何か温かい空気を感じた。僕にとってこの二人がいる世界が全てだった。
家から外に出た事は一度も無かったし、出たいと考えたことも無かった。そして、この世界がずっと続くものだと思っていた。
いつ頃からだろうか。ルネがよく咳をするようになり家から出なくなったのは。ルネはもともと、そんなに外に出ることは無かった。だけどこの頃から一度も出る事はなかったと思う。あの最後の日を除いては。
「ルネ、お医者さんを呼ぶから診てもらいなさい」
おじいさんが言った。この時は、おじいさんはいつものようには元気でなかった。珍しくしかめっ面をしていたのを今でも覚えている。
「ありがとうお父さん。心配ばかりかけてごめんなさい。ノエルもごめんね、心配かけて」
ルネは僕の髪を優しく撫でながら言った。何が起こっているのかは理解できていなかったが、たぶん僕は心配そうな顔をしていたのだと思う。今までと違うルネの様子に、不安を覚えていたのだ。
「ノエル、わしがいいと言うまでここから出てはだめだよ」
おじいさんはそう言い、僕をルネとは別の部屋に移した。
そのあと家のドアが開く音がし、おじいさんと知らない男の人が話す声が聞こえてきた。お医者さんがこの家に入ってきたようだ。そしてルネの部屋へと入っていく音が聞こえた。
時間としては10分くらいだったと思う。そしてお医者さんは家を出て行った。
「ノエル、もう出てきていいぞ」
おじいさんがそう言いながら、部屋のドアを開いた。
「よく言いつけを守ったな。いい子だ!」
おじいさんは僕を抱き上げ、頭をわしわしと撫でた。
「ルネのとこに行きたい」
僕がそう言うと、おじいさんは豪快に笑った。
「まったくおまえは、ジョアンと同じで甘えん坊だな。ルネが大好きか」
ジョアンが誰なのか分からなかったけど、その時はあまり気にならず、ただルネのもとに行きたかった。同じ家にいるけどルネから離されたのは初めてだったから。
それからというもの、同じような事が何度かあった。そして、ルネの体はどんどん衰えていった。僕は、もしかしたらお医者さんが原因でルネが弱ってしまっているのではないかと思った。
「おじいさん、どうして僕はこの部屋にいないといけないの?」
ある時僕はおじいさんに聞いた。
「うーん……それはじゃな。その……ノエルが動いたり話したりすると、人を驚かせてしまうんじゃよ」
「どうして?ルネやおじいさんだって動くし、話しだって普通にするじゃん」
「いや……そうなんじゃが……」
おじいさんは困った顔をした。
「分かった、今度ゆっくり話しをしよう。だから今日はいつもどおりお医者さんが帰るまでここにいてくれんか?」
「うん……」
おじいさんを困らせるつもりなんてなかった。どうしておじいさんがそんなに困ってしまったのか、よく分からなかった。僕が「特別」だなんて思ってもいなかったから。
やがて、ルネはベッドから自分では起き上がれないくらい衰弱していった。
ルネはいつだって僕に優しかった。僕がルネの元に行けば、いつも優しく髪を撫でてくれる。でも、ルネの僕を見つめる瞳は少し変わってきていた。優しい瞳なのは変わらない。だけど、それ以外の別の感情も入っているようだった。
「ノエル……ごめんね」
ルネはよく僕に謝るようになった。
「ルネ、何を謝っているの?」
僕はその度に、よく分からなくてきょとんとした。だけどルネは何も答えてはくれなかった。そしてただ大粒の涙をながした。
「ルネ、泣かないで」
僕はどうしていいか分からなかった。僕は涙を流した事はない。でも、涙を流すのは悲しい気持ちの時だということはなんとなく分かっていた。
この頃、おじいさんは毎日のように家に来るようになっていた。ルネのために買物し、料理を作ったりしていた。そして僕の話し相手をしてくれた。
