これは、パーフェクトですね。完全、完璧、最高、十全、至高、究極、どんな言葉を並べ立てても足りない。いい。いいよお。 うおおおおおお おおおお……おおおお……(号泣)(崩落) すいません。取り乱しました。 まあ、読んでくださいねと言うよりほかにはないが、 ヒトメボレLOVER、あるいは「退屈」の後日談であり、そして、「消失」の後日談でも、ある。 ラストの台詞がもう俺にはドンピシャ中のドンピシャすぎて、叫ぶしかできなくなった。 ああ、読み終わりたくなかったなあ。読み終わって良かったなあ。
よく整理されたシナリオはもちろんのこと、この作品の素晴らしい点は、これまでキョンに見えていなかったストーリーが作中の表現でふんだんに示されていたことです。 いつも頼もしくキョンの役目をサポートするSOS団メンバーの思考、感情とそこに起こる葛藤、人生、それらへの覗き窓を見事に作り出しています。