旧い仲間

雑居ビルの屋上に、テラントはいた。


本来なら立入禁止のようだが、まあいいだろう。


他にも、同じことをしている者が大勢いる。


みな目的は、『フォンロッド・テスター条約』のための儀式の行列を見学することにあるようだ。


テラントも、双眼鏡を手にしていた。


行列の先頭が、建物の陰から姿を見せる。


条約の盟主となるズターエ王国の旗。


近寄ってくる足音に、テラントは振り返った。


「わざわざすまんな、キュイ」


「いえ、とんでもありません、テラント将軍」


鋭い眼をした虎髭の男が、敬礼する。


「将軍はやめれ」


懐かしいキュイの顔と呼ばれ方に、テラントは笑った。


昔、ラグマ王国の将軍だった時に、部下だった男である。


勇猛であり、戦場ではいつも先鋒を任せていた。


当時は部隊長だったが、現在は副将軍にまで出世したようだ。


「今は、ただの旅人ってとこだからな」


「私にとっては、テラント将軍は、いつ如何なる時でも、将軍であります」


「いや、目立つから……」


「……それでは、私はなんと将軍をお呼びすれば?」


生真面目な口調で聞いてくる。


「テラントでいいさ」


「わかりました、テラント様」


「様もやめれ」


「……では、テラントさん」


「……まあ、いいか」


キュイは、テラントよりも二つほど年下となる。


その真面目な性格を、よくからかったものだ。


お前は顔が幼い。だから敵に舐められる。髭でも伸ばしてみろ。


テラントが冗談半分でそう言ったところ、翌日から髭を剃らなくなった。


今では、この虎髭である。


儀式の参列者は、普通に公表されていた。


新聞にキュイの名前を見つけた時は、驚いたものだ。


連絡は、情報屋につけてもらった。


そういうことを請け負う情報屋もいる。


テラントがいきなり会いにいっても良かったが、国を捨てたと考えている者もいるので、それはやめた。


単に昔話の一つでもするつもりだったが、キュイから手紙が送られてきた。


テラントの都合を、キュイは知っている。


そして、現在のズィニアの情報を持っていた。


この場所と時刻を指定してきたのは、キュイである。


「ドニック王国は、列の最後方です」


キュイが、行列を指差した。

行列の最後尾に翻る、ドニック王国の旗。


テラントは、双眼鏡越しに見遣った。


一人一人確認し、小柄な男の姿に、眼と手を止める。


「どうでしょうか?」


「間違いねえよ……」


ズィニア・スティマが、参列している。


「私も、些か驚いております。テラントさんの奥方の仇の特徴と一致する男を、ある日突然眼にしたのですから」


「平服だな……」


ズィニアだけ、礼服を着ていない。


「正式な参列者ではありません。初日からいたわけではなかったと思います。途中から参列し、また平服でありながら咎められることもない。一体、何者なのでありましょうか?」