だけど、僕はもうあの質問はしなかった。おじいさんが困ってしまうのは何となく分かっていたから。
おじいさんは以前にも増して家の中では元気だった。豪快に笑い、料理や洗濯を家中あくせくと動き回りながらやっていた。だけどきっと無理をしていたんだろう。おじいさんの目は赤く腫れていることが多かったから。
「……お父さん、ノエルのことをお願いします」
それが最後の言葉だった気がする。
その日の事はよく覚えている。窓から見る空の色は、何も無い日常のように青く澄みきっていた。ルネはベッドでしんどそうに吐息を吐いていた。僕はどうすることもできず、ただ側にいた。何日か前から泊り込んでいたおじいさんも、僕と同じようにただ側にいるだけだった。きっと、もう何もできることは無かったのだろう。
「……ノエル……おいで」
ルネはかぼそく、呟くような声で僕に言ってベッドの中に招いた。僕は少し途惑った。ルネのベッドの中に入ることなんて今まで無かったから。でも、言われるままにベッドの中に体を滑り込ませた。
「……ジョアンは甘えん坊で、いつもこんな風に私のベッドの中に入ってきたたわ……」
ルネは苦しそうに少し顔を歪ませながら微笑んだ。
「ジョアンって誰?」
いつだったか、前にも聞いた名前だった。
「……ノエル、あなたはジョアンとは違う……もっとノエルを、ノエルとして愛してあげたかった……ごめんね、ノエル」
どういう意味なのか、よく分からなかった。でも気にしなかった。ただただ、ルネの胸の中がとても温かくて気持ちよかった。僕はいつの間にか吸い込まれるように眠ってしまった。遠くでルネの声が聞こえた。
「お父さん、ノエルのことをお願いします」
そんなことを言っていた気がする。
そして、僕が目を覚ました時、ルネの体は冷たくなっていた。おじいさんの膝の上は涙で滲んでいた。体を震わせ、声を漏らさずにずっと泣いていたようだ。
「おじいさん、どうしたの?」
おじいさんが泣く姿を見るのは初めてだった。
「……ノエル、目が覚めたのかい……ルネの顔をごらん、とても安らかな顔をしている。今まで、よく頑張ったな」
ルネの顔を見ると、確かに安らかな顔をしていた。
「ルネ、もう大丈夫なの?」
ルネは何も答えてはくれなかった。
「……ノエル、ルネは長い眠りについたんじゃ」
「いつ頃目を覚ますの?」
おじいさんは、僕の頭を優しく撫でた。だけど何も口にはしなかった。僕はルネの「死」を、この時は理解していなかった。そしておじいさんは、ルネの死を口にはしたくなかったのだろう。
ルネの葬儀は町外れにある川の対岸の「墓地」という場所で行なわれた。
ルネの体は、狭い小さな箱の中に入れられ車で運ばれた。
「ノエル、外に出たら何があっても決して動いたり話したりしてはだめじゃよ」
おじいさんにそう言われていたが、初めての外の世界は僕には刺激が大きかった。初めての外の空気、初めての車、そして初めてのたくさんの人達はなぜかみんな黒い服を着ている。すべてが初めてだった。そしていつも側にいたルネは箱の中に入れられ、側にはいなかった。
おじいさんに抱かれて移動したが、つい視線をきょろきょろさせてしまった。そして、その都度おじいさんに叱られた。
「こら、だめだと言っているじゃろう」
他の人に聞こえないように小さな声で僕を叱った。しかし、僕はなにがなんだかよく分からず不安だったのだ。そして、叱られてもしばらくしたらまた同じ事をしておじいさんに叱られる。その繰り返しだった。幸い、僕が動いている姿はおじいさん以外には誰にも見られていなかったみたいだけど。
墓地の中で、一度ルネが入っている箱は開かれた。参列した人達は、それぞれ思い思いにルネに対して何か言葉を発し、箱の中に花などを置いた。
「ノエル、ルネの顔をしっかりと目に焼き付けるんじゃよ」
おじいさんは僕に囁いた。
