2章
プロローグ
第58話 プロローグ
◆
ジャスティスを破壊する者。
クロード・ディエルの名はルード国に響き渡った。
圧倒的強者であったルード国民はその存在の恐怖に怯え、いつ自分の元へ復讐に来るのかという心配をその胸に秘めていた。
それを顕著に表す出来事として、ジャスティスのパイロットが続々と軍を辞職していったことが挙げられる。
クロードの行動は一貫して整っている。
ジャスティスを破壊する。
それを邪魔する者のみ、破壊する。
ならば簡単だ。
ジャスティスに関係することから離れればいい。
そうすれば彼に怯えることなく平和に過ごすことが出来る。
そんな思想はルード国民全体に浸透し、今やジャスティスの廃棄を訴える運動を始める人たちもちらほらと現れて行った。
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