「俺の敵だ」


双眼鏡が、みしりと音を立てた。


ズィニアが振り仰ぐ。

眼が合ったような気がして、テラントは双眼鏡から眼を離した。


「……助かったよ。悪かったな、わざわざ儀式を抜け出させて」


「我がラグマ王国からは、三百余の参列者がおります。私一人消えたところで、たいしたことではありますまい」


キュイは、ごく平凡な旅装だった。

ただの旅人にしか見えない。


「それにしても、私にはテラントさんが一騎打ちで敗れたとは信じ難いことですが」


「負けた。完膚なきまでにな」


「しかし、生きておられる。そして、今だ牙を折られていない。ならば、真の敗北ではありません」


「相変わらず堅苦しいな、お前は」


キュイは、平民の出だった。

それを、テラントは側に置いた。


訓練中に、意志の強さと剣の腕を見出したからだ。


キュイは、取り立ててもらったと感じたらしい。


今の自分があるのは、全てテラント将軍のお蔭、そんなことを言われたことがある。


別に、恩に着せるつもりはなかった。


力はある。

テラントが眼にかけなくとも、いずれは上がったはずだ。


少しばかり出世が早まったに過ぎない。


「これから、どうなさるおつもりで?」


「どうにもしない……今はな」


すぐにでも殺したい。

仇を討ちたい。


だが、マリィは望みはしないだろう。

これは、テラントの自己満足。


だからこそ、他の誰も危険な目には遭わせられない。


ズィニアの周囲には、今は無関係な者が大勢いる。


戦えば、必ず一般人にまで犠牲が出る。


テラントの復讐のために、無関係な者が傷付き死ぬ。


それは、マリィが最も嘆き悲しむことだろう。


マリィはもう死んだ。

だがそれでも、マリィが悲しむことだけはしたくない。


復讐だけは、果たさせてもらうが。


「テラントさん。私はこれから、どうすれば?」


「なにもするな。そして、この件については忘れろ」


キュイは、また儀式へと戻らなくてはならない。


それは、ズィニアとの距離が縮まるということだった。


すでにズィニアに、なにかを感づかれている可能性すらある。

これ以上は危険だった。


「しかし……」


「いいんだ。後は、俺一人がやるべきことだ」


「ですが将軍、私は……」


「将軍つったな。じゃあ、従え。なにもするな。忘れてくれ」


「……わかりました」


「もう、戻れ。あまり長い時間離れるのも、まずいだろ」


「はい」


キュイは、来た時と同じように敬礼した。


背を向け、振り返らずに立ち去る。


(ほんと、相変わらずな奴だ……)