「ルネ……長い間おつかれさま。天国で家族3人仲良く暮らすんじゃよ」
おじいさんはルネの頬を撫で、涙ぐみながら言った。ルネの返事はなかった。
天国ってどこだろう。僕は分からなかった。でも、ルネが天国と言う場所に行ったことは分かった。そして、「3人」とはルネと僕とおじいさんで、またすぐに会えるものだと思っていた。
参列者のルネに対する挨拶が一通り終わると、ルネの入っている箱は再び閉じられ、そして土の中に埋めれられた。
それを見て、僕は思わずおじいさんの腕から飛び降りようとした。しかしおじいさんは僕をぎゅっと抱き締め、降ろしてはくれなかった。おじいさんの方を見ると、おじいさんはただ無言で首を横に振っていた。
僕は結局、ルネの箱が土の中に埋められるのを黙って見ているしかなかった。
どうしてこんな事をするのだろう。ルネが目を覚ました時、外に出られなくなってしまうのに。
僕は不安で胸がいっぱいになった。でも、おじいさんも黙ってみているのだから、きっと間違ってはいないのだろう。そう思っていた。
一通り作業が終わると、参列者はみなそれぞれ家路へとばらけた。
僕はおじいさんの腕に抱かれながら、あの家に戻るものと思っていた。しかし途中でおじいさんの足は違う方向へと向かった。
「僕達の家はこっちだよ」
僕はおじいさんに、家の方向を指差した。
「ノエル、こっちでいいんじゃよ。これからノエルは、わしの家で一緒に暮らすんじゃ」
「どうして?ルネが帰って来た時、誰もいないと寂しいよ」
「ノエル……もうルネは……」
「僕、ルネの帰りを家で待つよ!」
「ノエル、いい子じゃから、わしの言う事を聞いておくれ……」
僕は強く首を横に振った。
おじいさんに反抗したのはこれが初めてだった。でも、どうしてもおじいさんに従うわけにはいかなかった。もしおじいさんの言葉に従ったら、もう二度とルネには会えない気がしたから。
「困ったのう……」
おじいさんは途方にくれた表情で僕を見た。僕は目を合わせず、俯いてぎゅっと口を閉じた。ここで妥協するわけにはいかなかった。
「……分かった、ノエル。ルネの家に帰ろう」
おじいさんは寂しそうに笑って言った。
家に着いた時には、すでに日が沈み暗くなっていた。部屋の明かりを点けると、朝家を出た時と同じ景色があった。そこにルネがいない事を除いては。
「ノエル、わしは一度自分の家に戻る。また明日来るから、家から出てはだめじゃよ」
おじいさんはそう言うと家を出て行った。
その日は、小さな家の中が広く感じた。ルネはいつ帰ってくるのだろう。たぶん今回は早く帰ってこないだろう。そんな気はしていた。
することは何も無いため、仕方なくいつもより早く寝る事にした。だけど寝付く事はできなかった。初めて外の世界に出て興奮したからだとその時は思った。でも今思えば、僕は漠然と理解していたのだ。もうルネが戻ってこないということを。
ルネのベッドに潜り込んでみた。ルネはそこにはいない。でもルネの匂いがした。僕はなんだかほっとして、やっと眠る事ができた。
「ノエル、よく眠れたようじゃな」
陽射しが眩しくて目を覚ますと、おじいさんが僕の顔を覗いていた。
「おじいさん……」
おじいさんの顔を見ると、なんだかほっとした。昨日別れてからそんなに時間は経っていないはずなのに。
「ノエル、部屋の整理をするから手伝ってくれんか?」
「うん」
「ノエルは床を雑巾で拭いておくれ」
床には埃が積もっており、雑巾はあっという間に汚れた。そういえば、ルネがベッドから出なくなってからというもの、ほとんど床拭きはしていなかったのだ。たまにおじいさんが拭くくらいだっただろう。
おじいさんは、引き出しから衣服などを取り出していた。だが、手はほとんど動いていなかった。僕と目が合うと、少し困った顔をしながら笑った。
