第2話
バレンタイン前夜、菜摘からLINEが来た。
「今年菜摘ね、蒼汰にチョコと一緒にペンダントあげようと思うの!どう?💕」
…どう?💕って知らねぇよwww
「いいんじゃない?喜ぶと思うよ」
と、適当な返事を返し、バレンタインなど興味が無い私は眠りにつく。
そして次の日の放課後、女の子たちは「あげるよ。義理チョコだからっ!」
という女の子らしいなんとも可愛い嘘をつきながら男の子に渡すのだ。
しっかり言えばいいのに…とその状況を哀れに思い、耐えられなくなった私は教室を出た。
校外に出ると遠くに菜摘と蒼汰の姿が見えた。蒼汰が紙袋を持っていたため、私はすぐに菜摘が無事に渡せたのだと確信した。
…まぁ、長いから緊張もなにもしないんだろうな
ツナグ~未来へ~ @mirai07
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