復讐のために、家柄も地位も捨てた。


キュイは、そんなテラントについてこようとした。


それを、テラントは許さなかった。


将来がある男だからだ。


ちょっとしたことで恩に感じ、今でも協力してくれる。


そんな男だからこそ、気に入ったのだ。


そんな男だからこそ、これ以上巻き込めない。


テラントは、また双眼鏡を小柄な男に戻した。


ズィニアは、いつまで集団行動を続けるのか。


しばらく、観察をしなくてはならないかもしれない。

ズィニアが、一人になるまで。


それが、復讐を果たすべき時だった。


◇◆◇◆◇◆◇◆


「おうっぐ!?」


いきなり腹に衝撃を受けて、ルーアは眼を見開いた。


ブーツの踵が、腹筋の上にある。

そして、無表情に見下ろすデリフィスの顔。


「……お前な」


「呼んでも、起きないからだ」


足を引っ込める。


「だからって、毎回足蹴にするなよ……」


デリフィスが、ルーアの剣とジャケットを放ってきた。


「急げ」


「……なんで?」


ジャケットを着込むが、暑苦し過ぎる。


前は開けたままにし、袖は捲った。


「説明をしている暇はない」


言って、デリフィスは部屋にいたもう一人と頷き合った。


スキンヘッドに、明らかに特注である服に包まれた巨躯。


ズターエ王国の警官の制服だった。


「魔法は使うな。こっちにも魔法使いがいる。探知されるぞ」


体格に相応しい野太い声で言うと、窓から飛び降りた。

重い音が響く。


「おいおい……」


寝ぼけた脳のまま、呻く。


「説明は後でする。今は、黙ってついて来い」


デリフィスも飛び降りる。


「なんだってんだ……」


仕方なく、ルーアも続いた。


部屋は二階だった。

怪我をする高さではない。


裏庭である。


「こっちだ」


男が、レンガ塀を乗り越える。


状況がよくわからないが、ルーアは従った。


デリフィスが男の指示通り動いているのだ。


男は敵ではなく、言う通りにした方がいい、ということなのだろう。


裏庭の先は、裏通りだった。

他の通りからは人々のざわめきが聞こえるが、姿はない。

失神している二人を除いて。


その二人も、警察の制服を着ていた。


「おい、ダネット」


「安心しろ、デリフィス。後ろからやったからな。俺の顔は見られていない。お前らがやったことにするさ」


男は、ダネットというらしい。

そして、デリフィスと知り合いなのか。


「こっちだ」


先程と同じように言って、ルーアたちを先導する。


「デリフィス……」


「後にしろ」


ダネットは、人がいない道を選んでいるようだった。

寂れたアパートまで案内された。


「お前の家か?」


デリフィスが、ダネットに尋ねる。


「そうだ」


「すまんな」


「いいってことよ」


二階の一室の鍵を、ダネットは開けた。


「ここだ」


中へ入り、手招きする。


デリフィスに続き、ルーアも室内に踏み入った。


殺風景な部屋だった。


生活に最低限必要な物以外は、なにも置いていない。


デリフィスが、壁を叩いた。


「厚いな……」


「薄っぺらい壁の部屋じゃ、安心して眠れねえんだよ。両隣は空き部屋だ」


「そうか」


デリフィスが、肩を震わせた。

笑い出す。


もう堪えられない、我慢の限界だ、というふうに。

床を何度も踏みながら笑う。


「くっ……! はははっ……! ダネット! お前が警官だと!?」


ダネットも、目尻に涙を浮かべて笑っている。


「くはっ! ふはは……! 笑いすぎだ、デリフィス! いくら壁が厚くても、外に聞こえてしまうぞ! 自分でもわかっている! 死ぬほど似合わんとな!」


どうでもいいが、二人とも悪役の笑い方である。


ダネットは制服の上着を脱ぎ捨て、カーテンを隙間なく閉ざした。


「さて、ダネット」


ひとしきり笑い終えたデリフィスが、壁際の床に座り込んだ。

部屋には、椅子もない。


「なんでお前が、警官などやっている? しかもズターエで」


「言ったことなかったか? 俺に流れる血は、四分の一がズターエのもんなんだぜ」


ダネットが腰掛ける。

その重量に、ベッドが不平そうに軋んだ。


「そうだったのか」


「ま、ザッファーに残っても良かったが。ズターエに来たのは、気まぐれだな。警官になったのは、冷やかしのつもりで受けたら、合格したって感じだな」


「相変わらず人生を舐めているな、お前は」


「現王サバラ・ブルエスは、暴君ミド・アラエルから王位を奪ったようなもんだからな。今でも其処此処に反乱の芽がある。警官が不足していたんだろ」


肩身の狭さを感じ、ルーアはなんとなく部屋の角を選んで座り込んだ。


デリフィスが視線を向けてくる。


「そう、拗ねた顔をするな」


「拗ねちゃいねえよ。初めての空気体験を、満喫していただけだ」


「そうだな。状況だけは説明しておくか」


ダネットが、長い間洗濯していなさそうなタオルで、汗を拭いながら言った。


「今日の八時二分、警官が七人殺害された」


反射的に、ルーアは壁掛け時計に眼をやった。


時刻は九時半に差し掛かろうとしている。


「容疑者として上げられたのは、シーパル・ヨゥロ、ユファレート・パーター、ティア・オースター」


「はぁ?」


素っ頓狂な声が出てしまう。


「ンなアホな。あいつらがそんなことするわけない」


もう、それなりの付き合いとなる。


全てを知り尽くしているなどとは言えないが、それくらいは断言していい。


「でだな、命令が入った。デリフィス・デュラム、テラント・エセンツ、ルーアという者たちを、重要参考人として引っ張ってこいとな」


「おぅい……」


「驚いたぜ。まさか、デリフィス団長殿の名前を、こんな形で聞くことになろうとはな」


「団長……?」


デリフィスを見ると、彼はニヒルに笑っていた。


「ああ、サーカス団」


「傭兵団だ」


冗談が通じない男である。


「俺は昔、傭兵団を率いていた。ダネットはその時の部下だ」


「懐かしいなぁ……」


ダネットが、遠い眼をする。

部下だと言ったが、デリフィスよりは少し年上だろう。


「ダネットは毎日酔って暴れて、止めに来た警官を殴り倒すような奴だった。それが……ククッ……、今は警官か」


「話を戻すぜ、デリフィス団長殿。命令は、すぐに上書きされた。三名を、重要参考人ではなく、被疑者として逮捕しろってな」


「……なんだと?」


ルーアは、もう一度時計を見た。

まだ、事件発生から一時間三十分しか経過していない。


ダネットが頷いた。


「ああ、そうだ。あまりにも矢継ぎ早過ぎる。おまけに、殺害された警官の身元は公表されないときた」


「警官じゃないからだろうよ。少なくとも、まともな警官じゃない……」