「遺品整理したかったんじゃが、なかなか難しいのう。思い出の詰まったものばかりじゃからな」
「おじいさん、遺品ってなに?」
「うーん、そうじゃな……天国に行った人が使っていたものじゃよ」
「天国ってどこにあるの?」
「ノエルはなかなか難しい事を聞くのう……それは遠くて近い場所じゃ。わしやノエルの胸の中にもある場所じゃよ」
「ふーん」
僕はよく分からなかったけど、なんとなく頷いた。
「これはジョアンの衣服か……処分できずにずっと持っていたんじゃな」
おじいさんはまた涙ぐんでいた。なんだか泣いてばかりだ。ルネが家にいた時は一度も涙を見せなかったのに。
「やはり、全部残しておくか……整理なんてできんのう」
おじいさんはそう言うと、引き出しの整理はあきらめて僕と一緒に床拭きをした。
「これだけは持って帰るとするかのう」
おじいさんは何か手に取ってそう言った。それを見てみると、ルネが大切にしていた写真立てだった。前に僕が隠してルネを悲しませてしまったやつだ。
僕はおじいさんの袖を引いた。
「それはだめだよ。ルネが大切にしていたものだから、持って帰るとルネが悲しむよ」
「……うーん」
おじいさんは大きな溜息を付いた。そして一つ大きく息を吸うと、僕の目線までしゃがんで、ゆっくりと話しかけた。
「いいかい、ノエル。ルネは……ルネはもうどこにもいないんじゃ」
「おじいさん、何言ってるの?ルネはあの箱の中にいるよ。おじいさんだって昨日一緒に見たのに」
「じゃがな、ノエル……ルネはもう動く事も無ければ、話すことも無い。あの箱の中のルネは、ルネであって、もうルネじゃ無いんじゃよ」
「何を言っているのか分からないよ!」
僕は叫んだ。おじいさんは困りきっていた。
「ノエル……いつかお前も、分かる日が来るはずじゃ……」
僕は腕を伸ばして、おじいさんの手の中から、写真立てを奪った。
「この写真はルネのだ!持っていくのは、おじいさんだって許さない!」
「ノエル……」
おじいさんはそれ以上何も言わず、僕を強く抱き締めた。おじいさんの体は小刻みに震えていた。
「わしは、明日役所に行かないといかん。また明後日来るから、この家で待っているんじゃよ」
そう言っておじいさんは名残惜しそうに部屋を出て行った。おじいさんは僕を一緒に連れて行こうとしたが、僕がこの家を出てしまったらルネが戻ってきたときに一人になってしまうから断った。
おじいさんが出て行った部屋の中は、とても静かだった。ただ壁に掛けた鳩時計の時間を刻む音だけが、ちくたくと鳴っている。そういえば、ルネはこの鳩時計は修理すれば鳩が奥から出てくる仕掛けになっていると言っていた。結局まだ一度も見ていないから、ルネに修理をしてもらわないといけない。
ルネがいないとどうしていいか分からなかった。今まで、どういうふうに過ごしていたのか思い出すこともできない。時間が過ぎるのがとても遅く感じられた。
「ルネ……」
呼んでみたけど返事は返ってこなかった。そんなの当たり前だ。ルネはこの部屋にいないのだから。
そういえば、あの写真立てはおじいさんが持っていこうとしてテーブルの上に置いたままだった。腕を伸ばして写真立てを掴むと、元にあったルネのベッドへ向かった。ルネのベッドは、ルネの匂いがしてこの家で一番ルネを近く感じた。
ベッドの中に潜り込んでみると、ルネの匂いがもっと近くに感じられて安心できた。顔から上だけを布団から出し、写真立てを見た。僕とルネと知らない男の人。この男の人は誰だろうか。
この写真の「僕」は少し僕と違う気がしてなんだか不思議だ。そんな事を考えていたら、いつの間にか眠ってしまい、そして目を覚ました時には朝になっていた。
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