番外編 聖夜 06

    ◆カズマ


「ふふん。あたしにもこういうの似合うっすよね、ふっふーん……ハッ!?」


 カズマは、目の前で髪飾りを付けて嬉しそうに鼻歌を奏でているミューズと眼が合ってしまった。





    ◆ライトウ


「ライトウもここにいたのね」

「むぐっ」


 振り向くと同時に、頬に指を突き刺された。


「あははっ。引っ掛かったわね」


 そこには嬉しそうな表情でアレインが白い歯を見せていた。





    ◆クロード


「……」


 不満そうな表情のコズエがそこにいた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る