まともな警官ならば、ティアたちが危害を加えるわけがない。


「ま、裏があるのは間違いないと思ってな。デリフィス団長殿のことは、よく知っているし。昔の知り合いが無実の罪で捕まるのも、なんか気持ち悪い」


「そうか、俺のことを信用してくれたか」


デリフィスが、鷹揚に頷く。


「いや、お前なら警官殺しくらいやり兼ねんが」


「……」


「だとしたら、とっくに逃亡しているだろうからな」


ダネットが、眼つきを鋭くした。


「念のため、聞く。デリフィス、お前たちじゃないよな?」


「ああ、違う」


「見当たらなかった、テラントって奴の可能性は?」


「ないな」


「犯人だとされている、三人は?」


「ない」


「……そうか」


迷いなく断言していくデリフィスに、ダネットはにやりとした。


「なら、いい。しばらく匿ってやるよ」


「いいや……」


「ん?」


「あまり長居はできないな。他の連中と合流しないといけない」


「どこにいるかわかるか?」


「わからん」


「地図を」


ルーアは口を挟んだ。


「地図を見たい。持ってないかな?」


「あることはある」


ダネットが、引き出しを開き、何度も折り畳まれた紙を取り出した。

床に拡げる。


ルーアが寝転がることができるほどのサイズ。


この一帯、広域を詳細に記した地図だった。


「こんなんでいいか?」


「ああ、助かる」


地図に眼をやる。

赤い線が、弧を描くように引かれていた。


「これは?」


「『フォンロッド・テスター条約』の、儀式の行列が通るルート。俺な、その警護に当たる予定だったんだ」


「ああ、なるほど……」


自分たちが宿泊していた宿を捜す。


地図が広すぎて、なかなか見つけられない。


「デリフィス。テラント、どうしていると思う?」


「情報収集」


「だよなぁ……」


ズィニア・スティマの居場所を求めて、情報屋と接触している可能性が、最も高い。


この街に、情報の売買を生業にしている者が、果たして何人いるのか。


一国の首都である。

テラントを捜し出すのは、骨が折れそうだ。


「オースターたちは、どうしてると思う?」


「それは……逃亡か潜伏だろう」


ティアたちなら、どこへ逃げるか、どこへ隠れるか。


「わかんねえな……」


「ああ、ちなみに」


ダネットが、脱ぎ捨てた上着のポケットから、紙を取り出した。


「ここが、警官殺しの事件の発生現場な。ここが、お前らのお仲間が、一時潜伏していたと推測されている場所。閉店した喫茶店だな」


捜査資料なのだろう。


それと地図を見比べながら、印を付けていく。


「あとここが、お前らの仲間らしき奴らが目撃された場所な。四人だったらしいが……」


四人。


「それだ!」


デリフィスと同時に、声を出していた。


四人だと、数が一人合わない。

サン・オースターだろう。


今朝も、宿に戻ってきたティアと一緒だった。


(あいつらなら……)


サンを、家まで送るかもしれない。

家に匿ってもらっているかもしれない。


別行動をしているとしても、サンの家に行けば、彼と会える可能性が高い。


いなくても、家を物色させてもらえれば、サンが立ち寄りそうな場所はわかる。


サンと会えれば、ティアたちの居場所について聞き出せる。


事態の進展を期待できる。


「ダネット」


デリフィスが、地図から顔を上げた。


「サン・オースターという男の、家を知りたい」


「……そりゃ調べてやらんこともないが、何日かかるかわからんぞ。アスハレムに何人住んでると思ってんだ」


ルーアは、ようやく宿泊していた宿を見つけた。


「これ、書いても?」


「ああ、いいぜ」


ダネットが放るペンを受け取って、ルーアは宿のある位置に印を付けた。


(思い出せ……)


昨日の夕方、ティアとサンは宿を出て、どちらへと向かったか。


たしか、通りを左へと向かったような気がする。


「デリフィス。オースターとサン、昨日、宿を出てどっちに行ったか覚えているか?」


デリフィスが、瞑目する。


「……おそらく、左」


「おしっ!」


記憶が一致した。

信用していい。


ルーアは、宿からティアたちが向かったと思われる方向に、一気に線を引いた。


そして、事件発生現場、ティアたちの潜伏していたという喫茶店、目撃情報があった場所へと眼を移す。


三点を結ぶと、ほぼ直線となった。


上に線を伸ばす。

『フォンロッド・テスター条約』の、儀式の行列が通るルートとぶつかった。


「四人……一人は地元の人間で、三人はよそ者だ……」


「……街の案内。観光……」


ルーアの思考をなぞり導くように、デリフィスが呟く。


お蔭で、ルーアの考えもまとまりやすい。


「行列を見に行っても、まったくおかしくないよな? むしろ自然だ」


二十一年ぶりの儀式となる。

その見学のために、今アスハレムには多くの観光客が集まっているのだ。


指で、線をなぞっていく。


「儀式の行列を見学。少し移動して、事件に巻き込まれた。逃亡、潜伏。目的地を決めて、再度移動。途中で、目撃された……」


呟きながら、今度は線を下に伸ばす。

宿から伸ばした線と交差する。

そこを中心に、ルーアは適当に円を描いた。


一つの地区が、すっぽりと収まる。


「東ダンブル地区だ」


ダネットが、教えてくれる。


「地区がわかるなら、おまけにフルネームがわかっているなら、調べるのに一時間とかからんな」


「ダネット、頼まれてくれるか?」


「任せろ、デリフィス。見つからなかった時は、その周辺地区も調べる、でいいよな?」


「ああ」


「よし」


ダネットの行動は早かった。

合鍵を渡し、さっさと出掛ける。


「さすが、元バーダの隊員だな」


デリフィスが言った。


「まあ、あくまでも可能性があるってだけだがな」


バーダは、ルーアが以前所属していたリーザイ王国の特殊部隊である。


半軍隊半警察のような組織だった。


犯人の潜伏場所の割り出しなどは、しょっちゅう行ったものだ。


だが、今回は警察組織が相手である。


すでに、ティアたちの居場所を突き止められている可能性がある。


ティアたちと共に行動しているのが、サンだと知られていないことを祈るしかない。


もう一つ、ルーアには気になることがあった。


儀式の行列には、ハウザードがいるはず。


ユファレートは、目撃してしまわなかったか。


ハウザードは、『コミュニティ』の人間。


事件というのは、あの組織が関わっていないか。


また、面倒なことになる。

静かになった室内で、ルーアはそれを予感した。

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