応援コメント

第6話『口が滑った』」への応援コメント

  •  ずいぶんと応援コメントを書けずにいてすみませんでした。
     高校生活で色々あって、なんだかんだとやっているうちに、いつの間にか、感想を書けず、時間がたってしまいました。
     なので、しっかりと感想を書かせていただきます。
     
     この第六話が、ここまでのある程度ゆったりとした流れから、大きく変わっていく一歩手前。説明的な流れを変える転換が突発的なものでいて滑らかさがありました。どうしても、その瞬間に引き込まれてしまい、続きが気になってしまう展開ですね。
     それと、『トカゲさん』『ブリティエグさん』の登場の仕方が素晴らしいと思います。トカゲさんは脇役的存在ですが、なぜか好きになってしまうようなキャラです。
     やはり、こういったキャラクターの出てくる作品では、このキャラの出し方が難しいものだと思っています。引き立てすぎてもダメで、登場するのが極端に少ないのでは、存在する意味がありません。登場人物を引き立て、作品の一つの楽しみにもなりますね。
     
     前話の話になりますが、ノーネームさんの人間族郡の定義の仕方がすごく好きです。
     大半の異世界ものでは、人間という設定に、獣人や魔族といった種族がくっついてきている物が多いですよね。そのせいか、他種族に差別的であったり、昔からそれぞれが存在していたはずなのに、自然な関係性のないものになってしまっています。
     しかし、この『英雄は何を求めたか』では、人間というもが、長い時間をかけて定義されてきたかのように感じられ、すごくいいなあと思いました。
     小説を書くう上で、こういった設定を作るのに頭を悩ませるものですが、ノーネームさんのような設定が作れるようになりたいですね。
     この人間族郡の設定は、この作品が後に展開していく中で、ほかの作品にはない個性の一つになりそうでとても楽しみです。

     ずいぶんと時間が空いてしまいましたが、第六話『口が滑った』の感想を書かせていただきました。
     

    作者からの返信

    丁寧な感想をありがとうございます。
    長々と感想返しをしても良いのですが、やはり続きを書く方が貴方の熱意に応えられるように感じますので、そうしようと思います。